シマノ(Shimano) NEWアンタレスDC (ANTARES DC) HG LEFT
シマノの両軸ベイトリール「16アンタレスDC」
魅力ある「16アンタレスDC」
「16アンタレスDC」に採用されている技術特性
マイクロモジュールギア
マイクロモジュールギアは、ギアの歯を極限まで小型化したギアのことです。例えば、通常のギアは噛み合わせが50だとしたら、マイクロモジュールギアの場合は100になります。これがこのギアの特徴で、より多くのギアを嚙み合わせることで滑らかな巻き心地を実現しています。
X-SHIP
X-SHIPは、ドライブギアの径を大きくして歯が当たる面積を大きくしパワーのロスを減らしたものがです。このシステムは4つの連動からなっていて、まずハンドルを回すとドライブギアが回転し、連結された他のギアがウォームシャフトを回して、さらにウォームシャフトが上下することでスプールが回転しながら上下します。
“HAGANE”ボディ
“HAGANE”ボディとは、マグネシウムボディ、アルミボディ、アルミハイブリッドボディで設計された構造です。CI4+は軽さが特徴ですが、剛性は“HAGANE”ボディのほうが上になります。
S A-RB
スーパーフリースプール
スーパーフリースプールとは、クラッチを切った際にスプールを支えるベアリングを2つにみにしたことで、スプールを極めて軽くしたシステムです。
NEWマグナムライトスプール
NEWマグナムライトスプールとは、スプールの側面に穴を開けるか加工をすることでスプール自体を軽くし、慣性モーメントを少しでも減少させることに成功したスプールです。そうしたことで、慣性モーメントは10パーセントの減少、飛距離が20パーセントアップしよく飛ぶリールに仕上がりました。
S3Dスプール
ガタつきを抑え安定した飛距離を出すことが可能です。
サイレントチューン
NEW 4×8DC
フロロモードのFLとPEラインのP、ナイロンラインのNM、エクストリームロングキャストのXの4つのモードに加えて、8段階のダイヤル調整で様々な状況に合わせたブレーキセッティングが出来るようになったのが、NEW 4×8DCです。
「16アンタレスDC」のスペック
ノーマルギアの「16アンタレスDC」
シマノ(Shimano) NEWアンタレスDC (ANTARES DC) HG LEFT
品番 | 16アンタレスDC |
ギア比 | 5.6 |
最大ドラグ力(kg) | 5.0 |
自重(g) | 220 |
スプール寸法(径mm/幅mm) | 37/22 |
ナイロン糸巻量(号-m) | 12-130、14-110、16-100 |
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | 65 |
ハンドル長(mm) | 42 |
ベアリング数S A-RB/ローラー | 10/1 |
本体価格(円) | 76,000 |
「16アンタレスDC」のスペックを見るとバーサタイルに使用できるギア比であり、ベイトリール自体は適度な重さがあり、剛性を重視していることが分かります。16ポンドラインが100メートル巻けることで様々な状況に対応できます。
「16アンタレスDC HG」のスペック
ハイギアの「16アンタレスDC」
シマノ(Shimano) NEWアンタレスDC (ANTARES DC) HG LEFT
品番 | 16アンタレスDC HG |
ギア比 | 7.4 |
最大ドラグ力(kg) | 5.0 |
自重(g) | 220 |
スプール寸法(径mm/幅mm) | 37/22 |
ナイロン糸巻量(号-m) | 12-130、14-110、16-100 |
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | 86 |
ハンドル長(mm) | 42 |
ベアリング数S A-RB/ローラー | 10/1 |
本体価格(円) | 76,000 |
「16アンタレスDC」と「16アンタレスDC HG」のスペック差
「16アンタレスDC」と「16アンタレスDC HG」をスペックの差で比べてみると、違うのはギア比と最大巻上長(cm/ハンドル1回転)だけです。ギア比は5.6:7.4、最大巻上長(cm/ハンドル1回転)は65:86となっているので、用途に合わせてオリジナルモデルとHGモデルを使い分けても同じ感覚で使用できそうですね。
「16アンタレスDC」のデジタルコントロールブレーキ
1000分の1秒単位で制御
デジタルコントロールブレーキは、人間がコントロールすることが極めて困難なキャスト直後のノーブレーキの時間を1000分の1秒単位で制御することで最大回転数が約12パーセント向上しさらなる飛距離アップを可能にしたシステムです。マグネットブレーキや遠心ブレーキだけでは到達できないのが「16アンタレスDC」デジタルコントロールブレーキです。
「16アンタレスDC」の飛距離
驚きの飛距離
シマノの両軸ベイトリールでもっともよく飛ぶ「16アンタレスDC」。その飛距離はなんと、109.37メートルです。前のモデルの最高飛距離は99メートルなのでおよそ10メートルも飛距離が伸びています。これで「16アンタレスDC」がいかによく飛ぶかはわかっと思いますが、軽くキャストしたときにも50メートル前後の飛距離が出ます。これはそのままキャストの精度にもつながることになりますね。
「16アンタレスDC」と「アンタレス」の違い
「16アンタレスDC」と「アンタレス」の技術特性表
16アンタレスDC |
アンタレス |
---|---|
マイクロモジュールギア | マイクロモジュールギア |
X-SHIP | X-SHIP |
“HAGANE”ボディ | “HAGANE”ボディ |
NEWマグナムライトスプール | SVS∞(インフィニティ) |
S3Dスプール | S A-RB |
サイレントチューン | スーパーフリースプール |
NEW 4×8DC | |
S A-RB | |
スーパーフリースプール |
「16アンタレスDC」と「アンタレス」を比較するとリールにつぎ込んでいる技術の数が違うのが分かります。「16アンタレスDC」で採用されている、NEW 4×8DCと「アンタレス」のSVS∞(インフィニティ)は外側からブレーキを調節できるという点では同じものと考えます。何が大きく違うのかというと一番はスプールになります。
「16アンタレスDC」はスプールが特徴的
「16アンタレスDC」の技術特性表を見るとわかりますが、スプールの特性だけで3つもあることが分かります。NEWマグナムライトスプール、S3Dスプール、サイレントチューンが採用されていて、いかにスプールにこだわっているのか分かりますね。この結果、「16アンタレスDC」はDC(デジタルコントロール)でありながら、アンタレスと比べても自重が5グラム軽くなっています。
「16アンタレスDC」におすすめのロッド
「16アンタレスDC」に合わせたいロッド
「16アンタレスDC」はギア比が5.6のバーサタイルに使用することができる両軸ベイトリールです。そこでおすすめなのが、シマノのバンタム[Bantam]シリーズの168Mです。よく飛ぶ「16アンタレスDC」の性能をいかすことができる長さのロッドで、バーサタイルに使用もできるため、ボート釣りはもちろん、おかっぱりにも最適な組み合わせです。
バンタム[Bantam] 168Mのスペック
品番 | 168M |
全長(m) | 2.03 |
継数(本) | 1 |
仕舞寸法(cm) | 203.0 |
自重(g) | 127 |
先径(mm) | 1.8 |
適合ルアーウェイト(g) | 7~21 |
適合ラインナイロン・フロロ(lb) | 8~16 |
適合ラインPE(号) | - |
グリップ長(mm) | 240 |
テーパー | RF |
カーボン含有率(%) | 99.5 |
本体価格(円) | 44,000 |
「16アンタレスDC HG」に合わせたいロッド
「16アンタレスDC HG」はハイギアモデルでギア比が7.4になります。このハイギアの両軸ベイトリールである「16アンタレスDC HG」をいかすには、ジグなどで使用するといいでしょう。シマノのバンタム[Bantam]172MHは、ラバージグやテキサスリグなどでの使用の際にルアーを回収するスピードが早い「16アンタレスDC HG」が最適です。
バンタム[Bantam] 172MHのスペック
品番 | 172MH |
全長(m) | 2.18 |
継数(本) | 2 |
仕舞寸法(cm) | 186.8 |
自重(g) | 137 |
先径(mm) | 2.1 |
適合ルアーウェイト(g) | 10~30 |
適合ラインナイロン・フロロ(lb) | 10~20 |
適合ラインPE(号) | - |
グリップ長(mm) | 256 |
テーパー | RF |
カーボン含有率(%) | 98.6 |
本体価格(円) | 46,000 |
「16アンタレスDCシリーズ」のインプレ特集
「16アンタレスDC」のインプレ
ヘビキャロや重めのルアーの遠投ではこれに勝てるものは無いでしょう。 DCの所有は初めてで不安でしたが 思っていたよりもすぐに慣れました。 50アップを釣った時に一番驚いたのはドラグ性能の高さでした。 他のベイトリールには今の所負ける部分が全くありません。 配送も早く、大変満足しております。
遠投したときの心地よさ。ちょっと軽すぎるかな???ってルアーでも バッククラッシュなし。高価だけど大満足! 美しいので汚したくないしキズ付けたくないので使いたくなくなるような 複雑な気持ちです。 ブレーキはいろいろモードがあるが使いこなせないかな。
やはりインプレで目立つのがよく飛ぶといったところですね。小さなルアーでも問題なさそうですし、遠投性能だけではなく、ドラグの性能も高く評価されていますね。満足感が強く所有欲を満たしてくれるシマノの両軸ベイトリールです。
「16アンタレスDC HG」のインプレ
銀色に輝くボディ 投げる時に奏でるアンタレスのDC音 買うのを悩んでいる方 良い道具を買って生活に張りを持たせてみてはいかがでしょうか? 注文から発送までスムーズでした。 梱包もきちんとされていました。
使いやすくて、とてもいいです。 バックラッシュもしずらくて遠投にも最適です。
買おうか迷っている方、買って損はないです。 スティーズsvtw、カルコンdc、17カルコン101、12アンタレス、07アンタレスdc など使い、スプール径の違いはありますが16アンタレスdcが1番でした。 37ミリでも6gのプラグも飛ばせますし、ダイワと比べると巻きが軽いし滑らかです。hgを使っており、クランクとかの巻きが重くなると思っていたがそこまで重く感じなかった。 軽いルアーならスティーズのが快適ですが、飛距離はそこまで変わらないと感じる。 dcもsvs、svもそうだがサミングが少し必要ぐらいが1番飛びます。
「16アンタレスDC HG」を購入した人たちも満足されている方が多いですね。迷っている方は購入してもいいと言う意見も多かったです。やはり世界のシマノが本気で作ったリールは使いやすさとかっこよさを両立しているといったインプレが多いですね。
まとめ
シマノが誇る、両軸ベイトリール「16アンタレスDC」の性能は素晴らしいものがありましたね。やはり、特徴的なのは遠投能力で、インプレでもよく飛ぶリールです。魚を釣るのはもちろんですが、釣りを楽しむことも大事な要素ですので、ストレスなくルアーをキャストできて、バックラッシュも抑えられる「16アンタレスDC」は魅力的ですね。インプレにもありましたが、迷っている方は一度店頭で触ってみてはいかがでしょうか。