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見せる収納のコツは?隠さずにきれいに見せる収納術&アイデア例9選をご紹介!

見せる収納をマスターすれば、上手な片付けができることに加えておしゃれなインテリアを作り出せます。キッチンやリビングに、オープンな棚とラックなどを設置してみましょう。本棚の見せ方も重要です。きれいに見せるコツと、収納術&アイデア例をご紹介していきます。
2020年8月27日
gauyorim
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見せる収納をマスターする

収納スペースが足りなくなる

お部屋を片付けるには使用した物を収納場所へおさめる必要があります。この収納場所が無限のスペースなら物をどんどん入れられますが限りはあるものです。生活しているうちに物は増えていき、しだいに収納場所へおさまりきらなくなってくることでしょう。収納スペースが足りなくなるというのはよくあることです。お部屋の空きスペースの問題がありますから、新たな収納場所を増やすために棚などの収納家具は簡単に追加できません。

収納物の出し入れがしづらい

収納量の大きな家具を設置すれば、たくさんの物を片付けられます。ですが収納できたからといって満足してはいけません。多くの物が収納される分、物の出し入れがしづらくなるのです。簡単に収納できてスムーズに取り出せないと、やがて片付けが大きな負担と感じるようになってしまいます。それに収納する際、整理整頓する作業が面倒になってくると乱雑に詰め込むこととなり、よけいに物の出し入れが大変になってしまうものです。

きれいに見せる収納術で解決する

収納スペースが足りなくなる、収納物の出し入れがしづらく乱雑になるといった問題は、きれいに見せる収納術で解決が可能です。新たに収納家具を用意しなくても、空いた場所をオープンな棚やラックとして活用できるようになります。きれいに見せることを意識していれば、オープンな棚やラックによる収納は目に見えるため、常に整理整頓を心がけるはずです。きれいに見せる収納術は、収納スペースを増やしお部屋の景観をよくします。

素敵インテリアに最適なきれいに見せる収納術

きれいに見せる収納術は、おしゃれなインテリア作りに最適です。物が乱雑に散らかることなく片付くので、お部屋の印象がすっきりします。そして収納物は、オープンな棚やラックに飾られたディスプレイアイテムのように表現することが可能です。収納ができてインテリアを彩る装飾アイテムにもなるという、一石二鳥の収納術になります。きれいに見せる収納術はキッチンやリビングなどどの場所でも簡単に活用できるためおすすめです。

きれいに見せる収納術はコツとアイデアが重要

きれいに見せる収納術をさっそく取り入れようとしても、何も知らない状態で始めるとうまくいかない場合がほとんどです。上手に収納できてきれいに見せるためにはコツが必要になります。それと実践する環境によってオープンな棚やラックにする家具、さらに場所の広さなどが異なるため、特徴にあわせてアイデアを活かさないといけません。これらのコツとアイデアを後項よりご紹介していきますので、参考のうえでトライしてください。

見せる収納のコツ①割合

すべてをオープン収納にしない

見せる収納にはメリットがあるからと、すべての物を見せるようにしてはいけません。もし収納する物が何もかも丸見えの場合は、おしゃれなインテリアどころか、物を乱雑に置いているように見えてしまうことでしょう。そのため普通の隠す収納もあわせる必要があります。キッチンやリビングなど場所にかぎらずベースは普通の隠す収納にして、おさまりきらない物や見せると映える物は、オープン式の棚やラックに収納するのがコツです。

こまかな物は隠す収納にする

こまかな物を見せる収納にすると、ごちゃごちゃしていまい乱雑な印象になりがちです。見せる収納はきれいに見せることがポイントで、乱雑さは逆効果になります。それに掃除がしづらくて管理も大変になるはずです。こまかな物の収納は、ラックや引き出し、カゴや収納ボックスなどへ入れるようにしましょう。その方が出し入れも簡単です。よく使う物とあまり使わない物に分けて、置き場所を工夫するのがこの収納のコツになります。

見せる収納の割合を意識した手順

見せる収納の割合について、慣れるまでは全体の3割ぐらいにするのがよいでしょう。こまかな物は隠す収納にします。そういった物を収納ボックスなどへ入れる場合は、すでにあるアイテムを使ったり専用に購入したりしてください。収納ボックスを購入するなら、大きさや色合いなどを統一するときれいにそろいます。こまかな物を収納した後で、見せる物をオープンな棚やラックへ配置する流れです。全体の割合を意識して進めます。

見せる収納のコツ②バランス

見せる収納段の位置を決める

1つの棚やラック全体を見せる収納にする場合、各段へ収納するルールを決めてください。収納段の位置によって、出し入れのしやすさや見た目が変わってくるためです。本棚をはじめとした収納棚やラックの多くは、上の段ほど手の届く場所となり、物の出し入れがしやすくなります。そのため上の段にはよく使う物、下にいくほど使用ひんどの少ない物を収納すると便利に使えます。ですがほかの要素もふまえるとこれに限りません。

物の重さで収納段を変える

本棚を含め収納棚やラックの強度にもよりますが、上の段に重い物、下の段に軽い物を収納すると、安定せず転倒などの恐れが出てきます。重心は下の方が安定するものです。そのため上の段に軽い物、下の段に重い物を収納しましょう。色合いも重要で収納物の重さのイメージにあわせて、上の段は明るい色の物、下の段は濃い色の物を収納すると、落ち着く見た目のバランスがとれます。しっかりした土台は安心感を得られるはずです。

全体のバランスを考える


見せるオープンな棚やラックに収納する物は、さまざまな要素をふまえて収納位置を決める必要があります。説明した通り、使用ひんどの高い物は出し入れのしやすい位置へ収納する、軽い物は上にして重い物は下にする、色合いの明るい物は上にして濃い色は下にするなどです。加えて上段ほど収納する物を減らし、下段ほど収納物を増やすこともコツになります。これらを念頭に、全体のいろいろなバランスを考えて収納してください。

見せる収納のコツ③飾り棚

ディスプレイスペースを作る

見せる収納は、収納物をおしゃれに見せる必要があります。オープン棚へただ並べるだけでは、おしゃれさをあまり表現できません。そのため飾り棚となるディスプレイスペースを設けることがコツです。一カ所だけでも飾り付けを意識していると、全体がおしゃれに仕上がりやすくなります。収納物だけではおしゃれに見せられない場合、オブジェや植物などのインテリア小物を加えてみましょう。素敵なディスプレイ感が出るはずです。

上段でおこなうディスプレイ

ディスプレイスペースにはあまり物を置きすぎないようにしてください。物が多いと乱雑になって、飾っているように見えなくなります。それと飾る物は基本的に小物で軽く数を少なめにすることから、上段に設けるのが適しています。上段だと目にとまりやすいことも理由です。置く物が増えてきた際には、一定数からあふれた分を下の収納段へ片付けるようにしましょう。また、イベントなどにあわせて飾り付けを変えるのもおすすめです。

見せる収納のコツ④選び方

見せる収納にはオープン棚を使う

見せる収納をおこなうなら、戸や引き出しのないオープン棚を使うことになります。オープン棚といってもサイズや材質などさまざまな種類が存在し、価格もバラつきがあるものです。オープン棚を選ぶ主なポイントは、設置場所、収納物の内容、インテリアとの調和、予算になります。これらをふまえてオープン棚を探してみてください。市販の商品では最適なものが見つからない場合は、DIYで手作りしてみましょう。難しくありません。

オープン棚をDIYする

オープン棚をDIYする場合、作り方はいろいろな方法があります。あまり費用をかけずなるべく簡単な作業ですませるには、ディアウォールを使うのがおすすめです。ホームセンターで販売されている2×4材という安い木材の両はしに装着し、天井と床へ突っ張らせることで柱のようにできるアイテムになります。設置した柱に棚受けを取り付け棚板をのせるだけでオープン棚の完成です。サイズや棚の数、カラーリングは自由に決められます。

見せる収納術&アイデア例①キッチン

調理スピードが上がるキッチンでの見せる収納

キッチンは料理を作る場所です。調理はスピードが重要で、手早くこなしていかないといけません。なので調理器具や調味料などは、早く手に取れる場所にあるのがベストです。そういったキッチンアイテムを出し入れしやすい状態で収納しておくには、見せる収納がよいでしょう。収納物が外に出ているため見渡すだけで必要な物がすぐ見つかりますし、戸や扉がないことからダイレクトに取り出せます。これで料理の幅も広がるはずです。

キッチンの見せる収納はカゴで使いやすくなる

見せる収納はオープン棚を使用します。そのため棚板だけの構造になり、自立できないこまかなキッチンアイテムは収納できません。これらのこまかな物も見せる収納棚に並べて収納したい場合は、カゴに収納するのがおすすめです。カゴは通気性がよく、湿気のたまりやすいキッチンに適した収納アイテムになります。カゴを複数用意し、キッチンアイテムの種類によって使い分けると便利です。

工夫を加えるキッチンの見せる収納

キッチンアイテムは種類がさまざまあります。調理器具、調味料やスパイス、食品、掃除道具など、とても雑多です。キッチンはせまい場所なので、これらの雑多な物を効率よく収納しないといけません。見せる収納でもアイデアを活かして、より上手に収納できるよう工夫してください。棚板の裏側は空間を有効活用できます。マグネットを取り付けてビンのフタを固定させたり、ラックを設置したりと収納方法はたくさんあるものです。

見せる収納術&アイデア例②食器棚

よく使う食器が出し入れしやすい見せる収納

食器の数が多くても、グラスやカップ、プレートにお茶碗など、日常的によく使う食器は限られてきます。これらはほぼ毎日収納棚に出し入れするため、戸付きや引き出しの収納棚だと収納が少し面倒に感じる場合もあることでしょう。見せる収納なら棚へ置くだけなので、出し入れが簡単になります。また、見せる収納のスペースがせまくても、食器の並べ方によってたくさん収納することが可能です。

おしゃれなカフェのように食器を見せる収納


見せる収納は、収納物をディスプレイアイテムのように見せる効果があります。おしゃれな食器を見せる収納にして、カフェのような空間を演出してみましょう。それがよく使う食器ならあまり気にする必要はありませんが、めったに使わない食器であれば使用前によく洗ってください。見せる収納は戸や扉などさえぎるものがないために、ホコリやゴミがたまりやすいというデメリットがあるためです。

見せる収納術&アイデア例③おもちゃ

リビングでもおもちゃを見せる収納ができる

おもちゃを見せる収納にすると、子供が遊びたいおもちゃをすぐ選べるようになります。それにオープン棚だと出し入れしやすいので、片付けへの苦手意識がつきづらくなることでしょう。リビングでおもちゃを見せる収納にする場合は、インテリアへの影響が心配です。カゴや収納ボックスで隠す収納にすれば、リビングの景観が悪くなりません。

子供にとって便利な見せる収納棚を使う

子供にとって見せる収納の利点は、遊ぶおもちゃをすぐに取り出せて、片付けが簡単なことです。リビングではインテリアの景観も気にしないといけませんが、子供部屋ならおもちゃをそのまま見せる収納にできます。普通のオープン棚以外にも、子供が使いやすい見せる収納棚を探してみてください。

見せる収納術&アイデア例④本棚

本棚で本をおしゃれに見せる収納

見せる収納として代表的なのが本棚です。中でもマガジンラックは、リビングなどのインテリアによく利用されています。雑誌の表紙を見せる収納方法なので、おしゃれなデザインであればポスターのように飾れるのです。雑誌をよく読む人でリビングに空いたスペースがあるなら、この本棚を設置してみましょう。

同じ種類の本を見せる収納にする本棚

通常の本棚へ本を収納すると、背表紙が見せる部分になります。この背表紙をきれいに見せる収納方法は、本のサイズや色合いをそろえて収納することです。本棚の各段ごとでサイズに分けて、同じ段の中で同系色をまとめて収納すると、そろいやすくなります。書斎やリビングなど場所を問わない本棚の見せる収納術です。

リビングの壁面を本棚で見せる収納にして有効活用

リビングにはテレビを置いていることが多いでしょう。そしてテレビを置くテレビボードは収納として使えますが、テレビの左右や上部の壁面は収納とせず無駄にしがちです。そこへ本棚や見せる収納棚を設置すれば、壁面を収納スペースとして有効活用できます。壁面は広いので、リビングの収納量が大きく増えるはずです。

見せる収納術&アイデア例⑤洋服

洋服をおしゃれに見せる収納

クローゼットに収納しきれない場合や、よく着用するから外に出しておきたいという洋服は見せる収納にしましょう。洋服を見せる収納にすると、出し入れがしやすくなるうえにインテリアの装飾アイテムとなってくれます。ただし、おしゃれな洋服と見せる収納ができるオープン棚に限るので注意してください。

洋服以外の物も一緒に見せる収納へおさめる

見せる収納にするためのオープン棚やラックを上手に組み合わせれば、洋服だけでなくほかの物も一緒に見せる収納にできます。高さのスペースを活用することで、せまいお部屋でもたくさんの物を収納可能です。

見せる収納術&アイデア例⑥洗面所

見せる収納で清潔感のある洗面所にする

キッチンと同じく洗面所も、せまい場所なのに多くの物があふれがちです。そういった物が乱雑な状態で置かれていると、水まわりの場所ということもあって不衛生な印象になってしまいます。こまごました物が多いので、見せる収納で分かりやすくおさめましょう。ワイヤーラックを使って見せる収納にすると、水気を切るイメージからすっきりとした清潔感のある洗面所になります。

洗面所の掃除道具も見せる収納にする

掃除道具は隠す収納にしたいところですが、見せる収納にした方が出し入れしやすいため、気軽に掃除をおこなえるようになります。洗剤の容器をそろえて収納したり、こだわりの掃除道具を用意して収納したりすれば、おしゃれな見せる収納に仕上がるはずです。


見せる収納術&アイデア例⑦ランドリー

見せる収納でスムーズに洗濯をおこなう

ランドリーは他人の目にふれる場所ではないため、収納はインテリアの見た目よりも使いやすさにこだわるべきです。洗剤などの洗濯用品は見せる収納にして、分かりやすく取り出しやすい配置で収納しましょう。物によっては、見せる収納に収納ボックスを加えるとより収納が便利になります。

おしゃれに仕上げられるランドリーの見せる収納

使いやすさを重視した方がよいランドリーの見せる収納は、おしゃれな収納に仕上げることも可能です。洗剤類は同じデザインの容器へ移し替えて、収納棚はDIYで自分好みの姿へと仕上げます。時計などのインテリアアイテムにもこだわれば、おしゃれな見せる収納になることでしょう。

見せる収納術&アイデア例⑧玄関

見せる収納でおしゃれな玄関にする

玄関はお家への出入りで必ず通る重要な場所です。自分や家族のほか、お客さんも通ります。毎回気持ちよく出入りするために、上手な収納ですっきりさせたいものです。空いた壁面を見せる収納にして飾り付けすれば、おしゃれなインテリア要素も加えられます。

見せる収納術&アイデア例⑨ボックス

見せる収納に隠す収納を加える

見せる収納にしても隠したい物がある場合には、収納ボックスを使うのがおすすめです。おしゃれな収納ボックスなら、中身が何であっても見せる収納におさめられます。

まとめ

物をきれいに見せる収納術とアイデア例をご紹介してきました。戸や引き出しのある収納棚だけでなく、オープンな棚やラックを使って見せる収納をおこなえば、多くのメリットを得られます。出し入れやしやすくなる利便性や、飾り付けのように見せるディスプレイ感、全体としての収納量などを向上させることが可能です。それにキッチンやリビングといった場所を問いません。きれいに見せる収納をマスターして収納上手になりましょう。

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今回は見せる収納について解説しましたが、きれいに見せる収納術を活用可能な収納棚のDIYについてもっと詳しく知りたいという方は、下記のリンク記事を読んでみてください。