キャプテンスタッグ M-3713
Raniaco LEDランタン
アウトドアシャワー 空気圧式ポンプ FLP-65
ボンフォーム 7901-04
ONLY STYLE オンリースタイル 車中泊専用マット
メルテック 車載用 インバーター 2way
尾上製作所(ONOE) ウォータータンク コック付 OW
キャプテンスタッグ UE-2019
カーメイト 防虫ネット LM37
ロールテーブル キャンプ用品 Linkax
エレコム FAN-U194WH
nv200 バネットをベースにキャンピングカー仕様にしてみよう
nv200バネットは比較的シンプルな装備でスペースが広いため車中泊するのにピッタリの車種です。ミニバンでもワゴンでもnv200バネットをベースに快適なキャンピングカー仕様にするためのアイテムやおすすめ自作方法を解説します。
nv200バネットとは?
nv200は運送やタクシーなどミニバンでは商用にも多く利用されているように燃費の良いのが特徴の一つですが、何と言っても後部座席のスペースが圧倒的に広く、人も荷物も運ぶのに適したミニバンというのが最大の特徴です。では、nv200はどんな車なのか見ていきます。
nv200 メーカー・ラインナップ
日産自動車が製造・販売しているライトバン及びミニバン、ワゴンになります。様々なグレード、モデルがラインナップされており最新のモデルでは4WDのAT車もあります。大きく分けるとミニバンは定員2~5名のモデル、ワゴンは定員5~7名のモデルになります。ミニバンのモデルは4ナンバーでミニバン、ワゴンは5ナンバーと分かれます。
nv200 積載スペース
2名定員のミニバンは後部座席にシートが無いため、すでに広い空間ができています。スペースの高さは1.32m。幅は1.5mあり、段ボール箱の積載数はA4コピー用紙箱相当でなんと186個も積載することができる圧倒的なスペースがあります。
ワゴンでも後部座席のシートはコンパクトに収納することが出来るため、あっという間に大容量のスペースが生まれ、街乗りやキャンプといったシチュエーションによって瞬時に切り替えることができます。荷室スペースはスクエア状になっており効率よく荷物が置ける空間になっています。
nv200はキャンピングカーのベース車両
nv200バネットをキャンピングカーのベースの車両としてキャンピングカーにしているモデルがあります。スタイリッシュなデザインのバンコンからハイスペックなキャブコンまで販売されていますので購入を検討している方は是非参考にしてみてください。
nv200をベースにしたバンコン
エコロ(ecoro)
キャンピングカー専門店のトイファクトリーよりNV200のワゴンをベースにしたキャンピング仕様になっているバンコンのワゴン「エコロ(ecoro)」が販売されています。こちらのバンコンはポップアップルーフはありませんが車中泊に必要な最低限の装備がされており、スタイリッシュなバンコンになっています。
nv200をベースにしたキャブコン
ALPHAシリーズ
キャンピングカー製造・新車販売・中古車販売のAtoZよりnv200バネットをベースにしたキャブコンが販売されています。ワゴンとは違い寝室、収納、水回り、トイレ、冷蔵庫が装備されており、本格的にキャンプ、車中泊をしたい方の為のキャブコンになっています。バンコンではなくキャブコンを視野に知れている方はこの一台も選択肢に入ってくるかと思います。
nv200 バネットをキャンピングカーに改造①
床にフロアパネルを敷く
ポップアップルーフがないと当然、車内で寝ることになります。ですので車の中は清潔に保ちたいものです。そこで床の掃除も手軽にできて見た目にも良いフロアです。nv200の荷室部分からセカンドシート下にピッタリのフィットするESフロアパネルがオススメです。ESフロアパネルは裏側にマジックテープがついており、位置を合わせるだけで自分で取り付けることができます。
nv200 バネットをキャンピングカーに改造②
ベッドを作ろう
車中泊で最も重要なことは「車の中で寝る」という事です。快適な睡眠を得ることがでなければ折角の車中泊が台無しです。バンコンのnv200バネットはポップアップルーフがありませんので天井の上のテントで寝ることができません。ポップアップルーフがなくても車内にベッドを置いて快適なスペースへと改造しましょう。
ベッドを自作する
時間的余裕があり力作業がこなせる方は、この方法がおすすめです。
イレクターパイプを数本用意しベッドサイズにカットしていきます。あとはジョイントでつないで行くだけでベッドのフレームを自作することができます。下にできた空間は収納スペースとして利用できます。
イレクターパイプのカットの手順は動画で分かりやすく解説しています。
近所のホームセンターで1.8mm程度の合板やべニア板を購入し先ほどのフレームのサイズにカットしてもらい、ベッドフレームの上にセットします。この上に好みの硬さのマットレスやエアーマットを敷くと自作ベッドの出来上がりです。これでポップアップルーフがなくても快適に車内で寝ることができます。
マットレスを置く
ONLY STYLE オンリースタイル 車中泊専用マット
天板の上に敷くマットレスは厚さ、硬さによって寝心地が変わります。こちらのマットレスはバルブを開くだけで膨らますことができ、厚さ10cmのウレタンフォームが小さな段差を解消してくれる優れものです。
ベッドキットを置く
ベッドの自作は大変そうと思う方やベッドだけは快適にしたいという方は、置くだけでベッドができる「ベッドキット」というのが販売されてます。少し費用がかかりますが、時間短縮と快適な睡眠を確保できるという点ではおすすめです。
ポップアップルーフを設置する
車中泊をする人数が多く車内では入りきらない場合や、予算に余裕がある方は思い切ってポップアップルーフを設置してみるのも一つです。初期費用は掛かりますが、非日常をより体感できるのがポップアップルーフの利点です。
nv200 バネットをキャンピングカーに改造③
車中泊は高速道路のサービスエリアや道の駅の駐車場ですることが多いです。外から中を覗かれたりしないよう視線を遮ってプライバシーを守ったり、外からの眩しい光を遮っておきたいものです。
シェードを作ろう
アルミマットを購入し窓のサイズにカットしていきます。予め、新聞とマジックを使って窓の型を取っておくとピッタリのシェードになります。100均などで吸盤を買って取り外しができるようにすることもできますが、シェードと窓に隙間があいていないほうが、外気の影響を受けにくく光の漏れも防ぐことが出来ます。
nv200 バネットをキャンピングカーに改造④
間仕切りカーテンを自作
全ての窓に自作のシェードを貼るのは大変という方には、運転席の窓は間仕切りカーテンを設置するのをおすすめします。運転席側からの目線を遮る間仕切りカーテンは、100均などで突っ張り棒と生地、クリップ、フックを用意して組み立てれば完成です。
ボンフォーム 7901-04
車内を広く使いたい方は、間仕切りカーテンではなく運転席の窓を全体に覆い隠す便利なアイテムがあります。ピラーにフックを差し込み紐でかけるだけで目隠しすることができます。
nv200 バネットをキャンピングカーに改造⑤
シガーソケットとカーチャージャー
メルテック 車載用 インバーター 2way
何かと電気を使う持ち物が増えてしまう車中泊ですが、スマホやデジカメの充電対策の為に一台あると非常に便利なアイテムです。こちらのインバーターはUSBに加えコンセントがついていますので、ご家庭で使用する家電製品を使用することができます。
nv200 バネットをキャンピングカーに改造⑥
シャワーを自作
キャブコンとは違いバンコンのnv200は水回りの設備がありませんので、簡易的なポータブルシャワーがあると便利です。近くに水道があればよいのですが、たくさんのキャンパーがいる中で水道を独占するわけにも行きません。キャンプの際、食器や食材を軽くすすいだり、子供の手や足を洗うのにとても重宝するアイテムをご紹介します。
アウトドアシャワー 空気圧式ポンプ FLP-65
シガーソケットから電電を供給することができて水量の調節もすることが出来て大変便利です。
尾上製作所(ONOE) ウォータータンク コック付 OW
22L程度の水が入るタンクを用意しておくと何度も水を汲みに行く手間が省けます。
ウォータージャグ
キャプテンスタッグ UE-2019
水はすぐ使いたいけどシャワーまでは必要ないという方には、ウオータージャグとクーラーを兼ね備えたこちらがおすすめです。こちらは13Lの水が入るのでちょっとした手洗いに使用するには丁度良いです。また保冷効果がありますのでクーラーボックスとしてドリンクを冷やすこともできます。
nv200 バネットをキャンピングカーに改造⑦
車中泊では常時エンジンをかけっぱなしはマネー違反となっています。エンジンを切っているという事は当然エアコンはつけることはできません。真夏の場合、夜とは言え、車内には熱がこもり、予想以上に寝苦しくなります。車内で快適過ごせる夏に必須の冷房アイテムを自作してみましょう。
ポータブルクーラーを自作
意外と簡単にできるポータブルクーラーの自作方法です。クーラーボックス、USBファン、保冷剤、アルミシート、クーラーキャップ、モバイルバッテリーを利用して簡単にポータブルクーラーを自作することができます。保冷材の他に凍らせた飲み物でも代用することができます。
エレコム FAN-U194WH
自作のクーラーだけじゃ物足りないという方には合わせてコードレスの扇風機がおすすめです。こちらは乾電池でもモバイルバッテリーでも稼働する手持ち式の扇風機になります。
車中泊にあると便利なアイテム
ランタン
Raniaco LEDランタン
窓を遮光性の高いシェードで覆っている為、夜になると車内は真っ暗です。また、車中泊する場所に外灯があるとは限りませんので車内や夜道に電池だけで明かりが灯せるランタンはあると便利です。
防虫ネット
カーメイト 防虫ネット LM37
何かと開け閉めをする必要のあるリアゲートですが、夏の時期には蚊や虫が車内に入ってしまいます。快眠を確保するためにリアゲート用の防虫ネットがおすすめです。
テーブル
車内用テーブル
キャプテンスタッグ M-3713
車内で簡単な食事をする際はちょっとしたテーブルがあると便利です。こちらは車内の限られたスペースでも使用することが出来て持ち運びにも便利な折りたたたみ式コンパクトテーブルです。
車外用テーブル
ロールテーブル キャンプ用品 Linkax
車外でテーブルを使用する場合、少し高さが必要ですのでこちらの折たたみできるテーブルがおすすめです。耐荷重が30kgありますので折たたみでもしっかりとした作りです。
ラグ
お気に入りのラグやシーツを敷くと車内の雰囲気が、ガラリと変わります。
収納ラック
何かと荷物が増えていきがちな車中泊ですが、収納ボックスを用意しておくと便利です。中でもクリアタイプの3段の引き出しケースは用途によって仕分けできますのでどこになにがあるか一目で分かります。
ステッカー
天井に限らずステッカーで装飾するのも一つです。一気に華やかで楽しい雰囲気になります。
ガーランド
最近のキャンプではよく目にする光景で車中泊にも活かせそうです。リアゲートからテントにかけたり、車内にかけるなどアイデア次第でおしゃれに飾ることができます。
まとめ
憧れの車中泊で、あれもこれも揃えたくなりますが、自作で完璧なキャンピングカーにするのは時間と労力が必要で準備だけで疲れてしまいそうです。すでにキャンピングカーのキットとして小物が販売されているものも多くあり、設置するだけで良いものがあります。必要と思うものを一気に揃えるのではなく、まずは車中泊をしてみて本当に必要と感じたものを自作するのかキットを購入するのかを検討してみてはいかがでしょうか?アイデアと工夫次第で素敵で快適なな車中泊ができると思います。