BESSの家とは?
「BESSの家」は1986年に「ビッグフット」として誕生した、国内シェア50%以上のログハウスの大手フランチャイズログハウスメーカーです。ログハウスメーカーだけあって、自然とともにゆったり暮らすことを提案しているのが特徴です。マイホームを建てるならログハウスと決めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。後悔しない家づくりのために、アウトドア好きには堪らないと評判の「BESSの家」の魅力や疑問、ラインナップを価格を含めてご紹介いたします。
BESSの家の魅力①
「住む」より「楽しむ」
アウトドア好きの人なら、毎日をキャンプのように過ごせたらどんなに素敵だろうと思ったことはないでしょうか。BESSの家のコンセプトは「住む」より「楽しむ」です。便利で機能的すぎる家をあえて作らないことで、ちょっとした不便さを楽しむ、キャンプやアウトドアといった趣味を楽しむこと、大人が楽しい家を目指しています。スローライフを目指す人に評判がいいのもうなづけます。
BESSの家の魅力②
小さく建てて、大きく暮らす
大きくて立派な家を建てると当然ながら価格が高くなります。BESSの家は小さく建てて、大きく暮らしを楽しむことをコンセプトにしています。家そのものを楽しむのではなく、小さな家があって、その中に暮らす人が人生を大きく楽しむことができるよう、豊かな暮らしに重点を置いているのが魅力です。そのために、仕切りのない吹き抜けやロッジなど外と中を大きくつないだ間取りになっています。
BESSの家の魅力③
便利さは程々がいい
町に近い便利さ重視の生活もいいけれど、便利さと不便さ、都会と自然、その間をとってどっちに偏りすぎるのことのない家がBESSの家の魅力です。薪ストーブや大きな吹き抜けは決して効率重視とは言えませんが、そこに手をかけること、工夫することが「文化」を生み、そこに暮らす人々の歴史を紡いでいくと考えています。それを裏付けるように「程々の家」という商品があるくらいです。同じ家でも暮らす人によって一緒に成長する、変化する家を程々の便利さが生んでくれます。
BESSの家の魅力④
原っぱに天幕
アウトドア好き、キャンプ好きには堪らない、原っぱに天幕というコンセプトをもつBESSの家です。雨風をしのげる天幕があれば、できるだけ自然に近いところで人間も自然に暮らすことができます。オープンな間取りで、変わる季節の変化を楽しみながら、自然の一部である人間も一緒に暮らすことの楽しさを感じることができ、毎日がキャンプのようと評判です。
BESSの家の魅力⑤
自慢の「5つの安心」BESS安心総合保証
BESSの家では建て主が安心しておうちを立てることができるよう、独自の保証システムがあります。2002年より始まったこのシステムは第9回日本不動産学会業績賞を受賞しています。
保証システム一覧
・役務工事完成保証…万が一の際も追加料金なく建物の完成まで工事を継続する保証です。
・50年保証システム…最長50年間にわたり、構造躯体・防水に関わる住宅瑕疵を保証します。
・BESSバードシステム…施工した建物の履歴をデータベース化し管理するシステムです。
・メンテナンス・サポート態勢…定期点検や不具合の場合の電話受付、リフォーム相談にも万全の態勢です。
・設備保証長期5年…通常は1~2年である住宅設備の保証期間を5年間標準保証しています。
BESSの家のプランニングとラインナップ
プランニング
「BESSの家」で家を建てる場合、まずは建物の形から商品を決め、フェイスを選び、建物のサイズを選び、1階の間取り(インナースタイルというようです)、2階の間取りと決めていきます。価格はBESSが設定した8つの地域によって変わりますので、お近くのBESSにお問い合わせいただいた方が確実です。ここでは標準地域をもとに掲載しております。ログハウスとドームハウスが有名ですが、最近は程々の家や、ワンダーデバイスといった従来のイメージを一新する商品も出ています。いずれもアウトドアやキャンプ好きには堪らない商品です。
ラインナップの主なもの
主なラインナップはログハウスであるG-LOG、COUNTRY LOGとログハウス以外のワンダーデバイス、程々の家、BESS DOME(ドームハウス)など。構法の違いから二つに分けられます。
それぞれ間取りやサイズによって価格が変わりますが、どの商品もアウトドア好きキャンプ好きには堪らない要素がたくさんです。
BESSの家のラインナップ①
ログハウス G-LOG なつ
なつの由来は「樋口一葉」の実名「奈津」よりとったものです。聡明で好奇心旺盛な美しい日本女性をイメージしたログハウスは、日本人の感性を取り入れた自然を取り込みながらも凛とした姿です。空中の超ベランダ空間「NIDO」はシャープな三角屋根の下の外でも内でもない空間となっています。間取りもオープンと、間仕切り有が選べるようです。
屋根勾配の違う2タイプがあり、さらに3タイプのモデルがあります。
セッカY(屋根勾配12/10)¥19,200,000(税抜き)…坪単価49.4万円
セッカW(屋根勾配10/10)¥18,350,000(税抜き)…坪単価47.2万円
その他 ヒガラY、アオジY/W、ミサゴY/W があります。
BESSの家のラインナップ②
ログハウス COUNTRY LOG
削りだしの無垢材を積み上げた、THEログハウス「COUNTRY LOG」です。手をかけて暮らすアウトドア好きやキャンプのような暮らしを目指す方には堪らない家です。長折れ屋根と広々としたデッキが特徴的なログハウスは、外と内を無骨につなぎます。仕切りのないオープンな間取りです。
バリエーションはカラマス、コーリー、クミン、クリナム、クレセントの5種類です。
地域標準価格は¥16,630,000~24,220,000(税抜き)
参考坪単価は施工例で54.5万円です。
BESSの家のラインナップ③
ワンダーデバイス
ワンダーデバイスのコンセプトは「あなたの装置」。家を装置ととらえ、住む人の好きに作りこむスタイルの商品です。ワンダーデバイスの特徴はシャープな外観と、木のぬくもりの内観のコントラストです。ワンダーデバイスの大きな空間をどう使うかは住む人の工夫次第です。この自由さと都会的な外観のバランスが評判のよさの秘密のようです。
展示場のワンダーデバイスには昇り棒やハンモックがあり、子どもも大人も楽しめると評判です。おうちの中に体を使って遊べるスペースがあるなんて素敵ですね。ワンダーデバイスの人気はここにもあるようです。
ワンダーデバイスのフェイスはファントムマスクとフランクフェイスの2種類です。休日は上の写真のように庭先でアウトデアやキャンプ気分を味わえます。
地域標準価格は¥14,850,000~23,350,000(税抜き)
坪単価は参考までに施工例で税抜き48.9万円です。
BESSの家のラインナップ④
ワンダーボイド
ワンダーデバイスの兄弟的商品です。ワンダーボイドの「ボイド」とは「void」空っぽの意味です。からだからこそ、何を入れるかは自由、余白だらけの空間に自分の大好きを詰め込んで家を作るというコンセプトの商品です。ムジンフロントという縦×横でできた外観の色は3色(ブラック、ブルー、ブラウン)から選びます。
内装の色も、自分で塗料を塗りやすい無塗装の壁を使用しており、部屋も自分仕様に作りこむ楽しさがあります。間取りも個室を作るも、仕切りなしもお好みにできるそうです。価格はワンダーデバイスを参考にしてください。
BESSの家のラインナップ⑤
ジャパネスクハウス 程々の家
ジャパネスク「程々の家」コンセプトは日本の感性を大切にしながら造りすぎず、凝りすぎず。まさに「程々の家」です。「程々の家」はBESSの家ならではの自然に寄り添う暮らしを大切にしながらも、日本家屋の良いところも取り入れた「程々の家」で、避暑地のカフェのようなおしゃれな外観が評判です。「程々の家」の特徴は何といっても長く張り出した屋根です。
「程々の家」のラインナップは八風、七草、九重 其の二、十露 其の二の4種類です。
地域標準価格は¥16,610,000~24,570,000(税抜き)
参考坪単価は施工例で55.3万円です。
「程々の家」はBESSの家の中でも高価格帯といえます。
BESSの家のラインナップ⑥
ドームハウス BESSDOME
ビックフッド創立3年後の1989年から発売されているドームハウスです。遊び心を取り入れたドームハウスの誕生はBESSの家のコンセプトの起源ともいうべき商品です。木造マルチドーム構法という最小にして最強といわれる三角形を組み合わせることで、強靭な球体を実現したドームハウスです。
ドームハウスの間取りは意外と自由があり、平屋に見えますが2階がちゃんとあります。また、建物の構造が一つの球体であるため、熱効率が良いと評判で、エアコン一台とシーリングファンで建物全体の空調として足りるくらいだそうです。外に出れば広いウッドデッキで気軽にアウトドアやキャンプ気分を楽しめます。
ドームハウスの遊び心にあふれた外観は住宅に限らず商業施設としても全国に建てられています。ドームハウスのサイズは直径8.2m、9.5m、11mの3サイズの躯体バリエーションがあります。ドームハウスはフレームは構造のみのシェルキットと住宅設備付きのハウスキットの2種類のキット販売です。ドームハウスの価格はハウスキットで1,030万円~1,550万円(税抜き)です。
後悔しないために!BESSの家の疑問①
メンテナンスは大変?
BESSの家について調べてみると、必ず出てくるのがメンテナンスのことです。家を建てるとどんな構法であっても10年から20年の間に何度かメンテナンスは必要です。外壁は塗装が剥げれば塗りなおす必要がありますし、ベランダ、ウッドデッキは防腐剤やオイルを定期的に塗る必要があります。オリジナルの塗料は価格が高めのようです。
ログハウスの再塗装は初回は2~3年後、その後は5~10年を目安に行うとされています。まずは洗浄し、乾いたら塗装をするという手順です。乾くのに1~2日かかるためなかなか手間のかかる作業といえますが、手間がかかる分愛着もわくのだそうです。
ログハウスならではのメンテナンスはオーナーさんが自分でやることも多いそうです。薪ストーブは薪をストックする必要があります。BESSの家はそういう手間暇をかけた丁寧でシンプルな暮らしを推奨しているハウスメーカーです。アウトドアやキャンプでのちょっと不便だけど、自分で手をかけることが好きな人なら後悔することなく楽しく暮らすことができるでしょう。
後悔しないために!BESSの家の疑問②
材料の余りをもらえるって本当?
BESSの家では、建てたときに出た端材をもらうことができます。利用してちょっとしたDIYをしたり、薪ストーブの燃料として取っておくこともできます。現場で工事の方に言っておかないと捨てられてしまいますので、注意が必要です。
後悔しないために!BESSの家の疑問③
冬の寒さや夏の暑さはどうですか?
BESSの家は「冬温かく、夏涼しい」という書き込みをよく見ますが、本当のところはどうでしょうか。木材には吸熱吸湿機能があるので温度変化をダイレクトに受けにくいと言われています。感じ方などは個人差があると思いますが、冬は決して温かくはないけど、木の家なので冷たくはないようです。裸足で過ごすオーナーさんも多いようです。薪ストーブは温まるまで時間がかかりますが、一度温まると持続するようですね。
夏やそれなりに暑いようですが、風通しの良い設計のためタープを長めに外に張り出すと気持ちがいいと評判です。最近は真夏は地域によってはだいぶ暑くなるのでエアコンはやはり必要なようでした。
後悔しないために!BESSの家の疑問④
BESSの家を体験するには?
全国のBESSはLOGWAYという展示場以上の体験型スペースになっています。自分で足を運ぶことで後悔しない家づくりのために、間取りや詳しい価格などの最低限必要な情報ももちろん得られます。暮らしの体験から、工作などの体験まで様々な体験ができるようになっていて大変評判です。暮らし体験は後悔しないためにぜひおすすめします。季節ごとに楽しいイベントがたくさんあるようですので、行かないとそれこそ後悔してしまいそうです。
後悔しないために!BESSの家の疑問⑤
オーナーさんのお話を聞くには?
評判をネットで見たものの、やはりオーナーさんに話を聞いてみたい方も多いはずです。BESSの家公式HPにリンクがある、BESSオーナーのブログ集が評判です。後悔しない家づくりのためにもぜひのぞいてみましょう。メンテナンスやDIYの様子や価格なども、オーナーさんの工夫などとともに、過去のQ&Aなども載っているので参考になさってください。
BESSの家 後悔しない家づくりのまとめ
アウトドア好き、キャンプ好きには堪らないと評判のBESSの家をご紹介してきました。みなさんはどの商品がお好みでしたでしょうか。正統派ログハウスのCOUNTRY LOG、絵本に出てきそうなG-LOG、日本建築の良さを感じられる「程々の家」、遊び心をくすぐるワンダーデバイス、見た目のインパクト大のドームハウス、どれも魅力的でしたね。間取りや暮らし方にあった家作りをどうぞお楽しみください。