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春先から秋は蜂が活動的になる時期
暖かくなると活発になる「蜂」。注意していてもちょっとした隙に刺されたりすることはよくあります。そんな蜂は春先から秋が活動時期です。中でも特に危険なスズメバチは6月から10月くらいまでが攻撃性も増すため一番危険な時期となり、ちょうど今の時期に巣へ近づくと刺されたりする可能性があるため大変危険です。そんな蜂に刺されないための処置や対処をご紹介します。
蜂の種類
蜂は世界中に20万種以上生息していることが確認されていて、そのうち4千種以上が日本に生息しています。その中でも代表的な蜂をご紹介します。
スズメバチ
日本で生息している蜂のなかでもトップクラスの凶暴性と毒性を持つ蜂として知られています。身体も大きく、一度襲い掛かると何度でも攻撃してきます。毒針はとても強く、手袋などで保護していても貫通する場合などもあり、毒による症状も場合によっては死亡するケースもあるそうです。
スズメバチの特徴
スズメバチは巣に近づく相手に対して威嚇を始める警戒範囲というものがあり、その範囲はスズメバチの種類や巣の場所によって数メートル~10メートル程度とされています。また、過去に警戒範囲に敵が侵入してきた場合は以前よりも警戒範囲が広がることがあります。その警戒範囲に侵入した場合、まず相手に対して周辺を弧を描くように飛び回り、顎をカチカチと鳴らして威嚇をし、それでも相手が立ち去らない場合に攻撃してきます。万が一巣を発見した場合は自身で駆除などせずに専門家や役所に相談しましょう。
アシナガバチ
文字通り足がスラッと長く、細身の蜂です。
アシナガバチの特徴
アシナガバチという名前ではありますが、実はスズメバチの仲間でスズメバチ科のアシナガバチ亜科という括りになっています。スズメバチの方はスズメバチ亜科と言います。アシナガバチはスズメバチと比べると動きもゆっくりでフラフラと飛び回ります。性格は大人しいと言われ、巣に近づかない限り襲ってくる可能性は低いようです。とはいえ毒性はスズメバチとそれほど変わらないので刺された場合は早めに処置および治療をしましょう。
ミツバチ
日本に生息しているミツバチはニホンミツバチとセイヨウミツバチの2種類がいます。
ミツバチの特徴
一般的には花の間を飛び回り、蜜を採取する可愛いイメージですが、しっかり毒針を持っています。不用意に巣に近づき、敵と認識されれば集団で攻撃してくるので注意が必要です。毒性の低いミツバチとはいえ刺されればかゆみなどの炎症を起こしますし、場合によっては死に至ることもありますので刺された場合は甘く考えずにきちんと処置をしましょう。
蜂に刺された時の症状と処置
過去に蜂に刺されたことがあるかないか、刺された回数、刺された時の体調、個人の体質の差など状況によって症状が異なります。
局所症状
蜂の毒素による症状です。蜂に刺されると基本的に患部が赤く腫れ、痛みやかゆみが伴います。蜂の種類によっては刺された瞬間に激しい痛みを感じる場合もあります。適切な治療をすれば大体1週間ほどで痛みは消え、腫れやかゆみも徐々に消えていきます。
全身症状(アナフィラキシーショック)
蜂の毒素に対するアレルギー反応による症状です。特にスズメバチに刺された時に多い症状です。かゆみや腫れ、痛み以外にアレルギー反応のアナフィラキシーが起こる場合があります。症状は全身蕁麻疹、嘔吐、呼吸困難などが起き、更にひどい場合は意識障害や急な血圧低下によるアナフィラキシーショックとなって死亡するケースもありますので一刻も早く病院へ行って治療してもらいましょう。
もし蜂に刺されたら…
アンモニアで処置!なんて昔はよく言われていましたが全く効果がありません。毒の正体の「ヒアルロニダーゼ」などのタンパク質に対し、アンモニアのアルカリ性では中和できません。そればかりか尿に含まれる雑菌のせいで治療どころか患部が余計に悪化することもあります。ではどうしたらいいか…。以下の順で処置を行い30分前後様子をみて、異常がなければとりあえずは安心です。しかし少しでも様子がおかしいと感じた場合は直ちに病院で治療しましょう。
蜂に刺されたら一刻も早くその場を離れる
蜂の毒液には毒素だけでなく他の蜂を呼び寄せるフェロモンが含まれており、仲間がすぐに集まってきます。もし刺された時はできるだけ低姿勢で蜂を刺激しないようにゆっくりその場を離れた方がいいでしょう。最低でも20mは離れた方がいいです。
刺された箇所を流水で洗い流す
蜂に刺された際の痛みの原因は毒素によるものです。先述の通り蜂の毒液はタンパク質でできており、水に溶けやすい性質ですので大量の流水で患部から毒液を絞るように洗い流しましょう。その際に口で吸い出したりすると口の雑菌が感染症になる可能性や、逆に口内に虫歯や傷があった場合に毒液の侵入の可能性もあります。吸引にはポイズンリムーバーという物が効果的ですが、ない場合でも指で患部をつまんでつねるように絞るだけでも効果的なです。
刺された箇所に毒針が残っていた場合
蜂の針にはのこぎりのように返しがついていて刺された時に皮膚に針が残ってしまう場合があります。針の根元には毒素を出すための毒嚢というものがあり、そのままにしておくと体内に毒が入ってきますので早急に針を抜きましょう。抜くにはピンセットが好ましいですが、ない場合はクレジットカードのような硬いカード状のもので払うようにすると安全に抜けます。手で抜こうとすると毒嚢を押してしまい余計に体内に毒を入れてしまう場合がありますので注意してください。
虫刺されの薬を塗る
市販の塗り薬には虫刺されと効能効果が書かれていても効果がイマイチだったりします。蜂に刺された時のおすすめの市販薬は次のいずれか、もしくは両方の成分が入った薬を選びましょう。
抗ヒスタミン成分
蜂に刺された時にかゆみや腫れを起こす原因がヒスタミンという物質です。抗ヒスタミン成分を含む薬にはこのヒスタミンをブロックする効果があるので、かゆみや腫れを抑えることができます。
ステロイド
蜂に刺されたというのは蜂の毒素によるアレルギー反応を起こしている状態です。同じようなアレルギー反応に花粉症がありますが、花粉症は花粉を異物と判断し、それを排除するための反応として鼻水やくしゃみがでます。蜂の毒素によるアレルギー反応を起こすと皮膚が腫れたり、痛みやかゆみを伴います。ステロイドはそれらのアレルギー反応を強力に抑える作用があるので、蜂に刺された痛みやかゆみ、腫れなどには効果的な成分といえます。
蜂に刺された時のおすすめの薬
フルコートF
市販薬の中ではかなり強いステロイドを配合している塗り薬です。症状がひどい時におすすめです。
ウナコーワエースL
ウナコーワシリーズでも上位の効果があるウナコーワエース。フルコートFに比べるとステロイド効果が若干落ちますが、抗ヒスタミン成分や爽快感を感じる成分も配合されています。
刺された患部を冷やす
保冷剤や氷などで患部を冷やしましょう。冷やすことにより痛みや腫れやかゆみだけでなく、患部の血管が収縮して毒液を吸収しにくくなり、蜂の毒が血管の中に入りにくくなります。
蜂に刺された場合は病院は何科に行くべきか?
都市部ならすぐに病院は見つかりますが、山間部ではなかなかそうはいきません。蜂が生息する場所に行く場合は事前に近場の病院の位置や診察時間を調べておくのも大切です。それでも見つからない場合は救急車を呼んで病院に搬送してもらうようにしてください。局所症状は皮膚科、全身症状はアレルギー内科のある病院で治療してもらいましょう。
蜂の巣を見つけたら…
都市部でもスズメバチやアシナガバチの巣が発見されるケースが増加しています。もし発見した場合はどのようにしたらいいのでしょう?
安易に近づかない
蜂の巣を見つけたらまず近づかないことが第一です。きちんとした準備や服装ではない状態で近づくのは大変危険です。蜂も迂闊に近づかなければ襲ってくることはないでしょう。離れる時も蜂を刺激しないように大声を出したり走り出したりしないように落ち着いてゆっくり離れましょう。
遠くから観察して蜂の種類を確認する
可能であれば充分に距離をとった後は蜂の種類を確認しましょう。蜂の種類が分かればその後の対処がしやすくなります。巣の位置、巣の形状や大きさ、蜂の大きさや飛び方などを観察します。また、巣はあったけれど蜂がいない場合もあります。スズメバチやアシナガバチは基本的に巣の再利用はしないので空っぽであれば放置しても大丈夫です。ただし本当に空っぽかどうかは分からないので、棒でつついたりする行為は絶対にやめましょう。
蜂の巣がある場所の注意点
蜂の巣の駆除ということになると、その巣がどこにあるのかが重要になります。原則として蜂の巣がある土地の所有者に責任があります。
私有地に蜂の巣ができてしまった場合
自身で対応になります。私有地だからと蜂の巣を放置しておいて、万が一隣家の人や通行人が蜂に刺された場合に治療費を請求される可能性があります。なので早急に駆除業者、自力での駆除で対応しましょう。
市や区に相談してみるのもいいかもしれません。
賃貸の土地や建物で蜂の巣を発見した場合
賃貸の土地や建物の場合は共有部分なのか占有部分なのかで対応は変わります。共有部分に蜂の巣ができていたなら管理会社に相談しましょう。占有部分に蜂の巣ができてしまったなら入居者負担ということになりますが、管理会社や大家さん、役所などに相談してみましょう。駆除費用を全額、または一部負担してくれるかもしれません。
公共の場所で蜂の巣を発見した場合
公園や道路など公共の場所なら地域の役所に連絡しましょう。ただし喫緊の危険がなかったり、ミツバチやアシナガバチなどの刺激をしなければ刺される可能性が低いなどの判断をされると駆除してもらえない場合もあります。
その他の場所(他人の住宅や店舗など)で蜂の巣を発見した場合
その場所の管理者に伝えましょう。基本的には先方の責任で対処してもらえるはずです。
蜂に刺されないようにするための対処
蜂はこちらから何かをしなければ基本的には襲ってきません。蜂自身が身の危険を感じたり、巣に危険が迫ったり、縄張りを守ったりと様々です。とはいえ相手は蜂なので、こちらが気づかない間にそれらに該当して刺されたら大変です。事前にできる限り対処をしておきましょう。
蜂の巣を作らせない
蜂の巣があるから蜂に刺されるのだから巣を作らせなければ良い。
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蜂の巣防止スプレー
蜂の巣を作らせないスプレーにはピレスロイドという成分が含まれています。ピレスロイドを含んだスプレーをかけると、蜂はそこに蜂の巣を作らないようになります。また、蜂の巣の拡大も防ぎます。
巣に近づかない
蜂の巣の警戒範囲に侵入したり、巣の近くで騒いだり大声を出すなど刺激を与える行為は大変危険です。
窓を開けっ放しにしない
自然の多い場所だけではなく都市部でも蜂は見かけます。今の時期は窓を開けっ放しにしてしまうこともあると思いますが、そういう時は蜂に侵入されやすいです。窓を閉めて冷房を入れたり、網戸をしたりして対策しましょう。最近は網戸に吹付けるだけで虫が寄り付かなくなる薬もあるのでそれらを使用するのもいいかもしれません。
黒や濃い色の服装を避ける
蜂は黒や濃い色を本能的に攻撃してきます。諸説ありますが蜂の天敵である熊が黒に近いからや、動物の弱点が鼻や目の黒い部分に多いことが考えられています。逆に白い服装は蜂には認識されにくいので刺されにくい傾向にありますので極力濃い色を避けるようにしましょう。蜂は色を識別できないと言われていて蜂から見た世界は白黒に見えています。なので黒は勿論、赤や青のような原色系ではなく淡い色の服装をすることで刺される危険性を下げることができます。
帽子、長そで、長ズボンを着る
なるべく露出を控えて肌を保護しましょう。また蜂の攻撃対象となる黒い部分の髪の毛なども隠せるように帽子を被ったり、白いタオルを巻いたりするといいでしょう。
ニオイに気をつける
蜂はニオイにも敏感です。ヘアスプレーや化粧品、ジュースや香水などの刺激の強いニオイや、体臭や汗にも反応して攻撃してくることがあります。
他にもさまざまな方法がありますが個人ができる範囲として最低でもこれくらいの対処はしておきたいものです。
まとめ
いかがでしょうか?近年蜂は野山だけでなく街中にも巣を作ります。天敵が少なく、生ごみなどのエサが豊富な都市部は蜂にとってまさに天国かもしれません。山間部だけでなく住宅街でも蜂の脅威に注意し、万が一刺された場合は塗り薬などの適切な処置をして、症状がひどい時は早めに病院で治療を受けてください。蜂の種類や特性、刺された場合の処置や刺されないための対策など、今まさに蜂の活動が活発になるこの時期に少しでも役に立てばと思います。
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