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登山の雨対策&必要な装備リスト!準備での道具選びや雨天の注意点を解説!

登山シーズン真っ盛りですが、季節は梅雨。ただでさえ山の天気は変わりやすく、雨対策の装備は欠かせませんよね。今回は登山の際の急な雨に前もって備える装備リストを考えていきたいと思います。また悪天候時の注意点など万全の対策で安全安心、楽しい登山を!
更新: 2021年6月13日
てつはる
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この記事で紹介しているアイテム

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登山と天候

登山事故と雨

登山シーズンに入り、また最近の登山ブームで老若男女問わず気軽にトレッキングなどを楽しまれる方が増えています。澄んだ空気と美しい緑、素晴らしい景色や山頂でのお弁当など楽しみは尽きませんよね。でもそれと同時に増えてしまっているのが山の事故。残念ながら山で命を落とされる方も決して少なくないんです。事故の原因はいろいろありますが、今回は雨の日の登山の危険性やその対策に必要な雨具をはじめとする道具などについてお伝えしていきたいと思います。

山の天気は変わりやすい

初心者の方が山に入る前、知っておきたい事柄がいくつかあります。先程お話しした事故を予防するためには、様々な装備や注意が必要です。山の天気は変わりやすく、晴れていても雨を想定した対策をしていくことが大切なのです。それは山の標高に関わらず、とても大切な事。自身の知識と経験に合った登山計画を立て、道具を準備して楽しい登山をしたいものです。

雨の日登山の危険

雨の日の危険①低体温

では、登山中の雨に潜む危険をひとつづつ見ていきたいと思います。まずは雨に濡れる事による影響として「低体温」があります。低体温とは深部体温が生命維持に必要な水準を下回る状態を指し、最悪は凍死という形で死に至ることも。雨により衣服が濡れる事で徐々に体温を奪われてしまうのです。

雨の日の危険②隠れ脱水

登山中、雨が降りレインウェアを着て行動すると、季節や気温、湿度によっては蒸して汗を大量にかくことも。また晴天時より足元などに注意を払う必要があり、つい水分などの補給を忘れがちです。その状態で長時間歩くことで脱水を引き起こす危険もあるのです。

雨の日の危険③遭難リスク

登山でも一番注意したい道迷い。特に標高の高い山ほど荒天では一面白く霧に覆われるなど視界が妨げられます。そうなると何度も登った慣れた道でも分からなくなります。また看板や目印も見落としやすくなり、道迷いの原因となることに。雨で道が滑る、道幅がわからなくなるなどにより滑落の恐れも出てきます。細心の注意が必要です。

雨の日の危険④鉄砲水

「鉄砲水」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。鉄砲水とは山崩れなどで川が一時的に堰き止められて形成される天然ダムにおいて、流れを堰き止めていた岩や流木が崩れて一気に出水、増水する現象を言います。雨の日の沢沿いは見えない危険が隠れていることがあります。

登山時の雨対策とは

雨の日対策①身体を濡らさない

雨が降れば当然衣服が濡れますよね。私は濡れても我慢できるから雨具やレインウェアは必要ない!というあなた。それは大きな間違いです。登山中に衣服が濡れればそれだけ重みを増し、動きも妨げられます。また一番の問題は体が冷えてしまい、体温が奪われてしまうことです。雨に濡れなくても行動すれば発汗し、それだけでも体は冷えます。その為トレッキングの際の各層のウェアは必要な機能を備えた素材などを選ぶ必要があります。

雨の日対策②水分補給

雨をよけるために着用するレインウェア。しかし透湿性の高い素材をもってもやはり汗はかきます。身体から水分が出ていくので水分はこまめにとりましょう。のどが渇いてから飲むのでは遅い場合もあります。登山中特に女性はトイレの心配もあって水分を控えがちですが、脱水で動けなくなってしまうことが無いように対策が必要です。合わせてクエン酸なども取れるといいですね。登山中、雨が降ったりすると行動食や水を取り出しにくく、まぁいいやになりやすいので、すぐ飲める、食べられるような工夫をしておきましょう。

雨の日対策③視界の確保と滑り止め

登山中に雲が出ると太陽の光が遮られ、木が生い茂った場所などは昼間でも暗く感じます。ましてや雨が降れば視界も悪くなることは容易に想像できるでしょう。視界不良で道迷いをしたりすれば予定下山時間を大幅に過ぎてしまうこともあります。暗くなった時には灯りなどが必要ですし、雨で滑る道を安全に歩くための滑り止めのテクニックや道具も重要だったりします。特に木道や丸太で出来た階段などは大変滑ります。滑り止め対策としては濡れた路面を歩く時はあまり大股でなく、またつま先から足裏全体で接地する感覚で。かかと接地は滑りやすいので気を付けましょう。

雨の日対策④沢沿いに近づかない

鉄砲水は経験のある方なら、その沢の異変を事前に察知することが出来るかもしれませんが、初心者の方は中々難しいもの。登山当日だけでなく数日前の天候を確認し、大量の雨が降っているような時は沢沿いには近づかない等の対策をとるようにするのが間違いないと思います。

登山時の雨対策に必要な装備リスト

雨対策装備①レインウェア


まずは雨対策装備には欠かせないレインウェア。レインウェアにはレインコート、ポンチョ、上下セパレートとタイプがいろいろありますか、登山用には上下セパレートがおすすめです。ザックの上から被るように着ることも可能なポンチョタイプは荷物も濡らさず一見重宝するようですが、風に煽られたりする危険もあり、あまりおすすめできません。

レインウェアを選ぶポイント

レインウェアは当然身体を濡らさないため防水性が大切だということはお分かりになるかと思います。それと同じくらい大切なのが透湿性。レインウェアの中で汗をかいても湿気を逃がして不快感を抑えたり、体を冷やすことを予防します。ベンチレーターも熱を逃がしてくれるのであるかどうかを確認することも大切です。また雨の日は視界が悪くなるので遠くからでも視認しやすいよう、明るめの色のレインウェアを選ぶ方も多いです。レインウェアを購入する際には試着はマスト。実際に着てみて動きやすさやサイズ感を確認してください。動きづらさがあれば通常よりワンサイズ上を選ぶと良いでしょう。着用は登山靴を履いたままになると思うので、裾にジッパーがあるものは脱ぎ着しやすいですね。

雨対策装備②インナー

レインウェアだけでなく直接身に着けるインナーも重要。インナーは吸汗速乾性に優れたものがおすすめです。濡れてしまうと乾きにくい綿素材よりも化繊がいいと思います。半袖より体温調節がしやすい長袖が重宝します。

雨対策装備③靴下・靴・ゲーター

インナーと同様、靴下も乾きやすい素材のものがいいでしょう。靴下は登山靴との相性もあるので、クッション性などを確かめ購入するようにしましょう。登山靴がゴアテックスなどの素材であればある程度の防水が期待できますが、そうでない場合は防水靴下はいかがでしょう。靴下が濡れると靴擦れの原因にもなるため、意外と注意が必要なアイテムなんですよ!またゲーターは足元の雨具。靴の足首周りをカバーしてトレッキング時の雨や泥等異物の侵入を防いでくれます。

雨対策装備④帽子・手袋

帽子は日よけの他、多少の雨なら雨具として雨をよけることも出来ます。帽子にもゴアテックス素材のものがありますのでそうした機能を活用するのも良いでしょう。ハットタイプが視界も確保できるのでおすすめです。意外と忘れがちなのが手袋です。手は意外と冷えてかじかんだりすると作業全般がしにくくなります。雨よけや防寒対策として用意しておくと重宝します。また雨であちこち濡れているとつかんだりした時に滑りやすいことも。滑り止めつきの手袋ならしっかりとグリップできますし、とげなどで手を怪我することも防ぐことが出来ます。

雨対策装備⑤雨具

登山にはレインウェア以外の雨具、つまり傘は必要なの?と思いますよね。軽めのトレッキング程度ならまぁないこともないかもしれませんが、手はふさがるし、人にぶつかるし使えないんじゃとも思いますよね。でも雨具は休憩の時などは直接雨があたることを防げますし、冷えや消耗を最低限に出来るのであると便利なアイテムだったりするのです。

雨対策装備⑥防水・撥水カバー

レインウェアで濡れはばっちり防げるわ!あれ、でもザックは?当然ザックも雨からガードしてあげましょう。雨からザックを守ってくれる道具、それがザックカバーです。ザックの上からすっぽり被せて使います。但し、ザックの容量に合わせて売られていますので、購入時に良く確認しましょう。これを間違えるとザックに被せられなかったり、被せても大きすぎて隙間から水が入るなんてことも。

雨対策装備⑦ヘッドライト

登山中悪天候で視界が悪くなった、下山が遅れて暗くなったなどの際に頼りになるのがヘッドライトです。小さいと侮るなかれ、暗くなってからの登山では足元が照らされるだけでも安心しますし、時計やGPSを確認したりする際にも間違いなく活躍してくれます。

雨対策装備⑧防水バッグ

登山中の雨の量によってはザックをザックカバーで覆っても防ぎきれないほどの雨や浸水で、どうしても中のものが濡れてしまします。濡らしてしまったら機能しないもの、台無しになるものは防水バッグに小分けにして対策しておきましょう。防水道具として専用のものもありますが、小物などでしたらジップロックなどで代用することも出来ますね。

雨対策装備⑨着替えや防寒道具

雨の中を歩き、なんとか雨をしのげる場所や方法がとれたら、出来るだけ体温を下げないようにする必要があります。その為にはある程度の着替えやエマージェンシーシートのような防寒道具があると良いでしょう。エマージェンシーシートはコンパクトで邪魔になりませんから、ぜひザックに入れてください。

雨対策装備⑩テント

日帰り登山を計画して山に入る方はあまりテントを装備として持って行くことはないと思います。但し標高の高い山への登山などではどうしてもの状況になり今日中の下山が困難な場合、ビバークといってテント泊を余儀なくされることも。しかしこれは初心者の方には危険が多く、単独での想定はないとおもいます。テント泊が計画的であり、テントを携行していた上で一時的な避難としてテントを活用することはあるかもしれません。しかし、雨の日の設営はそれなりにテクニックが必要ですから、いきなりの雨の日設営は難しいと心得ましょう。

雨の日登山装備品の選び方・準備

レインウェアは中途半端なものは避けよう

雨の日登山の想定があり、レインウェアを準備しても十分な機能を発揮せず濡れたり蒸れたりしては意味がありません。ショップに行くと沢山の種類があり、どれを選んでよいか迷ってしまいますよね。初心者の方は出来ればショップの方に相談して素材や機能について十分に理解した上で購入すると失敗が防げます。またゴアテックスなどの素材は機能性も高いだけに高価でもあります。ただそれだけの使い勝手の良さがあってのこと、またトレッキング以外の場面でも役立ちますので、中途半端な価格帯のものよりはしっかりとしたものを購入するのがおすすめです。

装備リストを作ろう

意外とたくさんの装備や道具を持って行く登山。うっかり忘れが無いように準備には装備リストを活用しましょう。雨の日装備以外にも大切なものが沢山あります。リストをもとに道具などを揃え、ザックに詰める際にリストにチェックを入れるなどすると忘れ物を防げます。

防水バッグの使い道


雨の日ばかりでなく、登山装備品は出来るだけコンパクトにしたいもの。でも初めてだとついつい荷物が多くなったり、上手くパッキングできなかったり。まずはトレッキングの計画を立てたら、行動を考えてパッキングしていきます。行動食や雨具などすぐに取り出したいものは上部に、出来るだけ隙間を作らないように詰めていきます。また先程ご紹介した防水バッグなどは滑りやすい素材の為出し入れがしやすいので、濡らしたくないものだけでなく、用途別に小分けしておくといいでしょう。

雨の日登山装備品のお手入れ

防水・撥水スプレー

登山用品ではゴアテックスなど必要な機能が充実している素材でも、使用により撥水力は落ちてくるもの。使った後はお手入れをしてあげましょう。靴やレインウェアなどは泥汚れなどを必ず落とします。レインウェアは基本洗えるものなので、汚れていないように見えても必ず品質表示を確認してお洗濯して下さい。そして洗濯のあとには必ず撥水スプレーを。洗濯と撥水はワンセットで行いましょう。そしてお手入れの際にひっかけなどの穴が開いていないかなどチェックすることも次のトレッキングを快適にするポイントです。

雨具にはドライヤー

折りたたみ傘も雨具として装備リストに入っているとよいとご紹介しましたが、傘が水をはじかなくなってきたなと感じたら、ドライヤーをあててみましょう。撥水機能が復活しますよ!

おすすめ雨の日登山装備品①

モンベル・ストームクルーザー

mont-bell ストームクルーザージャケット

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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メイン素材: ポリエステル 素材構成: ゴアテックス:registered:ファブリクス3レイヤー[表:20デニール・バリスティック:registered: ナイロン・リップストップ] サイズレンジ:S、M、L、XL

おなじみモンベルのレインウェアです。ゴアテックスを採用し、透湿性は抜群。しかもなめらかな着心地です。そして驚くべきはその軽さ。ジャケットとパンツを合わせても450gと超軽量、付属のスタップバッグに収納すれば500mlペットボトル程度の大きさになっちゃいます!またサイズ展開が幅広く、ジャケットは4種類、パンツに至っては11種類。きっと自分に合ったものが見つかるはずです。

おすすめ雨の日登山装備品②

モンベル・ジオラインL.W.ラウンドネックシャツ

mont-bell ジオラインL.W.ラウンドネックシャツ

メイン素材: ポリエステル 素材構成: ジオライン(ポリエステル100%) サイズレンジ:XS、S、M、L、XL

とにかく口コミの評判が凄いです。登山やサイクリング愛好者からの高評価をたくさん目にします。着心地が軽く冬は温か、とにかく汗がすぐ乾くと大絶賛の最強インナーです!

おすすめ雨の日登山装備品③

シールスキンズアウトドアソックス

SealSkinz(シールスキンズ) アウトドア ソックス

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

軽量完全防水ソックス

人間工学に基づいてにデザインされた靴下で高い透湿性で汗を排出し蒸れにくいのは、メリノウール・ライナーが保温と湿気をコントロールし、肌をドライに快適に保つから。ぴったりと密着するニット構造で履いて動いてもずれにくいのが特徴です。足首と足の甲部に伸縮性を持たせ、心地良いフィット感を生み出しています。登山以外にも幅広く活用できそうですね。

 

おすすめ雨の日登山装備品④

ザノースフェイス ホライズンハット

THE NORTH FACE ホライズンハット

出典:Amazon
出典:Amazon

メイン素材: ナイロン 素材構成: <本体>NORTHTECH Cloth Eco(ナイロン100%)※GL、CM、K、RKカラー<メッシュ部>ポリエステル100% ※BN、TH、WP、KTカラー<ツバ裏、メッシュ部>ポリエステル100% 本体:NORTHTEC Cloth Eco(ナイロン100%)

アウトドアシーンにマッチする日よけアイテムとして、高い人気を誇るホライズンハット。日差しの強い日に安心感が得られるUVケア機能と、頭囲にぐるりと配置したベンチレーションメッシュパネルが、風通し良くし快適に過ごせます。また取り外し可能なあごストラップ付きで、風に飛ばされる心配もありません。柔らかく、軽いので普段帽子をかぶりなれない方でもストレスが少ないと思います。手洗いしてもすぐ乾く優れものです。
 

おすすめ雨の日登山装備品⑤

モンベル アウトドライレイングローブ

mont-bell アウトドライレイングローブ

出典:Amazon

【防水仕様】 【素材】表地:70デニール・ナイロン・リップストップ(手のひら)デュラグリップ裏地:ポリエステル・メッシュ 【平均重量】72g 【カラー】ブラック(BK)/ エバーグリーン(EVGN)/ グレー(GY)/ オリエントブルー(ORBL) 【サイズ】S / M / L / XL 【特長】左右をつなぐバックル/ワンハンドアジャスター

防風、防水、耐寒で薄手薄くても防風防水機能が高く、滑り止め機能もあるため、アウトドアグローブとしては最適の逸品。使い始めは少し固めのようですが、使用を重ねるごとに馴染むよう。使い込んで自分の皮膚のようになるのも楽しみかも。是非とも登山道具リストに加えたいアイテムです。

おすすめ雨の日登山装備品⑥

シートゥサミット ウルトラSILドライサック

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) ウルトラSIL ドライサック

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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素材:3DNコーデュラナイロン(シリコン加工+PUコート)

ウルトラSIL 30Dコーデュラナイロン採用で高い耐久性を誇る防水袋。引き裂き強度・耐久性の高い「コーデュラナイロン」にシリコン浸透加工を施している為、軽量で撥水性能を兼ね備えています。口をくるくると巻いて閉じる、Hypalon製ロールトップクロージャーで抜群の防水性を誇ります。 雨の日登山対策には雨具に続く必要なアイテムと言えるのでは。
 

おすすめ雨の日登山装備品⑦

モンベル ジャストフィットパックカバー

mont-bell ジャストフィット パックカバー

出典:Amazon
出典:Amazon

留め具の種類: リボン・ひも タテ:7 cmX ヨコ:7 cmX マチ:3.5 cm

耐久性と耐水圧に優れた超軽量パックカバーです。独自のジャストフィットシステムで荷物の量によって変化するパックの形状にぴったりとフィットし、強風時のばたつきを最小限に抑えます。背面上部までしっかりとカバーするデザイン。万が一水が浸入した際もボトム部に設けたドレインシステムにより効率的に排出します。防水バッグ同様荷物の浸水対策には欠かせないアイテム、是非トレッキング装備リストに入れましょう。


おすすめ雨の日登山装備品⑧

ジェントス LEDヘッドライト

GENTOS(ジェントス) LED ヘッドライト

サイズ:約幅60×奥行41×高さ31mm 本体重量:約65g(電池含む) 素材・材質:PC(ポリカーボネート) 原産国:中国 セット内容・付属品:本体、ヘッドバンド、テスト用電池(単3形アルカリ電池×1本) 明るさ:High/95ルーメン、Eco/20ルーメン、赤色LED/1ルーメン 使用電池:単3形アルカリ電池×1本

暗闇のまま視界を確保する赤色LED搭載で1m落下にも耐えるタフな作り。リフレクタータイプで広範囲照射や長距離照射も可能です。90度可動式ヘッドで狙ったところを照らしてくれます。トレッキングでは出来るだけ荷物を軽量化したいところ。小型で軽量なこのモデルは必要な機能を備えつつ、持ち運びにも優れ、単三電池1本で稼働しながら本体もリーズナブルと道具のいいとこどりの見本のようなライトです!是非トレッキングのお供にいかがですか?
 

安全・安心な登山の為に

いかがでしたか?雨の日登山の対策についてご紹介してきましたが、何度もお伝えしているように初心者の方は雨の日に山に入ることは出来るだけ避けた方が良いと思います。その為低山であっても天候など登山計画は綿密に練ったものであることが一番の安全・安心な登山対策と言えるでしょう。それでももし、登山中の想定外の天候の変化があった場合は無理せず下山する選択も登山事故回避対策としては必要なのです。

出来るだけ雨に濡れないための対策

しかし山頂付近での急激な天候悪化は、下山も難しい場合があります。焦って下山しようと滑落につながったり、道を間違えてはかえって事故につながってしまうことも。もしやみくもに動くことが危険と判断したら、出来るだけ雨に濡れないように対策をしましょう。雨具の着用やザックカバーの装着など早いうちに準備しておくことが大切です。そして雨除けが出来るようは場所を探します。山小屋などが近くにあれば一番いいのですが、ない場合は雨風をしのげるようなところを探してください。

テント泊を余儀なくされたら

一時的なものなら雨が通り過ぎるのを待つのもいいですが、雨の降りだした時間帯や雨の長さによっては下山かテント泊かを判断しなくてはならない場合もあります。但しテント泊が出来るような場所の確保やテント泊をするまでの準備、つまり設営がスムーズにできるかが初心者には大変難しい場合があります。これは最悪の状況ですが、対策として事前にテント泊訓練をしておくと慌てず済みます。間違ってもテントを購入して初めて開封ということのないようにしたいものです。登山中の雨を想定したシュミレーションテント泊をしてみるとよいでしょう。

テント泊の場所

テント泊をする場所は当然ですが崖が崩れたり木が倒れたり、水の通り道でない場所が望ましいです。そして水はけがよい所を選ぶようにしましょう。

テント泊の仕方

テント泊をすると決めたらいかにテント内などを濡らさないように設営するかがカギになります。まずザックの中からテントを出す際にザックが濡れないかに注意しましょう。また、テントはフライシートとインナーがありますが、先にフライシートを広げその下にインナーを入れポールを組むようにすれば、肝心なインナーをひどく濡らすことを防げます。但し風が強い場合はフライシートが飛ばされてしまいますので先にペグ固定が必要な場合も。フライシートとインナーの間には空気の層ができる設計ですが、中途半端な張り方だとフライシートがたるみ、インナーにくっついてしまいます。結露の原因となってしまうので注意しましょう。

雨の日登山の足元に滑り止め

モンベルリバーシブル グリッパー

出典:Amazon
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【カラー】ブラック 【サイズ】ワンサイズ(※靴の形状によっては対応サイズ内でも装着できない場合があります。) 【総重量】150g(ペア) 【素材】本体:エラストマー/雪道面:S45C炭素鋼/木道面:鉱物粒子

登山事故で多いものの中に滑落や転倒があります。特に雨登山は足元がぬかるんだり滑りやすい状態です。濡れた木道も要注意。歩き慣れない方には滑り止め対策も必要かもしれません。そこで雨登山装備リスト番外編としてモンベルの滑り止めをご紹介。凍結した雪道と濡れた木道で使用できる滑り止めです。ほとんどのブーツに対応可能なサイズ設定となっています。木道を傷つけないための配慮として、木道面の滑り止め自体が摩耗するようになっています。簡単に素早く着脱できること、軽量コンパクトなので携行に便利、また価格もリーズナブルと滑り止めは持っておかない手はなさそう!

登山前には都度装備リストチェックを

登山計画は行先、標高に日数などで変わってきますがそれに伴って必要な装備も変わりますので、都度装備品はリストを確認して計画に応じた対策をしましょう。先程ご紹介した滑り止めなどは通常必要ないかもしれませんが、例えば天候の悪化が予想される日の尾瀬トレッキングなどでは木道を歩く想定があるのでリストに加えると重宝する可能性があります。そうした先を読む対策をすることで安心して登山を楽しむことができるのです。

事故を防いで楽しいトレッキングライフ!

自然と触れ合う機会は私たちの心を豊かにしてくれますよね。その一方で自然の前では私たちの力は小さく、どうしようもないことが沢山あります。毎年この時期楽しいイベントが行われる中、悲しいニュースも多いですよね。そのような事故をひとつでも起こさないための対策を万全にして自然の恩恵を受けるべくトレッキングを楽しみましょう。決して自然を甘く見ず、想定される対策を十分にして皆さんもこれからのアウトドアシーズンを満喫して下さいね!