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渓流釣りの極み!山奥に潜む源流イワナの釣り方と食べ方を徹底解説!

源流付近に潜むイワナは非常に香りがよく美味なことをご存知でしょうか?きれいな清流が雑味を溶かして魚本来の味を際立たせます。源流とはいったいどこなのか、今回はそんな源流でのイワナ釣りについてまとめてみましたのでご確認ください。
2020年8月27日
duksyuuki
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この記事で紹介しているアイテム

渓流竿 360 超硬 振出 仕舞寸法約74cm カーボンロッド 老鬼 ヤマメ アマゴ イワナ ニジマス ハヤ メバル

オーナー イワナ矢羽根仕掛 R-017 針7号-ハリス0.6号

ダイワ ルアー ワイズミノー 50FS MTアユ

ダイワ クルセイダー激アツ 7g (トラウトルアー)

ダイワ プレッソ イヴ 0.8g スノーグロー 0.8g

源流付近でイワナ釣り

源流付近にはイワナがたくさんいる

イワナは冷たく綺麗な水を好むため、源流付近の川はイワナが生息するにはもってこいの環境です。15℃以下の水温が一年を通して保たれるためイワナにとっては定着しやすく、自然と繁殖が促されていきます。天敵もあまりいない山奥の源流で繁殖が進めば、イワナの数は自然に増えていくのです。人の手の入っていない場所で天然のイワナを釣るのってとても神秘的で楽しいものです。

源流付近は釣り荒らされていることが少ない

源流は山奥の険しい環境の中にあることが多いため、釣り人の来る数が絶対的に少ないです。下手をしたら釣り人が1度も訪れたことのない場所である可能性もあります。そういった場所に生息するイワナはスレてなく、素直に餌を口の中に入れます。警戒心も比較的低く、非常に釣りやすい状態で川の中を泳いでいます。釣れる確率も自然と高くなるのです。

源流とは?

水源のある川の一番上流

源流と言うのは水源の近くにある1番最初の川の流れのことをいいます。源流同士が合流して小さな川になりそれがまた合流しあって大きな川となっていきます。水質は上流から下流に行くにつれて劣化していき、水源のすぐ近くにある源流の水は渓流の中で1番きれいな水だと言えます。時期を問わず水温も低く、冷たい水がイワナの身を引き締めて非常に美味しくさせるのです。

源流のイワナは別格に美味しい

源流付近にいるイワナはきれいな水で生まれ育ったいるため臭みもなく、非常に上品な白身をしています。また源流付近では寄生虫や病原菌などもほとんどいないため、元気な個体が多く引き締まったその白身は非常に美味です。食べ方や捌き方に注意が必要ですが、源流付近で釣れた新鮮なイワナは刺身で食べることができるので、近年では非常に人気なターゲットとなっています。渓流釣りに慣れたかたが山に登り源流付近へ入っていきます。

源流でイワナ釣りができる時期

解禁日が各漁協によって違う

イワナはその地域の漁業組合によって管理されており、漁業権が定められている場合が多いです。漁業権の対象にイワナがはいっていると一年のうちでイワナ釣りのできる期間が決められています。釣り人は漁業組合の発行している遊漁券を購入して渓流釣りを楽しむのですが、各漁業組合が遊漁券を発売し、渓流釣りの許可を出す日を解禁日と言います。早い地域で2月、遅いと6月の場所もあります。

解禁日のない地域もある

地域によっては通年で漁業権が定められていない場所もあります。そういった場所はおすすめでいつでも竿をだせますが、イワナの絶対数が少ない場所が多いです。また禁漁区間といって一年を通して釣り禁止の場所もあります。源流や渓流釣りに行く際には必ずその川をどこが管理しているのか、釣りをしてもよい時期を確認してから仕掛けを投入するようにしましょう。密猟などの疑いをかけられる場合もあります。

源流のイワナ釣り装備

服装

源流へたどり着くには険しい山道を登っていかなければなりません。時には川の中に腰まで浸かって渡るなどの場合も考えられます。ハードな道のりなので軽装がよいと思われがちですが、服装はなるべく肌を出さない格好がよいです。ヒルやハチなどの被害を防げます。フェルト底のブーツなどが沢を歩くとき滑らなくて便利です。暑くなければウェダーを着ていくと非常にケガへの安全性が高くなります。帽子やおすすめでもあるヘルメットをかぶっていきましょう。

荷物


荷物はなるべく最小限が好ましいです。釣り道具と宿泊してくるのであればテントや食料、シェラフ、水が必要となってきます。万が一道に迷ってしまった時の為、GPSの付いたものなども持っていけたら理想的です。時期によっては防寒対策が必須となっきます。日帰りであれば少しの食料と水、仕掛けやルアーで十分かと思います。ゴミは必ず持ち帰ってくるようにしましょう。

源流イワナ釣りのおすすめな仕掛け① タックル編

釣竿

渓流竿 360 超硬 振出 仕舞寸法約74cm カーボンロッド 老鬼 ヤマメ アマゴ イワナ ニジマス ハヤ メバル

出典:Amazon
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出典:Amazon
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源流付近は川幅が狭いことが多いです。釣り方によりますが餌釣りでは一般的には3.5~5mぐらいの渓流竿が使用されます。ルアー釣りではトラウトロッドで1.8~2.4ぐらいの長さがよいでしょう。どちらにしても本流で使用するような6mもあるような竿では釣りにくいです。硬さは硬調のものを使用するのがセオリーですが、自分の好みの竿を使用するとよいでしょう。長さに関しては短めがおすすめです。

仕掛け

オーナー イワナ矢羽根仕掛 R-017 針7号-ハリス0.6号

出典:Amazon

目印のついた渓流釣り専用の仕掛けが販売されていますのでそれでもよいです。ウキは源流付近の流れの速い場所ではあまり役に立ちません。黒鯛の落とし込みの釣り方の様に、印のついた仕掛けを投入し目印の変化に注目して合わせを入れたりします。ハリスは0.8号ぐらいのものが弱すぎずバレすぎずちょうどよいかと思います。ニジマス等がかかると仕掛けが切れる場合があるので細すぎないラインとハリスが望ましいです。

源流イワナ釣りのおすすめな仕掛け② 餌編

イクラ

イクラは渓流や源流釣りで最もポピュラーな釣り餌です。時期を問わずに調達でき、また時期を問わずに魚が釣れます。釣り方も選ばない万能な餌です。釣り具屋で販売されていますが、少量で値段もそこそこするのでスーパーの半額セールなどであればぜひ購入して冷凍保存しておきましょう。ちなみに醤油イクラでもいいですが塩イクラが一番良いようです。

ぶどう虫

釣り具屋で販売されている生き餌です。ガの幼虫で段ボールの切れはしの様なものに繭をつくっています。この餌がイワナ釣りでは一番釣れるという声をよく耳にします。ただ幼虫であるためしばらく使用していないと孵化してしまったり、時期によっては手に入らなかったりします。しかし食いつきが非常に良い為、手に入る様であれば迷わず購入したい餌です。

源流イワナ釣りのおすすめなルアー①

ワイズミノー 50FS

ダイワ ルアー ワイズミノー 50FS MTアユ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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サウンドレス効果を搭載した渓流専用のルアーです。渓流や立ち入りやすい源流付近で、バンバンルアーを投げ込まれ警戒心むき出しになったイワナに効果的です。ウエイト固定することによって泳ぎやキャストのブレを少なくし、タイトにポイントを攻めることができます。またブレが少ないので根がかりも回避でき、ストレスフリーな釣りを楽しむことができます。

釣れる釣り方

急流の中でも安定したアクションをみせるので、ルアーを投げてどんどん攻めていきましょう。ボディーのフラッシング効果である程度離れたイワナにもアピールしてくれます。タングステンが使用されており沈下速度も速いので、水深のある場所でも使用できます。とても使い勝手がよく時期や場所を問わずに使用できるルアーです。またカラーの種類も豊富なのでいくつかタックルに忍ばせていきましょう。

源流イワナ釣りのおすすめなルアー②

クルセイダー

ダイワ クルセイダー激アツ 7g (トラウトルアー)

出典:Amazon
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長さ、幅、カラーにトラウトフィッシングのこだわりを注力して製造されたスプーンです。見た目は定番の形状ですが、程良い肉厚に加工されており、スタンダードなクラシックタイプとも呼ばれている。またテールのカップが深くされており、渓流流れをつかみ水中にてシェイプなアクションを実現する非常に精巧なスプーンです。初心者からベテランまで時期によって使い分けれるおすすめな一品。

釣れる釣り方


このスプーンはカラーを非常にこだわっており、時間や時期、場所によって使い分けることができるようにラインナップが揃っています。クリアウォーターや日中に有効な青、シルバーからサイドにモスグリーン、テールにピンクを配したオールラウンドタイプ、蛍光オレンジをベースに朝夕マズメ時を想定したものなど、様々なシチュエーションを想定して作られています。

源流イワナ釣りのおすすめなルアー③

プレッソ イヴ

ダイワ プレッソ イヴ 0.8g スノーグロー 0.8g

出典:Amazon
出典:Amazon
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出典:Amazon
出典:Amazon
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ロールアクションとレンジキープ力を重視して作られたスプーンです。ややベテラン向きな釣れるルアーであります。カラーは控えめですが、速巻きしても崩れない圧倒的な安定感で魚にスレさせないゲームを楽しむことができます。激流の中でも立ち泳ぎの様なアクションを魅せ、イワナに警戒感を与えません。非常に良くできたスプーンです。

釣れる釣り方

このスプーンの釣れるアクションはひたすら速巻きです。高速でイワナにアピールすることでイワナに身切られにくくする効果があります。普通のルアーでは渓流の様な流れの速い場所で早巻きすると、ルアーのバランスが崩れ回転してしまったり水面から飛び出したりしてしまいますが、このスプーンは安定感が抜群なためハードな早巻きにも適応できるのです。

源流イワナの釣り方・釣れるポイントを紹介①

源流付近の釣れるポイント

小さな石によって流れが速くなっている場所を瀬といいます。水温の低い時は魚の体力消耗が激しいのであまり釣れませんが、夏から秋にかけて良いポイントになります。また流れが溜まりへ流入する場所を流れ込みといいここは食い気のある魚が集まる場所です。また落ち込みと呼ばれる大きな石によって落ち込みができてる部分は酸素量も多くイワナの活性も上がる非常に良いポイントになりますので覚えておきましょう。

餌は流して誘う

渓流、源流釣りでは人によって釣り方や仕掛けは様々ですが、流れに対して下から投げて仕掛けを流してくるのがセオリーと言われています。というのもイワナは上流を向いて上から流れている餌を待ちかまえています。なので下流の方からそっと近寄り、上流へ仕掛けを投げて手前に流してくる、という釣り方がベターです。もちろん転々と仕掛けを落とし込む釣り方も、場所によっては有効です。いろいろ試してみて下さい。

源流イワナの釣り方・釣れるポイントを紹介②

岩陰を狙ってみよう

岩陰も非常に有効なポイントです。イワナは越冬する時や川の増水時には淵の岩陰などに身を潜め、体力を温存することが多いです。そっと姿が見えない様に近づいて餌と仕掛けを落とし込んでみて下さい。この時必ず自分の存在を気づかれないようにしましょう。一度人に気づいたイワナは警戒心が高まり餌に食いつかなくなります。簡単に釣れることのない繊細な生き物という事を認知しておいてください。

雨のあとがチャンス?

雨の降った増水時はイワナ釣りのチャンスとなります。理由として葉っぱや木にいた小さな虫が雨粒によって川にたたき落とされます。また水流が強くなり川底の川虫も巻きあげられ流れてきます。それらの獲物を狙ってイワナが活性化されるのです。梅雨などは確かに釣れる時期です。しかし増水時はチャンスであるとともに危険も伴います。川幅のせまい源流付近は増水するスピードが異常なほど早いです。十分気をつけて釣りを楽しみましょう。

源流イワナのおすすめの食べ方①

刺身 ※注意

注意は必要ですが、一般的に源流のイワナは刺身で食べられることもあります。川魚は火を通す食べ方がセオリーですが、源流で釣れた魚をそのまま捌いた刺身は非常に美味しいです。また時期によっては脂ものりほんのり甘みを感じます。今のところイワナで寄生虫などに感染したという話は聞きませんが、念のため自己責任で食べる様にしてください。

美味しく食べるポイント


イワナを刺身での食べ方について気をつけるポイントは、釣ってすぐにエラや内臓をきれいに取り除くことで臭みの無い上品なイワナになります。また心配なようであれば業務用の-20度ほどになる冷凍庫で凍らせることで寄生虫などは死滅します。刺身で食べる最低条件としてその川の水が飲めるほど奇麗であること、釣ってすぐに捌くことがあげられます。

源流イワナのおすすめの食べ方②

塩焼

イワナの食べ方で最もポピュラーな食べ方で、調理方法も簡単なうえ非常に美味です。バーベキューでも家庭でも楽しめるのでおすすめな食べ方。塩は少しかけすぎかな?と思うぐらいがちょうどいいです。じっくり弱火で焼いていくことで焦げずに出来上がります。炭火などにかける場合も遠火で焼くようにしてください。

美味しく食べるポイント

イワナを塩焼で美味しく食べるポイントは下処理にあります。できれば釣ってすぐに内臓とエラ、血合いをしっかりと取り除きます。ハブラシなどがあると血合いがきれいにとれます。理由としてイワナに限らず痛みがエラや内臓からはじまるのと、血合いで臭みが発生します。これらを完全に取り除くことで新鮮な良い香りのする塩焼きができるのです。

源流イワナのおすすめの食べ方③

骨酒

知る人ぞ知る至高の一品です。イワナの熱燗で旅館などで注文すると数千円する場合もあります。イワナから染みでた出汁が日本酒とマッチして極上の風味をもたらします。イワナの身の黄金色のエキスが日本酒に移り、見た目も非常に上品な色をしています。

美味しく食べるポイント

こちらも釣ってすぐのイワナの内臓とエラ、血合いを徹底的に取り除いて下さい。そして水気もペーパータオルで拭きあげます。それからイワナを遠火でじっくり焦がさない様にミイラになるまで焼きあげるのですが、これが少し難しいです。焦がさずにイワナの水分を飛ばす感じで。あとは日本酒を火にかけて熱くなってきたらイワナを日本酒に投入して完成です。

源流イワナ釣りのまとめ

源流のイワナはとにかくうまい

食べ方は色々ですが源流のイワナはとにかく美味しいです。魚本来の旨味が詰まっていて、非常に上品な口当たりと香りで一度食べた釣り人を再び源流へ誘います。ぜひ皆さんも一度源流のイワナをご賞味ください。

安全に留意して釣行しよう

様々な食べ方のある源流イワナですが源流域は危険な場所が多いです。もし釣行に行かれる場合は十分安全に気をつけて行ってください。山の天侯の急激な変化や川の増水には十分注意してくだい。