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大菩薩嶺の天気と気温情報!おすすめのルートを難易度別に紹介!気になる服装は?

大菩薩嶺は日本百名山に入る有名な山で、天気の良い日には富士山や南アルプスの絶景を楽しむことができます。 大菩薩嶺はアクセスしやすく初心者から上級者まで誰でも楽しめる山なのでぜひ登って見てください。 では、大菩薩嶺の天気、ルート、おすすめの服装を紹介します。
2020年8月27日
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大菩薩嶺とは

大菩薩嶺は山梨県の秩父エリアにある標高2,057mの山です。日本百名山の一つでもあり、初心者からベテラン、老若男女問わずたくさんの登山者が訪れている山です。道路も整備されているため、日帰りでの登山も可能。富士山や南アルプス、乗鞍岳、八ヶ岳、奥秩父の山々の広大な景色、上日川ダム(大菩薩湖)も見渡せます。また都心からもアクセスしやすいです。
 

大菩薩嶺 冬の天気・気温

冬シーズンは、1〜3、12月です。1月上旬から3月下旬にかけて積雪も見られます。気温も平均気温が氷点下となるため、登山には不向きな気候である。積雪や気温が低いため低体温症に注意しましょう。また、遭難の恐れもあるので無理は禁物です。

大菩薩嶺 春の天気・気温

春季シーズンは、4.5月です。春は新緑を楽しむことができます。最高気温:10〜15度、平均気温:5度前後、最低気温:4月は氷点下・5月は3.2度となっており、日照時は登山に向いている気候です。春は天気が不安定なので急な雨に注意。雨天時は気温も低いので体が冷えないように対策をしましょう。

大菩薩嶺 夏の天気・気温

夏季シーズンは、6〜9月です。夏の登山はお花を楽しむことができます。最高気温:20度前後、平均気温:15度前後、最低気温:10度前後となっており、気温気候ともによく一番登山に向いている時期です。夏季シーズンは他の季節に比べ天気も安定しています。

大菩薩嶺 秋の天気・気温

秋季シーズンは、10・11月です。秋は、紅葉を楽しめます。
10月 最高気温:12.3度、平均気温:6.4度、最低気温:1.9度
11月 最高気温:6.8度、平均気温:0.4度、最低気温:-4.6度
となっており、10月と11月では気温の差が大きいです。また秋季シーズンと同様秋季シーズンも天気が不安定のため、急な天気の変化に注意しましょう。
 

山の天気は不安定なため、登山に行く前はしっかりと天気予報をチェックしましょう。
また、山の気温は地上より10度程低くなっています。

登山時の服装は?


登山時をするときは、季節に適した服を装着しよう。今から季節ごとに適した服装を紹介します。

夏の服装

夏は気温が高く日中は暑いので軽装がおすすめです。しかし日焼けや害虫対策、怪我防止のためにも、薄手の長袖長ズボンがおすすめです。または、半袖半ズボンの下に10部丈のインナーを着用。速乾性のあるインナがおすすめです。汗もかくので着替えを持参したほうが良い。
 

春・秋の服装

春・秋は気温が下がるので保温機能があるインナーを着ることがおすすめです。山頂では、さらに気温が下がるので体温調節ができるように重ね着することをおすすめします。また春夏は天気が安定しないため、急な天気の変化にも備えましょう。
 

冬の服装

冬はとにかく寒いので、重ね着をしましょう。インナーは速乾性のあるものをおすすめします。汗をかいた状態で冷えると体の冷えにつながるので大変危険です。その上には温かく軽い素材の服が良い。アウターには、雨や風の防げる防水性機能を持つものがおすすめです。また、パンツに関しても速乾性のある厚手のインナーと防水効果の高いパンツが良い。冬になると積雪が融け水になるので、防水効果が高いものを着るというのがポイント。靴やソックスもゴアテックス素材という防水性と速乾性に優れた素材のものがおすすめです。帽子や手袋、耳、首を冷やさないためのアイテムも必須。

雨天時の服装

大菩薩嶺に限らず山では、急な天気の変化もあるので必ずレインウェアを持参しましょう。レインウェアは雨だけでなく風が出ている時の防風にも役立ちます。

バッグ

大菩薩嶺を登るときはバックパックにしよう。着替え、地図、食料、飲料などを入れるので大きめのバックパックがおすすめです。機能性の優れているバックパックも販売されているので、店員さんに聞いてみると良い。

足元


足元はスニーカーではなく、登山用の靴を用意しましょう。山道は滑りやすい部分やでこぼこした道もあるのでスニーカーでは危険です。またスニーカーより登山靴の方が足への負担も軽減されるので登山靴を履いていくことをおすすめします。少し値は張りますが、自分の足に合った登山靴を用意しましょう。わからないときは、店員さんに聞いて見てください。

 

大菩薩嶺おすすめルート1

●大菩薩峠コース 難易度★
登山口になる上日川峠から入山→唐松尾根分岐(山小屋福ちゃん荘があります)→大菩薩峠
 
登山初心者やのんびり歩きたい人向けのコースです。下山をする際は登ってきたルートをそのまま戻ります。登山口に地図や案内もあるので確認してから行くと良い。
 

大菩薩嶺おすすめルート2

●石丸峠コース 難易度★★
上日川峠から入山→石丸峠(笹原が広がっている)→大菩薩峠→唐松尾根分岐→上日川峠

このコースは山歩きを始めている登山者向けです。


 

大菩薩嶺おすすめルート3

●大菩薩嶺・丸川峠コース 難易度★★★
上日川峠から入山→唐松尾根分岐→雷岩(雷岩からの景色はすごく綺麗です天気が良ければご飯休憩のポイントとしてもおすすめです。)→大菩薩嶺→丸川峠(丸川峠には丸川荘があるので休憩ポイントに良い。丸川峠から次のポイント丸川峠分岐までは急坂になるので気をつけましょう。)→丸川峠分岐(丸川峠分岐にも駐車場あり)
また冬季は丸川峠分岐から上日川峠まで通行止になるので丸川峠分岐登山口からのスタートとなります。
 
このコースは山歩きに慣れている登山者向けのコースです。

大菩薩嶺おすすめルート4

●唐松尾根・大菩薩嶺・大菩薩峠コース 難易度★★★★
上日川峠から入山→唐松尾根分岐(福ちゃん荘があるので1度休憩を取るのがおすすめ)→雷岩→大菩薩嶺往復(旧大菩薩峠では冬季に風雪が強く遭難者もでるポイントでもあるので冬季は注意。)→大菩薩峠→唐松尾根分岐→上日川峠

このコースは上級者向けのコースです。登山をする前に地図を見て危険ポイントをおさえて行きましょう。

 

大菩薩嶺へのアクセス方法

大菩薩嶺公共交通機関でのアクセス

電車での最寄駅は、JR甲斐大和駅と塩山駅になります。各駅からバスまたはタクシーが登山口まで出ています。
・甲斐大和駅→上日川峠登山口(乗車時間約40分)
・塩山駅→大菩薩嶺峠登山口(乗車時間約25分)
初心者の方は、甲斐大和駅→上日川峠登山口がお勧めです。また。公共交通機関は、ハイシーズンの土日などは混雑しているので注意してください。バスの最終便も早いので、乗り遅れの内容にスケジュールを組みましょう。

大菩薩嶺くるまでのアクセス


中央道勝沼ICから40分〜1時間程度
上日川峠付近に無料駐車場あり(125台)
 
※夏場などハイシーズンには、早朝に駐車場が満車となるので注意。大菩薩嶺塩山停車場線と県道上日川嵯峨塩線は、12月中旬ごろから4月中旬ごろまで積雪のため閉鎖されています。
 
大菩薩嶺登山口にはロッジ長浜衛から入山できる。

大菩薩嶺登山口周辺情報

大菩薩嶺登山口周辺にはトイレ、駐車場あり。また大菩薩嶺周辺には山小屋もあるので入山する前にチェックしましょう。
山小屋は、勝緑荘、富士見山荘、福ちゃん荘、介山荘、丸川荘、ロッジ長兵衛があります。
ロッジ長兵衛には、売店、食事処、宿泊も可能です。また、ロッジ長兵衛から上日川登山口にも通じています。登山前後に立ち寄り休憩するのもいいですね。
 

登山時の注意点

・秋から冬にかけては、日没が早いので早めに下山もしましょう。下山が遅れた時のためにもヘッドランプやライトも持参することをおすすめします。
・大菩薩嶺では急な天気の変化があることも頭に入れて、悪天候時に備えましょう。
・大菩薩嶺では熊が出没する危険性もあるので、鈴も持っていきましょう。
・登山準備はしっかりすること。登山靴、雨具、防寒着、着替え、食料、水、帽子、リュックサック等。
・大菩薩嶺ではコースがたくさんあるので地図も持参しましょう。また山では方角がわからなくなると遭難にもつながるのでコンパスも持参した方が良い。
・もしもの時のために登山届けや保険も忘れずに。

最後に

大菩薩嶺は、広大な自然の景色、季節によりお花や構想が楽しめます。また初心者から上級者まで楽しめる山なので、休日の息抜きや自然とのふれあい、運動不足の解消などにもぴったりだと思います。


登山後には、日帰り温泉もあるので疲れを癒しに行くのも良いですね。日帰り温泉は、上日川峠から甲斐大和駅までバスで帰る途中にあります。
 

食事処もあるようです。温泉に入って、食事をして少しゆっくりしてから帰るのもいいですね。ぜひ疲れを癒しに立ち寄ってみてください。


大菩薩嶺はアクセスしやすく、誰でも楽しめる山になっているのでぜひ休日には登山に挑戦してみましょう。