マルキュー パワーイソメ ソフト 桜イソメ
マルキュー(MARUKYU) パワーイソメ 中
ジグヘッド キビキビ
メバトロボール
パワーイソメはニュータイプの人工餌
皆さんは釣りに行くとき、餌の鮮度保持に困ることはありませんか?餌を針に刺す時に若干の罪悪感はありませんか?そんな問題を解決してくれるのが人工餌です。人工餌って本当に釣れるの?と思うかも知れませんが僕もそうでした。
人工餌というと最近あまり見ることがありませんがガルプサンドワームが有名ですよね、マルキューのパワーイソメはサンドワームよりも新しくできただけあっていくつもの改良がなされています。
人工餌とルアーの違い
バークレイのガルプサンドワーム、マルキューのパワーイソメこの人工餌と呼ばれるもたち特徴としてある生分解性で、環境に優しいというのがルアーとの違いです。
ルアーは使い方を誤ると根掛かりしてしまい海中に分解されないまま残りますが、人工餌の場合は魚が食べたとしても分解され、水中に残ったとしても分解されるので環境に無害な疑似餌です。
パワーイソメのパワーとは
パワーイソメのパワーとは何でしょう?それはうま味成分の多さです。実に本物のイソメの6倍ものうま味成分が染みこませてあり、魚がくわえると離さないので釣果に繋がるというわけです。
さらにヒラメの研究では、魚は見ただけで味がある程度わかるという結果が出ているのでパワーイソメが並のソフトルアーよりも釣れる要因はココかもしれません。
フグに弱い
つまりパワーイソメは味がよいので、ちょっとずつ噛みちぎって食べていくフグにとっては格好の餌食です。砂浜で投げ釣りをしているときでさえフグに噛みちぎられた跡が見られる場合があります。
しかし、フグと違い吸い込み型の食べ方をするカワハギなどは使い方によっては釣れることがあります。
パワーイソメはよい香り
パワーイソメがまだない頃、ガルプサンドワームが流行っていた頃には、その強烈な臭いが手について離れなかったり、バックの中で臭い汁が漏れて大変な思いをした人もいるでしょう、
何故ならその臭いがサンドワームがよく釣れる要因だったからです。しかし臭いが凄まじすぎて敬遠する人も多いと思います、しかしパワーイソメであれば大丈夫です。
なんとパワーイソメはブルーベリーの香り!これなら持ち歩いても問題ありませんね、さらに汁もありません。
ブルーベリーの香りでも釣れる?
ブルーベリーの香りなんかしてたら魚なんて釣れないのではないでしょうか?私もそう思いました。現に使い始めてしばらくは勝手がわからずあまり釣れない日々が続きました。
スイカやコーンを食べるクロダイの様に物好きな魚しか釣れないんじゃないか?そう思っていたのですがある日突然問題無くハゼやキスが釣れるようになったので使い慣れてくれば充分餌として利用が可能です。もちろんクロダイも釣れます。
パワーイソメはカラフル
パワーイソメは6色の種類があります。青イソメ、赤イソメ、茶イソメ、桜イソメ(夜光)、そして北海道限定色のレモンイソメとパールイソメです。オススメは桜イソメで、どんな仕掛けでもある程度釣れる色になります。
生地が柔らかいソフトタイプもあるので食いが悪かったり、アタリがあっても釣れない場合にはこちらを使うとよいでしょう。ピーチの香りです。他にも太さが細、中、太、極太などの太さがあります。
ミニサイズのミニイソメなども使い勝手がよくオススメです。
パワークラブ
同シリーズにはイソメタイプだけではなく、ジグヘッドなどと相性がよいカニを模したタイプもあるので釣り方によりコチラを使ってもよいでしょう。特にカサゴやソイの穴釣りの仕掛けに用いると効果があります。
色のバリエーションは青ガニ、赤ガニ、茶ガニ、白ガニ、黒ガニの5色で色々な使い方ができると思います。
はじめてのパワーイソメ
ネットの動画などで魚たちがパワーイソメを貪るシーンを見て、釣果upに繋がるのではないかと思い購入しました。
想像では餌と同じようなもので、餌と同じようにキスの投げ釣り用の仕掛けで放置してみましたがいっこうに釣れない、仕掛けが悪いのかと考え細い針のものに変えても釣れない、釣果upを期待していたのですが釣果がない日が続きました。
その日の仕掛けには普通の餌と同じように針のサイズに合わせてちぎったパワーイソメを付けていました。
釣れない理由を考える
今回は投げ釣りで使用しました。釣れない理由を考えると、まず誘いをしなかったこと、アクションがあればルアーと同じ仕掛けのようなものなので釣れるはずだと考えました。投げ釣りでは餌釣りであっても誘いを入れることは常識です。
次にちぎったこと、ちぎったことによりアクションが小さくなってしまい魚が気づきにくくなったのかもしれませんね。そして最後は場所です、場所は逗子の森戸海岸付近でした。
パワーイソメだけをもって奄美大島へ
私用があり奄美大島で数日野宿の旅をしていました。そのときに唯一持ち歩いていた餌がパワーイソメだったのです。雑草化したソラマメを眺めながら空港付近を歩いていると、土盛海岸へたどり着きました。
非常に美しい海岸で、かなり浅い水深の場所で試しに釣りをしていると、ビビビッとなんと即アタリがあり立派なクロダイが釣れました。キビレか南洋チヌでしょうか?
その後も入れ食いで4枚釣り、観光客が魚を見に集まって来たのですが、気にせず砂浜で捌いて塩を振りタッパーへいれ、食料にしました。
奄美大島での仕掛け
水深が浅く波の影響を受けやすそうだったのでウキ釣りをしようと考えたのですが、ウキをもっていませんでした。代わりにメバトロボールがあったのでそれで代用し仕掛けを組みました。
重りは小さめのタングステンのバレットシンカーで、ヨリモドシをつけ針との距離を15センチほど作りました。メバトロボールはアタリを取るための目印です。パワーイソメは中サイズで色は桜イソメでした。
パワーイソメでなぜ釣れたのか?
急にパワーイソメで釣れだした原因はなんでしょう?釣り方のどこが違ったのでしょうか?まず一つの要因としてパワーイソメはまるまる1本で使ったのが前回と異なる点で、メバトロボールのおかげで波に揺られていたのが誘いになったのもあるのだとおもいます。
それから場所もあるでしょう、人が釣りをしている風景が見られなかったので魚がスレていなかったんだと思います。釣れない理由と真逆のことが起きていたワケです。
どうすれば釣れるか
つまりは、パワーイソメのアクションが弱くならないようにたらしは長めにとり、誘いを入れる釣り方をすれば釣れるという結論が出ました。至極単純な答えですが、ちょっとしたチェンジが大きな釣果を生むことがあるのが釣りというものです。
色のチョイスもそうですが、釣り場の状況に合わせて臨機応変に仕掛けを変えていくのが釣果upに繋がる唯一の方法ではないでしょうか。
パワーイソメでの釣り方1:キス
上記の釣れるコツを踏まえて見ていきましょう。キスは基本中の基本ですよね。パワーイソメで釣る場合公式ではたらしを0.5~1センチにすると言われているようですが、それでは釣れたことがありません。
オススメは2センチ以上のたらしと残すことで、中サイズがよいでしょう。釣り方は人の歩くスピードくらいのスピードでサビくのが基本ですがもっと遅くても大丈夫です。
引いてきて重りがやや重くなってきたところで止めると魚が食いやすくなります。色は青イソメがオススメです。
キスは投げ釣りの基本
キスは大型になるとタイと見まごうほどのパワーで楽しませてくれますが、この魚が釣れない限りは、投げ釣りで他の魚を狙うのは難しいと言っても過言ではありません。
投げ釣りの際に大きい重りで遠くに飛ばすイメージがありますが、どちらかと言うとパワーイソメの場合にはそういった投げ釣りだとアタリが取りづらいので、ナス重り6号以内のちょい投げくらいがベストだと思います。ただ釣れないワケではないので技術に応じてチャレンジしてもよいでしょう。
パワーイソメでの釣り方2:カワハギ
小田原の早川港などで釣れた実績があります。ただし、関東は毒魚のキタマクラも多いので注意が必要です。カワハギを狙う場合のパワーイソメの使い方は、細タイプのチョン掛けです。
カワハギは目がよいので色によって食いつくものと食いつかないものがある場合があります。そのため、カワハギ用の仕掛けには4~6本の針があると思いますが、はじめに色々な色を付けて投入し、そのうち食いつきがあったものを使うという使い方もできます。
アタリがあるとだいたいパワーイソメは無くなっているので多めに持っていくとよいでしょう。
カワハギを引っかける、イセエビも引っかかる
カワハギは餌取り名人ともいわれますが、それはパワーイソメでも同じです。そのため、ちょん掛けでユラユラさせておいて食いついたところを引っかけるという釣り方になります。
基本的にはアタリがあったらすぐに合わせる感じになるので竿の感度が大切になります。チョン掛けという使い方をするのはこのためです。ちなみに同じ使い方で夜中に堤防沿いに仕掛けをたらしておくと伊勢エビが釣れることがあります。
ただ、釣り上げるとバコバコうるさく近所迷惑なので民家の近くの堤防ではやらない方がよいでしょう。
パワーイソメでの釣り方3:ハゼ
マルキュー(MARUKYU) パワーイソメ 中
長さ | 約10cm |
---|---|
内容量 | 15本入り |
ハゼはキスと共に投げ釣りの代表的なターゲットなのでほとんどキスと同じ仕掛けで釣ることができます。しかし、キスよりも警戒心がやや強いので針先が見えていると釣れにくいです。
そのため、中サイズのパワーイソメとそれと同等かそれ以下の幅をもつ袖針を合わせて使うとよいでしょう。たらしは2~3センチあったほうが釣れます。
ハゼの誘い方
ハゼは動かないものにあまり興味を示さないので、キスよりも細かく誘いを入れる必要があります。2秒引いて3秒止めるくらいのタイトなサビキがベストです。汽水域でハゼを釣る場合は根掛かりしにくいバレットシンカーを使うのがオススメです。
パワーイソメのジグヘッドでの使い方
パワーイソメはワームと同じようにジグヘッドとの相性がよいことも知られています。生分解性があるワームもあるのでそれと比べれば同じようなものですね。ジグヘッドのサイズや形は使うパワーイソメのサイズや、狙う魚に対しての釣り方によって変えるとよいでしょう。
ジグヘッドを使う場合ラインが太いとアタリが取りにくいばかりか、ジグヘッドやワームのアクションを妨げるので、狙う魚によって0.8~2号程度のラインにすることをオススメします。
ジグヘッドのタイプ
ジグヘッド キビキビ
サイズ | 0.8g |
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内容量 | 5個入り |
ジグヘッドはタイプごとに表層攻略用の軽くてフォールに時間がかかるジグヘッドと、深層攻略用の重くてガツガツ攻め込めるタイプのジグヘッドが基本ですが、レンジをキープしやすいように平たいタイプのジグヘッドも存在します。
狙う魚により使い分けることが釣果によい影響を与えますが、人によってはどんな場所でもお気に入りのジグヘッドで攻略してしまうので、つまるところ腕の問題かもしれません。自分の気に入ったジグヘッドがあるのであればそれを使い続けるのも道の一つだと思います。
パワーイソメとジグヘッドで狙える魚1:メバル
ジグヘッドで釣果が上がる魚として一番人気なのはメバルです。春告げ魚とも呼ばれ、これを釣らないと春が来ないという人もいます。
メバルはフォール中に食いつくことが多いので、表層攻略用の軽いものか、レンジキープ力に優れるフラットタイプのジグヘッドを使うとよいでしょう。パワーイソメの種類は小型のパワーミニイソメがベストです。
投げ釣りと違いジグヘッドのアクションも加わるので短いタイプでも問題ありません。釣果をあげるにはひたすら歩いて探っていくのが大事で、同じ所にとどまっても釣果は上がりません。
メバルは群れる魚
堤防を見ていると、ときおり小さなメバルの集団を見ることができます。実はメバルは群れる魚なので、この小さな集団の真下に大きなメバルがいることも多いです。釣果を上げるために参考にして下さい。
そして群れる魚なので1匹釣れたら同じところで数匹は釣れるでしょう。沢山釣れたら冷凍保存しておいて煮付けや唐揚げにすると美味しくいただけます。
パワーイソメとジグヘッドで狙える魚2:カサゴ
カサゴは投げ釣りでもルアーでも釣れる魚ですが、単独でいることが多いので専門で狙っても釣果が上がりにくい魚種です。しかしゴロタ石が多い場所ではまとまって釣れることがあります。
使い方は普通にジグヘッドで深層をボトムバンキングする釣り方だけで釣れますが、オススメなのは穴釣りです。
干潮時に干潟が現れる場所では思わぬ小さな穴から大きなカサゴが釣れたりもするので、投げ釣りと異なり見ていても楽しいものです。昼間の穴釣りほど驚きのある釣り方は他にないかも知れません。
スリットを狙うべし
堤防などの人工的な港で釣りをするときは堤防の継ぎ目、つまりスリットの部分にカサゴは潜んでいます。投げ釣りと異なりポイントが分かりやすいのでピンポイントに攻める釣り方もできます。
ただし、ハオコゼなどの毒針のある魚も同じ所にいるので気をつけましょう。針外しなどの道具はこういった毒針のある魚が釣れたときに使えるので、日頃から使い方を練習しておくとよいでしょう。
パワーイソメとジグヘッドで狙える魚3:アジ
最近ジグヘッドを使った釣り方でアジングというのが流行っています。何よりアジの回遊してくる場所であれば簡単に釣れるからです。鳴門海峡付近ではアジが多いのでどの場所でもアジングができますが、その他の場所では回遊してくる時間帯を知っていると狙いやすいです。
基本的には潮が動く時間帯にアジも動きます。仕掛けは軽めのジグヘッドとパワーミニイソメがベストですが、鳴門海峡付近では流れが強いので重いジグヘッドが必要です。
メバトロボールはアジにも有効
メバトロボール
サイズ | 6.8g |
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メバトロボールは本来、軽いジグヘッドを遠くに飛ばすための重り兼、表層狙いのためのウキという役割があります。そのためシンキングタイプとフローティングタイプがありますが、アジに使用する場合はフローティングタイプを利用しましょう。
使い方によってはシンキングタイプでもよいのですが、基本的にはフローティングタイプだけで問題ありません。
パワーイソメの保存
ガルプサンドワームは臭い保存液がたっぷり入っており、その保存液に漬け込んでおけば問題ありませんが、パワーイソメも同様に少量の保存液が入っており、その保存液ごと別容器にいれて保存するとよいでしょう。
パワーイソメの使用期限はその保存液が蒸発するまでと考えたほうがよいようです。しかし、ガルプ液に漬け込むと保存も長くできて更に釣れるようになるとも言われています。
ただガルプ液は漏れやすく、そして臭いので保存する場合には漏れのない保存容器を使用しましょう。
漏れにくい保存容器
ツケパック120
サイズ | W12.0cm×L8.6cm×H5.6cm |
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重量 | 75.5g |
内容量 | 5個入り |
ワーム専用の保存容器は沢山ありますが、ほとんどがオイル系ワームを想定しているので液体が入ると漏れやすいのが実情です。漏れにくいものもほとんど密閉式のタッパーと同じなので、密閉式のタッパーで保存するのが一番確実だと思います。
まとめ
マルキュー パワーイソメ ソフト 桜イソメ
長さ | 約10cm |
---|---|
内容量 | 15個入り |
沢山の餌やルアーがありますが、最近環境に優しい生分解性がある人工餌が増えてきています。塩イソメと並び保存の利く餌として人気ですが、魚を釣るには少しコツがいります。
簡単なことですが、これを知っていると知らないのとでは釣果に圧倒的な差が出るのは明白です。今回ご紹介した内容を参考にして、大漁の旗を掲げて下さい。