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剣山の天気や気温、服装は?登山ルートを確認して徳島の剣山へ行こう!

剣山は、徳島県に位置し、標高1,995m、「日本百名山」の1つです。また、神秘的な魅力をもつ霊峰として有名です。 山は、登るごとに気温が下がり、天気も変化しやすいものです。西日本で2番目に高い剣山を、楽しむためには、天気を考慮した準備が重要となります。
2020年8月27日
chi-coco
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目次

剣山、天気と気温に注意しよう!

天気と寒暖差に、対応できる服装を!

剣山の麓の天気がよく、暖かくても、山を登っていくにつれ、気温が下がっていきます。長袖を基本に、寒さ対策ができるように、レイヤード(重ね着)を考慮してください。Tシャツを着て、防寒着のみ持参では体温調節は困難です。中間着の着用や持参が必要です。標高1,995mの剣山のような高山は、夏でも防寒着は必要となるでしょう。
服装は、寒さ対策以外にケガ対策にもつながります。乾きやすさ、動きやすさを考えて、選択するとよいでしょう。
*剣山の天気をチェックhttp://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=36150001&type=15
 

天気とともに、ご確認を・・・

登山におけるトラブルを、できるだけ避けるためには、準備が必要です。
登山靴は、はじめての方でも必要なものです。足場の悪い泥道や岩、砂利などが歩きやすくなります。足の負担を軽減できます。
ビニール袋は、何かと役にたちます。雨対策としてザックカバーになったり、いろいろ保護できます。ゴミ袋も必要なので、サイズはいくつか持参したほうがよいでしょう。とはいえ、雨合羽は、あったほうがよいでしょう。
とくに、はじめての登山では、適度に水分を摂り、体調を維持しながら、楽しむことを考えてください。そして、神秘的な剣山を全身で感じることが何よりです。

確認しよう!剣山の登山ルート

初心者におすすめ、遊歩道のルート

所要時間およそ80分の、歩きやすい登山ルートです。
ゆっくりと四季を感じ、空気を味わいながら、すすんでいくと、「二度見展望所」があります。ここから、次郎岌(じろうきゅう)などを眺めることができ、普段、見られない絶景が広がっています。
またミステリースポットの1つである鶴岩、亀岩を見ることができるルートです。剣山は、昔、鶴亀山(つるきさん)と呼ばれていたそうです。ある説から、鶴岩と亀岩は注目され、この下の発掘が行われ、巨大な「太陽岩」というものが見つかったということです。なんと、131mも発掘したそうです。
この岩を過ぎたら、頂上はかなり近くになります。

 

傾斜がちょっと、大剣道のルート


所要時間およそ60分で、ちょっと傾斜が増えますが、こちらも初心者におすすめする登山ルートです。
散策しながら、楽しんでいきましょう。ルートの途中に、パワースポットの1つ「大剣神社」(おおつるぎじんじゃ)が見えてきます。「天地一切の悪縁を断ち、現生最高の良縁を結ぶ」と神社の表に書かています。この御利益をに目的に登る人も少なくありません。大剣神社の御神体は、そびえたつ大岩です。この岩が、剣山の名前の由来になったという説があります。
また近くには、「御神水」といわれる湧き水があります。「病気や若返りに効く水」と伝えられています。そして、この辺りから、大創岩も見られます。

最短、尾根道のルート

所要時間およそ40分ですが、傾斜が多くなって、階段もある登山ルートです。
とはいえ、上級者コースの中では、登りやすいルートとなっています。体力や足腰に自信のある方におすすめです。少し登ると、「刀掛けの松」があります。安徳天皇が山頂に宝剣を納めた際、家来に持たせていた宝剣を松にかけて休ませた、と言われています。この「刀掛けの松」は、3つのルートの合流地点となっています。直進で「尾根道ルート」、右に進むと「大剣道ルート」、左に進むと「行場ルート」となります。
 

難関、行場のルート

所要時間およそ90分。
体調を整えて、準備をしっかりして、すすむべき険しい登山ルートです。
他のルートでは堪能できない植物などがあります。その1つとして、稀産植物のキレンゲショウマは人気があります。この花は、宮尾登美子の「天涯の花」で有名となりました。高山植物をみたり、沢の流れや森を楽しめます。「不動の岩屋」「おくさり」「胎内くぐり」「蟻の塔わたり」など難所とされるところをすすんでいきます。狭いところやはしごを通ったり、岩や暗い場所も通ります。足が滑らないように気をつけてください。
登山経験者におすすめの上級者コースです。
徳島県 「剣山・三嶺 広域登山マップ」
 

剣山、頂上ヒュッテでゆったりと

お風呂では、四国で一番高い位置

山頂直下にある宝蔵石神社の鳥居をくぐると、山小屋、頂上ヒュッテに到着します。お食事、休憩はもちろん、宿泊もできます。食料や生活雑貨は、すべて人力で運んでいます。水はポンプで下から引き揚げています。水洗トイレ、シャワーやお風呂が利用可能ですが、節約を心がけましょう。頂上での圧巻の景色を堪能し、体を休め、登頂の達成感を味わってください。
  住所:徳島県美馬市木屋平剣山頂上   :phone::088-622-0633、080-2997-8482
  御食事処、営業時間:朝6時から20時 収容人数150名
  宿泊料金: 1泊2食付き8500円、素泊まり5300円
 

頂上の天気に合わせて服装を!


頂上付近は、かなり気温が低く、天気も急に変化する可能性があります。休憩の際は、体を冷やさないように服装を調整しましょう。体調第一です。
 

剣山の登山リフトを利用する

登山リフト情報

昭和45年に、登山リフトは開設されました。見ノ越駅でリフトに乗り、西島駅で下車して、頂上に向い、それぞれの登山ルートへすすんでいきます。標高差330m、延長830mです。リフトに乗りながら、素晴らしい眺めを楽しむことができます。
料金 片道大人1030円/子供510円
   往復大人1860円/子供870円
営業期間 4月中旬~11月末ころ
営業時間 9:00~16:45
住所 徳島県三好市東祖谷菅生205-25 :phone: 0883-62-2772

見ノ越駅から西島駅まで、リフトで約15分です。リフトを使用せず、徒歩を選択する方は、劒神社が登山口となります。そこから西島駅のあたりまで約50分かかります。
登山のおすすめ時期は5月~11月。12月~3月は積雪があります。雪山の装備が必要です。

登山口まで、どうやって行く?

四国山地の東部にあり、四国で2番目の高峰の剣山の登山口には、どう行けば、よいのでしょうか。

車でアクセス

見ノ越駐車場までのアクセス(登山口まで約100m、約200台駐車可能、無料)
・徳島自動車道「脇町IC」→国道492号線~438号線を経由、車で約120分
・徳島自動車道「美馬IC」→国道438号線を経由、車で約90分
・徳島自動車道「井川池田IC」→国道32号線と国道439号線を経由、車で約120分

電車とバスでのアクセス


見ノ越バス停までのアクセス(登山口まで約100m)*期間限定で運行、リンク参照
・JR徳島線「貞光駅」より、つるぎ町のバス乗車(貞光一宇ルート)、つづろお堂で乗り換え
・JR士讃線「阿波池田駅」より、四国交通バスで久保へ、三好市営バスに乗り換え
・JR徳島線「穴吹駅」より、美馬市営バス

出発前に

リフト乗車の見ノ越駅に行く前に、「劒神社」に是非立ち寄ってください。登山の安全祈願をここで行う方が増えています。リフトを利用しない方は、劒神社が登山口になります。また簡易宿泊所にもなっています。
劒神社(標高1,400m) 住所 徳島県三好市東祖谷菅生203

剣山のパワースポットを満喫しよう!

徳島県の最高峰剣山、いかがでしょうか?
まずは、天気と服装をチェックして、山岳信仰の山、霊峰でもある剣山のパワーを、体いっぱい浴びて、心身ともにリフレッシュしてみてください。目の前に広がる、この上ない景色を是非、堪能して下さい。
 

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