ボルダリング服装｜初心者におすすめしたいファッションを紹介！

ボルダリングとは

最近子供から若い女性、また年齢を問わずに人気のボルダリング。でもそもそもボルダリングとはいったい何のことでしょうか。ボルダリングとは、ロープを使わずに岩壁や人工的に作られた壁を登るスポーツのことです。ホールドと呼ばれる突起物を、決められた順番通りに上っていきます。一般的には自分のペースでゆっくり登って行ってゴールを目指していきます。

ボルダリングに必要な道具、服装

これからボルダリングを始めていきたいと考えておられる方も多いのではないでしょうか。でもなにを揃えたらいいのかわからない、という声を多く聞きます。それでこの記事ではボルダリングに必要な道具について、またどんなウェアを着たらよいのか、どんなパンツを履けばいいのかを考えていきましょう。

ボルダリング専用シューズ

まず必ずといっていいほど必要なもの、それはボルダリング専用のシューズが必要です。ボルダリングジムに行かれた方はご存知かもしれませんが、基本的に普通のスニーカーでは登らせてもらえません。なぜなら普通のスニーカーだと滑って危険だからです。ジムによってはボルダリング専用のシューズを貸し出していることもありますが、基本的には自分のシューズを購入したほうがいいでしょう。

シューズには種類がある

ボルダリングの靴には初心者用と中級者、上級者用というものが存在します。かっこいいからといっていきなり上級者モデルを履こうとはしないでください。といってもとてもじゃないけど痛くて履けないと思いますが。初心者用のシューズの特徴はヒールが平らなところです。誰が履いても履きやすいですが、中級者となってくると引っ掛かりが物足りなくなってきます。その時その時のレベルに合わせて選ぶようにしましょう。

チョーク

ボルダリングをするときにはチョークと呼ばれる白いすべり止めの粉が必要です。チョークがないとホールドをつかんだ時、汗で滑って大変危険です。チョークにはパウダータイプ、固形タイプ、液体タイプの3種類があります。パウダータイプや固形タイプはどこででも使用できますが、液体タイプは場所によっては使用できない場合もありますので注意しましょう。

液体タイプのチョークについて

ちなみに液体タイプには種類が２種類あります。ロジンつまり松脂が入っていて粘り気は強いですが、にちゃにちゃするタイプのもの、ロジンフリーといって松脂が入ってないのでさらさらして楽なんですが、粘り気がすくないものの２種類です。どちらもメリット、デメリットがありますので、購入するときにはよく考えて購入しましょう。

チョークバック

パウダータイプのチョーク、固形タイプのチョークを使用するときにはチョークバックと呼ばれるチョークを入れる小さなポーチみたいなものが必要になります。チョークは登りながら使うものなので基本的には腰にチョークバックを取り付けます。難易度によっては下でチョークをつけて登るようなときもありますので、その時には床に置くタイプのチョークバックもあります。どちらを使用しても大丈夫です。

ホールド清掃のブラシ

ボルダリングをするとチョークでホールドが真っ白になります。場合によってはチョークが固まってしまうときもあります。それで自分が昇った場所のホールドを、ホールド清掃用のブラシで清掃するのがマナーです。ジムによってはブラシが置いてあるところもありますが、基本的には自分で持ち歩くほうが良いでしょう。自分用があれば順番を待たずに奇麗にして帰ることができるからです。

とりあえず上記のものがあればボルダリングを始めることができます。先ほども述べましたがレンタルするのではなく自分で購入するなら、自分も気持ちよくできますし、他の人にも迷惑をかけることなく楽しむことができます。そして購入するならもっと自分のレベルを上げたい！となること間違いなしです。

ボルダリングの時の服装

ここまででボルダリングに必要な道具について考えることができました。道具があれば次は服装にもこだわり始めるかもしれません。ではここからはボルダリングをするときの服装について考えてみましょう。

ボルダリングの服装：ウェア

ボルダリングのウェアはどんなものがいいのでしょうか。ボルダリングは室内でするためウェアは好きなファッションで大丈夫です。綿で出来たTシャツでも、ポリエステルで出来たシャツでもなんでもOKです。特に今年のウェアはかっこいいものが多いです。そしてボルダリングもファッションセンスが光る場です。これはというウェアを着てボルダリングをしましょう。

ボルダリングの服装：パンツ

ボルダリングで使用するパンツにも特に決まりはありません。パンツもファッションセンスが光ります。ハーフパンツでふくらはぎの筋肉を見せるもよし、ロングパンツでけが予防するもよしです。室内は熱いので夏場はハーフパンツ、冬場はロングパンツでしている方が多いようです。パンツも好きなものを選んで自分のファッションを他の人に見せつけましょう。

ボルダリングのウェアもパンツも好きなもので揃えても大丈夫だということを考えました。まずはファッションから始めるのもありだと思います。好きなファッションで思いっきりボルダリングを楽しみましょう。

ボルダリングの服装やおすすめ商品

ここからはボルダリングにおすすめのシューズ、おすすめのウェアやパンツなどの服装をご紹介していきたいと思います。服装はファッションです。これを見て、こんなブランドあったんだ、こんな服装・ファッションをしてみたいと思っていただければ嬉しいです。特にウェアに関しては2018年のおすすめファッションとなっております。お手持ちの洋服と合わせてファッションセンスを磨きましょう。

おすすめボルダリングの服装：シューズ編

まずはボルダリングシューズを紹介したいと思います。ボルダリングシューズには2種類あります。まずはマジックテープで留めるタイプのベルクロタイプ、ひもで締めていくシューレースタイプの2種類です。素早く履きたいと思われる方はベルクロタイプを、足の幅に合わせて一つずつ締めていきたい方はシューレースのシューズをお選びください。だいたいの予算は1万5千円から２万５千円を考えておくとよいでしょう。

ラ・スポルティバ タランチュラ

ラ・スポルティバの初心者用のシューズです。特に足の幅の広い日本人向きの造りになっています。ソールも平らで本当にTHE初心者用という感じのシューズとなっております。ベルクロタイプになっているので素早く履けてとても楽ちんです。

サルティック ファルコ

サルティックというチェコのブランドのシューズ。全体的に柔らかく程よくわしにフィットするシューズです。ヒールサイドも柔らかくできているので、ヒールのおさまりが良いシューズとなっています。

ラ・スポルティバ パイソン

1足目を履き終えた方に、次におすすめのシューズです。足裏感覚とトウフック、ヒールフックの性能を徹底的に追求し、人工壁でのクライミングに最適化したシューズです。つま先の自由度が高くトウフックがしやすく、かかとに配されたワイドスリングショットの効果でヒールフックをしても脱げる心配がありません。

おすすめボルダリングの服装：ウェア編

ボルダリングでは服装も大事です。もちろん好きな服装で行えばいいのですが、服装しだいで登りやすかったり登りにくい場合もあります。ファッションセンスが光る場面ですが、より良い服装で行うようにしましょう。ウェアのおよその予算ですが、大体５千円から１万円を見ておくとよいかもしれません。

ザ・ノースフェイス ショートスリーブスティッチマークT

今年ザ・ノースフェイスから出た新作のウェアです。綿53％、ポリエステル47％を混合したTシャツです。速乾性がいいのと、なによりロゴが非常にかわいいデザインになったウェアです。静電気を抑える加工もしてあるので、ボルダリングはもちろん、いつでも着用できるウェアとなっています。

ザ・ノースフェイス ショートスリーブ セオアルファ ボーダーティー

吸汗速乾性に優れる素材・セオアルファを採用した、ボーダー柄の半袖Tシャツです。適度な厚みのあるコットンライクな生地は爽やかな肌触りで、春先から初秋にも快適なウェアです。ラフなスタイルでの着こなしに適し他ウェアとなっています。

MAMMUT Absolute Alpine T-Shirt AF Men

マムートから出ているTシャツです。素材は綿100％で出来ていますので、心地よい肌触りのウェアとなっています。いつものマムート象さんのTしゃつもいいですが、かっこよくておしゃれな感じのデザインのこちらのウェアもおすすめです。

パタゴニア クラシック・シンチラベスト

フルレングスのフロントジッパーをスタンドアップカラーの上まで備えたデザインです。肩の縫い目はずらしてあるのでバックパックを担いでいても快適で、耐久性も向上。左胸にジッパー式ポケット付き。

おすすめボルダリングの服装：パンツ編

パンツもボルダリングでは重要になってきます。どんな服装にも合いつつ、機能的なものを選ぶといいでしょう。今回はロングパンツ、ハーフパンツの両方を紹介したいと思います。パンツの予算ですが、安いもので８千円くらい、高いものだと１万６千円するものもあります。でも値段ではありません。ナイロンが入っているとストレッチが効いて非常に登りやすいですし、安目のハーフパンツでも快適に登れます。予算に応じてパンツも購入しましょう。

服装：ハーフパンツ編

ザ・ノースフェイス エクスプローラー ショーツ

ハイキングやキャンプからウォーターアクティビティまで、さまざまなアウトドアシーンで活用できる撥水ショートパンツです。やや厚みがあり強度の高いコーデュラナイロン生地を使用したパンツです。撥水加工を施した生地はストレッチ性が高いパンツ。ウエストはバックル仕様で、静電気の発生を抑える静電ケア設計を採用しています。

ザ・ノースフェイス ノベルティ クラス ファイブ カーゴショーツ

トレッキングからキャンプまで、幅広く使える撥水ショートパンツです。ノースフェイスの定番モデルであるクラスファイブショーツのカーゴタイプのパンツです。両サイドにカーゴポケット付き。静電気の発生を抑える静電ケア設計を採用しています。

チャムス ウェービングベルトショーツ

春先から長く活躍してくれるコットン素材のショートパンツです。薄手で軽やかな素材感です。リラックスした穿き心地で、キャンプなど長時間の着用でもストレスになりません。ウエストは内蔵ゴムとウィービングベルトで調節可能です。楽しくデザインされたウィービングベルトがアクセント。ウエストやポケットにはロゴをモチーフとした裏地を施しています。 

服装：ロングパンツ編

ザ・ノースフェイス スーパーハイクパンツ

大量に汗をかく運動量の多いシーンに最適な軽量ソフトシェルパンツです。非常に高い通気性、速乾性を持ちながら、撥水性、防護性を備えたポリエステル素材を採用したパンツです。汗のたまりやすい腰裏や、ベンチレーションも兼ねたサイドポケットは、高通気のドットエア生地を使用しています。タイトなシルエットながら、生地にはストレッチ性があり、足の動きにもスムーズに追従します。ウエストはバックル仕様。天候を問わず幅広いシーンで着用できる1着です。

MAMMUT SOFtech TREKKERS Pants Men

いわずと知れたマムートの定番モデル。耐久撥水性と防風性に優れた二重織りSOFtech素材を使用したソフトシェルパンツです。非常にストレッチ性に優れて動きやすく、シルエットがきれいなテーパード・フィットになっております。

パタゴニア メンズ ストーニークロフト パンツ

トレイルでも町でも活躍し、ハイキングや旅行、あるいは日常着に最適なパンツです。どんな服装にもあうパンツです。4方向に伸縮するナイロン95％・ポリウレタン5％混紡素材を使用しています。

チャムス コットンリネンインディゴリラックスパンツ

春先から長く活躍してくれる、ゆったりシルエットのフルレングスパンツです。リネンとコットンの混合素材なので清涼感があり、軽やかな穿き心地。リラックスして着用することができるので、キャンプなど長時間の着用でもストレスになりません。ウエストはボタンとリテイナーで調節可能。

服装を良かったら参考にしてください

いかがでしたでしょうか。知っているというものもあれば、初めて知ったというものもあったかもしれません。この記事を参考にしていただき、ボルダリングを楽しんでいただけたら嬉しいです。ではここまででおすすめのシューズ、ウェア、パンツをご紹介することができました。では最後にボルダリングシューズのお手入れの仕方について学んでいきたいと思います。

ボルダリングシューズ、服装のメンテナンス

ボルダリングの靴はほとんどがラバーで出来ており通気性には優れておりません。ですからとても蒸れます。ですから、はい、匂います。ではどうすればいいのでしょうか。まずは濡れ雑巾で全体を吹くようにしましょう。その際まずは内側を拭き、そして次に外側を拭く様にしましょう。きれいに全体を拭き終わったら、内側に消臭スプレーを吹きかけましょう。服もおなじくこまめに着替えたり、スプレーしたりしましょう。

ボルダリングの服装の注意点

夏場、ボルダリングは室内の暑い中でのスポーツとなりますので、汗を大量にかくに違いありません。ですから先ほどはどんな服装でもOKとは書きましたが、できれば速乾性の物を着るなら汗が気にならないと思います。そして何よりにおいが気にならないと思いますのでポリエステルの生地が使用されているものを個人的にはおすすめします。

ボルダリングはルールとマナーを守って

ボルダリングは最近とても人気のスポーツです。ですから大勢の方がジムにやってくるに違いありません。その中で自分がやりたいからといって同じ場所をひたすら独占すると他の人ができません。他の人のことも考えて、今回はこのルート、次はあのルートと場所を変えてあげるなら親切です。あとはそのままにして帰らないこと。きちんとブラシでお掃除して、次の人、もしくはジムの人に感謝をこめて掃除するようにしましょう。