今、大注目のグランピングとは
グランピングの歴史
近年では雑誌やテレビなどのメディアで、すっかりおなじみになったグランピングですが、もともとはグラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語です。テントの設営や食事の準備などのわずらわしさなどを解放したとても魅力的な施設です。10年以上前にイギリスでグランピングという言葉が生まれたといわれています。ロンドン郊外が発祥の地で、今では250を超える施設が点在しています。日本では3年ほど前からメディアに注目されはじめ、口コミなどで一気に認知度が広がりました。
都会の真ん中でのグランピングの魅力
都会ならではの景色を楽しむ
通常、キャンプをする場所は周囲を山に囲まれていたり、川が流れていたりと自然に囲まれた景色を想像しますが、そこはあえて大都会東京の景色を楽しんでみませんか。東京タワーやスカイツリー、高層ビル群が景色になる東京でのキャンプは、普段から東京で仕事をしている方、観光やショッピングで東京に訪れる方にも意外にも魅力的に映ります。キャンプやバーベキューは夏だけという概念を覆して冬も楽しめる工夫がされています。
東京のグランピング施設の楽しみ方
グランピングを最後の目的にしてみる
東京でグランピングを楽しむなら、仕事の後、観光やショッピングの後の一日の締めに楽しんでみてはいかがでしょうか。一日忙しく仕事を終えて、満員電車にゆられて家に帰るのではなく宿泊できるグランピング施設で一日を終えるというのはいかがでしょうか。また、極上のディナーだけを楽しむ日帰り施設でもいいかもしれません。たまにはいつもと違う日常を体験してみてはいかがでしょうか。
東京でグランピングをする際の心得
グランピングは手ぶらで楽しむのがおすすめ
グランピング施設によっては日帰りと、宿泊を選べますがどちらも手ぶらで楽しめます。仕事帰り、ショッピングの後、観光の後でも十分に楽しむことができるのです。アウトドアだからと侮ってはいけません。夏だけでなく冬も楽しめるように、キャンプとは思えない贅沢で快適なふかふかのベッドやのソファが設置されています。東京にいることも外にいることも忘れてしまいそうなグランピングがめいっぱい楽しめる東京都で口コミなどで人気の日帰り施設と宿泊できる施設をご紹介します。
東京都のおすすめグランピング施設①
WILD MAGIC ~The rainbow farm~【豊洲】
まず最初にご紹介するのは、豊洲にあるWILD MAGIC ~The rainbow farm~です。ここはいろいろなメディアでも紹介されているので、ご存知の方も多いでしょう。2017年にベイエリアの豊洲にオープンした人気のグランピング施設です。新豊洲駅から徒歩1分、豊洲駅北口から徒歩10分という抜群のアクセスに、口コミから利用される方も非常に多い人気の施設となっています。7つの異なったコンセプトを持つエリアからできたこの施設は、気軽な日帰りバーベキュー施設からラグジュアリー感満載の宿泊施設があったりと多様なユーザーに対応しているのも人気の秘密です。暑い夏も寒い冬も季節問わず楽しめるのでグランピング初心者の方におすすめの施設です。
基本情報・アクセス
WILD MAGIC ~The rainbow farm~
〒135-0061 東京都江東区豊洲6-1-23
ゆりかもめ 新豊洲駅 徒歩1分
東京メトロ 豊洲駅北口 徒歩10分
※予約はHPから
●VILLAGE AREA:1人¥8,000
●FIRE PIT AREA:1人¥8,000
●FAMILY AREA:1人¥5,000
●SEASIDE AREA:1人¥5,000
●PLANTS&WATER:1人¥5,000
●GATHERING AREA:1人¥5,000
●PARTY AREA(LOVE KINGDOM):HPで確認してください
東京都のおすすめグランピング施設②
QuOLaの庭【武蔵野市】
人気のグランピング施設がついに駅前にオープンしました。JR中央線、西武多摩川線の武蔵境駅前に日帰りでグランピングを楽しめるQuOLaの庭では、8つのグランピングテントと4つのパラソルテントでダッチオーブンを使ったオリジナルのバーベキュー料理が楽しめます。夏にはビルの屋上は地上とは違う気持ちよい風感じることができますし、冬でもテントの中であたたかな料理が楽しめます。テントはありますが宿泊はできません。口コミで広がったアクセスに便利な駅前で楽しめる人気の施設で極上のバーベキュー料理で贅沢なランチやディナーを楽しんでみませんか。
基本情報・アクセス
〒180-0022 東京都武蔵野市境1-1-7 QuOLa屋上
電車:JR中央線、西武多摩川線武蔵埼駅北口徒歩30秒
営業時間:毎日営業(不定休)Ⅰ部:10:00~14:00 Ⅱ部:14:00~18:00 Ⅲ部:18:00~22:00
休業日:12月31日から1月3日
東京都のおすすめグランピング施設③
WOODLAND BOTHY【あきる野市】
森の中にある小屋という意味をもつ、WOODLAND BOTHY。その名の通り自然豊かな山の中を30分ほど歩くと見えてくる黄色いテントのグランピングオーベルジュ。一日一組限定なことも特別な日を過ごすにはもってこいの宿泊できる人気の施設です。地元産の新鮮な野菜や、これも地元の秋川牛を薪と炭を使って焼き上げるグリル料理は、自然の中でいただくバーベキュー料理としては最高です。夏と冬の景色の違いを感じることができる極上のキャンプが楽しめるのも魅力です。都心とは違うアクセスの不便さが逆に非日常を演出してくれるので、夏だけでなく冬にも訪れたい施設です。自分へのご褒美にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
基本情報・アクセス
WOODLAND BOTHY
〒190-0171 東京都あきる野市養沢684
電車:JR五日市線 武蔵五日市駅から駅前バスターミナル1番乗り場「上養沢行き」神谷バス停下車
車:圏央道あきる野ICから武蔵五日市駅方面へ、秋川街道を十里木方面に直進、十里木交差点を右折して道なりに約20分。カーナビを東京都あきる野市養沢737で検索すると、駐車場に到着します。車を停めたら目の前の山道を登ります。
【ランチ】おまかせコースのみ(完全予約制 6~10名)11:00~14:00 ¥7,000
【ディナー】おまかせコースのみ 貸し切り風呂付(完全予約制 6~10名)17:00~22:00 ¥8,500
※予約はHPから
東京都のおすすめグランピング施設④
kuala OKUTAMA RIVER TERRACE【奥多摩町】
都心から電車で約1時間40分、奥多摩の渓谷沿いにkuala OKUTAMA RIVER TERRACEはあります。1日3組だけのプライベート感満載のウッドテラス付きのグランピング施設です。暑い夏には多摩川の清流で川遊びするもよし、近くを散策すれば滝も見れます。地元食材をふんだんに使ったバーベキュー料理とジビエ料理が楽しめます。食後には近くにある名湧き水で淹れたコーヒーも飲めるので、寒い冬には最高です。奥多摩ですが近隣駅から徒歩圏内というアクセスの良さもあり、カフェも併設されている口コミで人気の日帰りグランピング施設となっています。帰りたくなくなった方は近くのキャンプ場で宿泊もできます。
基本情報・アクセス
〒198-0106 東京都西多摩郡奥多摩町棚澤16-1
電車:JR青梅線 古里駅より徒歩13分
車:圏央道青梅インターより国道411号線で奥多摩方面へ。古里駅を過ぎて約1km先の古里附橋を渡ると、左側に専用駐車場があります。専用駐車場前の古里附バス停脇の歩道を川側へ降りて徒歩2分
営業時間:チェックイン10:00~チェックアウト15:30
施設利用+お食事+無料ドリンク(ドリンクは持ち込み可)1人¥9,875(税抜き)~
専用駐車場代¥700/1台
※予約はHPから
東京都のおすすめグランピング施設⑤
ふれあい広場【檜原村】
東京の奥座敷といわれる奥多摩郡檜原村のとある渓谷沿いに、家族連れに口コミで人気のふれあい広場があります。夏に川遊びはもちろん、冬には温泉にも入れます。2016年にリニューアルして更に居心地よく、ぜいたくな空間になっています。2種類のグランピング施設はどちらも日帰り施設で、また屋根付きのバーベキューが楽しめるテラスサイトも併設されています。1日1組限定というプライベート渓谷があるのも大きな魅力の一つなのでぜひ予約を忘れずに。近くにキャンプ場があるので宿泊もできます。1月1日から3月31日は休業していますので真冬の寒い時期は楽しめませんが、春、夏、秋のグランピングをたっぷりと楽しみましょう。
基本情報・アクセス
〒190-0211 東京都西多摩郡檜原村三都郷3186
電車:JR五日市線 武蔵五日市駅前バスターミナル1番バス乗り場 西東京バス「藤倉・小沢行き」郷土資料館バス停より徒歩3分
車:中央道 八王子または上野原インターより40分、圏央道 八王子西または日の出インターより30分
営業時間:4月1日から12月31日 9:00~21:00
東京都のおすすめグランピング施設⑥
CIRCUS OUTDOOR Tokyo【奥多摩町】
自然豊かで目の前に奥多摩湖が広がる奥多摩町のとある秘密の森の中にCIRCUS OUTDOOR Tokyoはあります。流行に敏感な大人たちの間で静かに口コミで人気のこの施設は、異なるコンセプトを持つ5つのテントが非日常を演出してくれるので極上のキャンプを体験できます。またレセプションでは任意で携帯電話を預かるサービスも行っています。最高のバーベキュー料理とそしてなんといっても限定のアメニティとしてイスラエル発のボディケアブランド<SABON>が楽しめます。さらに、デンマークのオーディオブランド<Bang&Olufsen>のスピーカーが使用されています。最上級の大人の宿泊でグランピングを楽しみたい方におすすめです。
基本情報・アクセス
〒198-0225 東京都西多摩郡奥多摩町川野290-1
電車:JR青梅線奥多摩駅下車バスで中奥多摩湖バス停下車
車:中央道八王子第二インターから滝山街道(国道411号線)を奥多摩方面へ進み、奥多摩湖まで行きます。または、カーナビで奥多摩湖レストセンターで検索するとスムーズです。
※予約はHPから
東京都のおすすめグランピング施設⑦
WILD BEACH SHINJUKU TOKYO SKY RESORT【新宿】
高層ビル群の中の1つのビルの屋上にWILD BEACH SHINJUKU TOKYO SKY RESORTがあります。新宿駅東口直結なので、アクセスが抜群の人気の施設です。口コミを聞いてふらっと立ち寄れば、ビルの屋上に夏にピッタリのビーチリゾートをイメージした白いスペースが広がります。バーベキューのほか、カフェも併設されているので気軽に日帰りグランピングを楽しめます。ここにいる間は高層ビルの屋上にいることを忘れてしまいそうです。
基本情報・アクセス
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目38-1 ルミネエスト 新宿駅東口改札北側エレベーター屋上直結
営業時間:平日 11:00~23:00(L/O food 22:00 drink 22:30)
土日祝日 11:00~22:30(L/O food 21:30 drink22:00)
定休日 館に準ずる 雨天日 全席禁煙
東京都のおすすめグランピング施設⑧
シモキタテラス【下北沢】
小田急線と京王線が乗り入れる下北沢駅という都心の真ん中に人気のシモキタテラスがあります。文句なしのアクセスの良さとカジュアルな雰囲気が口コミで広がって、気軽に日帰りグランピングを楽しむ方でにぎわっています。ビルの屋上に設けられているので解放感は抜群です。古着屋や雑貨店、小劇場などでにぎわっている下北沢ですが、ビルの屋上に上がると季節によって景色も変わり、いつもと違った下北沢の空気が楽しめます。夏と冬の空気の違いを感じればバーベキューも一味違うものになること間違いなしです。
基本情報・アクセス
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目34-3
小田急線、京王線下北沢駅下車徒歩3分
営業時間:10:00~23:00
●バーベキュープラン 1人¥4,000~
●ラグジュアリープラン(3時間) 1人¥6,500
●マッターホルンプラン(3時間) 1人¥5,500
●モンブランプラン(3時間) 1人¥6,500
●マッキンリープラン(3時間) 1人¥7,500
駐車場はないので、車の方は近くのコインパーキングを利用してください。
東京都のおすすめグランピング施設⑨
Tokyo Glamping produce by WBcafe【日暮里】
4名から利用可能で1日1組限定の、アクセスに便利な日暮里駅前屋上に完全貸し切り状態の日帰りグランピング施設Tokyo Glamping produce by WBcafe。徐々に口コミで人気になりましたが、もともとは夏になるとビアガーデンをオープンするWBcafe~tokyo~がプロデュースしています。夏はもちろん冬も暖房設備がばっちりなので、屋上でも凍えることなくバーベキューを満喫できます。パーティコーディネイターがいるので誕生日などの記念日に予約してサプライズ演出もしてくれるとっておきの日帰りグランピングを楽しめそうです。
基本情報・アクセス
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里2-18-7屋上
日暮里・舎人ライナー 日暮里駅 徒歩1分
JR山手線 日暮里駅 徒歩2分
営業時間:12:00~17:00(完全予約制)
東京都のおすすめグランピング施設⑩
星降るプレミアムデッキ~リードパークリゾート八丈島~
最後に紹介するのは、東京都でも都心からは一番遠い場所にある八丈島にあるリゾートホテルが運営する1日1組限定の星空観察スポット「星降るプレミアムデッキ」です。キャンプとは一味違う特殊な透明シートで360度覆われたテントの中なので冬でも寒さをしのいで天空の星座を観察することができます。ジャージー牛乳で作ったミルクなどの特別メニューが提供されます。利用はリードパークリゾート八丈島宿泊の方に限られますので日帰りでの利用はできません。密かに口コミで人気の施設なのでホテルを予約する際に一緒に予約をして八丈島の満点の星空を独り占めしてください。
基本情報・アクセス
〒100-1511 東京都八丈島八丈町三根5392 リードパークリゾート八丈島
利用料金:特別フードメニューを含む1人¥8,000(税別)※宿泊費は別途必要となります。
利用時間:ホテルのチェックインからチェックアウトに準ずる
飛行機:羽田空港より八丈島空港約50分
船:竹芝桟橋から底土港まで約10時間半
※予約はホテルのHPから
東京でグランピングができるおすすめ施設まとめ
いかがでしたか。これから夏本番を迎えます。都心の暑さに負けてしまいそうなときは、休日を使って都心から離れた森の中で清流を眺めながら贅沢な空間でランチを楽しんだり、都心のビルの屋上で心地よい風に吹かれながら、リゾート気分を味わうのも夏バテ予防になりそうです。今年の夏はキャンプのイメージをいい意味で裏切ってくれる口コミで人気のグランピング施設でちょっと豪華なランチやディナーを楽しんでみませんか。