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長崎の釣り情報!狙える魚や釣れる釣り場を釣果情報含めてご紹介!

海に囲まれた長崎市内は、幕末からの歴史散策スポットに加えて、海釣りスポットには困らない土地です。その理由は長崎市の各地に有名釣り場が存在しているからです。是非行きたい釣り場はどこか、釣れる魚の情報など、基本情報からお伝えします。
更新: 2021年3月14日
はぐれ猫
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長崎市の海域の特徴

長崎市内のおすすめな釣り場に行ってみたいなら、まずは長崎の独特な海の基本情報からです。長崎の海のことをばっちり覚えておきましょう。

リアス式海岸に多数の漁港

東シナ海に面した長崎市は、面積の全域が長崎半島(野母半島)と西彼杵半島、小さな島々で構成されています。海岸線にはリアス式海岸と呼ばれる、入江が連続している地形が見られます。入江が多い分だけ、釣り場にふさわしい漁港だらけです。

長崎市近海の特徴

南方の暖流である黒潮から分岐した対馬海流が、長崎県の海域を通り抜けていきます。黒潮の温暖さと東シナ海の広い大陸棚が、豊富なプランクトンを生み出します。そのため、長崎の海域は1年じゅう釣れる魚の種類も多く、釣果も上がりやすい場所なのです。

今回紹介する釣り場の地図

長崎市内で有望視される釣りスポットの場所がこちらです。全域にまんべんなく、釣りポイントが散らばっています。

長崎市おすすめ釣りスポット①

茂木港

長崎市の中心部から車で15分でたどりつける、天草灘がわの港です。市内では比較的に規模のある港で、係留している漁船の数は長崎県内でも最多と言われる大規模な漁港です。湾内には釣りにも使えそうな、幾つかの桟橋が突き出ています。

釣りポイントA・若菜川河口

長崎の茂木港の中心部に西から流れている若菜川の河口は、ルアーでスズキがよく釣れると情報のある場所です。右岸側に伸びる防波堤の奥は、漁船も漁業者も少なく、釣りやすい場所でしょう。

釣りポイントB・フェリー乗り場岸壁

長崎の茂木港の中心にはフェリー乗り場があり、東側と南側の岸壁は、波が穏やかな釣りポイントです。サビキならアジ、ルアーのチョイ投げならばチヌ(クロダイ)にミズイカがよく釣れます。

釣りポイントC・白灯台の防波堤

茂木港の東方で、南北に伸びている大防波堤は、東野テトラ側は波が強めですが、茂木港で率先したい釣り場です。釣果が上がりやすいのはルアーなら根魚のチヌやメジナ、カサゴ、ミズイカなどです。

茂木港のアクセス

長崎自動車道の長崎インターから、国道324号を南進、茂木町の茂木港を目指します。現地ではフェリー乗り場前、東の防波堤などに無料駐車場があります。

長崎市おすすめ釣りスポット②

為石漁港

為石(ためし)漁港は天草灘に面した小さな漁港で、長崎市中心部からも近い港のひとつです。西の年崎、東野メボシ崎に挟まれた湾内に、為石漁港の3つの桟橋があり、そこがチヌを中心とする魚釣りスポットです。

釣りポイントA・北防波堤

長崎の為石漁港の北側の防波堤は、そばにサーフがあるため、投げ釣りではヒラメ、キスなどの釣果があがります。漁船の間に狙いを定めるだけでも、アジやチヌ釣りもうまくいきそうです。

釣りポイントB・南防波堤

港の南側で、東方に長さ200メートル以上にわたり伸びている防波堤は、幅広のテトラ帯も釣りポイントです。天草灘に向かって投げれば、ルアーでチヌやグロは基本で、スズキやミズイカもヒットします。サビキなら大きなサイズのアジも見どころです。

為石漁港のアクセス

長崎市街中心部から、国道499号を南進、栄上交差点から県道224に折れて、為石港に向かいます。駐車場はないですが、漁業関係者も少ないため、道路や防波堤内に駐車可能です。

長崎市おすすめ釣りスポット③

脇岬港


長崎半島の最南端にある脇岬(わきみさき)港。わき見もせずに、チヌが釣りやすい場所として注目です。脇岬港は港のシンボル的な小高い弁天山を中心として、北がわと南がわに船着き場があり、西側は白い砂浜の伸びる脇岬海水浴場になっています。

釣りポイントA・中央桟橋

弁天山から北に伸びている中央の桟橋は、まず釣りの目の付け所。ここはアジが釣れるのでサビキ釣りにもうってつけ、ルアーならちょい投げでチヌやメジナ、タチウオなどの釣果が出ます。

釣りポイントB・北東の埠頭と防波堤

水産加工業者の倉庫が並ぶ、脇岬港北東の埠頭と防波堤の付近は、釣り人が特に集まる場所です。ここは港のなかでも天草灘にもっとも張り出した場所であり、エギングでのアオリイカ、投げ釣りでのシロギス釣りなどができます。

脇岬港のアクセス

長崎市の市街地から、国道499号を長崎半島の海岸に沿って南進します。野母崎の行政センター前交差点で左折、東に進路をとって脇岬港までは間もなくです。釣り専用の駐車場はなくとも、路上や空き地など駐車スペースは見つかります。

長崎市おすすめ釣りスポット④

樺島港

長崎半島の脇岬港の南側に浮かんでいる、樺島の小さな港です。長崎半島からは樺島大橋によって結ばれているので、訪れる苦労はありません。樺島港は、東シナ海と天草灘の中間にあり、港内の小さな幾つかの桟橋や、東西の防波堤が釣り場になります。

釣りポイントA・桟橋エリア

樺島港内にある幾つかの桟橋は、アジを中心としてよく釣れるポイント。また、最深部にはメバルがよく釣れるとのことです。

釣りポイントB・東防波堤

長崎の天草灘に突き出ている東側の防波堤は、夜の投げ釣りでタチウオが狙えるとして釣り人を集めています。ここはエギングでのアオリイカ、ルアーでのチヌの釣果も期待されます。

釣りポイントC・西防波堤

マダイを釣りたいと希望して止まないなら、西防波堤に行ってみるべきです。東シナ海の広い海域を見渡せる場所であり、チヌやメジナなど地魚、投げ釣りならイナダもヒットする情報も出ています。

樺島港のアクセス

長崎半島を海岸線に沿う国道499号を進み、脇岬港南側の樺島大橋を渡って現地に向かいます。樺島港は駐車場がないですが、人口が少ない地域なので路駐や空き地の駐車でも、問題はなさそうです。

長崎市おすすめ釣りスポット⑤

野々串漁港

東シナ海の角力灘側の小規模漁港で、長崎市中心部の南方にあります。港の入口には東西にテトラの堤防が伸びていて良好な釣りスポットです。また、この堤防の外側は両方とも地磯となっているため、磯釣りを求める釣り人にも人気があります。

釣りポイントA・東の地磯

野々串漁港の東側の道からアクセスし、東堤防を越えて地磯に歩を進めます。フカセ釣りをするならチヌやメジナを中心とした魚が釣れる場所です。

釣りポイントB・西防波堤

西の防波堤に身を乗り出すと、長崎の東シナ海の海域が遠くまでも広がりを見せています。投げ釣りをすれば夏はシロギス、エギングをしてアオリイカ釣りができるのもここです。

野々串漁港のアクセス

国道499号線が、長崎中心部より野々串漁港まで伸びています。レストランいち望を過ぎてすぐ、交差点を右折すれば野々串漁港です。

長崎市おすすめ釣りスポット⑥

深堀漁港

長崎市の工業地帯の南方にある漁港で、長崎市街地からはかなり近場な釣りスポットなのも魅力です。漁港は西側に大きな堤防が南北に伸び、東方に埠頭を挟んで2つの船着き場が配された構造で、停泊している漁船の数も多めです。

釣りポイントA・西防波堤の内側


長崎の深掘漁港に寄り添う恵比寿神社の横から、西防波堤の奥までは車で乗り入れが可能です。防波堤は幅広で、西側がテトラ帯となっています。港内ではサビキに寄るアジ釣り、カマス釣りが人気な様子。

釣りポイントA・西防波堤の外側

防波堤の外側のテトラ帯のほうは、長めの棹を用意して投げ釣りやチョイ投げをする人がいます。深堀漁港はチニングではチヌやメジナが釣れ、エギングでアオリイカやミズイカなどもヒットする海域です。

深堀漁港のアクセス

長崎市街地より南へと伸びる国道499号をひた走り、江川交差点で右折。西の深堀港まで県道29号線をわずかに走ります。ここには駐車場はないのですが、防波堤は駐車や転回ができるサイズなので問題なしです。

長崎市おすすめ釣りスポット⑦

小江港

角力灘に面した小江(おえ)港は、長崎市の中心街のそばの、稲佐山公園の西側に向かったところにあります。西側に西部ガスの工場があり、海側に長いテトラの堤防が伸びていますが、こちらは立入禁止。主に釣りをしたくなるのは、東側から流れる川の左右の防波堤や、漁港の船着き場です。

釣りポイントA・港の中

長方形に区切られた長崎の小江港は、波もなく静かな海域。四方の岸壁からは釣りができる場所が多く、中央に向かっている防波堤もあります。漁船の間からでも、サビキでのアジ釣りならここです。また、チヌもいるのでチニングのしどころになります。

釣りポイントB・東岸壁

特に長崎の釣り人を惹きつけているのが、小江港の西部ガスの東側にあたる、東岸壁です。秋以降はタチウオが押し寄せる場所であり、スズキやシロギスなどもルアーの投げ釣りで釣りやすいところです。

小江港のアクセス

長崎の中心部から西へ向かう、国道202号線の泡の浦トンネルを抜け、西部ガス工場のある小江港を目指します。港の西側には無料駐車場あり、東岸壁は広めの道路なので路駐もokです。

長崎市おすすめ釣りスポット⑧

三重漁港

新長崎漁港の西側に接している、角力灘に面した割と規模の大きめな漁港です。北側から三重川が注ぎ、東、南、北と長い防波堤や桟橋があります。港の西側には、釣り中にトイレ休憩できる、みなと公園があるのもプラスに考えられます。

釣りポイントA・西岸壁と桟橋

三重漁港内で、もっともお手軽に釣りをできるスポットがここ。漁船が並んでいる場所ですが、岸壁には縁石があって若干安全性を求められます。サビキでアジ、フカセ釣りでチヌ、メジナなどの魚も釣れます。

釣りポイントB・東防波堤

三重漁港のほぼ真ん中に、東側から伸びている小型の防波堤です。テトラの積まれた南側は投げ釣りならばシロギス、エギングをすればアオリイカが釣れる様子もミエミエです。

三重漁港のアクセス

長崎の中心街からは、長崎バイパス井手園インターから、国道206号線、県道115号線と走って、三重漁港に向かいます。現地は空き地が多いため、釣りの駐車には困りません。

長崎市おすすめ釣りスポット⑨

神浦港

角力灘の池島を眺める、長崎市北方の港です。神浦港は池島との間に航行するフェリーの発着場があります。東の三方山の神浦ダムから神浦川が流れて、港に注いでいます。釣りにも良さそうなのは、南側の長さ550メートルの大防波堤、それにフェリー乗り場北側の小防波堤です。

釣りポイントA・南防波堤

巨大な南防波堤は、段差が大きく足場が良くないので、家族連れの魚釣りにはおすすめしません。ただ角力灘側では投げ釣りで青物もヒットし、エギングでアオリイカも釣れ、ルアーでチヌもメジナもいるだけに見逃せない場所です。

釣りポイントB・北防波堤

釣りのしやすさという意味で選びたいのが、神浦港フェリー乗り場のそばの北防波堤。港内は、アジやチヌやスズキなどが釣れる場所です。


神浦港のアクセス

長崎市街地からは、国道206号、県道57号と進めば神浦港へ向かえます。佐賀県川からは、西九州自動車道の佐世保大塔インターから、国道205号、206号を南下、県道57号を西に向かって神浦港です。防波堤はどちらも釣りに使える駐車スペースがあります。

長崎市おすすめ釣りスポット⑩

高島飛島磯釣り公園

長崎市の沖合の海域に浮かぶ小さな無人島、飛島の磯釣り公園です。かつて炭鉱のあった高島に接続する飛島は、島全体が釣り人用の要塞かのよう。長崎港との間に航行するフェリーで行くことができます。海に張り出した桟橋や釣り台は、普通のショア釣りじゃ無理な魚も釣れて迫力満点です。

釣りポイントA・防波堤釣り台

出典: https://www.at-nagasaki.jp/spot/399/

釣り公園の東側に130メートルほども海に張り出した、最大の釣り台です。ここは300人が釣りをする規模があります。アジがよく釣れると言われます。ルアーでマダイやチヌ、青物のイナダやアオマサなどの釣果もあがります。

釣りポイントB・釣り桟橋

西側の手前にある釣り桟橋で、100名が釣りをできる大きさです。ここは磯に近く、チヌ、グロ、カワハギなど、ルアーの投げ釣りや、チョイ投げで釣ることができます。

釣りポイントC・北側釣り台

釣り桟橋の奥で、角力灘の真ん中に放り込まれる感覚の釣り台です。50名が釣りをできる規模ですが、ここはフェンスが低くて上級者向きのエリアとなっています。投げ釣りで青物やヒラメやマダイ、エギングしてアオリイカなども釣れます。

猫の横取り注意

釣果が上がる長崎の高島飛島磯釣り公園ではありますが、一つ覚えておきたいのが、飛島に数多く住み着いている猫。釣りあげた魚を、猫に横取りされる情報が出ています。お魚くわえたどら猫、追っかけたら危険なので気をつけてください。

利用方法

入場料大人510円、子供250円を支払います。冬場の12月から2月は火曜定休ですが、春~秋は年中無休です。釣り竿などの道具はレンタルを利用しても良いでしょう。

高島飛島磯釣り公園のアクセス

長崎港から、長崎汽船の高島行きフェリー「鷹巣」か「俊寛」に乗り込み、35分程度で高島に向かいます。高島に着いたら島内循環バスに乗って、高島飛島磯釣り公園前までは10分とかかりません。バス停から橋を渡り飛島に上陸します。

高島飛島磯釣り公園

長崎市の釣り場に行ってみよう

長崎で釣りをするなら、訪れたい釣り場は見つかりましたか?海に囲まれ、魚の生育環境に恵まれた長崎は、釣果情報が常に出てきていますので、まず行って間違いない場所ばかりです。仕事の後に休日に、今回の釣りスポットに足を運んでみてください。

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