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1月に植える花といえば?おすすめ品種12選を植える時期や見頃の季節含めてご紹介!

1月生まれの人には我慢強い人が多いと星占いではされています。きっと寒い時期にもめげずに咲く姿勢が忍耐強さを感じさせるからなのでしょう。そんな1月に咲くおすすめの花から、開花時期、育て方などを花占いと共にご紹介していきます。
更新: 2021年2月16日
高下
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1月に咲くさまざまな植物たち

1月の季節といえばどんな植物を思い出すでしょうか。誕生日や、孫が生まれた記念日などに、ガーデニングで植えると、庭いじりも楽しくなりそうです。

色鮮やかに咲くさまざまな花たちは、会話を交わすことはできないけれど、わたしたちの疲れた心を和ませてくれる愛情たっぷりの存在。寒い季節に開花した花を眺めていると、花たちとコミュニケーションしている気分になります。

1月の花・梅 Plum blossom

Plum blossom・由来

梅の名前といえば中国にルーツがあります。中国語の「梅メイ」がのちに、「ウメ」となったとされるほか、薬のかわりに燻製にした実が「烏梅ウメイ」だったとされる話、そのほか、ウメの花があまりにきれいだったことから、「愛目うめ」がだんだんと「ウメ」になったなど、さまざまな由来があります。

育て方は、夏に雨が少ないと乾燥するので、水やりを忘れないように。

Plum blossom・花言葉の由来

梅の花言葉といえば「忠実」です。そのむかし、平安時代の出来事。政争に負けたことで、大宰府へ左遷されることとなった、貴族・菅原道真という人がいました。

そのことを知った梅が後を追うように空を飛んでいったとされる伝説が残っています。梅はきっと、彼をよほど慕っていたのでしょう。開花時期は1~3月。赤、白、ピンクの花色に咲くことで早春の季節を告げてくれます。

1月の花・福寿草 Amur adonis

Amur adonis・由来

「Adonisアドニス」は属名の学名です。ギリシア神話にルーツがあり、猪に殺されたアドニスという美少年がいました。アドニスという花名は彼の名前からきています。日本からのルーツとしては、和名「福寿草フクジュソウ」です。

幸福と長寿を意味することからこの花名が付きました。開花時期は1月~3月で、黄、オレンジに咲くと冬の季節から早春が近いことを感じさせるでしょう。

Amur adonis・花言葉の由来

幸運の象徴のような福寿草の花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」。はるか昔より、縁起ものの花とされてきたことからこういった言葉が並んでいます。「悲しき思い出」の花言葉には、可愛そうな美少年アドニスの身の上の出来事からこの言葉が来ました。

種を植えると開花するまでには4年はかかります。育て方は、木もれ日や明るい場所を好むので、日陰はさけましょう。

1月の花・蝋梅(ロウバイ) Winter  sweet

Winter  sweet・由来

ルーツは日本からです。和名「蝋梅ロウバイ」は、「蝋ろう」のような花びらの色というところから由来があります。「臘月ろうげつ」は旧暦から数えて12月にあたる月に、開花するというところから来ています。

ロウバイは冬の花を代表する植物です。ガーデンニングの庭先で黄色に咲くロウバイを鑑賞することで、冬真っ最中なのを実感できるでしょう。育て方は、冬が開花時期なので、冷たい風をさけましょう。

Winter  sweet・花言葉の由来

儚いイメージのロウバイの花言葉は「ゆかしさ」、「先導」、「先見」、「慈しみ」です。寒い冬の季節などは、咲く花は限られています。そんな花があまりない時期、しずかに咲くロウバイの姿が、奥ゆかしく感じることからこの言葉が並びました。

開花時期は1月~2月です。ガーデニングの際、半日陰か日なたに植えるとよいでしょう。育て方は、木がある程度成長する頃には、樹の形が自然に整ってきています。

1月の花・黄梅(オウバイ) Winter jasmine


Winter jasmine・由来

日本からのルーツで「黄梅オウバイ」は和名になります。花の色が黄色いことが、同じ時期に咲くウメに似ているのでこの名前が付きました。「Jasmineジャスミン」は、属名の学名です。

ペルシャ語「Yasminヤースミーン」からきています。「神からの贈り物」という意味です。オウバイはこのジャスミンの仲間の植物で、ジャスミンはモクセイ科ソケイ属です。英語の呼び名で「Winter jasmine冬のジャスミン」があります。

Winter jasmine・花言葉の由来

可憐な印象のジャスミンの花言葉は「控えめな美」、「期待」、「恩恵」です。素朴ながらも味わい深い枝や、花の姿は、控えめな印象を私たちに与えてくれます。

まだ寒さが残る季節に咲く黄梅は春の訪れを感じさせ、これから始まる暖かな季節への、期待や恩恵の気持ちを抱くことでしょう。開花時期は1~3月です。育て方は、水はけに注意してあげるとよいでしょう。土質はこだわらずによく育ちます。

1月の花・アザレア Azalea

Azalea・由来

ラテン語からルーツがあり、「azaleos アザロス」はラテン語で乾燥という意味です。これはアザレアが乾燥した気候が得意なことからきています。

11~5月の開花時期になると、赤、ピンク、白、紫などの色とりどりの花が咲くので、ガーデニングの庭先が華やかになることでしょう。育て方としては、アザレアは春が成長期になりますので、水やりを毎日行いましょう。

Azalea・花言葉の由来

歩道でも見かける機会の多いアザレアの花言葉といえば「節制」、「禁酒」、「恋の喜び」です。ラテン語からルーツがあり、「乾燥」が花名のもととなっています。砂漠などの乾燥地域では、水が貴重になりますので、慎重に飲むなど節約の必要があります。

そして「節制」という花言葉ができました。開花時期は 11~5月になります。ガーデニングでアザレアを植えると、いつでも禁酒を呼びかけてくれます。

1月の花・シクラメン Cyclamen

Cyclamen・由来

「Cyclamenシクラメン」は属名の学名です。ギリシア語からルーツがあり、実がついた茎が螺旋状に丸くなる性質があるため、螺旋や丸いことを意味する「kiklosキクロス」と呼ぶところから由来があります。

開花時期は10~4月で、赤、ピンク、白、青、紫、黄、オレンジ、複色とじつに色あざやかに咲くシクラメン。モトノーンになりがちだった冬の時期、ガーデニングの庭先が明るくなります。

Cyclamen・花言葉の由来

色彩豊かなシクラメンの花言葉といえば「遠慮」、「気後れ」、「内気」、「はにかみ」です。これは雨などの水滴から自身の花粉を守るため、雨をよけるように、シクラメンの花が下をむいて咲くことから、まるで恥らっているかのようなので、この言葉が付きました。

育て方の注意は、雨を苦手とするので、梅雨の時期などは雨をよける工夫などして、風通しのよい日が当たる日陰に移してあげましょう。

1月の花・スイセン Narcissus

Narcissus・由来

「Narcissusナルシサス」は属名の学名です。ギリシア神話からルーツがあり、神話の登場人物、美少年ナルキッソスからきています。また「水仙」という漢名は中国からのルーツです。

古典からの言葉で、「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という」と書かれた一節があります。そのことから水辺で咲くスイセンを仙人にたとえたことからの由来です。

Narcissus・花言葉の由来

星座の神話でも登場するスイセンの花言葉といえば「うぬぼれ」、「自己愛」です。神話からもルーツがあるように、「うぬぼれ」、「自己愛」などは、水面に映った自身の姿にうっとりして、恋をしてしまった美少年ナルキッソスからきています。開花時期は12~4月で、黄、白の色彩に咲くスイセン。

ガーデニングの庭先がなんだか神話の入口かのように見えてきます。


1月の花・ツバキ Camellia

Camellia・由来

ツバキの葉は丈夫です。このことから「強葉木つばき」という呼び方が、のちに「ツバキ」になったとされることと、葉がつやつやしていることから「艶葉木つやはき」と呼んでいたのを、時がたつにつれて「ツバキ」、また葉が厚いので「厚葉木あつばぎ」から「ツバキ」になったなどさまざまな由来があります。

「椿」の漢字は日本からルーツがあり、春に咲く花という意味です。

Camellia・花言葉の由来

シャンプーでも名前を取り上げられているツバキの花言葉といえば「控えめな優しさ」、「誇り」です。それにしても「控えめ」という言葉はツバキのためにあるような言葉です。この植物には花自体に香りがありません。

自分をひけらかさない、控えめな花なのです。開花時期は12~4月で、赤、白、ピンク、黄、複色とさまざまな色彩で咲くツバキ。ガーデニングの庭先でも強い香りがないところが人気です。

1月の花・パンジー Pansy

Pansy・由来

「Viola(ビオラ)」は属名の学名で、ラテン語からルーツがあり、「紫色の」という意味のラテン語になります。またパンジーですが、フランス語からルーツがあり、「penséeパンセ」は「思想」という意味です。

花の模様が人が物事を考え込んでいる時の表情に似ていることからきています。開花時期は12~5月で、紫、黄、白、青、ピンク、赤、オレンジ、茶、黒、複色とバリエーション豊富です。

Pansy・花言葉の由来

人の顔を思わせるパンジーの花言葉といえば「もの思い」、「私を思って」です。人が物思いをしているときの表情はうつむき気味になっていることから、こういった言葉が並びました。ちょうど下向き加減になっているときのパンジーそのものです。

ガーデニングの庭先からパンジーが見えるたびに、誰かを思い出すでしょう。育て方は、ガーデニング初心者の方がよくやる水やりのしすぎに注意です。

1月の花・ポインセチア Poinsettia

Poinsettia・由来

英名からのルーツで、ポインセチアを初めてアメリカに持ち帰った、米国初代メキシコ公使「ジョエル・ロバーツ・ポインセット」の名前から「Poinsettiaポインセチア」と呼ぶようになりました。

日本からのルーツでは、明治時代にはじめて持ち込まれて、「猩々木ショウジョウボク」と呼ばれました。お酒に強く、赤ら顔が印象的な伝説上の動物、「猩々しょうじょう」に似ていることからの由来です。

Poinsettia・花言葉の由来

燃える太陽のようなポインセチアの花言葉といえば「祝福」、「幸運を祈る」、「私の心は燃えている」、「清純」です。ポインセチアの燃える炎のような色彩からこのような言葉が並びます。

メキシコからもルーツがあり、先住民族がポインセチアの輝く色彩を清純にたとえたことからの由来です。開花時期は11~3月で、赤、ピンク、白、黄と咲く太陽の化身のような植物でガーデニングも元気になります。

1月の花・シンビジウム Cymbidium

Cymbidium・由来

「Cymbidiumシンビジウム」は属名の学名です。ギリシア語からルーツがあります。「cymbe舟」と「eidos形」という言葉からきており、シンビジウムの唇弁の形が船の形に似ていることに由来があります。

唇弁はラン科の植物の特徴で、くちびる状の花びら部分を指します。育て方としては、季節中を通して、日当たりがよい場所を好みます。4月から植えるとよいです。


Cymbidium・花言葉の由来

淡い色彩のシンビジウムの花言葉といえば「飾らない心」、「素朴」、「高貴な美人」、「華やかな恋」です。これは、同じラン科の植物と比べると、花の色が混色に近く、セピアな印象の淡い色彩であることからの由来です。

開花時期は12~5月で、黄、ピンク、赤、オレンジ、白、茶と咲く、おとなしい色彩のシンビジウムをガーデニングの庭先に並べることで、気分も和らぐでしょう。

1月の花・クリスマスローズ Christmas rose

Christmas rose・由来

花の外見がバラに似ていることと、クリスマスの時期に咲くことから由来があります。「Helleborusヘレボルス」は属名の学名です。ギリシア語からのルーツで「helein死に至らしめる」と「bora食べもの」という言葉がもとになっています。

この植物の根に毒があることからの由来になります。開花時期は12~2月で、白、紫、ピンク、赤、黄、緑、黒と咲く、バラのような花です。1月から植えるとよいです。

Christmas rose・花言葉の由来

雪を思わせるクリスマスローズの花言葉といえば、「私の不安をやわらげて」、「慰め」、「中傷」です。古代のヨーロッパからルーツがあり、病を持った人から悪臭をはねのける力がクリスマスローズの香りにあるという由来。

ギリシアからのルーツでは狂った人を正常に戻すという由来があります。イギリスからのルーツはエリザベス時代に、憂うつを追いだすのによいとされていました。

1月の花・ボタン Tree peony

Tree peony・由来

中国からルーツがあり、「牡丹」を音読みで呼ぶとボタンとなることから由来があります。中国が原産地で、花の姿がまるで王族のような威厳を感じさせるため「花王」、「花神」という呼び名もあるほど。

植えるところからはじめて開花するまで5〜10年という長い時期を必要とするので、育て方には根気が必要です。ガーデニングでは誕生日の記念に植えると喜ばれるでしょう。

Tree peony・花言葉の由来

よく着物の模様のモチーフに扱われるボタンの花言葉は「風格」、「富貴」、「恥じらい」、「人見知り」です。ビロードのように薄い花びらがいくつも重なって、まり状になった植物の姿から由来がきています。

開花時期は10~5月で赤、ピンク、白、黄、オレンジ、青、紫と咲くボタンは、ガーデニングの季節を着物の展覧会のように美しく演出してくれるでしょう。9月半ばから植えるとよいです。

1月に咲く可憐な花たち

1月の季節をメインにして植えるさまざまな植物たちはいかがでしたでしょうか。花など咲くことがめずらしいような雪の季節のなかば、じっくりとその実を開花させる、辛抱強い冬の植物たちはわたしたちに忍耐の大切さや大変さを教えてくれているようです。

育て方はそれぞれでも、花たちのひたむきさで、わたしたちの気持ちを明るく照らしてくれています。