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ナンバー灯の種類と車検や取り付けの注意点を解説!青色LEDは違反?

自分の車を、好きな様にカスタマイズしたい方も多いのではないでしょうか。その中でも「ナンバー灯」は簡単に付け替えが出来て、低予算でカスタマイズ可能な人気の初心者向けアイテムです。今回はナンバー灯の種類から、取り付けの注意点までお教えします。
更新: 2021年5月11日
モンドリアンショートヘアー
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ナンバー灯って?交換の仕方や注意点について解説

ナンバー灯について解説

ナンバープレートを明るく照らしてくれるナンバー灯。軽自動車の場合は1灯、普通自動車の場合2灯取り付けられています。別名が「ライセンスランプ」で、正式な名称は「番号灯」。夜間は明るく均一に照らすことが法律によって定められています。

ナンバー灯の操作の仕方を解説!

ナンバー灯は、ハンドル右側のスイッチを回すことで点灯します。1回スイッチを回すだけで「車幅灯」と「尾灯」、さらに「番号灯」が発光。2回スイッチをまわすとさらに「前照灯」まで光るのが一般的です。また、スイッチをAUTOにすると番号灯は自動点灯・消灯します。

簡単に替えられる!ビギナー向けドレスアップ

ナンバー灯は、車のドレスアップの種類の中でも比較的簡単に変更ができます。失敗しないよう、まずは取扱い説明書を読んでおきましょう。車の種類によってはナンバー灯の方向などが異なるためです。

ナンバー灯交換後車検に通るためのポイント4点

①LEDでも均等に光っていればOK

「LEDは車検に通らない」という情報が一部ネット上にありますが、これは間違いです。正確に言うと一般的なLEDがまっすぐ光りを放つため、均等にプレートを照らしてくれません。LEDであっても全体が均一に照らされて、文字や数字が読めれば車検に通ります。

②車検に通るのは白色LEDのみ!青色はNG

道路を走る車は、道路運送車両の保安基準を守る必要があります。2018年2月に告示された内容によると、「番号灯の灯光の色は、白色であること」と決められています。例えば人気の青色LEDに変更しても、車検に通らないため注意しましょう。

③明るすぎに注意!車検に通りません

また、ナンバー灯は「他の車両の運転の妨げにならないものであること」という基準が設けられています。それは「明るすぎても、点滅させてもダメですよ」ということ。後続車のドライバーが運転しにくいためです。

④スイッチまでカスタマイズすると違反になる

運転席からナンバー灯を、単独でつけたり消したりしないことも定められています。運転席右端、ドアの付け根にある配線にスイッチを割り込ませてカスタマイズする人もいますが、おすすめしません。違反行為になるためです。

通常の電球とLEDの違い

通常の電球は全方位型・LEDの光は直線型

新車購入時などについている純正の電球の場合、360℃光を放つため、どの車種でも比較的合いやすいのが魅力です。しかしLEDの場合は360℃光ってくれる訳ではありません。どちらかというと直線的な発光をするのが特徴です。

LEDでも車検に通りやすくするコツ2選

①LEDの種類は拡散性の高いものを選ぶ

一般的なLED電球は拡散性が低い傾向があります。そのため、LEDバルブを購入する場合は拡散性が高いものか、車種専用設計タイプを選ぶとよいでしょう。これらの電球は企業努力によって、LED電球でも360℃光る様に工夫されています。

②番号灯を差し込む方向に注意


ナンバー灯の差し込み口は全て同じ方向を向いていません。縦横斜めと車種によって様々です。そのため種類によっては、明るすぎたり暗くなりすぎたりしてしまうことも。これを防ぐために、車種にあった電球やLEDを選ぶことが大切です。適合するサイズなのかも念のため確認しましょう。

ライト取り替え時のよく起きるトラブル3選

①LEDへの交換時に点灯しない

LEDバルプに変更する際によくあるのが、ナンバー灯がつかないトラブル。LEDには+と-の極性があるためです。つかなくても焦らず向きを変えて差しなおしましょう。また購入後しばらくして点灯不良になる可能性も。そのため、1か月~1年間は保証つきの商品を選ぶのがおすすめです。

②ナンバー灯がつきにくい種類がある

LEDが2連~3連のケース付きの車種別専用設計のLEDがあります。その場合は一旦ケースを外してから取り付けた方が失敗しません。作業スペースが狭く、ギリギリの隙間の中では取り付けにくいためです。

③ケースが外れない・外れにくい

自動車のパーツは、走行中も外れない様に組み立てられているため、ひとつひとつ頑丈に作られています。そのため、このまま力を入れすぎたら壊れてしまうのではと心配することも。慎重に作業するのも大切ですが、「必ず外す!」という強い気持ちを持って丁寧かつ大胆に作業を行うことが重要です。

よく使われているナンバー灯3選

①汎用性の高いT10タイプのバルブ

ナンバー灯としてよく使われている種類のバルブです。他の部分のライトとしても使われています。ただし、LEDのポジションランプをそのまま使用すると、明るさにムラができるためあまりおすすめしません。通常のハロゲンランプが360℃明るく光るのに対して、LEDは直線的な光を発するためです。

②ナンバープレート用のT10LEDバルブ

出典: https://item.rakuten.co.jp/auc-mameden/10002458/

ナンバープレート専用のLEDバルブを使用すれば、一部が明るすぎるといったムラが出ません。青色ではなく、乳白色を利用することでさらに明るく見える範囲を広げています。また車の種類に合わせて作られたバルブの方が、サイズの大きさを気にしなくて良いのでおすすめです。

③三角すい型のモデル

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%94%E3%82%AB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%82%A6-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%B0%82%E7%94%A8-SMD%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B8%E7%90%83-%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88-68002/dp/B071DGWMXB

ナンバープレート用のLEDバルブの種類の中でも、高品質でコストパフォーマンスの高いバルブです。その特徴は、三角すい型に組み合わされたLED。突起物がついた個性的な形によって、光が拡散されるよう工夫されています。

ナンバー灯のいろは

大きさは「径12mm」が多い

番号灯のサイズは「径12mm」になっているのが一般的です。長さに関してはバルプのタイプにより「18mm~29mm」とサイズに幅があります。専用設計の場合、2連~3連でケース付きのことも。自分で取り付けがしやすいかどうかも選ぶ際のポイントです。

ナンバー灯の値段

ポジションランプをナンバー灯として利用する場合は、1000円ほどの低価格で購入ができます。しかし、ナンバー灯は車種によって差し込み口の位置が異なるため、車種別専用設計のタイプを選ぶのがおすすめです。値段はポジションランプと同じか、あるいは2倍の値段がついている商品もあります。

ナンバー灯を替える!【ディーラー編】

お金はかかるが楽に交換してもらえる

自分の労力をかけずにナンバー灯を交換するなら、ディーラーにお願いするのがおすすめです。バルプは100円~200円、工賃含めると1500円ほどでできます。メーカーによって値段も異なるため、一度確認するとよいでしょう。


ナンバー灯を替える!【車の大手販売店編】

値段はメーカーより安めで、サービスして貰える

全国展開している車の部品の販売店で交換する方法もあります。LEDにするか電球で交換するかにもよりますが、1000円ほどで交換が可能です。お店で電球を購入すれば、工賃を無料にして貰えたケースもあります。

ナンバー灯を替える!【自分で交換編】

簡単で安く、手軽に交換ができる

最も安い値段でナンバー灯を変えるなら、時間がかかっても自分で交換するのがおすすめです。中古であればワンコインですみます。また、車の雑誌の付録の「電球」をナンバー灯とする方法も。工具さえあればお金がかかりません。

ナンバー灯を替える前に準備するもの3選

①電球あるいはLEDを購入する

電球やLEDを選ぶ時に、夜間に20m後ろから見てもナンバープレートの数字が読めるかどうかも重要です。そのためには明るすぎても、暗すぎてもいけません。均一に照らしてくれるかどうかが大切です。車種に合ったものを選べば、違反となって車検に通らない心配はありません。

②交換する電球のサイズや明るさに注意

交換する電球は、サイズが大きすぎては入りません。また明るすぎると違反となり、車検に通らないため注意が必要です。そのため事前にサイズを確認しておくとよいでしょう。LEDを購入する場合、色温度が6000Kほどのものを選ぶとあまり青白く見えません。

③工具の準備を忘れずに

車種によって交換方法は様々ですが、ボルトを回したりマイナスドライバーを使ったりと工具は必ず必要です。内装を簡単にはがせる工具も販売されていますので、何も持っていない場合は検討するとよいでしょう。

ナンバー灯を替える手順1~3

①交換時間の目安は30分

工具の準備ができたら、取扱い説明書に従ってナンバー灯を交換します。まずマイナスドライバーに布を巻いてカバーを外しましょう。これはカバーに傷が付かない様にするための処置です。次に古い電球を取り出し、新しいナンバー灯に付け替えます。点灯するかしないかのテストも忘れずに。

②リアを開いてナンバー灯を取り替える

ナンバー灯を、リアを開いて交換する方法があります。まずバックランプ交換用の蓋を外し、次に内張りとボルトを外しましょう。次に他の配線部分を傷めない様にペンチなどで押さえつつ、表からライトの部分を引っ張るのがポイントです。

③スイッチで点灯確認

再度ケースをする前に、きちんと配線が繋がっているか確認するのが大切です。もしつながらない場合は、接触不良あるいは型が合っていない可能性があります。その際再度配線などが間違っていないか、確認することが大切です。

ナンバー灯を「増設」する方法をお教えします

増設は一部車種でOK!バンパーから増やす裏技も!

例えばナンバー灯のねじ穴が3つあるクルマが、一部ですがあります。そこの1つにソケットや配線を加えてライトを増やすのが簡単でおすすめです。この他に、リアワイパー部分にあるゴムに穴を開ける方法もあります。実際に配線を通すには工具があった方が作業がスムーズです。


ナンバー灯ってどうやって足すの?

普通車の3つある穴の中で、1つをピックアップしてナンバー灯の後ろの配線を通して長くします。交換するときは、「コネクター」などの工具を使うと便利です。あとはスイッチを使ってライトが付くことがわかればOK!また「カプラー」がついている商品を選ぶと失敗がなくておすすめです。

やっぱり赤や黄色、青のナンバー灯に替えたい!

公道を走らない場合は交換しても問題なし!

ライトをどうしても青や赤など白以外にしたい方には、自宅の敷地内で乗る時だけ替えるという方法をおすすめします。また車のイベントに「自分の車を見せるためだけ」で参加する場合も、好きな色に替えても大丈夫。例外として違反にならないためです。

ナンバー灯を替えたときのメリット2点

手軽ですぐに自分好みのドレスアップが可能

車はナンバー灯の色を替えるだけでも、幾分イメージが変化します。黄色がかった純正の白電球からLEDにすると、明るさが増し青みがかった白の独特の色合いになるのが特徴です。お値段も手ごろでお財布に優しいのも嬉しい。

プレートに書かれたナンバーが遠くからでもよく見える様になる

LEDにすれば、ナンバープレートが白くキレイに光って明るく見えるのが魅力です。ただし、明るすぎてしまうことも。そのため電球を選ぶ際はサイズや型式が合っているかなど、良く考えて行いましょう。

ナンバー灯を替えた時のデメリット2点

その車に適合するものを選ばないと残念な印象に

ナンバー灯を交換しても、思った様なライティングにならないことがあります。そのため事前に差し込み口の状態を確認しておくことが大切です。また明るすぎたり白以外の色を使っていると、車検のとき違反となって再度受け直す手間がかかってしまいます。要注意です。

予期せぬ不具合が出てしまう可能性も

ナンバー灯を交換してすぐ、接触が悪くなるなどのトラブルが発生してしまう可能性も少なくありません。その際はSNSで情報を集めたり、ディーラーに相談に行くなどして対処しましょう。

まとめ

「自己責任」の元で楽しみましょう

ナンバー灯の交換は簡単にできる部類のものです。慣れてくると時間もかかりません。しかし思っても居ないトラブルが発生することもあります。全ての責任は自分にあることを念頭に、違反しない範囲で楽しみましょう。