ツーリングバイクとは?タイプ別の理想のツーリングバイクと選び方をご紹介!のイメージ

ツーリングバイクとは?タイプ別の理想のツーリングバイクと選び方をご紹介!

ツーリングにおすすめのバイクとは、どんなタイプのバイクでしょうか。ツーリングのスタイルや行き先、目的地までの距離によって異なるさまざまなタイプのツーリングバイクのおすすめや、ツーリングバイクを選ぶコツについてご紹介します。

2020年06月07日更新

ironman17
ironman17
バイクにテントを積んで日本を一周した経験から、キャンプのノウハウや旅の知識についてを執筆しています。国産旧車のレストアも手がけており、バイクいじりやDIYについての情報も発信していきます。
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目次

  1. ツーリングに最適なバイクとは
  2. ツーリングバイクに求められる要素
  3. ツーリングバイクのタイプ①:ツアラー
  4. ツーリングバイクのタイプ②:アドベンチャー
  5. ツーリングバイクのタイプ③:アメリカン
  6. ツーリングバイクのタイプ④:クルーザー
  7. ツーリングバイクのタイプ⑤:ネイキッド
  8. ツーリングバイクのタイプ⑥:オフロード
  9. ツーリングバイクのタイプ⑦:スーパースポーツ
  10. ツーリングバイクのタイプ⑧:オールドルック
  11. ツーリングバイクのタイプ⑨:ビッグスクーター
  12. ツーリングバイクのタイプ⑩:ビジネスバイク
  13. ツーリングバイクのタイプ⑪:トライク
  14. ツーリングバイクのタイプの選び方
  15. 目的にあったバイクでツーリングを楽しもう

ツーリングに最適なバイクとは

ツーリングに最適なバイクとはどんなバイクでしょうか。ツーリングの行先や距離、目的によって、最適なバイクのタイプも異なってきます。さまざまなツーリングシーンに合わせたバイクのタイプと、それぞれのおすすめのバイクについてご紹介します。

ツーリングバイクに求められる要素

疲労度

長距離を移動するツーリングでは、いかにしてライダーの疲労を少なくするかが重要な要素となります。そのため極端な前傾姿勢や窮屈なポジションのバイクはそれだけツーリングに不向きと言えます。また風による疲労を減らすためには、カウリングや風防によるウィンドプロテクションも大切です。

積載性

日帰りならいざしらず、宿泊を伴うツーリングでは着替えなどの荷物を積むことが必要になります。キャンプツーリングであればさらに荷物は増えますので、旅の期間や目的に応じた積載能力が求められます。

基本性能

ツーリングといえども走りを楽しむ基本性能の高さは必要ですし、荷物の積載やタンデムなどに耐えうるパワーも求められます。また長距離を走る場合は、燃費性能も良いにこしたことはありません。

足つき・取り回し

ツーリングでは渋滞などで頻繁なストップアンドゴーを強いられることもあります。また重い荷物を積んでの駐車場での移動を考えると、バイクの足つき性の良さや、取り回しの良さも重要な要素となります。

ツーリングバイクのタイプ①:ツアラー

ツアラータイプの特徴

オンロードバイクの中でも、特にツーリング性能に特化した旅バイクとも言えるのがツアラーです。アップライトなポジションは長距離の走行でも疲れにくく、大型のカウリングや風防を装備することで、高速走行時のウィンドプロテクションを高めています。パニアケースやトランクを装備した車両も多く、キャンプツーリングなどで多くなりがちな荷物の積載性も良好で、タンデムツーリングにも最適です。スーパースポーツをベースにしたものも多く、大柄な車体の割には足つき性も良く、基本的な走行性能も比較的高いのが特徴です。

ツアラーのおすすめツーリングモデル

ヤマハ FJR1300

ヤマハが欧州で人気の高いツアラーとして販売してきたFJ1100、FJ1200の後継として登場させたのがFJ1300です。新設計の水冷DOHC直列4気筒エンジンは高速巡航性能も高く、長距離ツーリングに非常に適しています。大型の風防は走行風による疲労を軽減してくれますし、オプションのパニアケース装着でツーリングの荷物の積載も問題ありません。

ツーリングバイクのタイプ②:アドベンチャー

アドベンチャータイプの特徴

オンロードを高速巡航できる性能を有しつつ、オフロードも走行できる最低地上高の高さやストロークの長いサスペンションを兼ね備えたモデルがアドベンチャータイプのバイクです。シート高は高めで足つきは良くないものの、背筋を伸ばして乗れるライディングポジションや風防により、長距離旅でも疲労度が低いのが特徴です。前傾がきつくないのでタンデムライダーにも恐怖心はあまりありません。大型キャリアにより積載性を高めたモデルも多く、オンもオフもこなせることから、キャンプツーリングなどにも適しています。

アドベンチャーのおすすめツーリングモデル

スズキ V-Strom1000

オンロードを攻める走りを楽しみつつ、オフロードにも分け入っていけるアドベンチャーツアラーが、スズキのV-Strom1000です。アップライトなポジションは長距離でも疲れ知らずで、V型90°ツインのスリムなエンジンのおかげで車高の割に足つき性は悪くありません。大型キャリアでキャンプ道具などの積載性も良好です。

ツーリングバイクのタイプ③:アメリカン

アメリカンタイプの特徴

北米大陸のまっすぐな直線道路を高速で走るのに適したバイクが、アメリカンタイプです。足つき性の良い低いシートや高めのハンドルは、極端なものはチョッパースタイルと呼ばれ、どちらかというと反り返るようなライディングポジションとなります。そのため高速走行やワイディングより、広い大陸をキャンプしながらのんびり旅をするようなツーリングに適しています。リアシートに大型コンテナを積んだり、サドルバッグを使用することで、キャンプなどのかなり多量な荷物の積載も可能です。

アメリカンのおすすめツーリングモデル

ホンダ シャドウファントム750

クラシックなアメリカンスタイルで根強い人気を誇るのが、ホンダシャドウファントムです。マットなブラックでまとめられた車体は、ツーリングでも一際目を引きます。ロングアンドローなスタイルは足つき性も良好で、タンデム走行も快適です。小さめのリアシートは積載能力は高くないものの、サドルバッグなどを装着することでかなりの量を積むことは可能です。

ツーリングバイクのタイプ④:クルーザー

クルーザータイプの特徴

クルーザーもカテゴリー上はアメリカンタイプの一種ですが、特に高速巡航性の高い大型エンジンに、バイク全体を覆うような大型カウリング、さらにツーリングをより快適にする豪華装備など、旅バイクとしての性能に特化したものを指します。大型トランクにクッション性の高いシートを持ったものも多く、タンデムで長距離旅を楽しむのにも適しています。

クルーザーのおすすめツーリングモデル

ホンダ GOLD WING

ホンダが誇る伝統のクルーザーがGOLD WINGです。大柄な車体ですが、水平対向6気筒エンジンがもたらす低重心のおかげで、足つき性と取り回しも比較的良好です。積載性の高さは言うまでもなく、大型の風防と背もたれのあるシートで、タンデムライダーもストレスなく長旅を楽しめます。

ツーリングバイクのタイプ⑤:ネイキッド

ネイキッドタイプの特徴

バイクの基本ともいうべきオーソドックスなスタイルをしたのが、ネイキッドタイプです。カウリングがないので高速走行時のウィンドプロテクションは期待できないものの、前傾のきつくないライディングポジションや、フラットなシート形状による積載性やタンデム性能の高さ、コンパクトなボディによる取り回しやすさや足つき性の良さなど、旅バイクとしてのポテンシャルも非常に高いものがあります。

ネイキッドのおすすめツーリングモデル

CB1300SF

ホンダが誇るドリームCB750フォアから脈々と続くCBシリーズの、フラッグシップモデルがCB1300SFです。トルクフルで余裕のあるエンジンは、長距離ツーリングでもライダーにあまり疲労を感じさせません。クッション性が高くフラットなシートは、タンデムライダーにも快適なだけでなく、キャンプ道具など多量の荷物も安定して積載することができます。ETCも標準装備されており、高速を使った長距離ツーリングにも不安がありません。

ツーリングバイクのタイプ⑥:オフロード

オフロードタイプの特徴

ブロックパターンの大径タイヤに、長めのサスペンションストロークにより、不整地でも走行を可能にしたバイクがオフロードタイプです。車高は高めなので足つき性はやや悪いものの、軽い車重は取り回しやすく、前傾のきつくないポジションもあいまって、ツーリングでの疲労度は少な目です。踏破性の高さをいかした林道ツーリングや、大自然を満喫できるキャンプツーリングがおすすめのバイクと言えます。

オフロードのおすすめツーリングモデル

ホンダ CRF250L

モトクロスレースで培ったオフロード性能の高さはそのままに、初心者でも扱いやすいバイクに仕上げられています。荷物の積載性も高く、車重も軽いのでキャンプ道具などを満載しての取り回しも非常に安定しています。

ツーリングバイクのタイプ⑦:スーパースポーツ

スーパースポーツタイプの特徴

サーキット走行に重きをおいた、スポーツ走行を得意とするハイスペックなバイクがスーパースポーツです。前傾がきつくステップが後方にあるポジションや、ホールド性は高いものの硬いシートなど、長距離走行では比較的疲労しやすいバイクといえます。シングルシートのバイクも多く、タンデムや荷物の積載でも不利なモデルともいえます。でもかつての日本では、レーサーレプリカと呼ばれたこのタイプのバイクでツーリングを楽しんだライダーも多く、俊敏な加速やワインディング走行を楽しむようなツーリングには最適なバイクと言えます。

スーパースポーツのおすすめツーリングモデル

ヤマハ YZF-R1

サーキット最速を追求した究極のスーパースポーツバイクがヤマハYZF-R1です。極限まで空力特性にこだわったカウリングや、マグネシウム鋳造ホイールによる軽い足回りなどは、ワイディングなどでのハイパフォーマンスな走りだけでなく、ツーリング走行での俊敏な走りにも貢献してくれます。荷物の積載に関しても、シートバッグなどの装着でかなりの容積の荷物を積むことができます。

ツーリングバイクのタイプ⑧:オールドルック

オールドルックタイプの特徴

空冷エンジンやスポークホイールなど、古き良き時代のバイクのスタイルを彷彿とさせるネオレトロ調なモデルがオールドルックです。アップライトなライディングポジションやクッション性の高いフラットなシートで、長距離での疲労の少なさや、タンデムのしやすさ、荷物の積みやすさなど、比較的ツーリングに向いたモデルが多いのが特徴です。レトロなスタイルは、キャンプ道具などの荷物を満載した姿も絵になります。

オールドルックのおすすめツーリングモデル

カワサキ W800

バーチカルツインが奏でる独特のエンジン音や振動で人気を博したかつての名車W1を彷彿とさせるスタイリングに、現代の技術を盛り込んで登場したネオレトロバイクがW800です。トルク感のある並列2気筒エンジンはツーリングでの使い勝手も良く、アップライトな乗車姿勢や荷物の積載に適したフラットなシートなど、のんびりと長距離を旅するツーリングに適したモデルとなっています。

ツーリングバイクのタイプ⑨:ビッグスクーター

ビッグスクータータイプの特徴

クラッチ操作やシフトチェンジの煩雑さもないビッグスクーターなら、純粋にツーリングの走り自体を楽しむことができます。大型の風防によるウィンドプロテクションの高さや、前傾のきつくないライディングポジションも、長距離を走る際の疲労という点で、有利にはたらきます。シート下にトランクを持ったモデルも多く、シートのクッション性も高いので、タンデムでの長距離ツーリングにも向いています。

ビッグスクーターのおすすめツーリングモデル

ヤマハ X MAX

本格的なスポーツ走行を楽しみつつ、スクーターの利便性の高さを融合させたのが、ヤマハのX MAXです。新設計の250ccエンジンやトラクションコントロールのおかげで、走りはスクーターとは思えないほど俊敏です。大容量の前後トランクや、DCジャックの内臓など、長距離ツーリングで便利な機能も満載です。

ツーリングバイクのタイプ⑩:ビジネスバイク

ビジネスバイクタイプの特徴

普段は配達などに使われるビジネスバイクですが、ツーリング性能も侮れないものがあります。小排気量のものが多いため高速走行やタンデムはできませんが、足つき性の良さやアップライトな乗車姿勢など、長距離でも疲労を感じさせずに走ることが可能です。しっかりしたキャリアを装備したものが多く、荷物の積載も問題ありません。実際にビジネスバイクで、のんびりと日本一周などの長距離ツーリングを行っているライダーも数多くいます。

ビジネスバイクのおすすめツーリングモデル

ホンダ スーパーカブ50

燃料供給方式がインジェクションに変わるなど、時代に合わせた変遷をたどりつつ、基本設計をほとんど変えずに作り続けられる、ビジネスバイクのベストセラーモデルです。信頼性の高いエンジンは燃料消費も少なく、クラッチ操作不要の遠心クラッチのおかげで長距離ツーリングでも疲れません。頑丈なリヤキャリアは、キャンプ道具などの大型荷物も積載可能です。

ツーリングバイクのタイプ⑪:トライク

トライクタイプの特徴

三輪バイクであるトライクも、クルーザーなどをベースにしたものが多いこともあり、ツーリングに適したモデルと言えます。転倒しにくい安定性は積載性の高さやタンデムでの快適性にも貢献してくれます。普通免許で乗れることや、ヘルメットの着用義務がないことも、ツーリングバイクとしての間口を広げてくれます。

トライクのおすすめツーリングモデル

ハーレーダビッドソン トライグライドウルトラ

ハーレーダビッドソン伝統のクルーザーであるツーリングモデルをベースにしたトライクが、トライグライドウルトラです。快適さと引き換えに重く大きくなる傾向のツアラーの足つきや取り回しの不安も、タイヤが三輪あることによる安定性がすべてを解決してくれます。パワフルなミルウォーキーエイトのエンジンと大型のカウリングにより、高速安定性も抜群です。タンデムで高速道路を移動するのにも適したツーリングバイクです。

ツーリングバイクのタイプの選び方

目的で選ぶ

高速道路で長距離を走るならクルーザーやアメリカン、林道をキャンプツーリングするならオフロードやアドベンチャー、走りも楽しみたいならスーパースポーツやツアラーなど、旅の目的に応じてバイクのタイプを選びます。

距離で選ぶ

バイクの場合、エンジンの排気量が大きければそれだけ高速安定性も良く、長距離での疲労度は少なくなります。逆に短距離であれば小回りの利く小排気量車の方が疲れにくかったりもします。そのため距離や行先に応じて排気量やバイクのサイズを選びます。

乗車人数で選ぶ

ソロで走るならあまり車種は限定されませんが、パートナーとタンデムで行く場合はタンデムライダーの疲労度も問題になります。シートのクッション性や安定感の高いクルーザーやビッグスクーター、トライクが選択肢となってきます。

目的にあったバイクでツーリングを楽しもう

ツーリングに適したバイクのタイプや、おすすめのツーリングバイクについてご紹介してきました。旅の目的は人それぞれですが、それぞれの旅に合ったバイクのタイプというものがあります。自分の旅のスタイルに合わせたバイクを選び、快適なツーリングを楽しんでください。

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