シマノ リールメンテスプレー オイル&グリス SP-003H
【シマノ純正】 NEWパッケージ!スピニングリール ドラググリス ACE-0 - DG01 - ※送料無料
【ダイワ純正】 スピニングリール ATDワッシャー 10-20 フィネス
ダイワ SLPワークス メンテナンスグリス104 SLP WORKS MAINTENANCE GREASE 104 [ リール メンテナンス 用品 ]
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ) ベアリング&パーツクリーナー 480ml
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ) SHG-740ZZ 内径4mm×外径7mm×厚さ2.5mm シールド *
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ) P-WA 内径7mm×外径10mm×厚み0.03mm ステンレス製 調整ワッシャー(シム) 2枚組 【各種ギア等】
【HEDGEHOG STUDIO/ヘッジホッグスタジオ】スプールベアリングリムーバー Type:R
はじめに
メーカーでは1年に1回の頻度で、オーバーホールに出すことを推奨しているリールですが、いざリールオーバーホールに出そうとすると、価格やオーバーホール期間、次の釣行予定等を考えると、なかなか出しにくいと言う方が多いのではないかと思います。そこで自分でリールのオーバーホールができれば、そんな事に悩まずにすむと考えた貴方に、リールオーバーホールのやり方や必要な道具と方法をご紹介いたします。※ご自分で、分解・オーバーホールすると、メーカー保証が受けられなくなるので、自己責任にてお願い致します。
日頃のメンテナンスが大切
メンテナンスの目的と頻度
スピニングリールの場合、ラインローラー・スプール・ドラグ・ハンドルノブ、ベイトリールの場合、スプール・ハンドルノブ・レベルワインド等、頻度は毎釣行後に行う、主にリール外側の部品の性能維持を目的としたメンテナンス。海での使用や雨の日の釣行後は、出来る限り早めにメンテナンスを行いましよう。
リールオーバーホールとメンテナンスに必要な道具1
シマノ リールメンテスプレー オイル&グリス SP-003H
シマノのスプレータイプのオイルとグリスの2本セットです。ダイワのリールに使用しても問題はありません。※このグリスはドラグには使えません。
リールオーバーホールとメンテナンスに必要な道具2
【シマノ純正】 NEWパッケージ!スピニングリール ドラググリス ACE-0 - DG01 - ※送料無料
シマノの純正グリスです。ドラグとベールの修道部以外の部品には使用しないでください。また、レバードラグやダイワのATDのリールには使わないでください。※ATDは特殊グリスを使用しています。
リールオーバーホールとメンテナンスに必要な道具3
【ダイワ純正】 スピニングリール ATDワッシャー 10-20 フィネス
ダイワのATDのドラグは、ワッシャーに特殊グリスを塗ったものを販売しています。グリスのみの販売はしておりませんので、ドラグワッシャーごと交換します。ワッシャーはリールのサイズに合ったものを購入してください。
リールオーバーホールとメンテナンスに必要な道具4
ダイワ SLPワークス メンテナンスグリス104 SLP WORKS MAINTENANCE GREASE 104 [ リール メンテナンス 用品 ]
ダイワのリールに使うならこのグリス。軟らかく感じますが耐久性に優れたグリスです。
リールオーバーホールとメンテナンスに必要な道具5
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ) ベアリング&パーツクリーナー 480ml
各パーツの汚れや汚れた油分落としにパーツクリナーが必要です。パーツクリーナーによって、プラスティクやゴム、塗装面に使えないものがあるので注意しましょう。リールには樹脂や塗装されたパーツが使用されているので、リール専用のものをおすすめします。
リールオーバーホールとメンテナンスに必要な道具6
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ) SHG-740ZZ 内径4mm×外径7mm×厚さ2.5mm シールド *
ボールベアリング
交換時に必要なベアリングです。各パーツ毎にセットでも購入出来ますし、バラでの購入もできます。ベアリングの仕様やサイズについては、ヘッジホッグスタジオやSLP-WORKS(ダイワ)ホームページで確認することができます。
リールオーバーホールとメンテナンスに必要な道具7
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ) P-WA 内径7mm×外径10mm×厚み0.03mm ステンレス製 調整ワッシャー(シム) 2枚組 【各種ギア等】
各パーツにガタつきがでてきたら、クリアランスを調整するためのワッシャー(シム)が必要です。サイズは、メーカーと機種毎にヘッジホッグスタジオのホームページから確認することができます。
リールオーバーホールとメンテナンスに必要な道具8
工具
【HEDGEHOG STUDIO/ヘッジホッグスタジオ】スプールベアリングリムーバー Type:R
スプールベアリングリムーバーです。スプールシャフトに直接ベアリングが付いたタイプのベイトリールのベアリングを外す時に必要な道具です。その他の工具についても、機種により、使用しているものが違ったりしますが、サイズに合ったものをご使用ください。また、工具の他、小さな部品を無くさないよう部品皿や、各部品を清掃するために綿棒、キッチンペーパー等を準備するとよいでしょう。
スピニングリールのメンテナンス方法
ラインローラー
ラインローラーは非常に重要な部品です。ラインローラーが回らないと、糸がよれてトラブルになったり、魚が掛かった際、摩擦が生じてラインブレイクしてしまいます。見た目では、回っているのか分かり難いので、マジックで印をつけて、一度自分の使っているリールのラインローラーが回っているのかを、確かめることをおすすめします。
ラインローラーのメンテナンスのやり方
ラインローラーのネジを外す方法
ここでは、プレッソ1025(ダイワ)を例に解説を致します。まず、ラインローラーのネジを外します。※始めて分解するリールはネジが固いのでネジをナメないよう注意してください。※ダイワのリールで、ラインローラーにマグシールドを搭載している機種ついては、ご自分で分解メンテナンスすると、マグオイルが失われてしまいます。マグシールドのマグオイルは単体での販売はしておりませんので、どうしてもマグシールドを維持したいという方はメーカーのオーバーホールに出してください。また、マグシールドボールベアリングを搭載したリールについても、ベアリングにオイルを注油すことができません。使用工具:六角レンチ(2.5)
ボールベアリングを外す方法
ベールを曲げてしまわぬようボールベアリングを外します。※始めて分解するリールはラインローラーが固く、なかなか外せません。そんな時は画像のようにラインローラーのネジを アームレバーから外し、ラインローラーからベールへとネジ込み、そのネジを起点にしてラインローラーを両指で押し下げるように外すと簡単に外れます(力尽くで外し、ベールが曲がってしまいメーカーに修理を依頼すると言った失敗を防げます)。
ベアリングにオイルを注油する方法
ラインローラーの汚れを綿棒を使って清掃し、ベアリングの汚れをパーツクリーナーで洗浄、オイルを注油します。この際、ベアリングが異常なく回転することを確認しましょう(回らないようであれば、ベアリング交換です)。次に、分解した時と逆の順で組付けを行い、組付け終了後、ラインローラーが回るかを確認します。
スプール
スプールはラインが巻かれた重要な部品です。スピニングリールの場合、スプールの回転が悪い(ドラグ性能が悪い)と大物が掛かかった際、魚に急に走られた際にラインブレイクしてしまいます。かといって、ドラグ設定を緩めて対応すると、魚に走られて障害物等に巻かれラインブレイクするので、ドラグのメンテナンスはしっかり行いましょう。また、スプールのオシレートがスムーズでないと、ハンドルが重くなり巻きの感度の低下に繋がりますので、メインシャフトのメンテナンスも重要です。
スプールのメンテナンスのやり方
メインシャフトの清掃方法
ドラグノブを緩めてスプールを取り外します。メインシャフトとドラグユニット周りを綿棒で汚れを落とし、ドラグユニット上にあるベアリングをパーツクリーナーで洗浄、メインシャフト(ドラグユニットから下)とベアリングにオイルを注油します。※メインシャフトに粘性の高いオイルを塗りすぎたりすると、クラッチが効かなくなり冬場にスプールが逆回転してしまう現象が起きるので注意してください。
ドラグワッシャーのグリスアップ方法
ここでは、ヴァンキッシュC2000S(シマノ)を例に解説を致します。ドラグノブ、抜け止めバネ、ドラグの座金を外すとドラグワッシャー(フェルトのワッシャー)があります。ここに雨や水しぶきが入るとドラググリスが乳化してしまいドラグがスムーズに出なくなってしまいます。こうなってしまった時には、ドラグワッシャーをパーツクリーナーで洗浄し、乾燥させた後にドラググリスをワッシャー全体に染みわたるように塗ってください。次に、ドラグワッシャー下のベアリングの汚れをパーツクリーナーで洗浄、オイルを注油します。使用工具マイナスドライバー(小)
ハンドルノブ
リールでの感度は最終的にハンドルノブを通して感じます。従って、ハンドルノブの回転が悪かったり、ガタツキ等があると、変化を感じにくくなってしまいます。そうならないように、ハンドルノブのメンテナンスも、しっかり行いましょう。
ハンドルノブのメンテナンスのやり方
ハンドルノブの分解オイル注油方法
ハンドルノブのネジを外して、ベアリングをパーツクリーナーで洗浄、オイルを注油します。使用工具:六角レンチ(2.5)※クリアランスを調整するために小さくい薄いワッシャーが入っていますので、なくさないようにしてください。
ベイトリールのメンテナンス方法
スプール
ベイトリールのスプーの回転が悪いと、キャストに影響します。そのため、スプールの軸受けのベアリングのメンテナンスは非常に重要となります。
スプールのメンテナンスのやり方
スプール軸受けベアリング洗浄とオイルの注油方法(左側)
ここでは、メタニュウムXT(シマノ)を例に解説を致します。まず、プレートを開いてスプールを外します。次に、スプール軸の汚れを落とし、パーツクリーナーで軸受けベアリングを洗浄、オイルを注油します。
スプール軸受けベアリング洗浄とオイルの注油方法(右側)
こちらは、反対側の軸受けベアリングです。こちらも、パーツクリーナーで洗浄し、オイルを注油してください。
レベルワインド
レベルワインドがスムースに動かないと、連動して全体の動きが悪くなり、巻き心地も悪くなります。
レベルワインドのグリスアップのやり方
レベルワインドのグリスアップ方法
露出した部分なので、砂や塩が噛みやすい部品です。メンテナンスの頻度については使用毎。汚れを落としてグリスアップをしておきましょう。※グリスにすると巻きが重いと感じる人は、オイルの粘度が高めのものを使ってもよいでしょう。
ハンドルノブ
ハンドルノブメンテス理由、メンテナンス頻度、メンテナンスのやり方は、スピニングリールと同じです。使用工具マイナスドライバー(中)※シマノのリールは緩みを防止するために逆ネジを使用しています。
リールオーバーホールの重要性
リールオーバーホールの目的と頻度
リール内部のパーツの性能維持を目的としたのが、オーバーホールです。最初は1年に1回、その後もご自分でリールオーバーホールをするのであれば、使い方にもよりますが、半年に1回程度の頻度で行う事をおすすめします。メーカーにオーバーホールに出すのであれば、1年に1回の頻度でも良いと思いますが、ご自分でリールをオーバーホールをした場合、ダイワのマグシールド、シマノのコアプロテクト等の防水防塵機能は失われてしまうため、その分オーバーホールの頻度を増やした方がよいでしょう。オーバーホールを怠ると巻き心地が悪くなり、最悪の場合ギアが破損しメーカーの修理が必要になります。
スピニングリールオーバーホールの方法
スプールを外すやり方
スプールを外す方法
ここでは、10セルテート1003を例に解説を致します。まず、ドラグノブを緩めてスプールを外します。
ハンドルとローターを外すやり方
ドラグユニットの分解方法
メタルリング(ダイワ)・セットスクリュウ(シマノ)・画像はゴムリングと固定ピン(IOS FACTORY Dシステム )を外し、ボールベアリングとドラグユニットを取り外します。
ハンドルを外す方法
ローターを回らないよう手で押さえてハンドルを外します。※この時点でハンドルを外しておかないと、ローターを外してからではハンドルを外せなくなります。
ローターを外す方法
ローターナットを緩めてローターを外します。使用工具:スパナ(12ミリ)、プラスドライバー(小)※シマノのリールは緩みを防止するために、ローターナットが逆ネジになっています。※ダイワのマグシールド搭載機種のローターとメインシャフトは修理対応品(部品のみの購入ができませんので、取り扱いに注意してください)です。
ベールオートリターン機構を分解すやり方
ベールオートリターン機構分解清掃方法
ベールホルダーカバー、レバーのスプリングカバー、ベールを外し、ベールのオートリターン機構の中の汚れたグリスを綿棒で取り除き、新しいグリスを塗ります。この部分のオーバーホール頻度は1年に1回程度でもよいでしょう。 使用工具:トルクスドライバー(T8)※分解時リターンするたのスプリングが飛ばされやすいので、なくさないよう注意してください。
マグシールドを外すやり方(ダイワマグシールド搭載機種)
マグシールドの分解方法
ネジ2本を緩めマグシールドを外します。使用工具プラスドライバー(小)※ここで、マグオシールドは失われてしまいますが、マグシールドの防水防塵機能がなくても、自分で定期的、または必要に応じオーバーホールができれば、リールの性能を維持できます。
ワンウェイクラッチを外すやり方
ワンウェイクラッチの洗浄方法
マグシールドの奥のワンウェイクラッチを外します。ワンウェイクラッチは分解せずに、パーツクリーナーで洗浄、低粘度のオイルを注油します。※粘度の高いオイルを使用すると気温の低い時にクラッチが効かなくなりローターが逆回転する現象が起こります。※ダイワのマグシールド搭載機種とシマノのリール一部のクラッチは修理対応品です。
ドライブベアリングカバーを外すやり方
ドライブベアリングカバーを外す方法
ハンドルキャップと両サイドのドライブベアリングカバーを外します。使用工具:マイナスドライバー(小)※左側のカバーにはギアのクリアランス調整のためのワッシャーが入っています。※ダイワのZAIONボディーを採用した機種はドライブベアリングカバーのネジが左右で異なる場合があります。組付け時に間違えないよう注意してください。※ダイワのマグシールド搭載機種のボディーは修理対応品です。
ボディカバーを外すやり方
ボディカバーを外す方法
リヤキャプを外し、ボディカバーを外します。使用工具:トルクスドライバー(T8)※リヤキャップでボディーカバーのネジ3本のうち1本が隠れているので、リヤキャップから先に外してください。
各ギア、ベアリングを外し洗浄するやり方
各ギア・ベアリング洗浄、グリスアップ方法
ピニオンベアリングプレートを外すと、ピニオンギアのベアリング、ドライブギアのベアリング、各ギアとメインシャフトを外すことができます。続いてオシレーティングギアとオシレーティングベアリングを外し、各パーツをパーツクリーナーで洗浄、ピニオンギアとドライブギアにグリスを、各ベアリングにはオイルを注油します。使用工具:プラスドライバー(小)
組付けするやり方
組付け手順及び注意点
組付けは、取り外した時と逆の順で行います。※1.各部のベアリングは組付け前に、ベアリング単体で回転に異常が無いことを確認してください。 ※2.メインシャフトのオシレート部にグリスが付着したり、各ギアにグリスを塗りすぎると巻きが重くなり、少ないとギアを痛めてしまうので注意してください。※3.ボディーカバーのネジは3本のネジを軽く締め、最後に片締めにならないよう均等な力で締め込みましょう。※4.ダイワのマグシールド搭載機種のドライブギアとピニオンギアは修理対応品です。
動作確認
組付け後、ハンドルを回し動作確認をします。巻きが重く感じたら、組付け時の注意※1.2.3を再度確認してください。ガタ付きがある場合、ギアの摩耗が考えられます。その場合、ドライブギアのクリアランスの調整が必要です。ダイワのリールクリアランス調整方法→ドライブベアリングカバー(左側)にクリアランス調整用のワッシャーを追加します。シマノのリールクリアランス調整方法→ドライブギアの左側に直接ワッシャーを追加します。※追加するワッシャーの厚さは、薄いものから巻きの状態を確認しながら、少しずつ追加していきましょう。それでも改善しなければ、修理に出すことをおおすすめします。
ベイトリールオーバーホールの方法
ハンドルを外すやり方
ハンドルを外す方法
ハンドルを外しやすいようにスタードラグの位置を調整し2本のネジを緩め、ハンドルを外します。
スタードラグを外す方法
ナットを緩めスタードラグを外します。バネによって、ドラグの部品が飛ばされてしまう可能性があるので、指で押さえて部品が飛ばされないように外します。※音出しピンは小さな部品で無くしやすいので注意してください。※スタードラグ音出し板には向きがあるので組む時に注意(窪みがある方をスタードラグ側に)してください。
スタードラグ固定ナットを外す方法
スタードラグ固定ナットを外すとワッシャーや座金が入っています。ワッシャーは向きがあるので組み付け時、間違えないよう確認しておきましょう。
本体を外すやり方
本体Aを外す方法
スプールを外し、ネジ3本を緩め、本体Aを上に向け垂直に外します。※分解時、クラッチチョークバネを落として無くさないよう注意してください。
ワンウェイクラッチの洗浄方法
本体A側についているワンウェイクラッチからインナーチューブを外し、ワンウェイクラッチとインナーチューブの汚れを、パーツクリーナーで落としてワンウェイクラッチに低粘度オイルを注油する。組付け時、ワンウェイクラッチにインナーチューブを差し込み、インナーチューブを摘まんで本体Aを回して(上の画像)、ワンウェイクラッチが正常に機能するかを確認する。(リールを巻き取る方向にスムーズに周り、逆回転で回らなければ正常)※ワンウェイクラッチは本体Aから外すと、ローラーがバラバラになってしまうため、本体Aから外さず洗浄したほうがよいでしょう。※粘度の高いオイルを使用すると、気温の低い時に逆転現象が起こるので注意してください。
マスターギアとドラグ周りの分解洗浄方法
垂直に上に持ち上げるようにマスターギア、ドラグ座金、1番下のストッパーギアを外し、マスターギアからドラグ板、ドラグ座金を外します。(部品を並べると画像上から、ドラグ板、ドラグ座金、マスターギア、ドラグ座金、ストッパーギアの順)外した部品の汚れをパーツクリーナーで落とし、ギアの歯面にグリスを塗り、ドラグ座金の両面に少量のドラググリスを塗ります。※ダイワのリールのマスターギアとピニオンギアは修理対応品です。
ピニオンギアの分解洗浄方法
クラッチチョークバネ、クラッチチョーク、ピニオンギアを外し、ネジ2本を緩めクラッチカム押サエ板、ベアリングを外す。本体(クロスギアを含め)とピニオンギア周りの部品の汚れをパーツクリーナーで落とし、クロスギア、ピニオンギアにグリスを塗り、ベアリングにオイルを注油します。
組付けするやり方
組付け手順及び注意点
組付け手順、注意点共にスピニングリールとほぼ同じです。※メインシャフトはベイトリールにはありません。※修理対応品は機種毎で異なります。(メーカーのホームページにて確認をしてください)
動作確認
組付け後、ハンドルを回し動作確認をします。巻きが重く感じる場合、※各ベアリング単体に異常が無いこと、各ギアにグリスを塗りすぎていないこと、本体のネジが均等に締まっていることを、再度確認をしてください。
まとめ
パーツリスト
リールのオーバーホールのやり方は?メンテナンスで必要な道具と方法を解説!いかがでしたか。これを見て、ご自分でリールオーバーホールにチャレンジしてみようと、思って頂けたなら幸いです。もし、組付け方が解らなくなったら、付属のパーツリストや、メーカーのホームページから、部品の価格表等を参考にしてください。
自分でメンテナンスをする自信の無い方は
また、分解後どうしても組付けができない、部品を壊してしまい修理が必要と言う方には、リールメンテナンスドットコムに相談してみてはいかがでしょう。メーカー修理に依頼すると、リールを買った時の状態にまで戻されてしまうので、修理代も高くなってしまいがちです。リールメンテナンスドットコムなら評判も良く、色々と親切に相談にのってくれるのでおすすめです。尚、 リールオーバーホールの頻度はあくまでも目安です。使い方により、多少頻度が異なってきますので、ご注意ください。