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「那岐山」登山に行こう!初心者も楽しめるコースや見どころをご紹介!

那岐山には登ったことがありますか?那岐山は岡山と鳥取の境界にある山で、初心者でも楽しめる山なんです。今回は那岐山の登山にかかる時間やルート、さらに季節によって変わる那岐山の魅力、温泉地などもご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
2020年8月27日
大石ゆう
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那岐山とは

那岐山のコースやアクセスをご紹介する前に、那岐山についてお伝えします。那岐山は岡山県と鳥取県の県境にある山で、最高地点の標高は1255mです。那岐山(なぎさん)は昔、那岐の仙(なぎのせん)と呼ばれており、神話のイザナギ・イザナミがこの峰に君臨したという伝説に由来していると言われているそうです。

那岐山は季節によっていろいろな表情を見せてくれる山。初心者から上級者まで、たくさんの人が訪れる魅力あふれる山です。今回はそんな那岐山の魅力や登山ルート、さらに登山後に入れる温泉地などをたくさんご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

那岐山の魅力

たくさんの方がトレッキングや登山に訪れる那岐山。初心者の方から上級者の方までさまざまの方々が登山を楽しみにくる理由にはやはり、那岐山の魅力があるからではないでしょうか。ここでは季節によって表情を変える山肌や、那岐山から見られる景色など、那岐山の魅力をたくさんお伝えします。

那岐山の花

那岐山の魅力の一つは、那岐山で見られる花。季節によってさまざまな表情を見せてくれます。那岐山で有名なのは天然記念物のドウダンツツジ。那岐山の山頂では、その天然記念物であるドウダンツツジが群生しているんです。

登山ルートにもたくさんの花が咲いており、季節によって4月~5月にはシャクナゲ、6月上旬~中旬にはドウダンツツジが花盛りになります。他にもイカリソウ、シャクナゲ、アカハナトチノキ、ヤマアジサイなどたくさんの花が登山を楽しませてくれます。

那岐山の紅葉

那岐山の花も素敵ですが、秋の紅葉の季節もおすすめ。那岐山の山頂に群生するドウダンツツジですが、この木も紅葉しとても鮮やかな赤色に染まります。秋の季節は、紅葉を求めてたくさんの人が観光に訪れます。秋に紅葉を楽しみながら登山するのもいいですね。

那岐山の滝

那岐山には滝が見られる箇所が3か所あり、蛇淵の滝、一の滝、二の滝と三つの滝を楽しむことができます。ルートには滝を周るコースもあり、滝を見てマイナスイオンをたっぷりと感じながらトレッキングを楽しむこともできます。

那岐山山頂からの眺め

那岐山山頂には、周りに大きな木や遮るものがないため、360度の大パノラマが広がっています。そこからは周辺にある山の、大山、扇ノ山、氷ノ山、さらに天気が良ければ遠くに見える日本海や瀬戸内海の島々まで望めます。


那岐山で見るご来光

那岐山で見ることのできるご来光もおすすめです。ご来光はいつ見ても素晴らしいですが、初日の出を見るとしたら、地元で行われる初日の出まつりに参加するのも手。毎年1月1日に行われるおまつりで、たくさんの方が初日の出を見にこのイベントに集まります。入園料がかかりますが、甘酒が振る舞われ、さらに牛そずり鍋やぜんざい、正月らしい遊びコーナーも設けられるそうです。(※この記事は2018年8月18日現在のものです)

那岐山で行われるトレッキング大会

那岐山では、毎年11月頃にトレッキング大会というものが行われています。健康な人なら誰でも参加できるというトレッキング大会で、那岐山の駅芝生広場からやまなみコース(6km)と、のんびりコース(4km)に分かれてたくさんの人がトレッキングを楽しんでいます。

参加料金はかかりますが特製トレッキング弁当や手打ちそばが用意されたり、参加者には記念品が配布されるそうです。子どもから大人まで楽しめるイベントなので、那岐山が気になっているという初心者の方はこのイベントに参加するのもいいかもしれませんね。(※この記事は2018年8月18日現在のものです)

那岐山の登山ルート

那岐山にはA~Cの登山モデルコースがあり、今回はそのモデルコースでの登山口と登山ルート、アクセスなどを詳しくご紹介します。また、滝を見ながら登山を楽しめるコースもご紹介。コースによって難易度も変わるので、難易度や距離、時間も詳しくご説明します。初心者から上級者まで楽しめる那岐山。自分の体力や経験値に合わせてコースを選んでくださいね。

那岐山の登山ルート①

登山ルート・Aコース

まずは、モデルコースAの登山道をご紹介します。Aコース登山道はA~Cコースの中で一番難易度が高い登山道になっています。ですので、登山に慣れている方から登るのをおすすめします。Aコースは丸太階段を尾根伝いに登り、距離は3.9kmで時間は約130分ほどで山頂に到着します。

Aコースのルートご紹介

Aコースのルートをご紹介します。まず、Aコースの登山口である菩提寺から登っていきます。ルートは、菩提寺登山口→(60分)→1010mピーク→(50分)→1201m地点→(20分)→那岐山山頂です。難易度が高く、中級以上の方におすすめのルートです。

Aコース登山口までのアクセス

次は、Aコース登山口までのアクセスをご紹介します。Aコースのアクセスは、車だと中国自動車道「美作」ICを下車し、県道51号を北上。突き当りの国道53号を右折すると那岐山登山口の案内板が出てきます。そこをさらに進むと「那岐山・菩提寺」の大きな標識が出てくるので、その方向へ進むと到着します。登山口には駐車場とトイレもあります。

那岐山の登山ルート②

登山ルート・Bコース

次は、モデルコースBの登山道をご紹介します。Bコース登山道はAコースよりも難易度は低く、初心者の方にもおすすめの登山道です。Bコースは山の駅という登山口から出発し、片道5km、時間は140分ほど。ご家族でトレッキングを楽しめるコースです。


Bコースのルートご紹介

Bコースのルートをご紹介します。Bコースのルートは、山の駅→(20分)→第一駐車場→(100分)→菩提寺コース出合→(20分)→那岐山山頂です。BコースとCコースの登山口は一緒で、途中で分岐点があるのでそこをBコースの方に進んで行きます。駐車場まで車で行けば、全部で時間は120分になります。時間によってどこから出発するのかを決めてもいいですね。

Bコース登山口までのアクセス

Bコース登山口までのアクセスは、電車とバスの場合、JR姫新線の津山駅で降り、バスに乗り換えます。高円ス停で下車(約40分)し、登山口まで歩きます距離は約3km。車の場合のアクセスは、Aコースと同じく中国自動車道美作ICから51号、53号へ入ります。53号の奈義町豊沢信号から北へ道なりに走って行くと第一駐車場へ到着します。約40台分置ける駐車場がありますので、安心です。

那岐山の登山ルート③

登山ルート・Cコース

次は、モデルコースCの登山道をご紹介します。Cコース登山道はBコースと同じように初心者にもおすすめのコース。こちらも家族で登られる方も多いので安心して登れます。CコースはBコースと同じように山の駅から距離は4.7kmで、時間は140分ほどになっています。BCコースは登る方が多く、行はBコース、帰りはCコースなどコースを変えて、違った登山道のトレッキングを楽しむという方も多いようです。

Cコースのルートご紹介

Cコースのルートをご紹介します。CコースルートはCコースと同じく山の駅から出発します。山の駅→(20分)→第一駐車場→(60分)→大神岩→(50分)→那岐山三角点峰→(10分)→那岐山山頂です。こちらのルートはBコースでも説明した通り、途中まではBコースと同じコースを歩みます。BCコースの分岐点でCコースの方へと進めばCコースの登山を楽しむことができます。また、第一駐車場を出発点にすれば、全部で2時間で山頂に到着します。

Cコース登山口までのアクセス

Cコース登山口もBコース登山口と同じなので、Bコース登山口の情報を参考にしてください。

那岐山の登山ルート④

登山ルート・滝めぐりコース

ここでは滝めぐりコースをご紹介。このコースも那岐山のモデルコースとして紹介されているコースで、3つの滝を見ながら登山を楽しむことができるコースです。マイナスイオンをたっぷりと浴びながら登山できるので、癒されること間違いなしのコースです。距離も短く、山頂よりも滝を楽しむコース編成になっていて、距離は1.3kmで時間も45分程度です。ハイキングを楽しみたい方にはおすすめのコースです。

滝めぐりコースのルートご紹介

滝めぐりコースのルートをご紹介します。滝めぐりコースは第二駐車場から出発します。第二駐車場→(5分)→蛇淵の滝→(27分)→一の滝→(3分)→二の滝→(10分)→名木ノ城跡です。滝を見ながら、たくさん癒されるコースです。

滝めぐりコース登山口までのアクセス


滝めぐりコースの第二駐車場までのアクセスですが、BCコースでご紹介した第一駐車場の少し先にあります。中国自動車道美作ICから51号、さらに53号へ。53号の奈義町豊沢信号から北へ道なりに走って行くと第一駐車場があるので、その先に進めば到着です。

那岐山付近の温泉

那岐山付近の温泉地

那岐山の周辺には温泉もたくさんあるんです。楽しくトレッキングを楽しんだら、温泉に浸かってゆっくりと休みたいですね。ここでは那岐山の登山を楽しんだ後に車で行ける温泉地をご紹介します。登山の後に温泉に入りたいというかは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

西の湯温泉

こちらは岡山県にある温泉です。那岐山から車で約40分ほどの距離の、国道375号線沿いにある温泉で、西の湯温泉は肩こりや神経痛、美容効果もある温泉です。ひのき風呂もあり、ひのきの香りを嗅ぎながらゆっくりと温泉を楽しむことができますよ。

百々温泉 めぐみ荘

百々温泉めぐみ荘も、岡山県にある温泉で、那岐山からやく30分ほどの距離にあります。ラジウム温泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛などに効果があります。まさに登山の後にはぴったりの効能ですね。歩行浴槽やマッサージ浴槽、薬風呂などさまざまなお風呂があるので、ぜひ登山の後はこちらでゆっくりと休んでみてくださいね。

湯~とぴあ黄金泉

出典: http://nishiawakura-kanko.com/onsen/onsen01.html

こちらは那岐山から車で50分程度の距離にある温泉です。この温泉では露天風呂や水風呂、サウナなど7種類のお風呂があり、いろいろなお風呂を楽しむことができます。この温泉は昔、タヌキが川のほとりで傷を癒しているところを発見され、温泉の効能が知られるようになったと言われており、中にはお子さまも喜びそうなタヌキの形をしたかわいい温泉もあるんですよ。

那岐山登山のまとめ

今回は、那岐山についてたくさんご紹介していきましたがいかがだったでしょうか。季節によってみられる花の変化や紅葉、さらに登山ルートや温泉地のこともたくさん知っていただけたかとおもいます。那岐山は初心者から上級者まで、さまざまな人が訪れる山。お休みの日にぜひご家族でトレッキングを楽しんでみてくださいね。

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