ふすまのリメイクどうしてる?
日本の家に登場するふすま。とても情緒があり、素敵です。畳の部屋ともとてもマッチしていてよく合います。しかし、自分たちがイメージする家のインテリアとふすまがマッチしないのでどうアレンジしたらいいのか悩むという人も多くいます。
ふすまリメイクの利点って?
ふすまのリメイクは思ったよりハードルが低い?
ふすまのリメイクっていうとちょっとハードルが高く感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも工夫次第で簡単に色々なリメイクをすることが可能なんです。
ちょっとしたアイデアでふすまをDIYして、自分のインテリアにマッチすることができます。また、賃貸でも大丈夫なアイデアや、押入れの隠し方などもご紹介します。
特に賃貸は、リノベーションを禁止されているところも多いですが、ふすまの張替えは可能という場合があります。賃貸でも気軽にDIYを楽しむことができる場所としても人気です。
なんどもリメイクが可能!
ふすまの良さの一つには、何度でも気軽にリメイクすることができるという点があります。壁紙としては挑戦するのに勇気がいる柄でもふすまは気軽にチャレンジすることができます。
このような思い切った柄でも、壁紙一面に貼るのは勇気がいりますが、ふすまという一部の場所なら試しやすいですよね。気軽にイメージチェンししてDIYを楽しみましょう。
安い費用でリノベーションが可能!
リノベーションというと、高額な費用がかかることをイメージする方もいらっしゃいますが、ふすまのリノベーションは工夫次第で、比較的リーズナブルに行うことができます。
ふすまの範囲も広いので、リノベーションしたという達成感も感じやすい場所です。それで安くて簡単にリノベーションを行うことができるというメリットがあります。
ふすまのDIYアイデア実例をご紹介!
ここでは、ちょっとしたアイデアをいくつかご紹介します。自分にできることから始めてみるのはいかがですか?
ふすまのDIYアイデア実例①
ふすまに木目の壁紙を貼ってみる!
ふすまに木目の壁紙を貼っただけでも雰囲気はガラリと変わって洋風のものになります。木目と一言で言っても色もデザインも色々とありますので、自分の部屋のインテリアに合わせていくらでも選択肢が広がりますね。
100均のアイテムを有効活用しよう!
リメイク用のシートは100円均一でも簡単に手に入れることができるアイテムです。特に小さな子供さんがいらっしゃるところはふすまに穴が開いてしまうなどのハプニングも起こりがちです。そんな時に安い値段で簡単にリノベーションができると助かります。
ふすまを白っぽい色の木目にDIYすると…
木製の色を白っぽいものに変えると部屋のイメージも一変します。押入れがどこにあるのわからなくなってしまうほどに部屋の中に統一感が生まれていますね。リメイク用のシールを貼るだけでなく、雑貨類でふすまを飾ると部屋のインテリアにもさらにマッチしていいですね。
ふすまのDIYアイデア実例②
レンガ風のデザインにDIY
押入れが壁の大部分を占める家もあります。そのようなときにふすまにレンガの壁紙をふすまに貼ることで簡単にイメージチェンジすることができます。
レンガの壁紙を使うと、かっこいい感じになるので、ブルックリンスタイルの男前インテリアを目指している人にとってもぴったりです。押入れのイメージがガラリと変わります。
ふすまのDIYアイデア実例③
ふすまをブラックボードでDIY
ふすまに木目長野壁紙とともにブラックボードを貼り付けるというアイデアもあります。可愛いだけでなく、その日の気分に合わせて、ブラックボードに絵を描いたり、文字を書いたりと自由にアレンジをすることができます。
カフェ風のインテリアにすることもできますし、子ども達の楽しいお絵描きスペースにすることもできます。色々なアイデアが膨らみそうです。
こちらはふすまの片方の扉をブラックボートに、もう片方を木目調のものにと合わせています。木目のデザインを変えるだけでも、イメージが一気に変わります。
濃い色の木目調のものを選ぶと、男前インテリアの部屋のスタイルにうまくマッチしています。ここが押入れだとは誰も思わないでしょう。
ふすまのブラックボードは子どもたちにも大人気!
ブラックボードを使うことのもう一つの利点は、子どもたちのお絵かきスペースに利用する事ができます。子どもたちも大きなお絵かきスペースができると嬉しいですね。子どもたちの描いた絵をアートがわりしてしまうのはいかがですか?ふすまの上手な隠し方ができそうです。
思いっきり落書きの場所にすることができる!
子どものころ、壁に思いっきり落書きができたらいいのにと思った方は少なくないのでなないでしょうか。壁そのものに落書きをすることはできませんが、ふすまの扉をブラックボードにすることで、その夢を叶える事ができます。
ブラックボードはなんども消して書き直す事ができるのでなんども楽しむ事ができます。子ども達が大喜びしそうなふすまのアレンジ方法です。
ふすまのDIYアイデア実例④
ふすまにあえてモダンなデザインのものを選ぶ
あえて北欧スタイルの柄などを選ぶことができます。北欧スタイルの柄にはモダンなデザインの柄のものも多く日本の家や洋風のインテリアにもマッチします。
和風の押入れという概念がなくなり、おしゃれなクローゼット、もしくは壁紙が一部、柄のものに変わったというイメージになります。ナチュラルなインテリアにもとてもマッチしています。
こちらは、モダンな柄と、ブラックボートの壁紙を選びふすまに一杯ずつはっているものです。ふすまが壁紙のような働きをし、押入れという感じがしません。
ふすまのDIYアイデア実例⑤
ふすま全体に大好きな絵を
もともと日本家屋は、ふすまのに美しい絵を描き、それを楽しんで来ました。そう、ふすまがアートの場所になっていたのです。
時代が変わって部屋が洋風のものになったとしても、ふすまをアートの場所とするという発想をそのまま利用する事ができます。
ふすまは、大きな一面で、紙でできています。この場所をアートの場所ととして利用してしまうというアイデアもあります。自分のお気に入りの絵を貼り付けることができます。
絵を描くの好きな人は、ふすま一面を使って、絵画を描くことができます。自分の部屋が美術館のような空間になります。
ふすまの一角を利用して洋風の部屋にマッチさせる
こちらは壁紙と、ふすまを全体的に利用して切り絵を使って作られたアートです。最近は切り絵シートもあります。自分の好きなデザインのものを貼り付けるだけで簡単にDIYをすることができます。
バランスよく利用することによって、ふすまと壁紙のギャップを上手にカバーしています。洋風のインテリアにもよくマッチしており、ここに和風のふすまがあったとは想像もつかない上手いふすまの隠し方になります。
ふすまのDIYアイデア実例⑥
照明を使ってふすまをアートの場所に
あえて、ふすまをシンプルな状態にし、照明をうまく利用してアートにしてしまうという方法もあります。このようにライトアップされた影がふすまに写るようにすると、とても素敵な空間を作り上げる事ができます。
この方法だと、賃貸の家で、なかなかDIYをする事ができないという家でも簡単に取り入れる事ができるアイデアです。
ふすまのDIYアイデア実例⑦
ふすまを壁の一角として考える
ふすまにも色々な種類があります。押入れの扉としてのふすまもありますが部屋と部屋を隔てている扉としての役割を果たしているふすまもあります。このタイプのふすまの場合、扉をあえて壁のようにしてしまうというアイデアもあります。
ブラックボードを利用した壁風のふすまに
このふすまには、ブラックボードを貼り付けて壁にリメイクしています。この部屋は洋風の男前インテリアなので、ブラックボートを貼り付けることで、ふすまの隠し方を工夫しています。
また、白い壁にも英字のデザインのものを貼り付けることで、ふすまと白い壁との間に違和感がないように工夫されているところも良いですね。
ブラックボートに英字プリントを合わせて一体感を
こちらも、ブラックボートを貼り付け、壁と一体感を出すように工夫しているふすまですが、英字を直接プリントしています。壁とのバランスもよいので上手なふすまの隠し方ができています。
ふすまに直接ペイントして壁風にDIY
この部屋は、淡い色のペンキでふすまに直接しています。直接ペイントするリメイクのおかげで壁との一体化ができ、ふすまを上手に隠しています。洋風でモダンな部屋の雰囲気にとてもマッチしています。アートを立てかけるなどのアレンジも工夫しているので、違和感がありません。
あえて色の違いを楽しむDIYを
こちらのふすまは、カラーの壁紙とブラックボードを組み合わせてリメイクしています。洋風の部屋にマッチしていますし、壁の一角にあっても全く違和感がありません。ふすまは簡単に張り替える事ができるので思い切って違う色に変えてしまうのもふすまの隠し方の良い方法と言えそうです。
ふすまのDIYアイデア実例⑧
ふすまを洋風の扉にDIY
押入れの雰囲気を一変し、洋風の扉のようにリメイクしてしまうという方法もあります。この場合のように扉の取っ手を付け替えるだけでも扉らしくなりますね。
とても簡単な方法は、洋風のリメイクシートをふすまにはりつけるときに、ふすまのあなも上手に塞いでしまいます。そして取っ手を取り付けます。こうすると、押入れが洋風のクローゼットにリメイクする事ができます。ふすまがわからなくなってしまうほどに上手な隠し方ができていますね。
凹凸感をつけて扉らしく
リノベーションの慣れた人なら、このようにふすまに凹凸をつける事で、本物の扉のようにアレンジする事ができます。せっかくリノベーションするのですから違うデザインの取っ手をつけるなど遊んでみるのも楽しいですね。
扉らしい装飾をつけてみる?
好みによって飾り窓風のものをつけてみるなどのアレンジを楽しむこともできます。飾り窓をつけることによってなお一層、押入れの丸い穴の上手な隠し方ができ、洋風の扉の雰囲気が出ています。
直接ペイントして部屋の一体感を持たせる
こちらはふすまに直接ペイントを塗って、腰版をつけています。覗き穴は100円均一で売っているバーベキューの金網でリメイクしたのだそうです。ちょっとしたアイデアでとてもおしゃれな洋風の扉が出来上がっています。このように洋風の扉にしてしまうのもふすまの賢い隠し方です。
扉の取っ手をDIYするときの注意点は?
ふすまに取っ手をつけるときには、ふすまの縁の硬い部分に取り付けるようにしましょう。硬い部分につけないと取っ手はすぐに外れてしまいます。インパクトドライバーなどを使うと簡単に取り付ける事ができます。
ふすまのDIYアイデア実例⑨
押入れを上手にリノベーション!
押入れを上手に活用するのは意外と難しいと感じている人も多いようです。そんなとき、押入れを洋風のクローゼットのようにリメイクしてしまうという方法もあります。見た目もここが押入れだと思えないくらいの隠し方ができています。
机にリノベーションする
押入れのふすまの部分を取り除き、作業用デスクにしてしまうというアイデアもあります。押入れの形状を上手に利用し、上手に押入れの隠し方を工夫するどころか、他の空間に上手に適応させています。
賃貸の家に立ちはだかるDIYのハードル
実は、思いっきり部屋をリノベーションしたいけれど、賃貸なので無理だと諦めている方にとってふすまのDIYはとてもいい方法だと言えるのです。
例えば壁紙を張り替えて気分を変えたいと思っていても賃貸の場合、大家さんの都合もあり思うようにいかないこともあります。
ふすまのリメイクは貸家にとっての強い味方
でも賃貸でもふすまなら、張り替えを自由にさせてもらう事が可能という場合が多いのです。ふすまは結構なスペースを取るので、ふすまを張り替えるだけでも気分を大幅に変える事ができます。
ふすまの変化で部屋のイメージを一気に変身!
和室を洋室にDIYしたい場合、押入れのふすまの壁紙を張り替え、畳に、フローリングマットを敷きつける事ができます。簡単なDIYですが、これだけで、洋風のインテリアにリノベーションする事ができます。簡単にでき、大々的な回想をしなくてもいいので賃貸にも嬉しいですね。
ふすまDIYをするときの鉄則とは
イメージを決めておく
ふすまDIYを始める前に、いくつか考慮に入れておくと良い鉄則があります。まず、どんな部屋にしたいのかあらかじめイメージを膨らませておくことです。
完全な洋風の部屋にしたいのか、少しモダンな感じの部屋にしたいのか、ナチュラルな雰囲気を残したいのかなどそれぞれイメージを決めておく事が大切です。
DIYの方法をシュミレーションする!
イメージが決まったなら、今度はどのようにDIYをするのかを考えます。賃貸の場合、部屋の全てをリノベーションすることは不可能ですので、ふすまと床を簡単にリメイクすることによって、アレンジを楽しむ事ができます。
賃貸でなく持ち家の場合、かなり自由が利くので、壁など他のものも一緒にリノベーションすることも可能です。どちらにしても、方法をしっかりと考えておくことは大切です。
リノベーションをする予算を決めよう!
どのようにリノベーションをするのか決まったなら今度は、予算を決めましょう。あまりお金をかけたくない場合は、100円均一の壁紙を上手に使うこともできます。
もっと本格的にしたい場合はペンキなどを購入することもできるでしょう。壁紙を買ったり、ブラックボードを買ったりするのも予算をきちんと決めて行うと良いでしょう。
気軽にふすまDIYを楽しんでみよう!
このようにふすまのリノベーションには数々の利点があります。押入れや、入り口の扉など数々の場所に利用されているふすまは、アレンジ次第で上手な隠し方をする事ができます。
色々なアレンジ方法がありますので、アイデアを出し合って楽しくアレンジしてみましょう。賃貸だからと行って諦めないで、賃貸の人でもDIYに挑戦してみましょう。