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ツーリングでのキャンプ場の選び方!目的を満たす条件と探し方を解説!

キャンプツーリングの虜になると旅情豊かなキャンプ場を探すために選び方にこだわるようになります。キャンプツーリングに適したキャンプ場の選び方は?何を基準にすればいいの?チェックすべき項目は?全ての項目で初心者向けの解説もつけましたので参考にしてください。
更新: 2021年4月24日
hosokawa_taka
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ツーリングでのキャンプ場の選び方:はじめに

キャンプツーリングはお泊りツーリングのひとつとして人気があり、キャンプ場の選び方や探し方に妥協しないキャンプツーリングライダーは多いですね。キャンプ場の旅情豊かな雰囲気はキャンプツーリングの質を高めますのでこだわりたいところ。ツーリングでキャンプ場を利用する目的や必要な条件を整理して、キャンプ場の選び方や探し方について紹介します。

初心者

バイクもツーリングもキャンプも初心者です…という人にもバイクでのキャンプツーリングはおすすめです。ベテランキャンプツーリングライダーも数々の苦い経験をしていますので、臆することなくチャレンジしてください。ルートの設定や時間の管理は、日帰りツーリングよりもキャンプツーリングのほうが難しくありません。

ベテランと初心者の違い

キャンプツーリングの初心者とベテランでは判断力に違いがあります。無理のないプラン立てと体調管理の大切さは初心者もベテランも同じです。しかし判断力は経験によって培われるものなので、少しずつ身につけるしかありません。判断で迷ったら体力的に無理のないほうを選びましょう。

ツーリングでのキャンプ場の選び方:目的

バイクツーリングでキャンプ場を利用する目的を明確にすれば選び方や探し方での迷いが少なくなります。キャンプツーリングの目的として主だったものを挙げますね。

目的:宿代わりとして利用

お泊りツーリングでキャンプ場を利用すれば宿泊代を抑えられます。ホテルや旅館はもちろん、ユースホステルやゲストハウス、ライダーハウスと比較しても宿泊代は安いですね。ネットカフェは警報レベルの悪天候でも安全ですが閉鎖的なのが難点。キャンプ場に求める条件は利用料金の安さです。

目的:キャンプを楽しみたい

キャンプを楽しむ目的でツーリングをするのも楽しいですね。ツーリングとキャンプの比重はキャンプツーリングライダーによって違います。チェックイン・チェックアウトの時間を有意義に使いましょう。キャンプ場に求める条件はテントサイトの快適さです。

目的:グループツーリングで利用する

グループツーリングでキャンプ場を利用すれば夜に退屈することはありません。ツーリング先で知り合ったバイク仲間やネットコミュニティのオフ会もいいですね。キャンプ場で集合・解散するツーリングでもそれぞれでチェックインできますのでおすすめです。まとまったスペースを確保できるのが条件になります。

初心者

キャンプツーリング初心者には情報収集を目的にキャンプツーリングライダーが集まりやすいキャンプ場を利用しましょう。同宿するキャンプツーリングライダーに声をかけて仲良くなれば、キャンプツーリングのノウハウや経験談を聞き出すことができます。軽く挨拶するだけで仲良くなれることは多いですよ。あなたがソロならソロキャンパー、ペアならペアキャンパーに話しかけると成功率がアップします。

ツーリングでのキャンプ場の選び方:条件


キャンプ場に求める条件はキャンプツーリングライダーによって違います。蛇口とトイレがあればいいという人から、シャワーがないとイヤという人までいますが、根気強い探し方をすればあなたの条件に合ったキャンプ場は必ず見つかります。

最低限の設備だけでいい

蛇口とトイレがあればいい…トイレは汲み取り式でもOK!その代わり利用料金にこだわりたい…そんな「おしゃれ」や「かっこいい」から程遠いキャンプ場を好むツーリングライダーは比較的に多いですね。設備が整ったキャンプ場の華やかさを嫌う人もいます。

バイクの乗り入れ

バイクの乗り入れが出来るキャンプ場は人気があります。バイクをテントの横につけ、愛車を眺めながら過ごす時間は格別です。ホームセンターケースをDIYしてバイクに直付けしたキャンプツーリングライダーにとっては、駐車場からテントサイトまで手運びする必要がないので嬉しい条件となります。

テントサイトのロケーション

テントサイトのロケーションはキャンプツーリングライダーが求める旅情に関わる重要な条件です。利用料金や設備以上にこだわりましょう。展望重視の広大な草原サイトから過ごしやすさ重視の林間サイトまで、好みはツーリングキャンパーによって違います。気持ちよさそう!という直感を信じた選び方でOKです。

初心者

テント設営に不安を感じたら、防風林に囲まれたロケーションのキャンプ場がおすすめです。急な突風からテントを守ってくれますよ。テントで眠れないかも知れない…と心配する人は方角にも注意です。朝日が当たるロケーションではテント内の温度が上がってしまい、朝寝坊ができません。十分な休息を得られるロケーションを重視しましょう。

ツーリングでのキャンプ場の選び方:オートキャンプ場

オートキャンプ場ならバイクの乗り入れができますし、設備も整っています。旅情の豊かさを重視するなら、自然地形を利用したオートキャンプ場を中心にした選び方が賢明です。グループツーリングで利用すれば仲間と楽しい時間を過ごせるのでいいですね。大きな区画サイトにツーリングテントをひと張り設営した光景は滑稽ですし、利用料金がビジネスホテル並みになってしまいますよ。

レイアウト

区画されたオートキャンプ場でのレイアウトはグループの仲間と相談して決めましょう。オートキャンプ場の区画サイトでも地面の水平が確保されていない場合もありますので、テントの設営場所を優先したレイアウトがおすすめです。テントを設営する場所、バイクを置く場所、仲間と談笑する場所を決めればOKです。

初心者

設備が整ったオートキャンプ場は快適ですので初心者におすすめです。身近にキャンプツーリングをする人がいたら連れて行ってもらいましょう。整然と整備された区画サイトは自然に身を委ねる雰囲気が皆無ですが、テントやタープの設営方法、キャンプ飯の作り方などのレクチャーを受けるには丁度いい広さです。4人くらい揃わないと利用料金が割高になります。

ツーリングでのキャンプ場の選び方:フリーサイト

フリーサイトは旅情が豊かな雰囲気があるので、キャンプツーリングライダーに適したテントサイトだといえます。バイクの乗り入れができるかどうかは必ずチェックしましょう。予約していなくてもスペースさえ空いていればチェックインできるキャンプ場が多いですね。

レイアウト

フリーサイトでのレイアウトをマスターしている人はかなりのツワモノです。フリーサイトは自然地形を利用したキャンプ場が多く、水平な地面を探すのに苦労することもありますね。テントサイトの地形やたち木を駆使したレイアウトをするキャンプツーリングライダーを見ると話しかけたくなります。テントとタープが別料金になっているキャンプ場もありますので、料金システムを正確に把握しましょう。


初心者

オートキャンプ場では設備が整いすぎているので経験値が上がりませんが、フリーサイトなら失敗を成功に導ける要素がありますのでおすすめです。キャンプツーリングライダーの失敗談は武勇伝にもなりますので、初心者は積極的にフリーサイトを利用しましょう。

ツーリングでのキャンプ場の選び方:無料キャンプ場

無料のキャンプ場はキャンプツーリングライダーに人気がありますが、最低限の設備しかないので賛否両論です。しかし野宿をするよりは快適ですよ。管理スタッフがいないことをいいことに傍若無人なふるまいをするキャンパーもいますが、そんな人に無料キャンプ場を利用する資格はありません。キャンパーのマナーの悪さに閉鎖される無料キャンプ場は多いですね。

レイアウト

無料キャンプ場ではコンパクトさを重視したレイアウトを心がけましょう。チェックイン・チェックアウトがフリーなキャンプ場が多いので、太陽が沈んでからチェックインする人のためにスペースを譲り合う心がけが必要です。テントを設営するときは「隣に設営してもよろしいですか?」と声をかけましょう。フレンドリーに接することで助けられることもあります。

初心者

週末の無料キャンプ場には必ずといっていいほどキャンプツーリングライダーがいますので、積極的に活用しましょう。ネット上の書き込みよりもキャンプ場で人の経験を聞くことの方が何倍も参考になります。最低限の設備しかありませんので学ぶことも多いのですよ。マナーはしっかり守りましょう。

無料キャンプ場を利用する注意点

無料キャンプ場には管理スタッフが常駐していませんので、あなたが使った場所はきれいにしておきましょう。撤収後に付近のゴミ拾いをすれば次に使う人も気持ちいいですし、忘れ物に気づくこともあります。炊事場やトイレなども感謝の気持ちを持ってきれいにするといいですね。できる範囲でかまいません。

ツーリングでのキャンプ場の選び方:キャンプ場情報サイト

キャンプ場の情報サイトでは条件を元にキャンプ場を検索できるのでおすすめです。人気キャンプ場の口コミ情報も得られます。情報サイトだけではキャンプ場の全てを知ることができませんので、必ず公式ホームページもチェックしましょう。

探し方

キャンプ場予約サイトの「なっぷ」ではバイクの乗り入れを条件に検索できますのでブックマークしておきましょう。ネット予約ができるキャンプ場とできないキャンプ場がありますので要注意です。キャンプツーリングやバックパッカー向けのキャンプ場情報サイト「はちの巣」はブックマーク必須!書き込みするライダー同士のやり取りにバイク仲間としての連帯感も感じられます。

初心者

初心者のみならず誰もが気になるのがネット上の情報が正しいかどうかです。口コミ情報を必ずチェックしましょう。口コミ数を逆手にとって、空いているキャンプ場を狙うのもありですが、テントサイトに一人ぼっちというのは初心者には辛い経験になります。

ツーリングでのキャンプ場の選び方:グーグルマップ

スマートフォンが普及し、グーグルマップの情報をもとにしたキャンプ場の探し方も便利です。所在地を中心にして検索できますし、口コミ情報も入手できます。キャンプ場情報サイトよりも掲載数が多いですね。

探し方


グーグルマップで所在地付近を開いて「キャンプ場」と検索するだけでOKです。最寄のキャンプ場を検索できますのでおすすめです。公式ホームページのアドレスが掲載されていることもありますよ。

初心者

キャンプツーリングでは無理のないルート設定を心がけなければなりません。グーグルマップならルート沿いのキャンプ場を探しやすいのでおすすめです。万が一、キャンプ場を見つけられなくても、次の候補の探し方も難しくありませんね。

ツーリングでのキャンプ場の選び方:地方自治体のホームページ

地方自治体のホームページで紹介されているキャンプ場もチェックしましょう。キャンプ場情報サイトやグーグルマップにも掲載されていないキャンプ場が見つかります。予約や利用許可の手続きが必要なキャンプ場もありますが、当日利用ができるキャンプ場もあります。教育キャンプ場には禁酒・禁煙のところもありますのでご注意ください。

探し方

地方自治体ホームページの「観光」「キャンプ場」「レクリエーション施設」を紹介するページで見つかります。「市町村名(もしくは(道府県名)」「野外活動(もしくはキャンプ場)」の検索キーワードでも見つかります。利用制限を設けた施設もありますので詳細は要確認です。バイクの乗り入れができる公営のオートキャンプ場もまれにあります。

初心者

子供の頃に野外活動学習で訪れた教育キャンプ場では、自然との向き合い方を学べるのでおすすめです。手続きが面倒な施設もありますが、おさらいする気持ちで利用してみてはいかがでしょうか。

ツーリングでのキャンプ場の選び方:まとめ

キャンプツーリングの目的はツーリングとキャンプのどちらに比重をおくかで変わります。キャンプ場の条件がいいほど快適ですので、できるだけ理想に近づけたいですね。キャンプ場やテントサイトの形態によって使い分けると目的を満たしやすくなります。ネット上の情報を集めればキャンプ場の選び方や探し方で失敗しにくいので、日頃からチェックしたいですね。

キャンプツーリングが気になる人はこちらもチェック!

キャンプ場での過ごし方についてまとめた記事もチェックしましょう。私ならこんな過ごし方をしたいな…と思う人は相当なベテランキャンプツーリングライダーだといえます。