ダイワ(Daiwa) ベイトリール タトゥーラ SV TW 7.3L
シマノ (SHIMANO) ベイトリール 16 スコーピオン 71HG 左ハンドル
シマノ (SHIMANO) ベイトリール 16 アンタレス DC HG 左ハンドル
ダイワ(Daiwa) ベイトリール ブラックバス スティーズ SV TW 1016SV-SHL
シマノ (SHIMANO) ベイトリール 17 エクスセンス DC XG 左ハンドル
ダイワ(Daiwa) ベイトリール シーバス モアザン 14 PE SV 8.1L-TW
シマノ (SHIMANO) ベイトリール ジギング 17 オシアジガー 1501PG 左ハンドル
ダイワ(Daiwa) ベイトリール 15 ソルティガ 15HL-SJ(左巻き)
ベイトリールは シマノとダイワとが人気を二分している
近年、科学技術の進歩によって、ベイトリールの性能は飛躍的に向上しており、ベイトリールの 製品ラインナップの増加 や、釣り具メーカー同士の 競争の激化 に伴って低価格も進んだことなどから、幅広い釣り方においてベイトリールが使用される機会が増加しています。現在、日本国内におけるベイトリールは、大手釣り具メーカーである「シマノ」と、同じく大手釣り具メーカーである「グローブライド」が展開する「ダイワ」ブランドとが人気を二分しており、ベイトリールの種類ごとに対抗馬となる機種を双方が発売するなど、長年ライバル関係にあります。
シマノとダイワそれぞれのベイトリールは、全体的に品質レベルの水準が高く、製品ラインナップも非常に豊富であり、釣りを始めたばかりの初心者から、数多くのベイトリールを使ってきたベテランのアングラーに至るまで、幅広い釣り人からの支持を集めています。特に、比較的手軽に購入できる価格設定のベイトリールでも基本性能の高さが感じられる点は、「大手釣り具メーカーのベイトリールならではのクオリティー」と評価できるでしょう。
シマノとダイワそれぞれのベイトリールを比較!
ベイトリールの種類ごとに 同グレードの対抗機種を比較!
シマノのベイトリールとダイワのベイトリールとの違いは大きく、それぞれ独自の 各種テクノロジーや設計 をベイトリールに取り入れていますので、メーカーを指定することなく、自分の釣りに合ったベストなベイトリールを購入したいのであれば、シマノとダイワそれぞれにラインナップされている対抗機種の特徴を学ぶことが大切です。ここでは、「4種類の各種ゲームフィッシング用ベイトリール」に的を絞り、それぞれの種類ごとに、シマノとダイワそれぞれの ベイトリールの製品ラインナップ で同グレードに位置している対抗機種を比較していきます。
《※ 注意》
◆ ここで取り上げる内容はいずれも、2018年5月30日現在発売されている 現行のベイトリール のものです。
◆ シマノのベイトリールとダイワのベイトリールとは、種類やグレードの位置付けは同じであっても、実際に設定されているメーカー希望小売価格が異なっている場合があります。ここでは、メーカー希望小売価格ではなく、各メーカーの ベイトリールの製品ラインナップ の中の位置付けそのものを「グレード」と定義しています。
【バスゲーム用中級ベイトリール】
シマノとダイワはそれぞれ、種類や特徴の異なる バスゲーム用ベイトリールを発売しており、中でも、比較的庶民の手にも届きやすい 中級グレードのバスゲーム用ベイトリール については、双方とも良好なコストパフォーマンスが魅力です。ここでは、シマノとダイワ双方のバスゲーム用中級ベイトリールにおける同グレードの対抗機種である、「シマノ - スコーピオン [71HG LEFT]」と「ダイワ - タトゥーラ SV TW [7.3L]」それぞれの スペックや特徴 を比較します。
シマノvsダイワ のバスゲーム用中級ベイトリール: スペック比較
シマノ - スコーピオン [71HG LEFT]のスペックは?
シマノ (SHIMANO) ベイトリール 16 スコーピオン 71HG 左ハンドル
自重 (g) | 190 |
---|---|
ギア比 | 7.2 |
最大巻き上げ長 (cm) | 72 |
最大ドラグ力 (kg) | 4.5 |
ラインキャパシティー (ナイロンライン) | 12lbが100m, 14lbが90m |
搭載ブレーキシステム | 「NEW SVSインフィニティ」テクノロジー採用遠心力ブレーキシステム |
ダイワ - タトゥーラ SV TW [7.3L]のスペックは?
ダイワ(Daiwa) ベイトリール タトゥーラ SV TW 7.3L
自重 (g) | 200 |
---|---|
ギア比 | 7.3 |
最大巻き上げ長 (cm) | 74 |
最大ドラグ力 (kg) | 5 |
ラインキャパシティー (ナイロンライン) | 14lbが45 - 90m, 16lbが40 - 80m |
搭載ブレーキシステム | 「SVコンセプト」テクノロジー採用マグネットブレーキシステム |
シマノvsダイワ のバスゲーム用中級ベイトリール: 特徴比較
シマノ - スコーピオン [71HG LEFT]の特徴は?
シマノ - スコーピオン [71HG LEFT]に搭載されている、「NEW SVSインフィニティ」テクノロジー採用遠心力ブレーキシステムは、ボディー内部にあるブレーキシューの調整はもとより、ブレーキパワー設定ダイヤルの操作のみでも幅広いシチュエーションに対応できる画期的な遠心力ブレーキシステムです。また、スプール振動を低下する「S3Dスプール」テクノロジー採用スプールの搭載や、「"HAGANE"ボディ」テクノロジーの採用によるボディー剛性の向上なども相まって、一世代前のバスゲーム用中級ベイトリールと同等の使用感を実現しています。
ダイワ - タトゥーラ SV TW [7.3L]の特徴は?
ラインリリース時にラインに加わる抵抗を大幅に軽減する「TWS」(T-ウィングシステム)テクノロジーや、バックラッシュや飛距離低下などのストレスを感じさせない「SVコンセプト」テクノロジーなどが採用されている ダイワ - タトゥーラ SV TW [7.3L] は、バックラッシュを恐れることのない大胆なキャストをサポートしてくれます。スプールには、軽量性と耐久性とを兼ね備え、かつてはゼロ戦の主翼などにも使用された 超々ジュラルミン が使われているほか、スムーズな立ち上がりが特徴の「UTD」(アルティメットトーナメントドラグ)テクノロジー採用ドラグを搭載するなど、価格以上に魅力の詰まったベイトリールに仕上がっています。
【バスゲーム用上級ベイトリール】
シマノとダイワそれぞれには、バスゲーム用ベイトリールの製品ラインナップの中で上級グレードに位置する バスゲーム用ベイトリール が数種類ラインナップされていますが、シマノのバスゲーム用最上級ベイトリール のメーカー希望小売価格は、ダイワのバスゲーム用最上級ベイトリールよりも高価格であるため、グレードが高くなるに従って、グレードは同様でも、シマノのベイトリールの方が価格が高くなる点に注意が必要です。ここでは、ここでは、シマノとダイワ双方のバスゲーム用上級ベイトリールにおける同グレードの対抗機種である、「シマノ - アンタレスDC [HG LEFT]」と「ダイワ - スティーズ SV TW [1016SV-SHL]」それぞれの スペックや特徴 について比較します。
シマノvsダイワ のバスゲーム用上級ベイトリール: スペック比較
シマノ - アンタレスDC [HG LEFT]のスペックは?
シマノ (SHIMANO) ベイトリール 16 アンタレス DC HG 左ハンドル
自重 (g) | 220 |
---|---|
ギア比 | 7.4 |
最大巻き上げ長 (cm) | 86 |
最大ドラグ力 (kg) | 5 |
ラインキャパシティー (ナイロンライン) | 12lbが130m, 14lbが110m |
搭載ブレーキシステム | 「4×8 DC」テクノロジー採用デジタルコントロールブレーキシステム |
ダイワ - スティーズ SV TW [1016SV-SHL]のスペックは?
ダイワ(Daiwa) ベイトリール ブラックバス スティーズ SV TW 1016SV-SHL
自重 (g) | 160 |
---|---|
ギア比 | 7.1 |
最大巻き上げ長 (cm) | 75 |
最大ドラグ力 (kg) | 5 |
ラインキャパシティー (ナイロンライン) | 14lbが45 - 90m, 16lbが40 - 80m |
搭載ブレーキシステム | 「SVコンセプト」テクノロジー採用マグネットブレーキシステム |
シマノvsダイワ のバスゲーム用上級ベイトリール: 特徴比較
シマノ - アンタレスDC [HG LEFT]の特徴は?
シマノ - アンタレスDC [HG LEFT]は、バスゲーム用最上級ベイトリールらしい抜群の使用感を誇るベイトリールですが、最大の特徴は何と言っても、国内の大手釣り具メーカーとしては唯一、シマノのみが実用化した デジタルコントロールブレーキシステム の採用でしょう。シマノ - アンタレスDC [HG LEFT]に採用されている、「4×8 DC」テクノロジー採用デジタルコントロールブレーキシステムは、4つの動作モードと8段階のダイヤル調整レベルとを備えた先進のブレーキシステムであり、電子制御でしか実現できない 最適なブレーキング によって、最高クラスのキャスト性能を形にしています。
ダイワ - スティーズ SV TW [1016SV-SHL]の特徴は?
ダイワ - スティーズ SV TW [1016SV-SHL]は、「TWS」テクノロジーや「SVコンセプト」テクノロジーの採用はもとより、ギアやボディー の耐久性、パーミングのしやすさに至るまで、実際にバスゲームを楽しむアングラーの目線に立った設計が光るベイトリールとして、多くのプロアングラーが認める バス用ベイトリールのフラッグシップ的存在 です。特に、大口径化による耐久性向上が図られたドライブギアの評価は高く、過酷な環境でも滑らかでトルクフルな巻き心地をアングラーに提供してくれますし、従来のベイトリール以上のロープロファイル化によって、手が小さいアングラーでもしっかりとパーミングできるようになっています。
【シーバスゲーム用ベイトリール】
ベイトリールの性能が大幅に向上した近年では、シーバスゲームにおいてもベイトリールならではのメリットを享受できるようになっており、シマノとダイワそれぞれが、シーバスゲームでの使用に特化して設計されたベイトリールを発売しています。ここでは、シマノとダイワ双方のシーバスゲーム用ベイトリールにおける対抗機種である、「シマノ - エクスセンスDC [XG (左)]」と「ダイワ - モアザン PE SV [8.1L TW]」それぞれの スペックや特徴 を比較します。
シマノvsダイワ のシーバスゲーム用ベイトリール: スペック比較
シマノ - エクスセンスDC [XG (左)]のスペックは?
シマノ (SHIMANO) ベイトリール 17 エクスセンス DC XG 左ハンドル
自重 (g) | 225 |
---|---|
ギア比 | 7.8 |
最大巻き上げ長 (cm) | 91 |
最大ドラグ力 (kg) | 4.5 |
ラインキャパシティー (PEライン) | 1.5号が200m, 2号が150m |
ラインキャパシティー (フロロカーボンライン) | 12lbが100m, 14lbが85m |
搭載ブレーキシステム | 「4×8 DC エクスセンスチューン」テクノロジー採用デジタルコントロールブレーキシステム |
※ ナイロンラインのラインキャパシティーは表記なしであるものの, ナイロンラインの使用は可能
ダイワ - モアザン PE SV [8.1L TW]のスペックは?
ダイワ(Daiwa) ベイトリール シーバス モアザン 14 PE SV 8.1L-TW
自重 (g) | 220 |
---|---|
ギア比 | 8.1 |
最大巻き上げ長 (cm) | 86 |
最大ドラグ力 (kg) | 5 |
ラインキャパシティー (PEライン) | 1号が200m, 1.5号が150m |
搭載ブレーキシステム | 「SVコンセプト」テクノロジー採用マグネットブレーキシステム |
※ ナイロンラインとフロロカーボンラインとは不適合
シマノvsダイワ のシーバスゲーム用ベイトリール: 特徴比較
シマノ - エクスセンスDC [XG (左)]の特徴は?
シマノ - エクスセンスDC [XG (左)]に搭載されているデジタルコントロールブレーキシステムは、シーバスゲームで高いパフォーマンスを発揮することができるよう、追い風に乗せてより遠くまでルアーを遠投する際に最適な XPモード の搭載などのチューニングが施された、「4×8 DC エクスセンスチューン」テクノロジー採用デジタルコントロールブレーキシステムとなっています。ギアの歯を極限まで小さくすることでギアノイズの発生を抑制する「マイクロモジュールギア」テクノロジー採用ギアや、明瞭で心地よいドラグ動作音を実現する「エキサイティングドラグサウンド」テクノロジーの採用などとの相乗効果によって、快適なシーバスゲームを演出してくれることでしょう。
ダイワ - モアザン PE SV [8.1L TW]の特徴は?
「TWS」テクノロジーや「SVコンセプト」テクノロジーなどの、ダイワが誇る先進的な各種テクノロジーの採用は、ダイワ - モアザン PE SV [8.1L TW]の性能向上に大きく貢献しており、中でも、各種動作機構への 水分や粉塵 の侵入を徹底的シャットアウトする「マグシールド」テクノロジーは、過酷な環境への高い対応力を約束しています。ダイワ - モアザン PE SV [8.1L TW]に採用されているSVコンセプトテクノロジーについては、PEラインでの使用に特化したチューニングが施されており、サミングとブレーキパワー調整とを併用することによって、より高精度で遠距離までルアーを投射することが可能になっていますし、ギア側のサイドプレートには、腐食に強く、軽量性と耐久性とを両立する「ザイオン」テクノロジー採用素材が使用されています。
【ジギング用ベイトリール】
ジギング用ベイトリールは、PEラインで他の種類 のルアーよりもウェイトの重い ジグ を扱い、大型の魚と格闘する使い方になるため、シマノとダイワとはそれぞれ時代ごとに、タフさ、軽さ、操作性をとことん追求したジギング用ベイトリールを発表し、切磋琢磨してきました。ここでは、シマノとダイワ双方のジギング用上級ベイトリールにおける同グレードの対抗機種である、「シマノ - オシアジガー [1501HG]」と「ダイワ - ソルティガ [15HL-SJ]」それぞれの スペックや特徴 を比較していきます。
シマノvsダイワ のジギング用ベイトリール: スペック比較
シマノ - オシアジガー [1501HG]のスペックは?
シマノ (SHIMANO) ベイトリール ジギング 17 オシアジガー 1501PG 左ハンドル
自重 (g) | 405 |
---|---|
ギア比 | 6.4 |
最大巻き上げ長 (cm) | 97 |
最大ドラグ力 (kg) | 7 |
ラインキャパシティー (PEライン) | 2.5号が400m, 3号が320m |
ダイワ - ソルティガ [15HL-SJ]のスペックは?
ダイワ(Daiwa) ベイトリール 15 ソルティガ 15HL-SJ(左巻き)
自重 (g) | 460 |
---|---|
ギア比 | 6.4 |
最大巻き上げ長 (cm) | 100 |
最大ドラグ力 (kg) | 8 |
ラインキャパシティー (PEライン) | 2.5号が400m, 3号が300m |
シマノvsダイワ のジギング用ベイトリール: 特徴比較
シマノ - オシアジガー [1501HG]の特徴は?
シマノのジギング用最上級ベイトリールである「シマノ - オシアジガー」は、耐久性にとことんこだわって設計されており、ピニオンギアを支える構造やドラグ動作音を発生させる構造 を見直し、各部の剛性を高める各種テクノロジーを採用している点は、「特に高評価に値する」と言えます。また、サミングのしやすさ、メカニカルブレーキやドラグパワー の調整時の操作性、パーミングのしやすさなどにも細かな配慮が払われており、全ての点において比類ない品質に仕上げられていますので、数々のジギング用ベイトリールに触れてきたベテランアングラーの要求にも高いレベルでこたえてくれるでしょう。
ダイワ - ソルティガ [15HL-SJ]の特徴は?
ダイワ - ソルティガ [15HL-SJ]は、開発段階から幾度となく繰り返し実釣テストを行った末に完成した、「ダイワのジギング用ベイトリール の集大成」とも言うべきベイトリールです。ダイワ - ソルティガ [15HL-SJ]のドラグは、ダイワの技術力が詰まった「ATD」(オートマチックドラグシステム)テクノロジーの採用によって、強いドラグパワー設定で長時間大物とやり取りした場合でも、設定ドラグパワーが徐々に低下してしまう現象を防止してくれますし、「クランクタイプコンバーチブルロングハンドルアーム」と呼ばれる、長さを切り替えることができるハンドルが搭載されているのもうれしい点です。
シマノとダイワそれぞれのベイトリール対決は 今後も続く!
日々進化を続ける両者のベイトリールの 今後に注目!
シマノとダイワとは長きにわたって、日本を代表する二大釣り具メーカーとしてのプライドを懸けたライバル関係にあり、ベイトリールの分野においても、今後も対決が続くことでしょう。シマノとダイワとの競争が激しくなれば、ベイトリールのさらなる 品質向上や低価格化 が進み、アングラーは大きなメリットを享受することができるようになりますので、日々進化を続ける シマノとダイワ両者のベイトリール の今後に、ぜひとも注目していきたいものです。
シマノとダイワそれぞれのベイトリールが気になる方は こちらもチェック!
シマノベイトリールおすすめ25選!【スコーピオン・アンタレス・バスワンなど】
シマノのおすすめベイトリール25選です。シマノのブレーキシステムやカスタムパーツについても紹介しています。最新の機種を中心にバス釣りからオフ...
ダイワベイトリール30選!アルファSV・タトゥーラ・フィネスなど
ダイワのベイトリール30選です。人気の製品を中心に淡水からソルトウォーターまで幅広い釣り方に対応した製品を紹介しています。初めてのベイトリー...
シマノとダイワそれぞれのベイトリールが気になる方は、シマノのおすすめベイトリールについての記事や、ダイワのおすすめベイトリールについての記事も併せてご覧ください。