Panaracer パナレーサー GRAVEL KING グラベルキング 700×23/700×26/700×28 【2016年2月新商品】【本州送料無料】
パナレーサー F726-GK-B GravelKing グラベル キング 700×26C ブラック 自転車用
Panaracer(パナレーサー) タイヤ GRAVELKING [グラベルキング] 700X32C ブラック スリック F732-GKS-B
はじめに
みなさん、普段サイクリングをする時はどんな道を走っていますか?
通常の公道を走る方がほとんどだと思いますが、最近人気が上がっているのが舗装されていない道(未舗装路)を走るサイクリングです。
そんな未舗装路を走るための重要アイテムがタイヤです。今回はパナレーサー社が発売している未舗装路用のタイヤであるグラベルキングをインプレします。タイヤ選びのコツも同時にご紹介するのでチェックしてください。
グラベルとは
最近、人気の砂利道のサイクリング。この「砂利道」のことをグラベルと言います。
グラベルになっているということは、つまり人の手があまり加えられてない道路ということです。大自然の中にある道路なので、グラベルにサイクリングに行くと自然の中を気持ちよくサイクリングできますよ。
グラベルに向いているバイクの種類は?
グラベルは舗装されていないので、タイヤやバイクに対するダメージも大きいです。なので、ロードバイクだと転倒やパンクの危険がありますし、何より乗り心地が悪くなってしまいます。
グラベルにはグラベルロードという種類のバイクが良いでしょう。厳密に決まりはありませんが、グラベルも走れるように改造したロードバイクです。マウンテンバイクだと通常の公道を走るときに重たくなってしまいますが、グラベルロードの場合はそこまで気にせずに走ることができます。
バイクのタイヤ選びのコツ
サイクリングをする際に、快適に乗るための必須アイテムがタイヤです。様々なメーカーが技術を競い合って新タイヤを発売していますが、そもそもどんなタイヤが合っているのでしょうか。
値段ももちろんですが、どんなサイクリングをしたいかでおすすめのタイヤも変わってきます。ここではタイヤ選びのコツを見ていきましょう。
タイヤ選びのコツ① 種類
まずは、タイヤの種類について理解することが大事です。タイヤは主に3種類あります。
①クリンチャータイヤ:タイヤとチューブが別々のタイヤ。ほとんどの自転車はこの種類で、値段も安価です。
②チューブレスタイヤ:チューブなしで走れるタイヤ。最近、人気が出てきています。
③チューブラータイヤ:チューブとタイヤが一体化しているタイヤ。レース用のタイヤで非常に高価なタイヤです。
タイヤ選びのコツ② 重量・幅
次に、タイヤの幅と重量を選びます。基本的には幅が広くなるほど重さが増えると覚えておけば良いでしょう。
もちろん、細く軽いタイヤの方がスピードは出しやすいですが、太い方が乗り心地は良いです。一般的には23c・25c・28cが多く、数字が少ない方が細く軽いタイヤとなります。
タイヤ選びのコツ③ 耐久性
タイヤの特徴として、パンクしてしまうということがあります。パンクにならなくても、タイヤはどんどん擦り減って消耗していくのです。
このパンクや消耗にどれくらい耐えられるかというのが耐久性です。太い方が耐久性が高いことが多いですが、各メーカーでもこの耐久性はかなり変わってきます。
タイヤ選びのコツ④ 乗り心地
サイクリングを楽しむ時に大事なこととして快適に走れるということがあります。
この乗り心地についてもタイヤによって変わってきます。一般的には太いタイヤの方が良いと言われていますが、グリップ力やタイヤの表面でも変わってきます。自分で色々試しながら、良いタイヤを見つけていきましょう。
グラベルサイクリングのタイヤ選びの注意点は?
では、グラベルをサイクリングする時のタイヤ選びとして気をつけなければならないのは何でしょうか?
やはり一番重要なのは、耐久性です。グラベルの走行はタイヤにダメージを受けやすいので、耐久性が重要となってきます。タイヤの太さも23cでなくワンランク上の25c〜の方が良いでしょう。走りの安定性も変わってきます。
パナレーサー・グラベルキングの紹介
Panaracer パナレーサー GRAVEL KING グラベルキング 700×23/700×26/700×28 【2016年2月新商品】【本州送料無料】
インプレの前にまずはグラベルキングの基本情報をご紹介します。
グラベルキングはパナレーサー社が発売しているグラベルロード用に作られているタイヤです。値段はメーカー税抜参考価格として4,858円〜5,191円(2018年7月時点)です。
グラベルキングのラインナップは?
グラベルキングは舗装路も走り、グラベルも走れるタイヤです。
それに合わせてラインナップも幅広く用意されています。カラーはトレッドは黒一色ですが、サイドは黒・茶の2色。幅は23c・26c・28c・32çとなっており、自分の乗りやすい幅を選ぶことが可能です。
また、重量はそれぞれ220g・240g・270g・290gとなっています。
パナレーサー F726-GK-B GravelKing グラベル キング 700×26C ブラック 自転車用
基本の26cサイズです。
そこまでタイトでないグラベルであればこれで十分でしょう。
舗装路を走るタイヤも25c〜26cが最近主流になりつつあるので、一本で舗装路からグラベルまで快適に走れます。
Panaracer(パナレーサー) タイヤ GRAVELKING [グラベルキング] 700X32C ブラック スリック F732-GKS-B
よりグラベル走行の際の快適性を追求する方にはこちらがおすすめです。
幅が広がると走りの安定性が増し、多少の悪路でもふらつくことなく走る事ができます。また、グラベルの登りでダンシングする際にもよりしっかりしたタイヤの方が快適に登れます。
グラベルキングとグラベルキングSKの違いは?
実はパナレーサー社はグラベルキングとグラベルキングSKという2種類のタイヤを発売しています。
また、どちらも通常版とチューブレスと2種類発売しているので、購入するときはサイクリングの行き先やバイクに合わせて購入しましょう。
タイヤの比較① グラベルキング
グラベルキングはグラベルだけではなく舗装路も快適に走れる作りとなっています。舗装路もグラベルもどちらも走りたい方向けなので、タイヤも23c〜32cと幅広いラインナップとなっています。
普段は舗装路だけど、たまに未舗装路も走りたいという方には一種類揃えれば良いのでおすすめです。
タイヤの比較② グラベルキングSK
グラベルキングSKはよりグラベルの走行に特化した内容となっています。
太さも26cと32cと特化しており、重量も270〜330gと若干遅くなっています。グラベルキングよりも瞬発性には欠けますが、走りの安定性は格上となっています。未舗装路をガンガン走っていきたいという方におすすめのタイヤです。気になる値段はグラベルキングと変わりません。嬉しい配慮ですね。
グラベルキングのインプレ
グラベルキングのインプレをここから紹介します。
グラベル用のタイヤとしては、乗り心地(快適さ)、瞬発性(重み)、走りの安定性かどうかなどが重要となってきます。今回はグラベルキングの独自技術を含んでインプレしていきます。
グラベルキングの乗り心地
グラベルキングのトレッドにはZSGナチュラルコンパウンドが採用されています。耐久性・耐摩耗性をもちろん高めているのですが、高反発弾性の天然ゴムを採用することで走りの快適性を保ち、グリップ力も発揮することができます。
通常だと、グラベル用のトレッドは凸凹していて快適性は低くなりますが、グラベルキングはそんなこともなく快適に乗ることができます。
グラベルキングの瞬発性
グラベルキングの瞬発力はどうでしょうか。
やはり通常のロード用タイヤと比べると重量も重く瞬発力には欠けます。ただし、グラベルキングは26cでも240g。グラベル用のタイヤとしては悪くはない重さです。コードをアドバンスドエクストラアルファコードという極細のコードを使用することで軽量化しているのです。
グラベルキングの安定性
グラベルキングはアンチフラットケーシングといって、補強材をタイヤの全面に装着しています。リム打ちへの耐性などサイドからのパンク性能を強化する目的ですが、こちらが安定性にも貢献しているのかもしれません。なぜならサイドが強化されていると、タイヤの変形も少なく一定の接地面で走る事ができるからです。
どんなツーリングでグラベルキングを使うと良い?
グラベルキングの技術も含めてインプレしてきましたが、どんな場面が向いているのでしょうか。
インプレを行うとかなり幅広いライドに適応しそうです。グラベルキングをおすすめ出来るライドをご紹介します。
グラベルを中心としたオフロード
グラベルキングと言うだけあって、グラベル走行がもちろん中心となります。補強材をタイヤ全面に貼っているので、耐久性があると言うこともそうですが、サイドに強いので凸凹道でも走りが安定します。
特にカーブが多い林道なんかでは、サイドが違うだけで快適さや疲れやすさも変わってくるのでグラベルキングがおすすめです。
トレイルサイクリングにもおすすめ
グラベルキングは山道にもおすすめのタイヤです。
山道では登りの時は重量が下りの時は安定性が重要となってきます。グラベルキングは重量はまあまあという感じですが、下りの安定性が他のタイヤよりも優れています。グリップも効いているので、必要以上にブレーキをかけることなく山を駆け下りれるでしょう。
舗装路も含むロングライドにも活躍する
グラベルキングは舗装路でも快適に走れるよう、重量やトレッドに工夫がされています。トレッドは凸凹感を必要以上に感じることのないコンバウンドを使用しており、重量も悪くない重さで走る事ができます。瞬発力はそこまでありませんが、走りの安定性に優れているので、ロングライドでも快適に疲れにくい走りが出来るでしょう。
また、耐久性と耐摩耗性にも優れているので、パンクの心配もそれほどすることはありません。
グラベルキングと他のタイヤとの比較
グラベルキングをインプレしてきましたが、他のタイヤと比較をするとどのような特徴があるのでしょうか。
グラベル用のタイヤで代表的なタイヤと比較をしていきます。
Continenta ULTRA SPORT
ドイツのタイヤメーカーのコンチネンタル社オールラウンドタイヤであるULTRA SPORTと比較します。
重量はウルトラスポーツが25cで260gに対して、グラベルキングが26cで240g。グラベルキングの方が軽量です。ウルトラスポーツはサイドを強化しながらもオールラウンドな走りが出来ます。一方グラベルキングは走りの安定性が非常に優れていると言えます。お値段は市場価格だとグラベルキングの方が若干高めのお値段となっている事が多いようです。
Clement X'Plor MSO
クレメン社のX’PlorMSOもグラベル用のタイヤの一つ。
こちらはブロックパターンを採用しており、よりグラベルに特化したタイヤとなっています。重量を比較すると32cで370gとグラベルキングの32cで290gよりも大きく重量も上です。お値段を比較するとグラベルキングの方がかなり安いお値段となります。グラベル専門であればX’PlorMSOで舗装路も快適に走ることを目指したい方はグラベルキングがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今回はグラベルキングのインプレをご紹介しました。
最近、人気が出てきたグラベルのサイクリングですが、タイヤ選びを失敗すると疲れやすくなってしまう上に転倒してしまうというリスクもあります。タイヤ選びをしっかりとした上で、快適なサイクリングを楽しんでくださいね。