OGK(オージーケー) 初代タマン 10号-4.8m SDT1048
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 15 タマンモンスター 6000
OWNER(オーナー) シングルフック OH ワイルドタマン 18号 13181
ハマフエフキとは?
ハマフエフキダイとはタマンのこと!
ハマフエフキダイとはどんな魚なのでしょうか?あまりなじみのない魚ですね。しかし、タマンと聞いたら少しは聞いたことがある人はいるのではないでしょうか?沖縄ではタマンと呼ばれていて、沖縄でよく釣られている魚ですね。
大きさは?
このハマフエフキダイは、大きくなるもので、90cmにもなります。重さは10kgを超えてきたりととても大きなサイズになります。引きもかなり強く、ゲーム性も高いので、釣り人の中ではとても人気の魚となっています。ルアー、エサどちらを使っても釣れるので人気の魚ですね。
ハマフエフキの生態系は?
生態系
さて、生態系はどのようになっているのでしょうか?釣りをする上でこの生態系を知っているこということはとても大切なことです。小さい頃は、群れを作って小魚を追って捕食していますが、大型のものになると群れは作らず、単独で行動することが多くなります。そして、夜行性の魚なので、釣りは、夕マズメ~夜釣りといった感じの時間帯で釣りをすることが多いですね。えさは基本的に小魚~甲殻類まで何でも食べるといった感じになります。
面白い生態径系
実はこのハマフエフキには面白い生態系があります。だいたい3歳~4歳ころに成熟し、産卵を行います。しかし、雌性先熟という生態を持っていて、産卵をした後はオスへと性転換をします。また、寿命は20年くらいといわれています。ということは、20年物などの大きいものはだいたいがオスだということになりますね。この雌性先熟という生態はほかの魚でも見られますが、珍しい面白い生態ですね。
ハマフエフキの特徴は?
見た目の特徴は
見た目の特徴は、なんといっても口がとがっているところですね。フエフキダイの名前の由来は、口がとがっていて、笛を吹いているように見えるというところからきています。タイと同じで体高がしっかりとあり、体の幅は薄いといった形をしています。フエフキダイ系はたくさんの種類がいますので、その中でもきれいな青色をしていて、そこに黄色の筋が入る感じです。とてもきれいな色をした魚です。やはり熱帯に居る魚といった色をしています。
ハマフエフキの釣れるポイントは?
磯での釣り
基本的にハマフエフキダイは、貝類や甲殻類などの海底に居る生物から小魚まで何でも食べますので、干潮の時に水深がなくなってしまうような浅瀬の磯にいることが多いです。なので、まずは磯場からハマフエフキダイを狙ってみるといいかもしれません。磯は足場が悪いので、ちゃんと装備をしてから磯に向かいましょう。装備がない人は磯でなくても釣れるので、そちらに行くといいかもしれません。
磯以外の釣り場
このハマフエフキはなんでも食べるので、ハマフエフキダイのエサが豊富にありそうなところに釣りに出かけましょう。一般的に磯がいろいろなエサとなる生物が多くいるとされていますが、磯以外でもエサとなる生物がいるところならハマフエフキダイの魚影はあります。例えば、サンゴ礁の間とかでも大丈夫そうですね。ここならサーフから十分狙えます。また、防波堤など、漁港でもベイトがたくさんいれば十分に釣れます。ここといったポイントはないので、いろいろなところを広範囲に探ってみるといいでしょう。
ハマフエフキが釣れるのは何県?
一番釣れる県は?
やはり一番ハマフエフキがつれる県といったら沖縄でしょう。沖縄ではハマフエフキ釣りが盛んにおこなわれています。ハマフエフキ専用のタックルが発売されているくらいです。よくタマン用の竿とか、針とかは沖縄の釣り具店で見かけますね。やはりそれだけメジャーな釣りとなっているのでしょう。専用の仕掛けでないと歯が鋭くラインブレイクしたりとあげれないことが多くなるので、基本的には専用の仕掛けを使って釣ることが多いです。
沖縄以外で釣れる県は?
沖縄以外で釣れる場所は、千葉県以南の太平洋側であれば釣れるといわれています。なのて、関東、関西にお住いの方でも釣れる可能性は十分にあるということです。しかし、なかなか釣れないので、沖縄以外で釣るのは少し難しいかもしれませんね。
ハマフエフキが釣れる時期は?
この時期が釣りやすい
それでは、ハマフエフキを釣りに出かける時期はいつがいいのでしょうか?実はハマフエフキは年中いつでも釣ることができます。いつでも狙うことができますが、一番良い時期は、産卵の時期に備えて、たくさんえさを追うようになる8月くらいがちょうどいいといわれています。ちなみに産卵の時期は、2月~11月の間という長い期間いつでも産卵をすることになります。春先~晩秋にかけての産卵はとても珍しい魚の種類、生態となりますね。
ハマフエフキの釣り方(ルアー編)
ルアー
アングラーの中でも人気のハマフエフキですが、いろいろな釣り方で狙うことができます。一番手軽にハマフエフキを狙いに行けるのがルアーでの釣りです。ルアーを使った釣りの長所は手返しがよく、広範囲を幅広く誘えるというところにあります。タックル自体は、そこまでヘビータックルを使うこともないので気軽に始められるのではないでしょうか?
ロッド
OGK(オージーケー) 初代タマン 10号-4.8m SDT1048
簡単に始められるといいましたが、あまりにもライトなタックルでは絶対に取れないので、少し強めのロッドが必要となります。重すぎてもいけないので、チョイスが少し難しいですが、ショアジギング用のロッドだったり、シイラ用のロッドを用意すればちょうどよいでしょう。ショアジギング用のロッドが一番使いやすい長さではないかと思います。
リール
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 15 タマンモンスター 6000
専用のリールはありませんので、こちらはいろいろ代用していく必要があります。ベイトリールのほうが巻き取りパワーが強いのでよいかと思いますが、ルアーを投げる時の飛距離を考えると3000番~4000番クラスのスピニングリールを使うのがちょうどよいかと思います。ショアジギング用のタックルが1セットあるとすぐにハマフエフキダイを釣りに行けると思います。
ライン
OWNER(オーナー) シングルフック OH ワイルドタマン 18号 13181
ルアーで狙うときのラインの太さは少し太めのPEラインを巻いておくといいでしょう。だいたい1.5号~2号くらいのラインを100m~150mくらい巻いておくのをおすすめします。リーダーは、歯が鋭いので、20ポンド~30ポンドくらいのリーダーを使いましょう。もっと大きいものを狙うときは、もっと太い仕掛けを使うように心がけましょう。1ランク上くらいのものを使っておくとよいです。
ハマフエフキの釣り方(投げ釣り編)
投げ釣り(天秤仕掛け)
投げ釣りは、磯場であったり、堤防、サーフどこでもできますね。エサはタコ、イカ、サバの切り身などがベストですが、その場で調達することもできます。トコブシやウニなどでも大丈夫です。もしくはその場で釣れたアジなどの小魚を使ってもよいでしょう。さて、投げ釣りの仕掛けの中では、一番メジャーなのがこの天秤仕掛けです。天秤おもりを使用して使います。おもりはだいたい20号~30号くらいのを水深に合わせて使うとよいでしょう。ロッドは専用のハマフエフキダイ専用のロッドを使いましょう。大きめのものがかかることも想定して少しパワーのあるものを選択するとよいでしょう。
投げ釣り(捨ておもり仕掛け)
次に紹介するのが、投げ釣りの仕掛けの中も根がかりが多いポイントでの使用を目的とした仕掛けになります。根がかりの多い磯場などでハマフエフキダイを狙うときに有効になりますね。また、針も2つ針、3つ針といろいろと針のサイズも変えながら釣りをすることができるので、幅広く狙うことができます。ただ、根がかりが多くおもりは根がかるものと考えておいたほうがいいでしょう。予備を少し多めに持っていくといいと思います。タックルは先ほど紹介した投げ釣りのタックルを使用すればよいでしょう。
投げ釣りで飛距離が出ないときは
投げ釣りでどうしても飛距離が出ずに困ったことはありませんか?そんな時は、沖縄伝統の釣り方の風船釣りをしてみてはいかかでしょうか?風船釣りとは、仕掛けの途中に風船を結び付けて、あとは海流に乗せて遠くまでえさを運んでいくという釣り方です。これで飛距離は永遠に伸びていきますので、投げ釣りで飛距離が出なくて困っている人は一度この釣り方を試してみるといいかもせ入れませんね。仕掛けの途中に風船を結ぶだけなので、簡単にできますのもいいですね。
ハマフエフキを狙っていると釣れる魚
GTが釣れることも
ハマフエフキダイを沖縄などで、ルアーや投げ釣りで狙っていると外道として予想外のものが釣れることがあります。特にうれしい外道が釣れますので、そちらの引きにも耐えられるような仕掛けで臨むようにしましょう。GTは狙って釣りに行くと意外と釣れない魚ですが、意外とハマフエフキダイを狙って釣りに行くとなぜか簡単に釣れてしまうということがあります。不思議なことが起こるものですね。ほとんど同じような生態をしていることもあり、釣り方も同じような釣り方なので間違って釣れてしまうときもありますね。
ハマフエフキが釣れたら?
内臓を取り出しておく
ハマフエフキダイの釣り方がわかりましたね。釣り方は投げ釣りでもルアーを使っての釣りでもいいですが、ハマフエフキダイをおいしく食べるために現場でとりあえずやっておいたほうがいいことがあります。それは、まずは内臓をすぐに出しておくこと。内臓はなるべく早く出しておきましょう。タイ系の魚の内臓はとても臭いのでその場で出してしまうといいですね。また、内臓の中にアニサキスが居たりもするので、先に出しておくことで、身へアニサキスが移っていくことも減るでしょう
血抜きも同時にしてしまおう
もう一つは、血抜きをすることです。ハマフエフキは白身の魚なので、血抜きをしているときれいな白身が残りますが、血抜きをしていないと身全体に血が回ってしまい少し血臭くなってしまいます。そこで、釣れた魚は内臓と血抜きをして持ち帰るようにするといいでしょう。
ハマフエフキの味は?
どんな味なの?
ハマフエフキはどんな味なのでしょうか?実はタイの仲間なので、白身の魚です。だから、たんぱくな味をしています。やはり、タイと同じような味となっています。だたし、藻を食べている個体もいるそうです。それを食べようとすると味は、青臭い味になってしまい、臭くて食べれない味に変化してしまうときがあるそうなので気を付けてさばいてくださいね。特に内臓を取り出すときに内臓を傷つけてしまうとその匂いが移ってしまうようなので、内臓を傷つけないように慎重にしましょう。
ハマフエフキの食べ方
刺身でそのまま
たんぱくな白身の魚なので、一度刺身にして食べてみてください。くせのない味で美味ですよ。ただし気を付けなければいけないのが寄生虫ですね。寄生虫が結構いるので生で食べる時は気を付けて食べてくださいね。しかし、ほんとに美味なので一度試してほしいです。
塩焼きで
こちらもオーソドックス食べ方となりますが、やはり魚は刺身か塩焼きが一番美味しいと思います。おすすめの食べ方は、半身を刺身にして、半身を塩焼きで食べることです。これで両方の食べ方で味比べすることができるので、ぜひ試してみてほしい食べ方です。
ハマフエフキの料理は?
アクアパッツァ
沖縄の魚は沖縄の食べ方で食べてみるのもいいでしょう。アクアパッツァという料理は、もともと魚を水と塩だけで煮るという料理の仕方です。十分魚の出汁だけで十分に味がでているので、とてもおいしい料理の仕方ですね。最近はアクアパッツァ用の調味料も売っているので、それを使って煮てみるのもいいですね。とってもおいしいと思いますよ。
カルパッチョ
次は、ハマフエフキの刺身を使った料理です。刺身が余ったときとかに簡単に料理することができますので、これもおすすめです。ちょっとおしゃれな感じの料理になりますね。漁師の料理とは少し違った今どきの料理といった感じです。料理の方法も簡単です。刺身にオリーブオイルとレモン塩コショウをかけるだけで料理完成となります。お好みで野菜や、ハーブと一緒にして食べてみてくださいね。ちょっとおしゃれな料理の紹介でした。
ハマフエフキの旬は?
3月~8月の間旬の時期
おいしくハマフエフキを食べるには旬の時期を逃さないように釣りに行きたいですね。一応3月から基本的にはつれ始めますが、旬の時期はなんといっても初夏が一番の旬の時期ですね。だいたい5月から6月くらいの時期に一番えさを食べるようになるので、あぶらがしっかりと乗っていて旬となります。
根魚を狙うときに一緒に狙ってみよう
青物とかは、冬があぶらが乗っていて旬ですが、この魚は初夏から晩夏にかけての時期が一番の旬の時期となりますね。旬の時期から考えると根魚に近い生態をしているのかなという感じです。海釣りでよく釣れるベラとも同じような生態を持っていますので、夏に釣りに行くのがいいと思います。沖縄では、もっと早くからつれ始めるため旬の時期も早まります。暖かい時期も長いので、それに合わせて旬の時期も長くなるといわれています。
まとめ
ここまでハマフエフキの釣り方を紹介してきました。ルアー釣りでのターゲットにもなるし投げ釣りでのターゲットとなるハマフエフキはどうでしたか?旬の時期が夏なのは釣りに行きやすくていいですね。食べ方もいろいろな食べ方で食べてみるといいと思います。今回紹介した食べ方は、ほんの一部の食べ方なので、自分で新たな食べ方を探してみるのもよいですね。ルアー釣りのアングラーでもサーフから投げ釣りでのアングラーでも自分が持っている最強のタックルをもって挑んでみましょう。たまにルアーでサメや、GTが釣れることがあるので、それもうれしい誤算ですね。どちらがつれてもいいように準備だけはしっかりとしていきましょう