インナーダウンとは?
まずみなさんがダウンと聞くとどのようなイメージしますか?
『がっちりした温かいアウター』『もこもこした厚手の物』『真冬の防寒具』『メンズっぽい』と言ったようなダウンのイメージが思い浮かぶと思いますが、インナーダウンはインナーで使うのはもちろん、アウターとしても使えてその上、薄く、軽く、暖かい、と使い勝手の良いアイテムです。
インナーダウンの使い方
インナーダウンというからにはインナーとしての使い方しかできないのかというと、そうではありません。
アウターを着用せずにロンTやシャツの上にインナーダウンベストを重ね着するコーデもOKです。使い方には様々あって、トレンチコートのインナーとしてジャケットのインナーとしてチェスターコート、スーツといろいろなアウターのインナーとしてお使いいただけます。
着こなす上で大事なこと
上手く着こなす上で大事なのが、『襟』です、襟あり、襟なしで見た目の印象が全然変わってきます。どうしても襟があるタイプですと首元を寒さから守っている感じがして、いかにも防寒具感が出てしまいダサい着方になってしまいます。なので上手に着こなすには是非、襟なしを選んでコーデしてみてください。
インナーダウンのNGな着こなし方とは?
4つのポイントに気をつけよう
1 アウターとの色が違いすぎる
(個性的なファッションを好む方は好みですOKです)
2 襟があり いかにも防寒具感が強いデザイン
(アウトドアでは襟があってもOK)
3 インナーダウンのみ
(ベストでの重ね着はOKだが長袖のインナーダウンのみはNG)
4インナーダウンに厚みがある
(インナーダウンが厚みがあると着膨れしてスタイルが崩れる)
なぜダメ?
スーツやジャケットやチェスター コートのインナーとしては薄いデザインが好ましいです。いろんなデザインや色がありますので、自分の好きな色やデザインだけで選んでしまうと、配色がごちゃごちゃになってしまい、ダサい着こなし方になってしまうことがあるので、その時は黒、紺、茶といったシックな色を選ぶことをおすすめします。
メンズのおすすめインナーダウン①
HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)フログネルダウンベスト
値段 ☆☆☆
デザイン ☆☆☆
機能性 ☆☆☆☆
特徴
街から山まで様々なシーンで使えます、軽量でコンパクトなダウンベストです。撥水加工を施しているので、多少の雨なら対応できます。中の素材はデオキシテックという加工が施されていて、汗臭さや抗菌、防臭効果があり、消臭してくれて匂いが気にならない作りになっています。
着こなし方
襟元が浅めな作りになっていてダウンの下にはシャツやタートルネックも合わせやすいです。
少しインナーダウン自体がボリュームがありますので重ね着するアウターはゆったりしたデザインのが合います。チェスターやジャケットやスーツのインナーとしてはコーデしづらい場合もありますので、注意しましょう。
メンズのおすすめインナーダウン②
DANTON (ダントン) インナーダウンVネックベスト
値段 ☆☆☆
デザイン ☆☆☆☆☆
機能性 ☆☆☆☆
特徴
見た目のデザイン申し分なし、軽量なのにちゃんと暖かさを兼ね備えています。見た目のデザインからインナーはもちろん、ジップポケットも付いていて、アウターとしても使うことができます。
着こなし方
首元も襟なしでVネックなのでアウターを着てもすっきり見えます。パーカーや厚めのシャツでも重ね着もOK。薄手のデニム ジャケットやスーツ、トレンチコートやチェスター コートなどによく合います。
メンズのおすすめインナーダウン③
NANGA (ナンガ) ダウンベスト
値段 ☆☆☆
デザイン ☆☆☆
機能性 ☆☆☆☆
特徴
国内屈指のシェラフ(寝袋)メーカー。アウトドアから街まで使えるスタイリッシュなデザインになっています。機能性としては超撥水加工で770FPのヨーロピアンホワイトダックダウンを使用した湿気に強く温かくて軽い機能性抜群のダウンベストになっています。
着こなし方
機能性からも見ても、アウトドアやカジュアルなスタイルに合います、ジーンズにチェックのシャツなボーダーのロンTの上にアウターとしてもよく合います。スーツやジャケットだと少し着膨れしダサい着こなし方になる可能性あります。
メンズのおすすめインナーダウン④
mont-bell (モンベル) スペリオダウン ラウンドネックベスト
値段 ☆☆☆☆
デザイン ☆☆☆
機能性 ☆☆☆☆☆
特徴
インナーダウンのはしりモンベルなくてはインナーダウンもなかったと言っても良いほどのアウトドアブランドということもあり、超耐久撥水加工で、雨でも大丈夫です。超高品質な800FP。厳しい自然環境で育てられた水鳥から採取された高品質なダウンです。
着こなし方
薄い作りなので、ジャケット、チェスター コート、スーツにも合います。ブランド的にもカジュアルなスタイルにも合います。
メンズのおすすめインナーダウン⑤
UNIQLO (ユニクロ) ウルトラライトダウン Vネックコンパクト
値段 ☆☆☆☆☆
デザイン ☆☆☆
機能性 ☆☆☆
特徴
耐久撥水加工で多少の雨でも大丈夫です。ウエストラインもスッキリでよりインナーダウンとして使いやすく値段はもちろん薄くて軽くて重宝します。
着こなし方
定番の襟なしウルトラライトダウン ベストはシンプルなデザインでスーツやチェスターコートのインナーからアウターまで、いろんなコーデに合います。
インナーダウンのメンズの着こなし方ポイント①
色選び
差し色的な感じであえて、赤や青や黄色といった色をチョイスされる方もいると思いますがインナーダウン
としての使い方としてはアウターに近い色だったり、あまり主張が強すぎる色は選ばず、黒や紺といった
ダークトーンのカラーを選んだ方がいろんなスタイルに非常にコーデしやすくダサい着こなし方になりづらいです。
ジャケットやチェスターコートのインナーとして使うのであれば暗めなカラーの方が締まって見えてスタイリッシュに見えます。アウターとして使うのであれば、明るめなパステルカラーでもおしゃれです
インナーダウンのメンズの着こなし方ポイント②
襟
襟のあり、襟なしは非常に大事なポイントです、あくまでもおしゃれに着こなすということでは、襟なしの方がおすすめです。
下に着るシャツやパーカーと重なり、野暮ったいイメージになりダサい着こなし方になりますので首元をスッキリ見せるにはやっぱり襟なしを選んだ方が良いです。
インナーダウンのメンズの着こなし方ポイント③
サイズ感
サイズ感のポイントは、アウターからはみ出る厚みや着丈は基本的にはNGです。スーツやジャケットや、チェスター コートの形を崩さないようなサイズを選ぶのが好ましいです。
割とぴったりなサイズの方がインナーとしてもアウターとしてもスッキリとして見えるのでサイズ選びは重要なのでダサい着こなし方にならないように気をつけましょう。
インナーダウンの選び方のコツ
5つのポイントを押さえよう!
いろんなブランドの様々なデザインがあるので、インナーダウン選びに悩んでしまうと思いますが、ポイントさえ押さえていれば何も迷うことはないです。
①:値段
まずはじめに気になる値段についてです。高いからといって、自分の好みの ダウン かというと、そうではないです。お手軽な値段の物を色違いで買っていろんなスタイルに挑戦してみても楽しいです。もちろん高価なものは高品質で、デザインや作りもそうですが、中身が違います。中身とは中に使われているダウンが違います。
ダウン(水鳥の胸毛)とフェザー(羽根の毛)に分けられていて、フェザーよりダウンの量が多い方が
品質は良いので、買う時は表記を確認してみてください。
②:デザイン
次にデザインですが選ぶ上でどこをポイントにしたら良いかというと、襟なしとロゴと薄手というところがポイントとなります。基本的には襟なしがおすすめです、襟のあるデザインですと、下に着るインナーが選べなくなりますし、オシャレさも半減してしまいます。
ロゴに関しては胸か腰のあたりにあることが多く、アウターとしても使うことを考えると、胸にロゴがあるタイプの方が良いいですね。インナーだけでお使いの場合は、さりげなく腰あたりにあるデザインで良いですよ。
③:厚み
厚みがあるダウンだと、アウターとの相性が悪くなることがありますので、なるべく薄めの作りのダウンが使いやすいです。
④:機能性
機能性選びは、オシャレは寒さを我慢みたいなところもありますが、やっぱり機能性は選ぶ上で大事なポイントになってきます。
ポイントとしては、撥水性、FP、ポケットになります。どこのブランドもダウンとしての機能は無視はしていませんので撥水性に関しては加工を施してあるので、あとはどの程度の撥水性を好むかによります。FP(フィルパワー)とは、ダウンの品質はフィルパワーで決まると言っても良いくらい大事です。簡単に説明するとダウンを押した時に跳ね返ってくる復元力を数値化した言葉ですので、ふかふかさ加減ということです。このフィルパワーの目安としては550フィルパワー以上が温かく品質が良いとされています。
⑤:ポケット
ポケットのあり、なしに関してはインナーとしてはさほど重要ではないですが、アウターとしてダウンを使用の場合は必要になってきます。
秋、冬に必要かと思いますので、寒さ対策にはポケットは大事です
インナーダウンの洗濯・お手入れ方法
インナーとしてやアウターとして着ていると、汗やほこりや匂いが気になると思います。そんな時にダウンのお手入れ方法をご紹介します。
そもそもダウンをお家で洗ったりした事ありますか?なかなか自分で洗っていいのか迷いますよね。そんな時にポイントさえ押さえていれば自宅でも洗う事ができるんです。
洗濯のポイント
まずはじめに確認してもらいたいのが、ダウンの内側に付いている洗濯表示を確認しましょう。次に使う洗剤ですが、中性洗剤を使いましょう。
洗うときの温度はぬるま湯が良いでしょう、高温だと色落ちの原因にもなりますので、洗う時は洗濯機でも良いですが、手洗いで優しく洗った方が型崩れはしにくいです。
秋冬も意外と汚れますので是非、自分で出来そうなら洗濯してみるのも良いですね。
まとめ
いかがでしたか??これまでのポイントを押さえていれば、インナーダウンベスト選びに迷う事はなしですね。毎シーズンごとに進化しているメンズブランドもありますし、毎年同じデザイン、性能のメンズブランドもあります。安定感のあるインナーダウンでももちろんいいですし。今年は少し違ったインナーダウンに挑戦してみてもいいかもしれませんね。
着こなし方を間違えらければ誰にもダサいなんていわれる事はありませんので、参考にしてもらって自分に合うインナーダウンベストを見つけてみてくださいね。