ブーゲンビリアの花言葉は？
ブーゲンビリアの特徴
ブーゲンビリアは、熱帯生まれのオシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する常緑のつる性の低木で、中南米の熱帯雨林に生息しています。夏をイメージさせる赤やピンクを中心に、黄色やオレンジなどの力強い印象の派手な花色なので、プレゼントとしても好まれてきました。
赤やピンクなど鮮やかな色の花びらに見える部分は、花を取り巻くは（包葉）で、実際の花は中央にある筒のような白い部分です。棘があることから、上品さが感じられます。
ブーゲンビリアの花名の由来
フランス人探検家ルイ・アントワーヌ・ブーガンビルがブラジルでこの植物を発見しました。彼の名にちなんでブーゲンビリアと名付けられました。南国の花と言えば香りが強いイメージですが、ブーゲンビリアは開花してもほとんど香りはありません。
ブーゲンビリアの種類
ブーゲンビリアには、たくさんの種類があるのが特徴です。赤色の品種や、白いほうの先端がピンク色に染まる美しい色の品種、法は濃紫のはけ模様ができる寒さに特に強い品種など、元首の3種類をもとにして、そこから枝代わりや品種改良がおこなわれらことによって、たくさんの新しい種類が次々に生まれました。
赤やピンク、紫、白、黄色などの豊富な花色があり、一重咲きのものや八重先のもの、中央の花がないもの、葉っぱに黄白色の斑が入るものなど、種類のバリエーションが豊富です。また、1年中葉っぱをつける品種と、葉っぱを落とす品種、開花が早い品種と開花が遅い品種の4タイプがあり、咲き始める時期や花姿はタイプによって違うので、開花期間中は季節を問わずブーゲンビリアを堪能できます。
ブーゲンビリアの花言葉
誕生日などのプレゼントにブーゲンビリアの花を贈ろうと考えているなら、「ブーゲンビリアの花言葉」を調べてから贈りましょう。鮮やかで美しいブーゲンビリアノアは言葉は、いかにも南国の花というような情熱的な花言葉がたくさんあります。
「情熱」「熱心」「魅力」のほかにも、「あなたしか見えない」「あなたは魅力に満ちている」「ドラマチックな恋」「秘められた思い」「私はあなたを信じます」などがあります。花言葉は花の色や品種などによって変わってくる場合もありますので、注意が必要です。
意中の相手に贈るのにピッタリの情熱あふれる花言葉を持つブーゲンビリアは、贈り物に最適で、プレゼントしたい花束としても人気があります。相手にうまく思いを伝えられなくて悩んでいるなら、ブーゲンビリアの花束を贈ってみるのも素敵ですよ。
ブーゲンビリアの意外な花言葉
ブーゲンビリアは、このように情熱的な花言葉がつけられた素敵な恋の花なのですが、実は一方で、ちょっとマイナスな意味の花言葉も付けられています。ネガティブなイメージがまったくないブーゲンビリアですが、その意外な花言葉は「薄情」です。
この薄情という花言葉の由来は花の形です。さまざまな色の花が咲くという印象のブーゲンビリアですが、ピンクや赤色、黄色などきれいに色づいて花びらに見える部分はすべて葉っぱです。実際は真ん中にある小さな白い部分のみが本当の花で、この花を取り囲む周りの色とりどりの葉っぱの部分が「包葉」です。
この包葉が薄いことやその包葉の中で花が隠れるように咲くことが、薄情という花言葉に繋がったようです。ブーゲンビリアのイメージではなく花の形が由来だとわかれば、一瞬びっくりしてしまうようなこの花言葉もなんとなく納得できる気がしますね。
ブーゲンビリアの花言葉に怖い意味はあるの？
先ほど述べたようにブーゲンビリアには「薄情」というネガティブな花言葉は持つものの、それ以外の怖い意味はありませんので安心してください。ただ、「あなたしか見えない」という花言葉を持つので、恋愛感情もないのに相手から一方的に送られてきたら少し怖いと思ってしまうかもしれません。その点は気をつけた方が良いでしょう。
色別の花言葉は？
ピンク系ブーゲンビリアの花言葉
ピンクのブーゲンビリアの花言葉はどんなものでしょうか。
ブーゲンビリアの色でまず思いつくのはピンクという方が多いのではないでしょうか。見ているだけで元気が出てくる南国感あふれる色ですよね。
魅力がいっぱい：弾むようにしなやかに枝が伸び、トロピカルなムードにあふれた花姿や独特の花びらを持つことから付いた花言葉です。
あなたは魅力に満ちている：つる性であちこちに巻きつきながら、いつも自信に満ちた鮮やかな花を咲かせるブーゲンビリアには、人を引き付けるパワーがあるところから来ています。
どちらも、常に生き生きと花を咲かせている部厳美リアの様子から付いた花言葉のようです。ピンクのブーゲンビリアは見た目も愛らしく、プロポーズなどの言葉に添えることでしっかりとサポートしてくれる魅力に満ちた花ですよ。
白系ブーゲンビリアの花言葉
陽気で明るいイメージが強い鮮やかなブーゲンビリアとは違い、白のブーゲンビリアは暑い南国でも清楚なイメージや清涼感があり、シンプルで涼しげです。
白色のブーゲンビリアの花言葉はどんなものでしょうか。
熱心、あなたは素敵：どちらの花言葉も、小さな花が南国の太陽にも負けずにたくさん咲くことに由来しています。
赤系ブーゲンビリアの花言葉
赤いブーゲンビリアには、どんな花言葉があるのでしょうか。
南国の空の下で、海の青さや砂浜の白さに映えて一段と美しく咲き誇って見えるのが赤いブーゲンビリアで、その鮮やかさはほかのどの色の花よりも目を引きます。
情熱：南国的な赤みの強い花色のブーゲンビリアの花形が、揺らめく炎のようにも見えることからイメージされたと言われます。
あなたしか見えない：花言葉の由来は、開花の時期になると葉が見えないほど枝いっぱいに咲く明るく情熱的な花姿です。すぐに目につき、目が離せない様子を表現したものです。
ブーゲンビリアの花言葉の由来は？
情熱的な熱を感じさせる鮮やかな色のブーゲンビリアは、中南米の熱帯雨林に現生する南国的な容姿の花で、花言葉の「情熱」や「魅力」は、赤やオレンジ、ピンク、黄、紫といった鮮やかで美しい花色に由来していると言われます。その美しい姿が人の気持ちを揺さぶり、魂を高揚させることから、鎮魂花をイメージする方もいらっしゃるようで、別名「魂の花」ともいわれています。
またブーゲンビリアの開花時期が5～10月と暑い季節なので、ちょうど夏にかけて咲くことも情熱的なこれらの花言葉の由来となっています。
ブーゲンビリアの見頃の季節は？
ブーゲンビリアは、一定の気温が保てる温室などの環境では絶えず芽が出るので、季節を問わず開花します。春から秋の初めまで花を咲かせますが、旬の季節は夏です。特に、開花時期が5～10月と長いので、2～3か月に1ど花芽をつけ、年2回ほど開花します。
温暖な地域では冬でも花を咲かせるので、地植えでも鉢植えでも育てることができます。20～２５度以上の日中温度で蕾をつけるため、出回り時期は3月～10月で、開花時期は6か月程度です。
ブーゲンビリアの花言葉 まとめ
南国の花らしく鮮やかで、色や形も様々な種類を持つんブーゲンビリアの魅力はいかがでしたでしょうか。ブーゲンビリアの英語の花言葉はシンプルに「passion」と付けられています。この単語を訳すと激情や熱愛を示す表現となっており、かなり強い情熱を意味しています。
passionには異性に対する恋愛感情の意味もあり、ブーゲンビリアの花を見た時に好きな人に愛を告げる決心ができたという、告白の後押しをしてくれた情熱の花とされ、この花言葉が付いたそうです。強い情熱と恋愛感情のふたつの意味が合わさって、「あなたは魅力に満ちている」「あなたしか見えない」など恋愛を思わせる情熱的は花言葉が付くのも納得がいきますよね。
そんなブーゲンビリアは、一方で「薄情」という花言葉も持っています。英語では別名「paper flower」とも呼ばれているため、そのイメージに繋がっているのは納得です。
一般的な花言葉で言えば、ブーゲンビリアは贈り物にふさわしいので、大切な人に向けて情熱的な花言葉を贈ってみませんか？また庭先や部屋に飾って素敵な花言葉とともに好きな人を思い浮かべて、ブーゲンビリアを眺めて未定はいかがでしょう。ブーゲンビリアがあるだけで、一瞬で華やかになり、情熱を感じることができます。暖かい場所ではよく咲く花ですので、是非咲かせてみて下さいね。