フィッシングショー大阪2018とは
毎年の釣り人のお楽しみとなって、すでに55回目を迎えたフィッシングショー大阪。これは初詣かと言わんばかりに人でごった返すほど、釣りファン必見な要素に満ちていました。
インテックス大阪で
フィッシングショー大阪2018は、今年も大阪市住之江区のベイエリアにある国際展示場、インテックス大阪で開催されました。3号館、4号館、6号館の広い面積を使うという大規模さで、2月2日~4日にかけての3日間に渡り、多彩なイベントが繰り広げられました。
テーマと目的
2018年のフィッシングショー大阪は、「水辺で出会う夢・感動」をテーマとしていました。釣り用具と釣り関連商品の展示や体験を通じ、釣り業者とユーザーの情報交換を図ります。また、釣りの楽しみ方を伝えることで、釣り文化の継承や底辺拡大を目的としています。
主催や出店企業
主催は大阪釣具協同組合で、大阪府や大阪市が後援に入るなど、釣りのイベントでは関西で類を見ないほど大規模です。出店しているメーカーも、シマノ、ダイワなど大手を始めとして、中小メーカーまで多様な面子となっていました。
入場者数
わずか3日間で動員した来場者数は、合計で57,856人にものぼりました。関西だけじゃなく、日本国内でもこれだけ釣りメーカーや釣り人が集まるイベントはそうそうありません。
フィッシングショー大阪2018の会場
インテックス大阪は面積が広大で、1~6号館までの建物が並びます。その半分の面積を専有して開催されたフィッシングショー大阪2018。その会場は、どんな配置になっていたのかを見てみます。
3号館
全体がメーカーの展示スペースとなっていたのが3号館です。ここではダイワとダイワのLSP WORKSや、エバーグリーン中央漁具のブースの大きさが目立っていました。大小の数々のメーカーが最新釣具の展示をしていました。
4号館
「うきうきイベントホール」となったのが4号館。ここにはマス釣り体験ブースが設置され、釣りの各種ゲームが用意され、親子連れで賑わいを見せました。釣り方教室やお楽しみ大抽選会場、黒潮市場名店街、即売会場などが置かれたのもここです。
6号館Aゾーン・Bゾーン
6号館はAとBのゾーンに分かれている、インテックス大阪で最も大きな展示スペースです。ここもシマノやハヤブサなど始めとし、釣具メーカーが多数出店する展示スペースでした。また、体験魚拓教室など、興味深いコーナーも用意されていました。
インテックス大阪のアクセス
電車の場合
地下鉄中央線コスモスクエア駅から、フィッシングショー大阪2018の開催地、インテックス大阪までシャトルバスが出ています。またはニュートラムの中ふ頭駅が最寄りで、徒歩5分です。主催側では電車での来場をおすすめしています。
車の場合
大阪のベイエリアに通る阪神高速4号湾岸線の、南港北出口からインテックス大阪までは5分です。インテックス大阪の、6号館屋上の駐車場へ向かいます。
当日の入場券と前売り券について
当日の入場料
当日一般は1,400円で入場できました。これはインテックス大阪の施設内全体の入場料です。また、中学生以下の場合は、フィッシングショー大阪2018の入場料は、無料でした。子供にできるだけ体験して欲しいという気持ちが込みなのです。
前売り券がお得だった
魚釣れんけど:cold_sweat:行く所には行きます:exclamation:️フィッシングショー大阪前売り券GET:exclamation:️ pic.twitter.com/E69nMG0kdD
— takegami (@takegami14) January 10, 2018
フィッシングショー大阪を訪れるなら、釣具店で販売している、前売り券を求めることです。何故なら一般前売り券を持っていれば、当日に入場券売り場にダラダラと並ぶ苦労がなくなくなるし、当日券より200円引きだからです。また、前売り券も中学生以下は無料となっています。
フィッシングショー大阪2018の展示
3号館と6号館に用意された広大な展示スペースは、シマノやダイワなど、各メーカーの最新釣具の展示がぎっしり並んでいました。展示の注目どころを、ダイジェストで見ていきましょう。
展示会場の様子
隅から隅まで、各メーカーのブースで並び、幾多の最新製品の展示のみならず、設置したモニターでの製品紹介、スタッフの実演が行われていました。このご時世に、どこのメーカーも開発にお金を掛けている様子が伺えます。釣りを趣味とし生きがいとする人々が熱心に見て、耳を傾けていました。
ダイワ・LSP WORKS
国内の釣具で最大手の一角を担うダイワ・LSP WORKSのブースは、会場内でもひときわ広く取られていました。ダイワブースでは釣りのプロの説明が行われるなか、注目を集める釣具では、リールのイグジストやリョウガ、活かしエビというエビクーラーなど、最新製品に満ちていました。
シマノ
ダイワと来たら、双璧となる大手メーカーのシマノです。大きなシマノブースで注目を集めていたのは、最新リールのギラギラ輝くnewステラ、そして磯釣りで使いたいイソリミテッドなど。シマノの最新釣り具も、手にとって見る人が絶えない風景がありました。
フィッシングショー大阪2018の即売会
即売会とは
フィッシングショー大阪2018のうち、2日間だけ限定で最新釣り具を販売していたのが、4号館の即売会です。イベントを見に来たついでに、シマノなどの釣り具を入手しようと、乗車率200%レベルの人々で賑わっていました。
即売会の出店メーカー
即売会では、アングラーズ グループ、イチバン・エイトグループ、サンライズなどの釣具店が出店し、竿やリールなど主力新製品の販売をしている様子が目立ちました。ほか、タイヤメーカーのDUNLOPも出店、釣りに使える度付き偏光サングラスの販売をしていました。
フィッシングショー大阪2018のマス釣り
フィッシングショー大阪2018の、4号館で開催されていた体験コーナーのなかでも、お子様とレディースの方々に人気だったのが体験マス釣りです。
4号館内に特設プール
屋内に設置されていたのは、青々と水をたたえる大きな特設プール。まさかフィッシングショーで本格的に釣りができるとはと驚いた人も多かったでしょう。実際に川でマスを釣ってるのと同じ引きが体験できるとあって、さっそく釣りに興じる人々で賑わっていました。
マスのお持ち帰り者続出
この体験マス釣り、釣れたマスはクーラーバッグでお持ち帰りもできたということで、2019年開催時も是非とも参加したいという人は多そうです。参加人数は定員が決まっていましたが、2月3日は456名、4日は444名が参加していました。
フィッシングショー大阪2018の体験
魚拓教室
海で川で、釣れた魚は是非とも魚拓にしたいと考えていたことはないですか?フィッシングショー大阪2018では、6号館の展示エリアの一角にて、魚拓教室が開かれていました。ここで魚拓の作り方を覚えたら、自宅の部屋も魚拓だらけにできそうです。
仕掛け&釣り方教室
釣りをしたいけど釣り方がわからない、仕掛けも分からないとなれば、4号館の仕掛け&釣り方教室でした。ここでは海での磯釣りや船釣り、ソルトルアーやエギング、川でのバス釣りや鮎釣りなどの方法を伝授され、お持ち帰り仕掛けセットのプレゼントまで付いていたのです。
フィッシングショー大阪2018のお子様向け
家族連れで行ってみたいのが、フィッシングショー大阪2018でした。その理由は中学生以下の子供向けの釣りイベントが、会場内で目白押しだからなのです。
スタンプラリー
フィッシングショー大阪で釣りどき関西×釣りPLUSスタンプラリー開催中:exclamation:️第4弾は6号館Bゾーン出入り口付近に位置するサンラインブースをご紹介:exclamation:️プレゼントはバス用ライン『シューター・マシンガンキャスト』などバス・ソルト・磯釣りラインを各種ご用意しています♪お見逃しなく:bangbang:️#釣りPLUS pic.twitter.com/HZo3SQstIF
— 釣りPLUS[内外出版社] (@tsuriplus) February 3, 2018
中学生以下の限定イベントで、3号館、4号館、6号館の全てを使ってのスタンプラリーです。会場入口でスタンプラリー用紙をもらったら、会場の各地でスタンプを集めます。4号館でゴールスタンプを受けると、謎の景品をゲットできる仕組みです。
子供お祭り広場
子供の姿でいっぱいになったのがここ、4号館の子供お祭り広場でした。バトルフィッシングはおもちゃの魚のつり上げ競争です。釣り堀ゲームは、ブルブル動くタコなどのぬいぐるみを釣り上げます。輪投げ、福袋釣りなどがありますが、全てのイベントで、景品を貰えるのでみんな真剣です。
トリックアート
4号館に向かったら、見逃せないのがトリックアート。大口をあけた伝説の巨大魚が、実際に飛び出してくるような、リアリティのあるトリックアートが描かれている場所でした。家族連れの記念撮影の人気スポットですが、いつもインスタ映えを虎視眈々と狙ってる人も注目していたようです。
フィッシングショー大阪2018のスクール
フィッシングショー大阪2018では、4号館内にてスクールが開催されていました。しかし単なるスクールとは一風違っているのが、フィッシングショー大阪です。
釣り名人やアングラーが登場
これは単純な教室ではなく、釣りの世界では有名な名人やアングラーによるトークショーです。タチウオジギング、堤防釣りの楽しみなどをテーマとして、40分のスクールが見られる場所なのです。テレビや雑誌やネットで見かけた、釣り名人に出会うことができました。
40分のステージが1日5本
スクール(トークショー)は1本あたり40分、それが1日に11時から夕方まで、5本あります。2日間に渡るので、合計10本です。次回に行くとすれば、スクールでは事前に誰が何を話すのかと、下調べをしてから訪れてみたいところです。
フィッシングショー大阪2018のグルメ
まぐろ解体ショー
マグロ解体ショーを見る機会はなかなか無いですが、ここフィッシングショー大阪2018の4号館で開催されました。和歌山の紀州黒潮市場のマグロ解体がそのまま、この場で行われます。解体の後は刺身や寿司として購入も可能になっていて、大勢の人が群がっていました。
黒潮市場名店街
その和歌山市の紀州黒潮市場の特産品が、まぐろの解体ショーのそばの黒潮市場名店街で販売されていました。和歌山まで出向くことなく、名物を購入できる場所として大好評な現場でした。
まんぷく屋台村
屋外の特設会場に設置されたのが、まんぷく屋台村です。大分とり天、佐世保バーガー、中津醤油唐揚げ、西郷丼など、全国各地の名物料理などが、屋台村には出店してひしめいていました。幾つもの美味しいお店の食べ歩きをするのが楽しみで、すぐにまんぷく状態です。
2019のフィッシングショー大阪は?
2019年は2月2日と3日
第56回目となる2019年のフィッシングショー大阪の開催月は、2018と同じ2月です。2日と3日が開催日と予告されています。開催場所も、前回同様にインテックス大阪と発表されています。
前売り券は釣具店で
2019年開催のフィッシングショー大阪も、確実に訪れたい気持ちで溢れているなら、前売り券のお求めが先決です。前売り券については、フィッシングショー大阪に出店する釣具店にて取り扱っています。
行ってみようフィッシングショー大阪
釣り人が見逃しちゃいけないイベント、フィッシングショー大阪2018の熱気が、ぐんぐん伝わりましたか?新製品の釣具を求める人のみならず、釣りに興味がある人、娯楽やグルメの楽しみを求めている人も、入場して良い場所なのです。2019年も、インテックス大阪に行くしかないですね。
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