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トルコキキョウの色別花言葉!気になる見頃の季節と開花時期も!

トルコキキョウ(トルコ桔梗)はアレンジメントフラワーや結婚式のブーケに人気のお花です。トルコキキョウ(トルコ桔梗)には全体の花言葉のほか花色別に多彩な花言葉が存在します。トルコキキョウ(トルコ桔梗)の開花時期や花言葉、おすすめの品種などをご紹介いたします。
2020年8月27日
Yukari.S
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トルコキキョウ(トルコ桔梗)ってどんな植物?

トルコキキョウ(トルコ桔梗)は、北アメリカを原産とする一年草です。トルコキキョウ(トルコ桔梗)には、「キキョウ(桔梗)」という名前がついていますが、実は、キキョウの一種ではなくリンドウ科に属する植物です。トルコキキョウ(トルコ桔梗)はとても可愛らしい花姿と水持ちの良さから、アレンジメントフラワーや花束、さらには花嫁の持つブーケに重宝されています。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の開花時期は5~8月

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の開花時期は5~8月です。ただし、街のフラワーショップをのぞくと、季節を問わず、さまざまな花色の品種や八重咲きの品種など多くのトルコキキョウ(トルコ桔梗)が見られます。トルコキキョウ(トルコ桔梗)は需要が高いお花なので温室栽培が盛んだからです。なお、一本の値段はそれほど高くないので購入しやすいでしょう。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)はドライフラワーには不向き

一般的に、花びらが薄いものや水分の多いお花はドライフラワーにするのが難しいとされています。ドライにしているあいだに、黒ずんでしまうからです。トルコキキョウ(トルコ桔梗)は、花びらが薄く水分が多いので、ドライフラワーにするのは少しハードルが高いでしょう。

日本はトルコキキョウ(トルコ桔梗)の品種改良トップ

トルコキキョウ(トルコ桔梗)は、アメリカを原産とする植物で、日本へは1930年代にはいってきたと言われています。その後、第二次世界大戦が勃発し、世界中のトルコキキョウ(トルコ桔梗)はほとんど途絶えてしまったそうです。日本でも戦後まもなくは混乱の時期でした。ですが、日本では、戦後1960年代になってからトルコキキョウ(トルコ桔梗)の品種改良がとても盛んになりました。現在、市場に流通しているトルコキキョウ(トルコ桔梗)のほとんどが、日本産の品種なのだそうです。日本はトルコキキョウ(トルコ桔梗)の第二のふるさとと言えるのかも知れません。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の特徴

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の花の特徴

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の花の開花時期は、本来は5~8月ごろです。ただし、フラワーショップでは温室栽培のものなど季節や時期を問わず、切り花として販売されています。トルコキキョウ(トルコ桔梗)の人気の高さを物語る現象と言えるでしょう。トルコキキョウ(トルコ桔梗)の花色は、白や紫、ピンク、グリーン、黄色などがあります。また一重咲き、八重咲きの品種があります。トルコキキョウ(トルコ桔梗)の花びらは、ふちがフリルのようになっていてとても素敵です。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の葉の特徴

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の葉っぱの色はやや深みを帯びたグリーンです。トルコキキョウ(トルコ桔梗)の葉っぱは小さめで細長い形をしています。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の基本データ

科名属名

リンドウ科ユーストマ属

学名

Eustoma grandiflorum

和名

トルコキキョウ(トルコ桔梗)


別名

ユーストマ、リシアンサス

英名

Tulip Gentian、Lisianthus、Eustoma、Texas Bluebell

原産国

北アメリカ

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の全体の花言葉

全体の花言葉1「すがすがしい美しさ」

トルコキキョウ(トルコ桔梗)は、華やかながらけばけばしくなく、とても上品な花姿が魅力的なお花です。すっきりとした印象の花姿から「すがすがしい美しさ」という花言葉がつけられました。花言葉を添えて花束などにしてプレゼントしても喜ばれる言葉です。

全体の花言葉2「優美」

トルコキキョウ(トルコ桔梗)は、フリルのような花びらでまるで踊るバレリーナのスカートのような可愛らしいお花を咲かせます。そんな花姿から「優美」という花言葉が生まれました。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の白色の花言葉

白色のトルコキキョウ(トルコ桔梗)の花言葉は、「思いやり」と「永遠の愛」です。どちらも、トルコキキョウの白い花びらが重なりあう様子に、相手をいつくしみながら思いやる人間の美しい心を投影してイメージされた花言葉です。「思いやり」「永遠の愛」のどちらの言葉も、結婚式のブーケやアレンジメントフラワー、フラワーシャワーなどにぴったりのもの。白いトルコキキョウ(トルコ桔梗)が花嫁のブーケに採用される所以でしょう。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の紫色の花言葉

紫色のトルコキキョウ(トルコ桔梗)の花言葉は、「希望」です。とても前向きな花言葉は、パートナーと手をたずさえて新しい生活をスタートさせる花嫁に向けるにふさわしいものです。トルコキキョウ(トルコ桔梗)はもともとデリケートで傷みやすいお花でした。花束やアレンジメントフラワーに使いやすくするため、品種改良がなされ今に至ります。こうしたトルコキキョウ(トルコ桔梗)の進化からイメージされて、「希望」という花言葉が誕生しました。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の黄色の花言葉

黄色のトルコキキョウ(トルコ桔梗)の花言葉は、「毅然とした態度」です。「毅然とした態度」という言葉を辞書でひくと、「意志を強く持ち、困難なことを目前にしても決して動じることのないしっかりとした振る舞い」となります。トルコキキョウ(トルコ桔梗)には、白やピンク、紫色の花色があり、どちらかというと黄色は少しマイナーなカラーでしょう。人気のある色と一緒に並べられていても、決して動じることなく自信を持って存在している黄色いトルコキキョウ(トルコ桔梗)の様子からつけられたものです。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)のピンク色の花言葉

ピンク色のトルコキキョウ(トルコ桔梗)の花言葉は、「優美」で、全体の花言葉と同じものになっています。ピンク色のトルコキキョウ(トルコ桔梗)は人気が高く、トルコキキョウ(トルコ桔梗)を代表するカラーになっているからでしょう。ピンク色の花のフリルが風に揺れる様子は実に優美なもの。トルコキキョウ(トルコ桔梗)が薔薇(ばら)と並んで、「お花の女王」と呼ばれる意味が理解できます。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の青色の花言葉


青色のトルコキキョウ(トルコ桔梗)の花言葉は、「あなたを想う」です。青というのは、空や海、地球など大自然のイメージをもたらすカラーです。青いトルコキキョウ(トルコ桔梗)の澄んだブルーを見つめながら、大切なひとのことを想う時間。とても贅沢で有意義なひとときです。青いトルコキキョウ(トルコ桔梗)にはそんな雰囲気があります。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の花名の由来

和名「トルコキキョウ(トルコ桔梗)」の由来

トルコキキョウ(トルコ桔梗)という和名の由来にはいくつかの説があります。「トルコ」の由来には、トルコキキョウ(トルコ桔梗)の青い花色がトルコ石に似ているという説、トルコキキョウ(トルコ桔梗)の花のつぼみがトルコ人が着用するターバンの形に似ているという説があります。また「キキョウ」の由来は、トルコキキョウ(トルコ桔梗)の紫の花色や花姿が、植物のキキョウ(桔梗)に似ているからだと言われています。

学名「Eustoma grandiflorum」の由来

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の学名は、「Eustoma grandiflorum」です。学名の一部である「Eustoma(ユーストマ)」は、ギリシャ語の「eu」と「stoma」が合わさったものです。「eu」は「良い」、「stoma」は「口」を意味し、トルコキキョウ(トルコ桔梗)の花姿が、釣り鐘のような形をしていることからつけられた学名です。

 

トルコキキョウ(トルコ桔梗)の品種

トルコキキョウ(トルコ桔梗)は、もともと紫色の一重咲きの品種が日本にもたらされました。トルコキキョウ(トルコ桔梗)は、可愛いお花でしたが、傷みやすく水持ちが良くないといった問題もありました。トルコキキョウ(トルコ桔梗)は、花姿の可愛らしさから人気があったので、どんどんと品種改良がなされ、たくさんの花色や八重咲きの品種が開発されました。花束やアレンジメントフラワーの材料にするため、水持ちの良い傷みにくい品種が生み出され、現在ではトルコキキョウ(トルコ桔梗)は、花束や花嫁のブーケにひっぱりだこです。

ボヤージュ・ホワイト

「ボヤージュ・ホワイト」は、純白の花色が美しい八重咲きの品種です。季節を問わず人気がありますが、ジューンブライドの6月など結婚式の多い季節には出荷が追い付かなくなるほどです。

ボヤージュ・グリーン

「ボヤージュ・グリーン」のなんとも言えないグリーンのニュアンスカラーは一度見たら忘れられない美しさです。まるで造花のようでもある八重咲きの花びらとほかのお花にはない花色で花束のアクセントとして重宝されています。

春うらら

「春うらら」は、とてもキュートなピンク色のトルコキキョウ(トルコ桔梗)です。卒業式や入学式など季節の行事でのアレンジメントフラワーや贈り物の花束によく使われれている品種です。あたたかみのあるピンクなので老若男女問わず喜ばれるカラーです。

エクローサ・紫

「エクローサ・紫」は、とても上品なやや青みがかった紫色のトルコキキョウ(トルコ桔梗)です。花びらは少し控えめな八重咲きなのでより品よく見える品種です。男性へのプレゼントフラワーにもよい色味でしょう。

ロジーナ・ラベンダー


「ロジーナ・ラベンダー」は、やわらかいラベンダーカラーが魅力的なトルコキキョウ(トルコ桔梗)です。紫色というのは、古来より貴族に愛されたカラーであり品のある色です。ほかのどんな花とも色合わせの相性が良く、季節を問わず花束などに利用されています。

ロジーナ・ピンクピコティ

「ロジーナ・ピンクピコティ」は、ツートンカラーが美しい少し個性的なトルコキキョウ(トルコ桔梗)です。ピュアホワイトの花びらのふちに、鮮やかなパッションピンクが縁どられています。八重咲きの花びら模様で、とても華やかな印象です。

ブライダルスノー

「ブライダルスノー」は、名前のとおり結婚式の白いウエディングドレスのような純白のトルコキキョウ(トルコ桔梗)です。白い百合や真っ赤な薔薇(ばら)と合わせてアレンジすると素敵です。もちろん花嫁のブーケとしても大人気で、結婚式の多い時期には売り切れ必須です。

カルメンルージュ

「カルメンルージュ」は、情熱的なルージュ色のトルコキキョウ(トルコ桔梗)です。あたたかい色なので、冬の寒い季節、クリスマスの時期のアレンジメントフラワーにおすすめです。

シュークリーム

「シュークリーム」は、とてもやわらかいクリーム色のトルコキキョウ(トルコ桔梗)です。シュークリームという甘い名前で女性に大人気。ピンクや水色など同じパステルカラーのお花と合わせても素敵でしょう。

セレモニーピーチ

「セレモニーピーチ」は、やや青みがかった紫色に近いピンク色のトルコキキョウ(トルコ桔梗)です。品のあるピンク色で華やかな八重咲きであることから、名前のとおり、卒業式や入園式など季節のセレモニーによく使われます。

トルコキキョウ(トルコ桔梗)は花束に人気

トルコキキョウ(トルコ桔梗)は北アメリカ原産ですが、現在出回っているさまざまな品種の多くは日本で生み出されたものです。よりアレンジメントに使いやすく品種改良がなされ花束やブーケに人気があります。本来の開花時期は5~8月ごろですが、フラワーショップでは温度管理がなされたものが時期を問わず販売されています。茎が細く硬めで水持ちがよいので花瓶に何気なく挿すだけでも絵になります。ときには自分へのプレゼントフラワーとして一輪購入して、お部屋にトルコキキョウ(トルコ桔梗)を飾ってみませんか。