パレットって何?
パレットとは、荷物の下に敷く木材のことです。建設現場の材料の下に敷かれたり、スーパーなどで積み上げられている荷物の下に敷かれたりしています。建設現場やスーパーの倉庫などで見たことがあるという方も少なくないのではないでしょうか。
パレットは丈夫?
そんなパレットは重い荷物に耐えることができるのようにできているため、丈夫です。また木材の良い味を出しているため、パレット家具として再利用されることがあります。最近は通販でもパレットが売られています。
パレットDIYは人気?
特にDIYが大好きな人にとって、パレット素材はとても貴重なDIYアイテムになります。今回はそんなパレット素材の中でもパレットを使って作った自作ベッドについてご紹介します。
パレットベッドのハードル低い?
「え?ベッドをパレットでDIYすることができるの?」とビック視される方もいらっしゃるかもしれません。でもDIY初心者の方にとっても、パレットベッドは意外と簡単に作ることができます。
アイデア次第で個性あふれる自作ベッドが作れる!
またちょっとしたアイデアによって、収納を作ったり、おしゃれなベッドフレームにしたりと、個性あふれる自作ベッドを楽しむことができます。パレットを使って自作ベッドを作ってみましょう。
パレットベッドは海外では当たり前?
日本に比べて海外ではDIYを気軽に楽しんでいる人が多いんです。パレットベッドも多くの人が当たり前のように取り入れているアイデアです。手作りしたパレットベッドを投稿しているサイトまで存在しているほどです。私たちもそんな海外のアイデアに見習って、気軽にDIYを楽しんでみましょう。
パレットベッドをDIYしよう!
では早速、パレットを使って手作りする、自作パレットベットのアイデアをご紹介します。不器用だと思って諦めている方でも、でも簡単にできる作り方もありますので、気軽にトライしてみることができるかもしれませんよ。
簡単にできるパレットベッドの作り方
DIYが苦手だという方でも、簡単に手作りできてしまうベットフレームの作り方は、ただ並べて重ねるだけという法です。
通常パレットには隙間があり、すのこのように通気性が良いので、ベットフレームとしてもオススメの素材です。作り方は本当に簡単です。そして、パレットはだた、重ねるだけでも立派なベットフレームがDIYできます。
パレットでベッドを作るメリットは?
パレットには敷いておくだけでカビ対策ができるというメリットも。特に、冬や梅雨の時期になると、カビに悩まされる方も多いのではないでしょうか。パレットはしっかりと隙間があり通気性が良いのでカビ対策として役立つアイテムです。
パレットを一枚敷いただけでは低いので、もう少し高さが欲しいという人は、パレットを二枚重ねすることができます。このように高さやサイズを自由自在に調整することができるのも、自作パレットベッドの特徴の1つです。
生活スタイルに合わせて調整できる
私たちは生活しているうちに、生活スタイルが変わってきたりします。もともとパレット家具はシンプルな作り方です。そのため生活スタイルの変化に合わせて簡単にベッドのサイズや形、高さを調整することができます。
パレットはもともとナチュラル素材なので、どんなインテリアにもマッチしやすいという嬉しい特徴があります。マットレスやシーツのデザインを工夫しやすいの嬉しいポイントですね。
パレットとベッドのマットレスのサイズによって、パレットが少し余ってしまう場合がありますが、こんな時でも大丈夫です。余ったスペースを利用して、観葉植物を置いたり、お気に入りの雑貨を置いたりとちょっとした小物置きスペースをつくることができます。
DIYでもっとおしゃれなパレットベッドを
パレットを普通に並べるだけでもおしゃれですが、より一層お部屋の雰囲気に合わせたいなという人や、もっと手をDIYを楽しみたいという人にオススメなのが、パレットに色を塗ることです。
木材なので色を塗っても温かい雰囲気に仕上がります。自分の部屋の家具の色に合わせて色を塗るとなお一層部屋に統一感が生まれます。
白でパレットベッドを塗った場合
白い部屋に合わせて白いペンキでパレットを塗ると、全体的に白に統一されとても清潔感のある部屋が出来上がります。これがパレットを並べただけのベットとは考えられないくらい部屋に素敵にマッチしています。
白は基本的にどの色にもマッチしやすい色なので、DIY初心者さんでも比較的挑戦しやすい色です。真っ白のペンキはムラが出やすく扱いにくいので、初心者さんはオフホアイトのような色を塗ることから始めることができます。
ワックスでパレットベッドを塗った場合
白いペンキと同じくDIY初心者さんにも挑戦しやすいのがオイルステンもしくはワックスです。木の持っている特徴をそのまま生かしながら、さらにかっこいい感じに早変わりします。
オイルステンも、より一層ナチュラルな雰囲気になるので部屋の雰囲気に馴染みやすいという特徴があります。DIYショップに行くとたくさんの種類の色合いから選ぶことができるので、自分の部屋にマッチしているものを選びましょう。
パレットベッドをカラフルに塗った場合
パレットを自分の好きな色に塗ってしまうという方法もあります。個性的な部屋を作り上げたい人にとって、好きな色のベッドを手作りできるのは嬉しい限りです。アイデア次第で、おしゃれなベッドに仕上げることができます。
子どもも大喜び?
子ども用のパレットベッドを作る場合、子どもが好きな色に塗ってあげたり、一緒に作業を楽しんだりすることができるかもしれません。そうすると寝る時間が楽しみになり、1人で寝るのも怖くないかもしれません。
パレットベッドに色を塗るとカビ対策になる?
木材は自然の素材なので何もせずに放置していると湿気や埃、紫外線、風など外気の影響で、劣化していきます。
ペンキやワックス、オイルステンを塗ることによって、気を保護する働きがあります。湿気によるカビの発生からも、パレットを守ってくれます。
かっこいいものを作るという面からだけでなく、丈夫なのもの、カビ対策をするという意味でペンキやワックス、オイルステンを塗るというのは良い方法です。
少しのアイデアで一段上のパレットベッドを作ろう
色を塗る以外にもちょっとしたアイデア次第で、自作パレットベッドをグレードアップさせることができます。ここではアイデアや個性が満載のパレットベットの作り方をご紹介します。
パレットの隙間を間接照明として
多くの人がやっている、自作パレットベッドのアイデアの1つはパレットの隙間にライトを入れ込み、間接照明として利用することです。ベッドフレームからライトが光るなんてとても素敵な部屋になりますね。
やり方は簡単!お気に入りのライトを、ただ、パレットで作ったベッドフレームの下に入れ込むだけでいいのです。間接照明の入れ方はセンスの見せ所です。パレットの隙間から光が出てきて、とても温かい空間を作り出すことができます。
よく、「部屋に間接照明を置きたいけれど、部屋のスペースが狭くておく場所がない」という悩みがあります。ワンルームマンションなどスペースが限られている場合などなおさらです。
こんな時に、パレットベットの隙間を使った間接照明はとてもいいアイデアだと言えます。スペースを無駄にせず、とてもおしゃれな空間を作り出すことができます。
スペースを利用して間接照明を!
こんなときに、パレットベッドの隙間を使った間接照明はとてもいいアイデアだと言えます。スペースを無駄にせず、とてもおしゃれな空間を作り出すことができます。
パレットベッドを収納場所として
パレットの隙間を収納場所として、ちょっとしたおしゃれ棚がわりに使うこともできます。お気に入りの雑貨などを並べてみるのも楽しそうですね。DIY上級者になると、収納用の引き出しを作ってパレットベッドの中に入れ込んでしまうこともできます。
パレットの隙間を利用することによって、収納のスペースがぐんと増えて便利です。そこまではちょっと無理だという人でも、パレットの隙間を収納スペースとして使用することは誰にでもできますし、アイデア次第でおしゃれな部屋を作ることができます。
隙間を本棚がわりに使うこともできます。夜寝る前に本を読む習慣がある人は、本の収納場所に悩みます。そのときに読みかけの本を収納できる空間がるのは助かります。
高さの違う本を並べて
写真集やレシピ本などサイズの違う本を収納するときに、バラバラ感が出てしまい、綺麗に収納するのが困ったということを経験した方はいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな本を横に置き、パレットの隙間に入れ込むととてもおしゃれに収納することができます。特に英字の本を並べておくととてもおしゃれな部屋を演出することができますね。
パレットベッドを移動式に!
さらにDIY上級者になると、パレットベッドの下にキャスターをつけ移動可能なベッドにしてしまうこともできます。移動可能なベッドになると、ベッドを簡単に移動させることができます。それで、掃除も楽にできますし、模様替えも簡単にできます。頻繁に模様替えをするという人にとって、ぴったりなアイデアです。
キャスター付きパレットベッドの作り方は、まず、パレットを繋げてしっかり固定します。そうやってベッドのフレームを作っていきます。通常パレッドベッドは敷くだけでもできる簡単なものですが、キャスターをつける場合はしっかりと固定するようにしましょう。
ベッドのフレームが出来上がったら今度は、キャスターを取り付けていきます。キャスターは耐久性を考えて丈夫なものを選ぶようにしましょう。子どもが使う小さなサイズの場合、大きめのキャスターであれば4つで十分です。セミダブルなど大きなサイズのベッドの場合、6つ取り付けた方が安全でしょう。
子ども用のベッドにキャスターをつけると、とても便利です。子ども部屋は子どもたちの成長に合わせて頻繁に模様替えします。そんなときに簡単に動かすことができると便利です。
掃除が楽にできる!
喘息や埃アレルギーなどの子供たちの健康が心配な人も多いのではないでしょうか。子供部屋を清潔に保つためにもキャスター付きのベッドにしておくのは良いアイデアです。簡単に掃除を行うことができるからです。
成長に合わせたベッドを!
子供の成長に合わせてベッドのサイズを変えることもできます。自作のベッドの良さは、臨機応変に対処できることにもあります。このようにパレットベッドの作り方をちょっと変えるだけで、子供たちのニーズやサイズにあったベッドをDIYすることができます。
パレットベッド自体を吊るしてしまう
かなりの上級者になると、ベッドフレームをそのまま吊るしてしまうというアイデアもあります。まずパレットベッドのフレームをきちんと固定させる必要があります。そして、丈夫な紐やチェーンをベッドフレームにつけ、天井にしっかりと固定させる必要があります。
技術が必要?
四方の高さのバランスをきちんと合わせる必要がありますので、ある程度の技術が入ります。しかし、個性的でおしゃれな部屋の空間を演出することができるのは間違いなしです。
ベッドヘッドもパレットを使っておしゃれに
DIYしたパレットベッドはフレームのみでも十分におしゃれで、自分たちの個性を出しやすいのですが、ベッドヘッドをつけることでさらに個性的になります。ベッドヘッドの作り方も簡単です。ただパレットを並べただけでもできてしまいます、ワックスで塗るとかっこよく仕上がります。
パレットをばらした板をつかって、ベットヘッドをDIYすることもできます。ベッドフレームに直接接続することもできますし、ただ壁に立てかけている人もいます。直接接続しないことのメリットは、要らないときに収納してしまえることです。
パレットベッドを作るときに注意することは?
とてもおしゃれで作り方も簡単なパレットベッドは魅力がたくさんありますが、パレットベットをDIYするときの注意点もあります。ここでは注意点についてお伝えします。
カビやシロアリに気をつけよう!
パレットは比較的簡単に手に入れることができます。通販サイトにもパレットは売られています。とくに中古になると通販でとても安価で手に入れることができます。中には建設現場や工事現場の人と仲が良く、パレットを譲ってもらえるという人もいるかもしれません。
中古のパレットの注意点は?
安価で手に入れることができるのは魅力的なのですが、実際に使われていたパレットはもうすでにカビが生えていたり、虫の巣ができていたりすることがります。中にはシロアリの餌食になっているものもあります。家具を作る前にしっかりと家具の状態をチェックすることが大切です。
カビやシロアリ対策のために…。
まず、安価だからといって、状態の良くないパレットを使用しないのが大切です。よくないものだとカビやシロアリの可能性が高くなるからです。状態の良いものを選びましょう。
またDIY作業を始める前にしっかりと水で洗い、十分に乾かしてから作業に入るようにしましょう。木材を保護する上でもペンキやワックスでパレットを塗るのも良い方法です。
ヤスリでしっかりと削ろう!
もう1つの注意点はヤスリを使うことです。ヤスリでしっかり削ることはとても大切なことです。パレットはもともと荷物を置くために作られているものなので、ツルツルした状態ではありません。
特にどこに気をつけてヤスリを使うの?
そのまま使うと、ベッドフレームに足や手が当たった拍子にスイバリが刺さるなどのハプニングが起こる可能性があります。
特にベットの淵の部分は丁寧にヤスリで削り、安全にベッドを使うことができるようにしましょう。
ヤスリで削ることのメリットは?
ヤスリで削れば削るほどパレットの木目が綺麗に出てきます。ワックスやオイルステンをかけた時の木目は綺麗に現れます。
ヤスリをかけるのは時間もかかり大変な作業ですが、この作業をしっかりと行うかどうかで出来栄えが変わってきます。
機械でヤスリを使うととても便利!
ペーパーヤスリもあり、手で磨くことができますが何しろ自作ベッドはサイズがとても大きなものになります。それで、ペーパーヤスリでは時間も労力もかかってしまいます。機械で磨くことによって早く綺麗に仕上げることができます。ヤスリの作業はとにかく丁寧に行うようにしましょう。
自作ベッドが綺麗にできるかできないかのポイントはヤスリといっても過言でないほどに、ヤスリは重要です。
パレットを通販で買う場合は?
先ほどパレットは通販で買うことができると紹介しましたが、通販でパレットを購入することが可能です。通販で買う場合、数枚だけ買おうとすると、値段が高くなってしまうので、まとめて買ったほうがお得のようです。
また通販のショップによっては、あえてロゴ入りパレットを売っているところもあります。パレットのロゴを生かしたかっこいいデザインのものが作れそうです。
通販でパレットを買う場合
当たり前のことですが、通販で買う場合、未使用のパレットや状態の良いものは高いのですが、使用済みのものは安く買うことができます。しかし安いものは、カビなどの心配もあり、状態が良いとは限りません。
通販で買う時のデメリットは?
特に通販では実際に見て買うことができないというデメリットがあります。通販サイトでのレビューをしっかりと確認するか、高くても未使用のものを買うのが良いでしょう。
自作のベッドで夜はぐっすり!
このようにパレットベッドは、作り方も簡単です。通販で手に入れることができ、サイズも自分たちのニーズにあったサイズを選ぶことができます。
アイデア次第で収納スペースを作ったり、フレームのデザインを変えてみたりと様々な工夫をすることができます。
DIYベットは愛着もわきます!
部屋のサイズに合わせたベッドを作れるのは嬉しいポイントです。通気性もよく、カビ対策にもなります。何と言っても自作のベッドは愛着がわきます。昼間は見て楽しむことができますし、夜はぐっすりと寝ることができそうです。