検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

オオクワガタの値段は?サイズや国産など買取価格や売っている相場まで解説!

子供の頃夢中になって追いかけたであろうオオクワガタですが、その人気は大人になっても衰えることはありません。オオクワガタを育て、大きい個体を作れば、愛着が沸くだけでなく高い値段で売れるようになります。今回はそんなオオクワガタの買取値段などについて書いていきます。
更新: 2023年6月26日
高橋元輝
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

はじめに

夏が到来しました。毎日暑いですが、せっかくの夏ですし外でたくさん遊びたいものですね。子供の頃は、海や昆虫採集などたくさん遊んだと思います。特にカブトムシやクワガタは男性なら一度は捕まえたいと思ったはずです。そこで今回はオオクワガタの育成や売買に関して記事にしていきたいと思います。
 

オオクワガタ

オオクワガタの名前はどんなに昆虫の事を知らなくて聞いたことはあると思います。その名の通り、大きいクワガタなのですが、外に出ればどこにでもいるわけではなく国産の天然オオクワガタはとても希少価値が高い昆虫なのです。

また、外で捕まえる場合は、見つけるのは困難ですが、自分で交配させたり、育てたりすることは簡単にできるため、大きいサイズのオオクワガタを育てて売ることを目的とした人達には人気となっています。

国産オオクワガタと海外のオオクワガタ

オオクワガタは国内にだけでなく、海外にも生息しており、大きさや色、形など海外特有の個体が数多くいます。日本国産のオオクワガタは黒くて同じ形なのに対し、海外のオオクワガタは色や大きさ、形などが様々ですので、子供には特に人気があるようです。

ただし、自ら育てて、大きいサイズのオオクワガタに成長させるなら、日本国産のオオクワガタが一番育てやすいようです。

天然の国産オオクワガタ

天然の国産オオクワガタは文字通り国産のオオクワガタですが、とても希少な昆虫です。天然の国産オオクワガタは大きくても40~70mmのサイズの大きさしか無く、売る場合にはそんなに相場は高くありませんが、人工的に交配などを繰り返すことによって、大きい個体や太い個体が増えてくるようになりました。

海外のオオクワガタ

海外のオオクワガタは綺麗な色をした個体や、とても大きな個体など様々な種類のオオクワガタが存在しています。国産のオオクワガタと違うのは、色の種類が多くサイズが大きいことです。そのため、人気も高く、買取の相場も高くなっています。ただし、天然の国産オオクワガタと違い飼いやすさはないので、飼う時は怪我などに注意が必要となります。

オオクワガタの生態

オオクワガタはかつては幻のクワガタと言われるほど、滅多に見ることができないクワガタでした。大きさは40mmから70mmで、70mmの大きさの雄のオオクワガタはとても珍しく自然界ではあまり見ることができません。
雌のオオクワガタも自然界では50mm未満がほとんどで、40mmでも大型の個体と言えます。
しかし、飼育されているオオクワガタは雄では80mmの個体ができたり、雌でも50mm以上の個体が増えてきています。

オオクワガタの習性


オオクワガタはその大きな体とは裏腹に、音や光、振動などにはとても敏感です。そのため、少しでも異変があるとすぐに隙間に逃げ込んでしまう習性があります。

また、寿命は自然界では4年程度、飼育していれば5年生きることもあります。

オオクワガタの値段

オオクワガタを手に入れるには

オオクワガタを入手するには、子供の頃のように木に仕掛けをして昆虫採集をするということをする必要はありません。購入するのが一番簡単です。ホームセンターでも売っていますし、ネットでも購入することは可能です。

採集に関してはとても運に左右されてしまうので、確実ではありませんし、オオクワガタは夜行性なのでどうしても夜に行動しなくてはいけないので危険も伴います。そのため購入するのが安全かつ確実に手に入れる方法となります。

日本国産のオオクワガタの値段

オオクワガタを購入する際には幼虫か成虫を購入できますが、この幼虫の相場は大体が500円程度。成虫の場合は2000円程度となります。しかし、これはあくまで一般的の価格です。成虫のサイズや血統によっては数万円の価格となることもあります。これは幼虫も同じで、血統によっては価格が高くなることがあります。

海外産のオオクワガタの値段

海外産のオオクワガタは希少価値はそれほどないため、日本産のオオクワガタよりも買取値段は下がりますが、ペアで1000円から2000円程度の値段となります。それ以外は大きさや足が欠けている、交配できない種類のオオクワガタである。などすると買取価格に影響が出ることは、日本産のオオクワガタと同じです。

オオクワガタの買取値段

オオクワガタを飼育、または採集して買取をしてもらう場合は、購入する時と同じで大きさ、天然国産か外国産かどうか、血統などで買取価格が変わってきます。また、高い値段で売りたい場合は採集よりも卵や幼虫から育てた方が大きいサイズの成虫が出来上がることがあるので、飼育する方法がおすすめです。

天然の国産オオクワガタの買取値段の相場

国産は希少ということもあり、大きい個体が作れれば、かなり高い相場で買取してもらえます。採取して大きくない個体なら一般的な相場は2000円程度ですが、育てていい個体を作ることができれば数万で売れることもあります。そのため、いくら希少だからと言っても、採集するという難しいことをするのではなく、幼虫や卵から育てた方が相場は高くなります。

外国産のオオクワガタの買取値段の相場


外国産のオオクワガタはやはりサイズが大きいく様々な個体がいる分、天然の国産オオクワガタよりも買取の相場は高いです。そして交配させてさらにサイズの大きい個体や血統によってはさらに相場が高くなっていきます。

オオクワガタの血統

オオクワガタは血統がいい方が高い値段で売れますが、その血統にも様々な種類があります。現在の巨大なクワガタを作る主流は「能勢YG血統」「川西MG血統」「久留米血統」の3つが主流となっています。それとは別に、綺麗さを求める美形血統や太さを求める極太血統などもあります。

能勢YG血統

能勢YG血統とはその名の通り、能勢地方で生まれたオオクワガタを交配させた血統のクワガタです。90cmに届くほどの大きなオオクワガタが育つこともあり、オオクワガタを売る目的で育てるのにとても人気な血統です。

この血統の特徴は、とにかく幼虫からサイズが大きいということです。サイズが大きい事と、良い血統種ということで、売るときにはとても高価な値段で売ることができます。ただし、その分、偽物も多く、交配させるオオクワガタを選ぶときには注意が必要です。

川西MG血統

川西MG血統も、先ほど紹介した「能勢YG血統」と同じく大きな個体を作れる血統として人気があります。川西MGの「MG」は森田ゴールドのMGなのですが、こちらも先程と同じく、偽物が多く出回っており、大きな個体を育てることができない例が多くあるようです。

また、森田ゴールドに関しては、大きな個体を生んだと言われていますが、写真がなく信憑性があまりないようです。そのため、売るときも高値で売れなくなってきているようですが、その真偽は育ててから確認してみましょう。

久留米血統

久留米血統のオオクワガタは他の二つの血統のオオクワガタと同じく、大きな個体が特徴のオオクワガタですが、それに加えて、顎の部分がまっすぐに伸びていて、上品に見えるのが最大の特徴です。また、この久留米血統のオオクワガタが、80mmのオオクワガタを生産することができるようで、80mm以上の大きなオオクワガタを作りたいと思っている人には一番お薦めの血統になります。

久留米血統は他の二つの系統よりも顎と胴体のバランスがいいと言われているので、太さや大きさだけでなく、バランスなども気にする方は久留米血統のオオクワガタがいいでしょう。

オオクワガタの育て方

オオクワガタを購入したら育ててみましょう。育て方は幼虫から育てる場合は、一頭ずつ育てるのが理想です。また、成虫同士を交尾させて卵から育てる方法もあります。幼虫から育てる場合でも成虫同士を交尾させて卵から育てる場合でも大きい個体は作れますが、売る場合は血統なども関係してくるので、できるだけ高く売りたいという方は成虫同士を交尾させて卵から育てることをおすすめします。

 

幼虫から育ててみる

幼虫からオオクワガタを育てて売る場合は、500円程度の値段で購入でき、飼育セットと合わせても1000円程度の価格です。値段はそれほど高くないですが、この幼虫時代によって成虫になるときのオオクワガタの大きさが決まってくるのでこの幼虫時代はとても大切なのです。


おすすめの飼育方法は菌糸ビン

菌糸ビンは簡単に育てられるのでとてもお勧めです。18度から20度の温度で菌糸ビンを管理して2ヵ月から3ヵ月を目安に交換するだけです。これだけで、幼虫は羽化し、オオクワガタの成虫へと変化をします。

このときの注意点は温度で高温にならないようにしっかりと管理することが大切です。

成虫を交配させて卵から育てる

オオクワガタを売る場合、成虫同士を交配させて、卵から育てる方法もあります。この方法のメリットは好きな親クワガタを選べることであり、血統の良いクワガタを好きに選んで交配させることができるという点にあります。そのため、大きなオオクワガタを交配させれば大きなオオクワガタを育成できる可能性が高く、売るときの相場は幼虫から育てたものよりも高い値段になることが多いです。デメリットは、時間と資金が幼虫から育てる時よりもかかるということです。

おすすめの産卵方法は菌床産卵

こちらの産卵方法は国産のオオクワガタを散乱させる場合に産卵に成功することが多い産卵方法です。菌床セットを作らなければいけないので、手間がかかりますが、温度をしっかりと管理することができれば必ず卵を産卵できる環境です。

菌床産卵以外にもできる方法はありますが、確実に産卵させたい場合は菌床産卵が確実ですので、この産卵方法をおすすめします。

成虫まで育てたら高い値段で売る

無事に成虫を育てることができたら、買取をしてもらいましょう。一般的な買取価格の相場は外国産なら1,000円程度ですが、国産のオオクワガタになれば大きさによっては10,000円を超えることがあります。80cmを超えれば20,000円という高い値段で買取してもらうこともできるので、ぜひ大きい国産のオオクワガタを育ててみましょう。

まとめ

夏の虫であるオオクワガタですが、今回は売っている値段や買取価格などをご紹介しました。やはりサイズが大きく、良い血統のクワガタで、かつ、天然の国産クワガタはやはり価値が高く、育てる時も費用はそれなりにかかるかもしれませんが、その分売るときも高い値段で売れるようです。また、血統も売るときは重要となってきますので、ぜひ、良い血統のオオクワガタを交尾させて卵から育ててみましょう。