【ルアー】メガバス:VIBRATION-X NANO(バイブレーションX ナノ) マットモエビ【バイブレーション】
ZPIプロスペックマグチューンキット
ビッグシューターコンパクトとは
アブ・ガルシアの「ビッグシューターコンパクト」は、バスフィッシングからロックフィッシュゲームまで対応するミッドレンジのベイトリールです。特に大物をターゲットとしたゲームに強く、琵琶湖のビッグバスや磯に潜む大物ロックフィッシュとのパワーゲームを楽しめます。ビッグシューターコンパクトで、根に逃げ込む大物を引きずり出す醍醐味を味わいましょう。
ビッグシューターコンパクトの特徴とは
ビッグシューターコンパクトの特徴は、その名の通りコンパクトでありがらパワーゲームを強く意識した作りになっていることです。ハンドルは95mm長、4mm厚クランクハンドルアームが取り付けられていて、ストラクチャーに逃げ込む大物もゴリゴリ巻き上げられます。さらにギア比8:1のハイギアで1回転あたりの巻き上げ量は驚異の8.3センチ!コンパクトタイプとは思えない仕様といえますね。
ビッグシューターコンパクトのインプレ
早速ビッグシューターコンパクトのインプレを紹介していきます。ビッグシューターコンパクトには、飛距離、カスタム、スプール、ギア、ブレーキ、ハンドル、そして大物狙いのパワーという7つの特徴があります。一つずつ解説していきますので、しっかりチェックして購入の参考にしてください。では一つずつ紹介していきます。
インプレ1/8.飛距離
まず紹介する特徴は飛距離です。ビッグシューターコンパクトがターゲットとする大物は警戒心が高いため、できるだけポイントから離れたところからフルキャストして狙う必要があります。飛距離をどれだけ出せるかが大物をゲットできるかどうかの重要なポイントです。ネット上のインプレでは、ビッグシューターコンパクトは飛距離を出せるベイトリールだという評価が多く見られます。なぜ飛距離を出せるのでしょうか?
飛距離を出せるルアーウェイトは?
空気抵抗が少なくてヘビーなルアーを使用すると飛距離を出しやすくなりますね。ビッグシューターコンパクトの適正ルアーウェイトはどのぐらいでしょう?ロッドやラインとのバランスによりますが、20g前後をキャストしやすいというインプレが多く見られます。このぐらいのウェイトならば飛距離を出しやすいでしょう。
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バイブレーションも投げやすい
飛距離を出せるラインは?
ラインは基本的に細くて軽いほうが飛距離を出しやすくなります。このため飛距離を出すならフロロカーボンラインよりもPEラインの方が向いています。ビッグシューターコンパクトにPEラインを巻く場合、3号なら150Mです。ラインキャパギリギリまで巻くとバッククラッシュしやすくなりますから、PE2.5号を150Mぐらい巻くとちょうどよいでしょう。
インプレ2/8.カスタム
完成度高いビッグシューターコンパクトですが、カスタムして使っているユーザーのインプレがよく見られます。特に多いのはマグネットブレーキへのマグチューンです。ビッグシューターコンパクトのマグネットホルダーには2個分のマグネットを追加できる穴があいているのです。市販のマグネットを購入して追加すれば手軽にマグチューンできる設計になっています。
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カスタムならまずベアリング
ビッグシューターコンパクトはベアリング部分のカスタムでインプレが多いリールです。マグネットブレーキへのマグネット追加をするなら、ついでにブレーキ部分の中心にあるボールベアリングを交換してしまうことをおすすめます。これが最も手軽なカスタムでしょう。さらにカスタムするならスプール部分です。スプールとブレーキが収まっているカバー部分で2個のボールベアリングを交換することができます。さらにボールベアリングでカスタムするなら内部のギアにも追加することが可能なようですが、これはかなり難易度が高いので相当に自身のある方のみチャレンジしてみてください。
インプレ3/8ギア
ビッグシューターコンパクトは8:1のハイギア仕様。パワフル&タフネスな売りの頑丈な大口径ブラスギヤを搭載しています。メーカーWebサイトには「大口径ブラス製デュラギヤⅡ(大口径当社比 8%UP)」と記載されていますね。ハイギアですからゴリ巻きでビッグバスや大型のロックフィッシュをカバーから強引に引き剥がせます。1回転あたり83センチも巻き上げることができるので、フッキングしたときもロッドアクションではなくリーリングだけで追いアワセがビシッと決まるでしょう。
インプレ4/8.スプール
ビッグシューターコンパクトはその名の通りコンパクトが特徴のリールですが、ボディをコンパクトにするとスプールも小さくあってラインキャパが少なくなりがちです。しかしビッグシューターコンパクトは違います。「20lbラインが100m巻ける余裕のラインキャパシティを実現している」と、メーカーWebサイトに記載されてい通り、大物をゲットすべくラインキャパシティが十分に確保できるスプールが搭載されています。
実際のラインキャパシティは?
ナイロンやフロロカーボンの20lbなら100m入ります。細くて非常に強いPEラインなら3号で150m、PE5号なら100mが目安ですが、8ブレイドや16ブレイドといった細くて強いPEラインなら同じ3号でも300Mほど巻けるようです。フロロカーボンラインを使う方のインプレが多いビッグシューターコンパクトですが、飛距離を出したい時や比較的軽いルアーを使うときはPEラインもよいでしょう。どちらも使えるスプールなので釣り物によって使い分けることも可能です。
インプレ5/8.ブレーキ
バックラッシュを防ぐためにも重要な機能となるのがブレーキです。ビッグシューターコンパクトに搭載されているブレーキは、キャストの瞬間から効くMagtraxⅡブレーキシステム。しっかりブレーキを効かせられるので、向かい風のなかでもフルキャストできます。多くのインプレではブレーキMAXかMAXより1段階弱めたぐらいで使うとよいという評価でした。サミングをこまめにできる方ならばもう1段階ブレーキを弱めると飛距離も出てよさそうです。逆にサミングが苦手な方でもブレーキをしっかり効かせればビッグルアーのフルキャストもいけます。
ブレーキシステムの使い勝手は?
ベイトリールのブレーキには、ビッグシューターコンパクトが採用するマグネットブレーキと、昔から多くのベイトリールが採用する遠心ブレーキがあります。マグネットブレーキのメリットとしては、ブレーキのカバーを開けなくても外からダイヤルで効き具合を設定できるという調整の簡単さがあげられます。バックラッシュのリスクを下げつつ飛距離をあげるためにはブレーキの細かな調整は欠かせません。使い勝手のよいマグネットブレーキを採用するビッグシューターコンパクトは、使い勝手という面でもおすすめできる製品ですね。
インプレ6/8.ロングでパワフルなハンドル
ビッグシューターコンパクトを見てまず気がつくのが、このロングなハンドルでしょう。95mm長、4mmの厚クランクハンドルアームは頼もしいの一言。大物とのファイトで差がつくのがハンドルです。一瞬の気の緩みでストラクチャーに逃げ込まれてラインが切れてしまったら目も当てられません。ロングハンドルは力強くゴリゴリと巻けますから、もし一瞬気が緩んでしまったとしてもゴリゴリっと数回巻けばすぐに挽回できます。大物とのパワーゲームではパワフルに巻き上げられるロングハンドルがほしくなりますが、ビッグシューターコンパクトならカスタムパーツを買わなくてもビッグゲームを楽しめます。
インプレ7/8.大物
ビッグシューターコンパクトは大物を獲るためのベイトリールです。なぜ大物を狙えるのか、ここまでのところでもご紹介してきましたが、一度まとめてみましょう。大物を獲るためには、遠くからポイントを狙うための飛距離、その飛距離を出すためのブレーキ性能、大物と強引にやりとりしてもラインブレイクしない強度のラインをしっかり巻けるラインキャパ(スプール)、カバーに逃げ込もうとする大物を強引に引き剥がすための巻取り量(ハイギア)です。ビッグシューターは以上をすべて満たしていて、ネット上のインプレでもやはり大物をゲットしたという投稿が多い印象です。
インプレ8/8.パワー
ビッグシューターコンパクトは大物狙いのリールですから当然パワーを期待します。パワーというのは数値で表すことが難しい感覚的な側面もありますので、実釣で使ったユーザーのインプレをチェックしてみましょう。
今まで使ったベイトリールの中で文句なしのNo,1です。 早速ショアからのジギングで60㎝、2キロのクエを吊り上げましたが、全く問題のない安心のパワーでした。ショアジギングでベイトタックルを選択するアングラーはそういませんが、個人的にはスピニングタックルより楽しいしです。
メタルボディでブラスギアなので多少重いですが、ギアとボディの剛性感がかなりありハンドルもデカいので大物を掛けてもゴリゴリ引き寄せられ、重さは全く気になりません。 バスはやりませんが、きっと大物バスをウィードから簡単に引きずり出せると思います。 軽いルアーにはあまり使えないと思いますが、パワーの必要とされる釣りならこれに尽きます。 そういった釣りをされる方なら買って損はありません!!
やはりパワーのあるリールという評価です。パワーゲームを楽しみたい方にはおすすめできますね。
ビッグシューターコンパクトによるバスフィッシング
ビッグシューターコンパクトといえばまずバスフィッシングでしょう。大場所でのパンチング、フロッグ、スプピナーベイト、バイブレーションなどで使いやすいインプレを多く見つけることができます。かなりのハイギアなので撃っていく釣りに向いていて、パンチングやピッチングでの回収はとても快適です。飛距離の出るルアーで遠投して外したらすぐに回収して移動する。そんな使い方をしても剛性感のあるフルメタルボディと大口径プラスギアは歪むことはありません。ひとだび大物がヒットすればヘビーカバーの中からゴリゴリ巻いてデカバスを寄せられます。
ビッグシューターコンパクトによるシーバスフィッシング
手軽に大物を狙える釣りシーバス(スズキ)フィッシングでビッグシューターコンパクトを使うとどうでしょうか。シーバスは様々な場所に生息していますが、特に飛距離が必要な大きな河川の河口域や、水面までの高さのある岸壁などの釣りでは向かないかもしれません。9ft以上のロッドと組み合わせることが難しいからです。しかしボートシーバスではどうしょう。コンパクトでパワーのあるタックルが有利なボートでは、ビッグシューターコンパクトを使ったベイトタックルはよい組み合わせです。ソリッドタイプのバイブレーションなどをポイントにガンガン撃ち込み、ヒットすればハイギアを生かしてゴリゴリ寄せる。そんな釣りが可能です。
ビッグシューターコンパクトによるロックフィッシュゲーム
ヘビーカバーの隙間をピンポイントで攻めていくロックフィッシュゲームでビッグシューターコンパクトを使うとどうでしょう。油断すると根に潜られてしまうロックフィッシュゲームでは、ヒットした瞬間にゴリゴリ巻いてすばやく寄せる必要があります。8:1のハイギアに標準で98mmのロングハンドルと大型ノブを標準で装備しているビッグシューターコンパクトなら、根に潜られるすきを与えません。そしビッグスプールに20lbのフロロカーボンラインを巻いていけば、もし根に入られてにライングブレイクのリスクは低いでしょう!
ビッグシューターコンパクトによるナマズゲーム
バスやシーバス、ロックフィッシュと並んで、いやそれ以上にビッグシューターコンパクトのインプレがみられるのがナマズゲームです。ヘビーカバーな河川でフロッグやバズベイトといったヘビーなルアーをキャストするのがナマズゲームですから、大物、パワーゲート、余裕のラインキャパを持つスプール、といった特徴を持つビッグシューターコンパクトとの相性がよいのは頷けますよね。ナマズはお住まいの地域によっては手軽に狙えるターゲット。環境に恵まれている方は是非チャレンジしてみてください。
ビッグシューターコンパクトのまとめ
いかがでしたでしょう。大物とのパワーゲームを楽しめて、コンパクトで、カスタムも楽しめる。それがビッグシューターコンパクトです。ベイトタックルで色々な大物にチャレンジしたいアングラーにおすすめできる製品ですね。
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