ニトムズ すきまテープ徳用ロング 2巻パック
槌屋 すき間モヘアシール グレー No.6040
FANDEARRO 防カビテープ
長谷川刃物 EP-175F
MP ウタマロ クリーナー 400ml
イノウエ 12704
東京防音 TP-200
Leobro すきまモヘアテープ
東洋アルミ 2427
レック トイレ すきまテープ
隙間テープを使う
隙間テープとは
隙間テープはその名の通り、隙間に貼るテープです。窓に貼ったりドアに貼ったりすることで、隙間風を少なくしたり、防音の効果まであるんです。
また、虫対策に使う人や掃除対策に使う人もいます。隙間テープはいろいろな効果が期待できますよ。今回は隙間テープを使った効果や使い方をたくさんご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
どこに隙間があるの?
窓はしっかり閉まっているから、隙間テープなんか貼らなくてもいいと思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、窓は完璧に閉まるわけではないんです。ではどこから風が入ってくるのかと言うと、窓のサッシの部分。
サッシは窓のアルミ枠のことです。そのサッシと窓の接続部分から隙間風が入ってきます。また、ドア部分にもほんの少し隙間が空いているのが分かると思います。そのわずかな隙間から、風がぬけ、部屋の温度を下げてしまうんです。
隙間テープの種類
隙間テープ
3M EN-76
これが隙間テープです。スポンジ状のテープですね。この隙間テープはホームセンターや百均でも購入することができるので、簡単に手に入ります。種類もたくさんあるので、窓の大きさやドア、用途に合わせて購入するようにしましょう。
防音テープ
東京防音 TP-200
こちらもスポンジでできているものですが、防音なのでスポンジの気泡が少なくなっていますね。隙間テープの形状で言うと、ラバー質のもので、音を吸着する仕組みがあります。
マンションや家同士が近い家だと、隣の音が聞こえることもあると思います。そんな場合には、この防音テープを使うといいですね。
隙間テープでも防音の効果がありますが、やはり防音を目的に隙間テープを使用する場合は、防音と書かれたものを買うことをおすすめします。また、その際は窓枠の太さを確認してから購入するようにしましょう。
隙間テープのモヘアタイプ
Leobro すきまモヘアテープ
お風呂場のドアや網戸の枠に、このモヘアタイプの隙間テープが貼られているのを見たことがありますか?このタイプの隙間テープは、引き戸と引き戸の間の隙間に使うといいです。引き戸の間にスポンジ状の隙間テープを使うと、摩擦により空きにくくなる場合があります。
ですので、その場合やスポンジの隙間テープでは幅が暑すぎて扉が閉まらない、という場合にもモヘアタイプが活躍します。
キッチン用隙間テープ
東洋アルミ 2427
こちらはIHキッチン用の隙間テープです。溝部分に食べ物のカスや汚れがたまることがありますが、この隙間テープを使えば大丈夫!貼り替えも簡単にできるので、掃除も楽になりますよ。
トイレ用隙間テープ
レック トイレ すきまテープ
こちらはトイレ用の隙間テープです。こちらも百均で購入することができます。これは便器と床の間に溝があり、そこの部分の汚れを防ぐ商品です。この商品を使って溝を隙間テープで埋めることで掃除も楽になりますし、汚れにくくなります。
隙間テープを貼る際の注意点
貼る部分の掃除をすること
MP ウタマロ クリーナー 400ml
隙間テープを貼る際は、必ず貼る前に掃除をしておきましょう。そうでないと接着部分が外れやすくなり、すぐに取れてしまったり効果が半減してしまいます。隙間テープを貼る窓のサッシやドアを念入りに掃除した上で、隙間テープを貼るようにしましょう。
中性洗剤などで綺麗に掃除ができたら、乾いたタオルで乾拭きするといいです。また、テープをはがして貼るときにしっかりと密着させるように貼ること。そうしないと表面がぼこぼこになって気密性が減りますし、ドアや窓が閉めにくくなってしまいます。
貼る部分の寸法を測ること
KMC-31RM
隙間テープには幅の種類がたくさんあります。幅を間違えると、隙間を埋めることができなかったり、逆に幅が大きすぎて入らなかったりすることがあります。隙間テープを購入する際は、必ず隙間テープを貼ったり埋める部分の幅をしっかり測っておくようにしましょう。
しっかりと切り取ること
長谷川刃物 EP-175F
貼り付ける場所の寸法を測ったら、今度は隙間テープを測った幅に合わせて切り取っていきます。その際に注意することが、切断面をきれいにすること。
斜めに切ってしまったり、隙間テープが足りなくて隙間が空いてしまうことで、その小さな隙間から風が入ってきます。しっかりと測ったら、隙間ができないように真っすぐに切るようにしましょう。
隙間テープを圧着する
イノウエ 12704
隙間テープを貼ったら、終わりではありません。掃除を完璧に行うことは難しいですし、窓枠などに多少のほこりは残ってしまうもの。掃除が終わったらタオルで乾拭きし、テープを付けた後は、硬いローラーやへらで圧着することで取れにくくなりますよ。
隙間テープの貼り方
貼れるかどうかをチェックする
隙間テープを貼ったのはいいけれど、窓が閉まらなくなってしまったというのでは意味がありません。まずは小さく切って、窓が閉まるかどうかを実際に隙間テープをはめてみて確認するといいですよ。そして、閉まることが分かってから貼り付け作業を行えば、貼った後に困るということがありません。
しっかりと掃除をする
先ほど説明したように、隙間テープをいきなり貼ろうとしても、貼る部分が汚れていたらうまく貼ることができません。まずは掃除をして、隙間テープを貼る窓のサッシやドアのほこりを掃除しておきましょう。
中性洗剤や掃除用のクリーナーを使って掃除をします。ハケや歯ブラシを使うと隅まできれいに掃除できるので、そういったものを使って隅まできれいにしたら、最後は乾拭きして仕上げてくださいね。
隙間テープの貼り方
ここまできてやっと隙間テープを貼ることができます。貼るときには隙間テープのテープ部分をはがして貼るのですが、少しずつはがして、貼る、の繰り返しをすることが大切です。
一気にはがしてしまうと、壁にテープがくっついてしまい、はがすのが大変になってしまいます。10~15㎝くらいずつはがしながら、隙間テープを貼っていきます。
隙間テープの効果は?
隙間風を防ぎ、保温効果を上げる
窓のサッシ部分やドアに隙間があると、その隙間から風が入り込んだり部屋の中のあたたかい空気が逃げてしまい、部屋の温度が下がってしまいます。でも、隙間テープを貼ることで外からの風を防ぎ、部屋の空気を保温することができます。
部屋の温度が隙間テープによって保たれることによって、暖房にかかるエネルギーも軽減されるので、電気代の節約にもなりますよ。
防音効果
窓のサッシ部分に隙間テープを貼ることで、防音効果も得られるんです。音は窓の隙間からも入ってきて、部屋の中に響くもの。隙間テープを溝部分に埋めることで聞こえてくる音が半減することができます。
マンションなどの集合住宅や、家同士が近い住宅地だと、隣の家の音が聞こえてくることもありますね。そんな時は窓に隙間テープを貼ることで音が小さくなるのでおすすめです。
また、ドアに貼っても効果があるので、ピアノを置いている部屋のドアに付けるなど、大きな音を出す部屋のドアにつけてもいいですね。
窓から侵入する虫を防ぐ効果
小さい虫など、窓を閉めているのに入ってしまうこともありますよね?それは、窓のわずかな隙間から虫が侵入してくるためなんです。また、網戸を閉めていても、何度も開け閉めしているうちに窓と網戸の間に隙間ができてしまい、そこから虫が侵入することもあります。
隙間テープを貼ることで、そのわずかな隙間を埋めることができ、虫の侵入も防ぐことができますよ。
隙間テープの使い方7選
それではさっそく、隙間テープの使い方をご紹介していきます。隙間テープにはさまざまなな使い方があり、その方法を一つずつご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
隙間テープの使い方①
窓のサッシの溝部分に貼って防音・隙間風対策に
隙間テープの使い方をご紹介していきます。まずは窓のサッシ部分に貼って隙間風対策をする方法です。隙間テープを貼る場所にもさまざまあるので、今回は隙間風対策の隙間テープを貼る場所をご紹介していきますね。
隙間テープの貼り方
窓のサッシ部分には溝がたくさんあって、どこに貼るのか分からなくなってしまいますね。今回は、その溝の窓がはまっている部分の隙間を、隙間テープで埋める使い方をご説明します。
窓が閉まるサッシの溝部分(赤で示した部分)に隙間テープを埋める作業を行います。この時注意するのは、窓が閉まるかということ。隙間テープを少しだけ切ったものを隙間部分に埋めることで確かめてみます。
大丈夫なようであれば、隙間テープを貼っていきます。これで溝を埋めることができるので、隙間から入ってくる風を防ぐことができます。
隙間テープの使い方②
窓のサッシの部分に貼って隙間風対策に
隙間テープの使い方の二つ目は、サッシの枠に隙間テープを貼る方法です。この場合はモヘアタイプの隙間テープを貼るのがいいですよ。
隙間テープの貼り方
窓のサッシの枠は、写真の赤い線の場所です。窓が閉まる淵の部分に、モヘアタイプの隙間テープを真っすぐに貼っていきます。これで、窓とサッシ部分の隙間風や虫の侵入を防ぐことができますよ。
隙間テープの使い方③
ドアに貼って隙間風対策を
次はドアです。ドアに隙間テープを貼ることで、隙間風と防音の対策ができます。また、小さな虫の侵入も防ぐことができますよ。
隙間テープの貼り方
ドアに隙間テープを貼る使い方は、ドアの枠すべてにモヘアタイプの隙間テープを貼ること。そうすることで、ほんの少しの隙間がなくなるので、隙間風の侵入を防ぐことができます。また、この貼り方であれば虫の侵入も防げます。隙間風対策も虫の対策もできて一石二鳥ですね。
隙間テープの使い方④
ドアに貼って防音に
次はドアの防音対策の隙間テープの貼り方をご紹介します。ピアノやギターなどの楽器を弾いていると、隣の部屋に聞こえていきますよね。また、ドアを開け閉めするだけで大きな音がなってしまいます。そんなときはドアに隙間テープを貼ることで防音効果が期待できます。
隙間テープの貼り方
ドアの防音対策には、防音用の隙間テープを購入するのがいいですよ。防音テープを貼る場所は、写真のようにドアを閉めて接触する部分です。
ここに貼ることで閉める時の音も軽減できますし、隣へ音が漏れにくくなります。外の音が聞こえにくくなりますし、他の家に音が漏れにくくなります。
ただ、注意点があります。ドアが閉められるかどうかを確認してから貼ること。隙間テープを張ったことでドアが閉まらなくなっては意味がありません。その点に注意をして貼るようにしましょう。
隙間テープの使い方⑤
床下収納に貼って掃除を楽に
床下収納がある家もありますよね。床下収納があって便利なのはもちろんですが、溝部分や収納内にほこりがたまってしまい掃除が大変なことも。でも、床下収納の溝を埋めるように隙間テープを貼れば掃除も楽になりますよ。
隙間テープの貼り方
写真にあるように、隙間テープを床下収納の溝部分に埋めるように貼っていきます。幅がピッタリ合う隙間テープを購入して貼るようにすれば完璧です!掃除が楽になりますよ。
隙間テープの使い方⑥
IHとキッチンカウンターの隙間に貼って汚れ対策に
隙間テープには、キッチン用のものもあるんです。ご存じだったでしょうか?キッチンの、特にIHタイプのコンロだと溝の部分に埃や食べ物のカスがたまってしまうことがありますよね。そういう時に使えるのがキッチン用の隙間テープなんです。こちらも百均でも売っているので、簡単に手に入りますよ。
隙間テープの貼り方
写真にあるように、キッチンの溝部分にテープを貼って溝を埋めていきます。ピンと貼ってはるといいですよ。そして、汚れたら交換することできれいなキッチンを保てます。
隙間テープの使い方⑦
トイレの汚れ対策に隙間テープを使う
隙間テープの種類でご紹介した、トイレ用の隙間テープです。便器と床の隙間に汚れがたまってしまうことがありますよね。そういう時に使うと、掃除が楽になりますよ。
隙間テープの貼り方
便器と床の溝部分を埋めるように貼ります。上の写真の赤い線の部分に隙間テープを貼ります。百均にもテープが売っているので簡単に手に入ります。
おすすめの隙間テープ3選
おすすめの隙間テープ
ニトムズ すきまテープ徳用ロング 2巻パック
お得な隙間テープを探しているなら、こちらの商品がおすすめ。300円程度で購入できるうえ、2巻セットになっています。フィルム入りの隙間テープで貼りやすく、剥がしやすいのもポイントです。
隙間にたっぷり使えるほか、どんな部分にも使えるというメリットがあります。ただし、ザラザラしている壁やはがれやすい塗装部分には利用できないため、隙間テープの使用時は注意してください。
おすすめのモヘアタイプ隙間テープ
槌屋 すき間モヘアシール グレー No.6040
こちらの商品はモヘアタイプの隙間テープです。モヘアタイプは虫の侵入には特におすすめです。この商品のレビューによると、簡単に取り付けができ、虫の侵入が減ったと書かれていました。
おすすめのキッチンなどの隙間テープ
FANDEARRO 防カビテープ
この商品は、キッチンやトイレの便器の隙間に使える隙間テープです。このテープは伸び縮みするので、キッチンでも、丸い形のトイレの便器部分でも楽に使用することができますよ。
隙間テープ貼った後の注意点
隙間テープは劣化する
隙間テープは、水や日光、風、あとは使用での擦れや衝突によって劣化してしまいます。特に、毎日使うドアや窓は隙間テープが劣化しやすくなります。あまり使用しないところでもスポンジは劣化するので、使用頻度が高いところほど劣化が早くなります。
こまめに貼り替えを
隙間テープを貼った場合、使っているうちにテープがへたり、効果が減ってくることがあります。そうすると、せっかく貼ったテープの意味がなくなってしまいます。ですから、効果が減ったなと思ったり、見た目がへたっていたら隙間テープをはがし、新しい隙間テープを貼るようにしましょう。
隙間テープをはがす場合、うまくいかないこともあると思いますが、百均などで売っているシールはがしのスプレーを使うといいでしょう。
結露などはしっかりふき取ること
隙間テープを貼ることで部屋の気密性が増します。それはつまり、部屋の中と外の温度差が増えるということ。つまり、冬場は結露ができやすくなります。窓の結露をそのままにしておくと、カビが生えてしまいます。隙間テープを貼ったことで結露ができた場合は、こまめに結露をふき取ることが大切です。
まとめ
今回は隙間テープの使い方を、窓のサッシ部分やドア、さらにキッチンやトイレまでご紹介してきました。隙間テープは百均でも手に入りますし、思ったよりも簡単に、隙間風や防音対策ができることが分かっていただけたかと思います。
また、掃除が楽になるような、溝を埋める方法もありましたね。隙間テープを効果的に使うことで、家の中を快適な空間に仕上げることができます。ぜひ、隙間テープに挑戦してみてくださいね。
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