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ハートテールでバス釣り攻略!合わせるタックルやチューニング方法まで徹底解説!

ゲーリーヤマモトの人気ワーム「ハートテール」の特徴やおすすめのカラー、さらにはインプレ、使い方やチューニング方法まであますことなく紹介します。「ハートテール」で使いたいロッドやリールも一緒に紹介するので参考にしてください。
2020年8月27日
マッキー
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この記事で紹介しているアイテム

【ワーム】ゲーリーヤマモト ハートテイル 297N/297 グリーンパンプキン/ブラックフレーク 【ブラックバス用 ハートテール】

ゲーリーヤマモト ハートテイル 306N/000(ナチュラルシャッド/レインボー&ゴールド&ブラックフレーク/クリアー)

【ソフトルアー】ゲーリーヤマモト:ハートテール #985N/985:グリーンパンプキン(ノンソルティ)/スモールブルーフレーク/チャート/スモールパープルフレーク【シャッドテール/ワーム】

イズム(ism) INFINITE BLADE IBC-610MH.

ジャクソン デュナミスTHP DTHP-610MH

アブガルシア リール REVO POWER CRANK 5-L

ハヤブサ(Hayabusa) シングルフック ハイパートルネード 7/0号 3本 FF207

ハートテールとは

ゲーリーヤマモトが発売しているワーム「ハートテール」は琵琶湖でプロガイドとしながら、TOP50にも参戦している市村直之氏が開発したワームです。「ハートテール」とは、その名の通りテールがハートの形になっています。ゲーリーマテリアルを使用した「ハートテール」は見た目が可愛らしいだけではなく、その実力は折り紙付きで、「ハートテール」を使用すると、バスに見間違えられるほど釣れそうなワームに仕上がっています。ボディにはスリットがあってフッキング性能の向上や独自のチューニングなどがやりやすい形状になっています。

ハートテールにおすすめのカラー

どこでも使える「297N/297 グリーンパンプキン/ブラックフレーク」

【ワーム】ゲーリーヤマモト ハートテイル 297N/297 グリーンパンプキン/ブラックフレーク 【ブラックバス用 ハートテール】

ゲーリーヤマモトの製品のほとんどにラインナップされているカラー「297N/297 グリーンパンプキン/ブラックフレーク」の使い方はクリアウォーターからマッディーウォーターまでどこでもバスを釣ることができるワームです。「ハートテール」のサイズは5インチと比較的大きいのでマッディウォーターでもテールが大きくアピールしてバスを誘います。カラーに迷ったときには「297N/297 グリーンパンプキン/ブラックフレーク」はおすすめです。

クリアウォーターにおすすめ「306N/000 ナチュラルシャッド/レインボー&ゴールド&ブラックフレーク/クリアー」

ゲーリーヤマモト ハートテイル 306N/000(ナチュラルシャッド/レインボー&ゴールド&ブラックフレーク/クリアー)

「306N/000 ナチュラルシャッド/レインボー&ゴールド&ブラックフレーク/クリアー」はクリアウォーターにおすすめのカラーです。スモーク系のカラーを中心に、レインボー、ゴールド、ブラックのフレークで適度に目立つように配色されています。ナチュラルなだけでなく少し目立つことでより遠くのエリアからバスを引き寄せることができます。クリアウォーターでおすすめですが、ステインウォーターでも使用でいるので状況に応じて使用してください。

マッディウォーターにおすすめ「985N/985 グリーンパンプキン/スモールブルーフレーク/チャート/スモールパープルフレーク」

【ソフトルアー】ゲーリーヤマモト:ハートテール #985N/985:グリーンパンプキン(ノンソルティ)/スモールブルーフレーク/チャート/スモールパープルフレーク【シャッドテール/ワーム】

「ハートテール」で「985N/985 グリーンパンプキン/スモールブルーフレーク/チャート/スモールパープルフレーク」を使う状況は、主にマッディウォーターでの使用がおすすめです。チャート系のみのカラーでもいいですが、近年ハイプレッシャー化しているフィールドに対して、少しでもナチュラルなカラーに近く、なおかつ目立つカラーでバスにアピールできます。グリーンパンプキンが混ざっていることで、マッディウォーター以外にも使いやすいのも特徴です。

ハートテールの使い方①

ノーシンカーリグ

「ハートテール」で一番オススメの使い方が「ノーシンカーリグ」です。「ハートテール」のサイズは5インチあり、さらにボディが大きく、ゲーリーマテリアルなので高比重でワームの自重もあるので「ノーシンカーリグ」でもキャストしやすいです。「ハートテール」を「ノーシンカーリグ」で使用する時のフックサイズは7/0が推奨されていますが、5/0でも全然大丈夫です。むしろフックサイズを落とすことで、ウィードの中のすり抜け性能が向上するメリットもあります。使い方は、ただ巻きが基本です。


ハートテールの使い方②

テキサスリグ

「ハートテール」での「テキサスリグ」の使い方はノーシンカーリグの時と同様にただ巻きが基本となります。「テキサスリグ」を組む目的は、ノーシンカーリグよりも、よりストラクチャーやウィードのすり抜け性能をあげること。そのためシンカーの重さは1/16ozほどがおすすめです。シンカーは動かないようにペグ留めをしっかりすることで、この小さなシンカーがすり抜け性能を驚くほど向上させてくれます。深いレンジのバスを釣るときには、シンカーを重くした使い方も出来ます。

ハートテールの使い方③

キャロライナリグ

「ハートテール」を「キャロライナリグ」で使用するときの使い方は、おもにずる引きです。「キャロライナリグ」は広いエリアにバスがいることに確信があったり、ゆっくりバスにアピールしたいときに使用します。「ハートテール」はゆっくり引いてきてもテールがしっかりと水をかむことで適度にアクションしアピールできます。「キャロライナリグ」ではしっかりとボトムに付けて使用することが大事なので、ボトムをしっかりと感じることができる重さのシンカーを使用します。フックサイズはお好みのもので大丈夫です。

ハートテールの使い方④

ダウンショットリグ

「ハートテール」で「ダウンショットリグ」を使用するアングラーはあまりいないですね。「ハートテール」で「ダウンショットリグ」を使用するメリットとして、「ハートテール」の強烈な水押しとボディの存在感がピンポイントを攻略する使い方にも最適です。「ダウンショットリグ」でも重めのシンカーを用いたヘビーダインショットリグでバスにアプローチすることで他のアングラーとは違う方法を試してください。フックはここでもオフセットフックで使用します。

ハートテールの使い方⑤

スイムジグ

「ハートテール」を「スイムジグ」で使用する時の使い方は、より飛距離を出して長い距離でバスにアピールした場合や、より深いレンジを泳がせてくるときなどに効果的です。またフックの存在が隠れるスカートもハイプレッシャーにいるバスには効果的です。「スイムジグ」にはいろいろな重さがありレンジや泳がせたいスピードに合わせてウエイトを調整してください。「スイムジグ」のスカートのカラーは「ハートテール」のカラーと合わせるのが好ましいです。

ハートテールのチューニング方法

チューニング①:イッチーリグ


出典: http://www.gary-yamamoto.com/blog/page_pc/NUM567.html

通称「イッチーリグ」と呼ばれているチューニング方法ですが、先端の頭部分に1.5ミリほどのポリパイプを埋め込んで瞬間接着剤で固定します。そのパイプにラインを通してトレブルフックに結びます。トレブルフックの前にシンカーを付けるか、ネイルシンカーを埋め込むことで、アクションが安定します。このチューニング方法で、オフセットフックでもトレブルフックでも対応できるので、試してみてくださいね。

チューニング②:バネチューニング

出典: https://www.hideup.jp/blogs/yokoyama/index.php?mode=permlink&uid=6136

「イッチーリグ」はチューニングとしては完璧に近い方法ですが、手間がかかります。そこで、もっと簡単な方法で、ワームの身切れを防ぐ方法が「バネチューニング」です。この「バネチューニング」はワームの任意の場所にバネを埋め込むことで、ワームのズレを防止したり、身切れを減少させてくれるチューニングです。「ハートテール」ではオフセットフックの頭の部分に羽を回しながら埋めこみそのあとにオフセットフックをセットします。これだけで、通常オフセットフックをセットするだけのものとは全然違ってきますので試す価値ありです。

ハートテールにおすすめタックル

IBC-610MH:INFINITE BLADE

イズム(ism) INFINITE BLADE IBC-610MH.

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

「ハートテール」を開発した市村直之氏が立ち上げたメーカーがINFINITE SEEDS MAKERS(ISM)です。そのINFINITE SEEDS MAKERS(ISM)で「ハートテール」におすすめなのが「IBC-610MH」です。「ハートテール」のタックルに必要なパワーと使いやすさを兼ね備えたロッドです。市村直之氏が「ハートテール」を使用する時にはMHクラスのロッドを使用していることから、このロッドも「ハートテール」にも使いやすいロッドに設計されています。すこし長めのロッドですがバーサタイルに使用することも出来るので、「ハートテール」だけでなく色々な釣りで使用できます。

IBC-610MHのスペック

使用材料 カーボン繊維 95% グラス繊維 5%
使用樹脂 エポキシ樹脂
全長 208cm
仕舞寸法 208.3cm
標準自重 112g
先径 1.9mm
元径 11.5mm
継数 1本
テーパー ファースト
製法 チューブラー
本体価格 ¥42,800
※価格は2018/8/20現在
 

Dynamis DTHP610MH:Jackson

ジャクソン デュナミスTHP DTHP-610MH

出典:Amazon

Jackson(ジャクソン)から発売されている「Dynamis DTHP610MH」は市村直之氏が2014年のJBトップ50 第1戦 ゲーリーインターナショナルCUPで第3位になったときに「ハートテール」用として使用していたタックルのロッドです。ファーストテーパーでありながらベリーまできっちりと曲がる「Dynamis DTHP610MH」はキャスト性能と操作性の高さを両立させたロッドに仕上がっています。同じMHクラスのロッドでも違った性能があるので、色々と試してくださいね。

Length 6ft10in
Section 1pc
Lure weight 3/4oz Max
Line 18lbMax
Action Fast
Power M-Heavy
Self weight 150g
Closed length 208cm
Top DIA/BUTT DIA 1.7mm/14.8mm
Material カーボン:90% ガラス繊維:10%
Price ¥32000
※価格は2018/8/20現在

REVO POWER CRANK 6/5 (レボパワークランク): AbuGarcia(アブガルシア)

アブガルシア リール REVO POWER CRANK 5-L

出典:Amazon
出典:Amazon

市村直之氏が「ハートテール」を使用する時に使っているリールが「REVO POWER CRANK 6/5 (レボパワークランク)」です。このリールも市村直之氏が2014年のJBトップ50 第1戦 ゲーリーインターナショナルCUPで第3位になったときに使用していたタックルに組み込まれていたリールです。REVO POWER CRANK 6はギア比が6.4:1、REVO POWER CRANK 5はギア比が5.4:1となっているので、お好みのタイプを選んでください。リールの名前からもわかるように、「ハートテール」を使用するリールはクランクベイトやスピナーベイトのような巻物を扱うものと同じような感覚で選んで下さいね。


REVO POWER CRANK 6/5 (レボパワークランク)のスペック

製品名 REVO POWER CRANK 5/6
ラインキャパシティ/0.30mm/12lb 120
ラインキャパシティ/0.31mm/14lb 100
ラインキャパシティ/0.330mm/16lb 85
最大ライン巻取(cm) 55/66
ギア比 5.4/6.4:1
自重(g) 174
最大ドラグ力(Kg) 7
ボール/ローラーベアリング 9/1
メーカー希望本体価格(税抜) ¥37,400
※価格は2018/8/20現在

ハイパートルネード #7/0:FINA

ハヤブサ(Hayabusa) シングルフック ハイパートルネード 7/0号 3本 FF207

出典:Amazon
出典:Amazon

「ハイパートルネード」は少し変わったタイプのフックでアイにバネが付いているのが特徴です。チューニングでバネチューニングを紹介しましたが、その簡易版と思ってください。ワームの頭にフックを通さないで、バネを捻じ込むことでよりずれにくくなります。タックルがストレスなく扱うことができるようになる、「ハイパートルネード」はアングラーにストレスを与えることなく「ハートテール」を使用することができます。フックサイズは7/0で紹介していますが、5/0までのサイズなら問題はなさそうです。

ハートテールのインプレ

「ハートテール」のタックルインプレッションに多いのが、自重があるのでよく飛びバスに対してしっかりとアピールできると言ったインプレが多いです。バイトが多いと言うのもしっかりと「ハートテール」がアピールしてくれている証拠ですね。他にもたくさんのインプレがあるので参考にしてみてくださいね。

ぶん投げて巻くだけ 使い方が簡単な上に、バイトも多く飽きない。 お腹のスリットと脆いおかげ(笑)でフッキングよし。

圧倒的な集魚力 ベイトがいるとこ全ていける どこ行っても必ず最初に投げる ハートテールで何度助けられたことか。。。

18gもあるのでよく飛ぶ。 オカッパリの自分にはこれはありがたい。 ゆっくり巻いても、しっかり動いてアピールしてくれる。

まとめ

「ハートテール」はワームの中でもボリュームがあることで、飛距離がアップしたり、アピール力が強かったりと、スイムベイトのようなワームです。ゲーリーヤマモトでも人気のあるワームなのでインプレも豊富です。タックルバランスやフックサイズなど自分に合うセッティングを探してください。「ハートテール」は5インチだけですが、ダウンサイジング版が開発されているようなので、楽しみですね。