秋はソルトルアーゲームがアツイ!
ソルトルアーゲームのシーズン
ソルトルアーゲーム、海でのルアー釣りは秋が1番大型のターゲットが釣れやすい時期でもあります。また日中も涼しくなり釣りもしやすくなるため、一年で釣りをするベストシーズンは秋だと言われており、様々なフィッシュイーターが獰猛にベイトを捕食しだす時期でもあります。
秋は魚の活性が上がる季節
冬になると小さなベイトたちは沖の方へと回遊して去っていきます。そうなる前に大型のフィッシュイーターは冬に向けての荒食いをし始めるのです。その季節が丁度秋頃になります。大型フィッシュイーター達の活性が一気に活発になり、目の前を通り過ぎるものすべてに反応を示す時期であり、堤防からでもルアーで大型のターゲットが狙える可能性が高まります。
秋のソルトルアー・ジギングで釣れる魚①
シーバス
シーバスは堤防などから狙えるソルトルアーゲームでのターゲットの代表的な魚です。1年を通して釣果の狙える魚でもあり、寒さの強まる真冬でも活性こそ低いものの十分狙っていけるターゲットです。シーバスタックルはソルトルアーゲームにおいて、様々なの魚に応用が利くので、リールとロッドを揃えて持っておくと非常に便利です。
釣果・おすすめの釣り方
シーバスは海とつながっている河口付近にいつくことが多く、またその付近にいる小型のベイトを狙って回遊しています。潮の流れの良い河口を見かけたらルアーを投げ込んでみてください。メタルジグや、トップウォーター、シンキングミノーなど様々なタイプのルアーに反応を見せてくれる初心者でも釣りやすいターゲットです。バチ抜けと呼ばれる春から夏にかけてのシーズンでは、ワームへの反応もいっき高まります。
秋のソルトルアー・ジギングで釣れる魚②
ヒラメ
ヒラメの本格的なシーズンは冬と言われていますが、秋口からもポツポツとルアーで釣れ始めます。ヒラメはマゴチと並んでサーフルアーゲームの人気ターゲットです。高級魚と言うこともあり非常に多くのアングラーが秋から春にかけて砂浜や船でルアーを落とし込みボトム付近を探っています。まだ寒さの弱い秋口がアングラーにとっては釣りやすい時期と言えるかもしれません。
釣果・おすすめの釣り方
ヒラメはルアーよりワームで狙うことが多い魚です。理由の1つとして海底付近に張り付いているため、根がかりが非常に多く発生してしまいます。そのためジグヘッドにワームを取り付けてボトム付近を入念に探る釣り方が好まれます。ポイントとしては潮の流れている上流からルアーを流し、ヒラメの頭上通り越すような感覚でアクションすると釣果があがります。
秋のソルトルアー・ジギングで釣れる魚③
マゴチ
マゴチの最盛期は夏ですが、秋になってもまだまだ荒食いを続けるフィッシュイーターです。マゴチはヒラメと生息域が非常に似ておりヒラメの外道として釣られることが多いですが、その引きの良さと非常に上質な白身のおいしさから、マゴチを専門に狙うアングラーも最近では増えつつある人気ターゲットです。またシーバスタックルなどで代用の効く魚でもあります。
釣果・おすすめの釣り方
マゴチもボトム付近に生息しているため、メタルジグやジグヘッドを取り付けたワームでまんべんなく海底を探っていくのがセオリーとなります。マゴチはヒラメと比べて回遊性も低く、そこまで激しく獲物を追わないため、どれだけマゴチの近くにジグやワームを通過させることができるかがポイントとなります。堤防や河口付近でも狙え、寒さの強まってくる時期でも釣れることのある魚です。
秋のソルトルアー・ジギングで釣れる魚④
太刀魚
真夏から秋にかけて太刀魚が湾内にも回遊してくるベストシーズンとなります。電気を浮きをつけた投げ釣りが一般的な釣り方とされていますが、タチウオは獰猛なフィッシュイーターで、活性も非常に高いことからルアーゲームでも非常に人気の高いターゲットです。最近ではワインド釣法と言う太刀魚に非常に有効な釣り方も確立されてきました。秋の長い夜をタチウオ釣りでまったり過ごすのも良い時間となります。
釣果・おすすめの釣り方
ワインド釣法と言うのは専門のタックル、仕掛けにワームを取り付けた釣り方を言います。ラインにわざとたるみを持たせ、そのままシャクルことで水中のワームが急な方向転換し、その際に発する波動が魚の食い気スイッチを入れると言う理論のようです。ワインド釣法は様々な魚で活用されていますが、タチウオ釣りにおいて非常に釣果が良いようです。
秋のソルトルアー・ジギングで釣れる魚⑤
青物
青物もソルトルアーゲームでターゲットにされる魚です。これらをターゲットにするメタルジグでの釣り方をジギングと呼ばれており、近年非常に人気が高まってきています。ハマチやカンパチ、サワラといった超大型フィッシュイーターはターゲットとなるためかなり強靭なタックルで挑むことが推奨されます。ジギング専用のタックルも近年では開発されているため、青物を狙う際はそちらを使うと良いと思います。
釣果・おすすめの釣り方
堤防などから青物を狙う際はシーバスのタックルで応用が利きます。しかし沖に出て青物狙うとなると、ジギング専用のタックルを用意しておきましょう。またハマチやカンパチなどは、寒さが厳しくなる時期になると水深の深い場所に移動するため、冬では船に乗ってのじぎんが非常に人気です。その強烈な引きはいちど味わってしまうとやみつきになると言われています。
秋のソルトルアー・ジギングで釣れる魚⑥
アオリイカ
エビの形をした物で釣るエギングと言う釣法で非常に人気のアオリイカですが、イワシやアジなどの小魚も捕食しており、堤防でも釣れるターゲットです。その長い触手で小魚を覆いかぶさるようにして捕食するため、あたりらしいあたりはなく、ズシンと急に竿先が重くなるあたりが特徴です。堤防からでも狙えるので釣っても楽しい食べてもいい大人気のターゲットです。
釣果・おすすめの釣り方
アオリイカは餌木やルアーの他に泳がせ釣りなどでも釣れる肉食性の生き物です。ルアーでアオリイカを釣るコツはボトム付近から上下にアクションさせるリフト&フォールや、ストップアンドゴーといったルアーに緩急をつけることです。アオリイカは縦の動きに非常に敏感なのでだだ巻きで巻くのではなく、上下にルアーが動くようにアクションをつけてやるとちが上がりやすいです。
秋のソルトルアー・ジギングで釣れる魚⑦
カマス
カマスもソルトルアーで釣れるターゲットの1つです。カマスはやや口が小さいため小さめのルアーを選ぶと良いと思います。また群れをなしており回遊性の高い魚のため、今現在釣れる場所を特定するのが少々難しいですが、思いがけない時にカマスが釣れると非常に嬉しいものです。夏の終わりごろから初冬にかけて堤防から釣れることがある魚です。
釣果・おすすめの釣り方
夏ごろから寒さを感じ始める季節まで狙うことができます。主に表層から中層付近を探ってみると釣果が上がってきます。釣り方はタナを決めたらレンジでそのタナを探っていき、もし反応が見られないようであればタナを変更して再び探っていくと言う作り方で反応を待ちましょう。回遊魚なので1匹釣れると周りにはたくさんのカマスが泳いでいます。群が移動してしまわないうちに手返しよく釣っていきましょう。
秋のソルトルアー!おすすめルアー&ワーム①
モアザン スカウター
ダイワ モアザン ガルバ スリム110S
別名偵察機との異名を持つモアザンスカウター。ダイワの開発した圧倒的飛距離とアピール力を誇った最強ルアーの一角です。追い風であれば100メートルは飛ぶと開発者は述べています。使う場所を選ばずポイントが遠い時やサーフゲームなど、飛距離を必要とするシチュエーションで最初のいっとうにこのルアーを選んでみてください。
堤防からナブラを直撃
このルアーの真骨頂は堤防などから遠くにナブラが発生している時です。ナブラの周りにはフィッシュイーターが潜んでいることが多く、そのポイントまでルアーを飛ばす必要があります。その時このモアザンスカウターであれば確実にナブラが発生している場所まで飛んでいき、そのアピール力でターゲットを誘惑します。飛距離だけでなくアクションも非常に優秀で初心者でも使いやすいルアーです。
秋のソルトルアー!おすすめルアー&ワーム②
TGベイト
ダイワ TGベイト60
素材がタングステンでできているメタルジグです。タングステンは比重が重く小さなのジグでも遠投することができ、マイクロジグの素材などに使われています。小さくコンパクトながら圧倒的に飛距離が稼げるとても使いやすいルアーです。ただし沈んでいくのも早いので少々使いこなすのに慣れが必要です。
コンパクトさが売りのジグ
秋の終わりごろ、水温がやや下がり始めた頃使用するのが効果的です。活性の下がった魚はあまり大きく派手に動くものは捕食しようとしなくなります。比較的楽に食べることのできるゆっくり動く小さなルアーが非常に効果的です。使い方はリフト&フォールで少し弱ったベイトを演出してやると釣果が上がりやすいと思います。寒さが増してきた頃に使ってみてください。
秋のソルトルアー!おすすめルアー&ワーム③
ファントムIII
ダイワ ファントムIII 28g
こちらのファントムは大きさの割に比重が軽く作られています。そのため フォールするときにゆっくり時間をかけてボトムまで沈んでいきます。そのフォールでのフラッシング効果が非常に優れており、ボディーのメタル部分の凹凸が遠くにいるターゲットにもアピールします。またゆっくりフォールすることで幅広いレンジのさかなにルアーを気づかせることもできます。
スローフォールの得意なジグ
ゆっくりと時間をかけてフォールすることで弱ったベイトをアピールすることができます。弱って死にそうになった小さな魚が海底に沈みながらもがいて泳いではまた沈む、そんなアクションを繰り出すのが得意です。自然界では弱って動きが鈍くなった魚からフィッシュイーターに食べられていきます。その自然の摂理をうまく利用しているルアーだといえます。
秋のソルトルアー!おすすめルアー&ワーム④
鮃狂(フラットジャンキー) ヒラメタル
ダイワ 鮃狂 (フラットジャンキー) ヒラメタルZ 40g (ジギング メタルジグ ヒラメルアー)
左右が非対称で作られているマゴチ、ヒラメなどフラットフィッシュを専門的にターゲットとするルアーです。堤防やサーフから遠くの方で鳥山ができているときや、遠くに良いポイントがあるときに遠投性能を発揮します。そして左右非対称であるとことで特にヒラメに有効とされているスプーンのような動きを実現し、ボトム付近にいるターゲットに強烈にアピールします。
圧倒的飛距離のメタルジグ
こちらのルアーの飛距離は非常に強力で、遠くにナブラが立っている時など堤防や砂浜からフルキャストで超遠投することで普通のルアーでは届かない場所も狙うことができ、広大なサーフを隅々まで調べることができます。また左右非対称から繰り出される独特のフォールアピールはボトム付近に定着しているマゴチや、活性の下がって底でじっとしているヒラメの食い気を誘います。
秋のソルトルアー!おすすめルアー&ワーム⑤
DR スティック
ダイワ DR スティック 2.5in (エビング ワーム ルアー)
ローリングアクションが非常に得意なワーム。ダートアクションでターゲットへ強力にアピールします。またアミノ酸配合剤もボディーに使用されており、視覚と嗅覚の両方から魚を誘惑するワームです。堤防の上から落とし込みでも効果を発揮するピンテール、根がかりの多い場所などはでのダウンショットリグなどで対策を練りましょう。
アミノ酸集魚剤配合のワーム
エビングと言う独特の仕掛けを組むことができるワームです。エビングと言うのはフックを取り除いたルアーを装着しその下にフックをつけたこちらのワームを取り付けます。魚はルアーをつつきますが針にかかわらず、食べることもできず非常にストレスを感じます。なのでその近くに取り付けられているワームに躊躇なく食いつくと言う仕掛けです。ジギングで活性が低い時などに使われることもあります。
秋のソルトルアー!おすすめルアー&ワーム⑥
モアザン ミドルアッパー
ダイワ モアザン ミドルアッパー 3.5インチ パールピンクベリー【ゆうパケット】
柔軟さにタフさを上乗せしたフック性能抜群のワームです。その違和感ないピンテールの動きとカラーで寒さが増して活性の下がった後や、ライバルがたくさんいて散々叩かれまくった後でも食い気を誘います。カラーラインナップも非常に充実しており、どんなシチュエーションやターゲットにも対応できるモデルです。このワームがタックルボックスにあると心強いです。
誰もが使えるただ巻きワーム
ただ巻きするだけで効果的に動いてくれるワームです。タックルロッドによる操作も反応がなければ少しシャクリを入れてあげるだけでOK。こちらのワームの特徴はアピールしすぎないこと。スレテいたり活性の下がったターゲットに興味を持ってもらえるように控えめなアピール力が逆に効果的な場面もあり、魚も楽に捕食できる印象をもって喰いに来てくれます。
秋のソルトルアーゲームのまとめ!
秋は堤防から大物を狙える時期
いかがでしたでしょうか?秋は比較的1年の中でも大物が狙える時期です。冬の寒さに備えて体力を蓄えるための荒食いをはじめるので、その習性を利用して大型フィッシュイーターをルアー、ワーム、ジギングでゲットしましょう。春、夏に比べて若干ふだんより強靭なタックルで挑むことを推奨します。大型フィッシュイーターのパワーは並みのタックルではバラシテしまうことがあります。いろいろ試してみましょう。
寒さ対策も忘れずに
秋の夜は少し寒さが増してきます。日中はよいですが、夜に備えて暖かい上着を一枚もっていくと良いでしょう。風がふくと実際の気温より寒さを感じられます。秋の海辺は体感温度が非常に低い場所でもあるので、タックルの準備も大事ですが寒さの対策もきちんと練っていきましょう。