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難易度高め!「釣れない」で有名な秋川湖
東京都内で本格的なルアーフィッシング、フライフィッシングが楽しめる「FISH UP秋川湖」があきる野市に2016年しました。しかし、ネットでは「釣れない」「難易度高い」などの反応が多く見受けられます。そこで、今回は秋川湖の釣れるエリアや、釣り方、おすすめのルアーやフライなど、その攻略方法を徹底解剖していきたいと思います。
管理釣り場「FISH UP秋川湖」
FISH UP秋川湖は、有名テーマパークの東京サマーランドが経営する管理釣り場です。在来種の「奥多摩やまめ」をメインにすえたトラウトの構成や、秋川の地下天然水をつかった釣り場、建物も地元産間伐材が使われていて、地元産にこだわったつくりです。
施設も充実していて、釣り以外の時間も含めて、一日楽しめる釣りスポットです。
FISH UP秋川湖の概要
【営業時期】10月上旬 ~ 5月上旬
【営業時間】 7:00 ~ 17:00
【定休日】木曜日(年末年始除く)、元旦
【形態】ポンド(池)
【料金】
1日券・・・男性:4700円/女性:3900円/中高生:3900円/小学生:3100円/親子ペア:6500円/男女ペア:7600円
6時間券・・・男性:3800円/女性:3000円/中高生:3000円/小学生:2200円/親子ペア:4700円/男女ペア:5800円
3時間券・・・男性:3100円/女性:2300円/中高生:2300円/小学生:1500円/親子ペア:3300円/男女ペア:4400円
施設
【センターハウス】
管理棟です。受付、レンタルの申し込みができます。こちらで麺類などの軽食を注文することもできます。
【BBQ場】
要予約(1か月前より)。食材持ち込みのプランもあります。休日は子ども連れやグループでにぎわいます。ただし、釣った魚は完全キャッチ&リリースで、食べることはできません。
【ウォータリングホール】
休憩・食事はもちろん、道具のセッティングができる休憩所。ポットや電子レンジがあり、さらにインスタントのお茶とコーヒーは自由に飲むことができます。綺麗な水洗トイレもあり、女性でも安心です。
【カフェレストラン AZEKIRI】
石窯焼きピザやふわふわパンケーキが人気。地元の食材を使ったおしゃれなカフェレストランです。
ロッド・ルアーなどのフィッシング用品は持ち込み不可。センターハウス横の無料ロッカーをご利用ください。
アクセス
【お車で】
首都圏からのアクセスがよいことも魅力の一つ。圏央道のあきる野ICから車で5分です。東京サマーランド付近まできたら、道路脇に設置されている案内板に沿ってFISH UP秋川湖を目指しましょう。
【電車・バスで】
東京サマーランドから無料送迎があります。(要連絡 042-558-5861)下図を参考に東京サマーランドを目指しましょう。
秋川湖で釣れるトラウトを紹介
FISH UP秋川湖で狙えるトラウトは秋川が流れ込む多摩川を少し遡った源流域で育ったものばかり。管理釣り場でも珍しい、在来の「奥多摩やまめ」をメインにニジマス、イワナと渋いラインナップとなっております。また、比較的大きなトラウトを放しているのも特徴で、アタリが来た際の強い引きを十分に味わうことができます。
希少種!奥多摩やまめ
東京都奥多摩町で育った大型のやまめ。50センチを超えることもあり、桜色の婚姻色が濃いのが特徴。
FISH UP秋川湖でもめったに釣れない、レアなトラウトです。
渓流の王者 イワナ
主に河川の最上部に住む渓流漁。「渓流の王者」の異名を持つ貪欲な食性は時にネズミなどの大きな生物を捕食することも。獲物を見つけると岩陰から一直線にアタックしてきます。
レインボートラウト(ニジマス)
体にあらわれる鮮やかな虹色の斑紋が美しいトラウト。FISH UP秋川湖では小型から50センチを超える大型まで放流されていて、一番釣れるトラウトです。非常に強い引きを楽しむことができます。
ブラウントラウト
茶色の体に黒と朱色の斑点が特徴のトラウト。小魚を追い回す獰猛性の反面、神経質な一面も。FISH UP秋川湖でも釣りづらい部類のトラウトになります。
秋川湖で「釣れない」理由
冒頭にもお話しましたが、ここFISH UP秋川湖は「釣れない」と評判な管理釣り場です。まずはそのポイントを探ってみました。
理由① マッディな湖水
上の写真でもわかるように、湖水の濁りが強い日が多いのがFISH UP秋川湖の特徴です。水の濁りはトラウトのエラを詰まらせて、息ができなくなってしまう原因にも。こうした時、トラウトはボトムの比較的濁っていない場所に逃げ込む習性があります。
理由② 低い水温
FISH UP秋川湖の営業時期が秋~春にかけてというのも、一つの原因だと考えられます。水温が下がるこの時期、一般的に5度~6度位を目安にトラウトの活性が下がり、特に寒い時期には体力が消耗しないよう湖底に張り付きます。張り付いたトラウトは目の前に来た餌のみに反応する習性があります。
理由③ 流れの強い水流
FISH UP秋川湖では、釣り場内に非常に強力な水車が数か所設置されております。この影響で湖全体を通して流れが強いのが特徴です。キャストの場所選びを間違えると、軽めのルアーなどでは流されてしまいます。
秋川湖攻略の秘訣① 底を狙え!
ここまで見てくると、FISH UP秋川湖の攻略方法が徐々に分かってきたかと思います。ここからは、上記の理由を元に、秋川湖の攻略方法をそれぞれ説明していきたいと思います。
まずは何と言ってもボトムを狙うことがポイントです。湖水の濁り、さらには水温によるトラウトの活性の低さも相まって、ボトムにトラウトが溜まっていると考えられます。表層にもいない訳では無いですが、魚影はあまり濃くはありません。FISH UP秋川湖の釣果やネット上の反応を見ても底狙いで釣れる方が多く見受けられます。
秋川湖攻略の秘訣② 狙うポイントはここだ!
FISH UP秋川湖のポイントは水深が深い「ディープエリア」が主となってきます。それに加えて、図の2か所の赤く囲った所は皆が届きづらいいわゆる「竿抜け」エリアになっています。
右側のポイントはフライフィッシング優先エリアからのみ狙うことができます。ルアーの方で、フライフィッシングの方が多くいた場合は、左側のポイントを遠投で狙うのがおすすめです。
狙える立ち位置は3か所。一つはウォータリングホールの並び。あとの2か所はファミリーエリアからとなります。ただし、ファミリーエリア側は水車が多く設置されているため突出した2ポイントからのみとなります。
どこも遠投になりますので、他の人とラインがクロスしなように注意して釣りましょう。
秋川湖攻略の秘訣~ルアー編~ 「縦釣り」をマスター
ここからは、ルアー・フライに分けて、その釣り方やおすすめの仕掛けを紹介していきます。まずはルアー編。おすすめルアーの紹介の前に、誘い方を一つ紹介します。
通常、リールを巻くなどして、水平方向にルアーを動かして誘うのが一般的な釣り方です。それに対して縦釣りは、一度ボトムまでルアーを落とし、その後リフト&フォールを繰り返して釣る誘い方になります。これが有効なのは、養魚所育ちのトラウトたち。養魚所では一般的に撒き餌でトラウトを飼育するため、餌が落ちていく動きに敏感です。
その習性を活かした釣り方が縦釣りです。慣れないうちは、リフト時に表層近くまで浮かしてしまうことがあるので、浮かせすぎないような練習が必要です。
この釣り方は、Fish up秋川湖だけではなく、多くの管理釣り場で釣れる釣り方と言えるでしょう。
秋川湖攻略の秘訣~ルアー編~ おすすめルアーはこれだ!
メタルバイブレーション
FISH UP秋川湖での釣りは、先ほどもお話した通りボトム狙いで、加えてある程度重さがあるルアーを用意していくことがポイントです。ボトム狙いということで、スプーン、クランクベイト、メタルバイブレーションを思い起こす方も多いと思いますが、ここでは「ベビーバイブ」というルアーをご紹介します。
バス釣りをする人の中では馴染みの方も多いこのルアー。この名作ルアーをディスプラウトがエリア用に改良したものです。ABS素材のバイブレーションとして、これまで主流だった上記の3つに並ぶ人気を博しています。
ベビーバイブ
LUCKY CRAFT USA【ラッキークラフト】ベビーバイブ40S レギュラータイプ - US定番カラー
DSベビーバイブは先ほど説明した縦釣りの際に効果を発揮します。メタルバイブレーションよりも動きがスローなため、フォール時だけでなく、リフト時にもトラウトを誘えることがポイントです。結果、アタリを誘う時間が通常よりも長くなるため、縦釣りに最適なルアーです。
秋川湖攻略の秘訣~フライ編~ おすすめフライを紹介
ニンフフライ
フライでボトムエリアをねらう代表的なものに、ニンフが挙げられます。ニンフは水生昆虫の幼虫をイメージした水中に沈めて使うフライです。さらにガン玉を付けて沈みやすくしたり、マーカー(ウキ)を途中に付けてアタリを分かりやすくしたりといった工夫をするのもポイントです。
エッグフライ
さらに、どうしても釣れない時は、エッグフライを持っていくことをおすすめします。エッグフライはその名の通り、餌釣りで良く使われるイクラを模したフライですが、トラウトには養魚所で食べていた撒き餌を連想させるようです。管理釣り場によっては、釣れすぎてしまうため、「エッグフライ禁止」をうたっている所も見受けられます。しかし、FISH UP秋川湖では今の所禁止ではありませんので、最後の砦として一つ持って行ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまで、秋川湖でのトラウト攻略の秘訣を紹介してきました。秋川湖で「釣れない」のは、その水の濁りと水温の低さから、ボトムエリアにトラウトが溜まっていることが主な原因だと考えられます。
竿抜けエリアやディープエリアを狙い、適切なフライ・ルアーを使いながら、縦釣りをマスターすればきっと釣れるはずです。釣果報告では、数十匹~3桁を記録している方もいらっしゃいます。
あなたも、今シーズンぜひFISH UP秋川湖で爆釣にチャレンジしてみてください。
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