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ダイカンドラとは?グランドカバーにもなる育て方や成長に合わせた手入れを解説!

グランドカバーにする植物には、ダイカンドラがおすすめですよ。ダイカンドラは一面を草原のように覆ってくれる、ナチュラルな雰囲気が自慢の植物。踏まれても丈夫で、グランドカバーには最適なんです。そんなダイカンドラの育てたや成長に合わせたお手入れ方法をまとめました。
更新: 2024年1月29日
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ダイカンドラで可愛いグランドカバー

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ダイカンドラといえば、踏む力にも強いイングリッシュガーデンやナチュラルガーデンにはぴったりの、グランドカバーです。

グランドカバーとして人気のダイカンドラの育て方や、手入れについてはもちろん、増やし方・成長に合わせた肥料などの情報もまとめて紹介していきたいと思います。種まきをしても良く発芽し、どんどん成長してくれるダイカンドラの上手な育て方をマスターしましょう。

ダイカンドラとは

びっしりと地面を埋め尽くす、緑のグランドカバーは見ていると、冷涼感や癒しを感じますよね。ダイカンドラは、花を開花させる可愛らしい植物なんです。

ここからは、そんなダイカンドラの分類・性質について紹介していきたいと思います。種まきをしてから上手に成長させれば、それだけで永遠の緑の楽園を手に入れられちゃいます。さっそくダイカンドラの詳細情報を見ていきましょう。

ダイカンドラの分類

それでは、ダイカンドラの分類について詳しくみていきましょう。ダイカンドラの科名属名・原産国・別名についてまとめてみました。

科名属名

ダイカンドラの科名属名は、ヒルガオ科デイコンドラ属です。この属名のデイカンドラというのが転じて「ダイカンドラ」という花名になったようですよ。

原産国

ダイカンドラの原産国は、アメリカやオーストラリア・ニュージーランド・東アジアとなっています。そのため、上手な育て方や肥料のタイミングがわかればどんどん成長して根付いてきます。一度根付いてしまったら、ほぼ通年緑のグランドカバーをキープできるんです。

別名・和名

別名で、アオイゴケとも呼ばれているダイカンドラ。確かにびっしりと詰まった地面苔のようにも見えてきますね。

ダイカンドラの性質

ダイカンドラの性質についても、詳しくみていきましょう。グランドカバーに最適な植物はたくさんありますが、気になるのはその草丈や手入れしやすい性質なのかも重要になってきますね。それでは、ダイカンドラの、性質・草丈・冬場の状態についてご紹介していきます。

性質

ダイカンドラという植物は、丸みを帯びたかわいらしい葉っぱをしています。踏む力に対しても強く、グランドカバーにはぴったりです。葉の色は、若草色のような黄色にのある緑色をしています。蕗のような葉っぱの形をしていますね。ダイカンドラの葉っぱのサイズは、2~3mm程度で、地面を這うように進む性質を持っています。

草丈

ダイカンドラの草丈は、5cm~10cm程度です。這い性で伸びていく長さは、最長3mにも成長します。そのため、足元を不快に感じさせる草丈でもないところが、グランドカバーにぴったりのようなんです。

開花時期

緑のグランドカバーだけといったイメージのダイカンドラですが、春先から初夏にかけて花を開花させます。ダイカンドラは、4月から8月が開花時期ですよ。上手な育て方と冬のお手入れができれば、毎年きれいな花を咲かせてくれます。花の色は、白・黄緑色をしていて、目立ちませんが冷涼感を感じさせてくれますよ。

冬場

冬場のダイカンドラは、地上部が赤く枯れていきます。暖地の場所では、紅葉したような状態での冬越しになります。この休眠期の時に、剪定や株分けといった増やし方でお手入れするとよいでしょう。


グランドカバーとは

グランドカバーといえば、寂しい地面を一面緑に変えてくれる、ガーデニングには欠かせない植物です。ダイカンドラをグランドカバーにすると、たくさんのメリットがありますよ。グランドカバーには、3つのうれしい役割があるんです。

グランドカバーの役割

グランドカバーといえば、ローメンテナンスで緑化がかなううれしい植物ですよね。そんなグランドカバーの役割を詳しくまとめておきましょう。

雑草の抑制

グランドカバーには、雑草防止の役割があります。そのまま地面をむき出しにしていたら、鳥の糞や風で流れて着た植物がどんどん庭に侵入してきてしまいます。もちろんそれらはガーデニングにい不向きの雑草です。

すずなやドクダミとなると、いったん生えてくると表面の草をとっても地下茎でどんどん数を増やしてしまうんです。グランドカバーを育てることによって、土にびっしりとつける緑によってほかの雑草の着種を防ぐことができるんですよ。

土壌の温度調整

夏は暑くなり、地中の温度はどんどん上昇してしまいます。そのため、球根植物の蒸れ防止・乾燥を防いでくれます。冬場は地面が凍結してしまうような環境でも、常に緑の増力をキープします。

そのため、地中の大温度をグランドカバーによって外に逃がさないようにしてくれます。大事なバラや庭木の下草に、グランドカバーにしておくとよいと思います。

緑の景観

何度かお伝えしてきましたが、グランドカバーの役割には景観緑化といった素晴らしいガーデニング効果があるんですね。草丈も短めで、夏場の暑さにも強く、踏む力に強いのが特徴です。

もちろん冬にも枯れないので、通年芝のような美しい庭をキープできるんですよ。踏む力にも強いので、玄関や庭先・車の踏むような場所に植えるのに適しています。

グランドカバーの手入れ

グランドカバーのお手入れは、とても簡単です。芝をよく庭の緑化に植え付けることがありますよね。しかし、芝は伸びすぎると芝刈りをしたり、水やりや複雑な育て方を必要とします。

グランドカバーは、なんといってもローメンテナンスで、種まきから増やし方までが簡単です。お手入れといっても、根付くまでの水やりと少しの冬場の剪定のみです。冬場のお手入れの仕方は、このまとめの後半でも詳しくお伝えしていきます。

ダイカンドラの育て方①種まき

それでは、グランドカバーに最適なダイカンドラの種まき方法から見ていきましょう。

種まきの時期

ディコンドラは、発芽するのに大体20~22度が必要になってきます。そのため、種まきは4~5月の春、9~11月の霜がおりる前の秋に種まきを行います。春・秋は、朝晩の冷えで急激な温度変化をする日もあるので、植え付ける時期には地域によって上手に変えてみましょう。

土作り

まず、ダイカンドラをグランドカバーにするときには土を平行にならしておきましょう。ダイカンドラは、水はけのよい通気性のある土を好みます。庭先の土は固くなって栄養分もなくなっているので、少し掘り上げて耕しておくとよいでしょう。

その土に、小粒の赤玉土:腐葉土:パーライトを、6:3:1の割合で混ぜ合わせましょう。土の状態を見ながら、栄養分がない場合は腐葉土、水はけが足りない場合は川砂を混ぜて調整します。

植え付け時の肥料

肥料を元肥として、植え付け時にすきこんでおくとよいでしょう。土に、緩効性化成肥料を混ぜておくと、ダイカンドラの成長に合わせてゆっくりときいてきますよ。植え付けた後は、1~2cmほどの軽めに土を被せておきましょう。

ダイカンドラの育て方②発芽後のお手入れ

やっと発芽したダイカンドラを、上手に育てて地面一面の緑に育てましょう。


発芽後の水やり

ダイカンドラは、発芽してからも水やりが重要になってきます。双葉がしっかりとたって大きくなってきたら、その後の水やりは特に必要なくなります。しかしまだ体力はないので、急な暑さによって地面の乾燥が気になる場合は、様子を見て水やりを行ってください。

場所

ダイカンドラが好む環境は、日なた・やや日陰でも育ちます。夏の西日にい強くあたりすぎてしまうと、強い日差しで葉焼けをおこします。そのため、成長するまでは養生する必要もあるでしょう。しっかりと大きくなって、びっしりと茂った後は西日にも強くなりますよ。踏む力にも強い植物なので、歩く場所やタイヤの部む場所でも栽培可能です。

ダイカンドラの育て方③水やり

ダイカンドラの水やりは、どうしたらよいでしょうか?ここでは、ダイカンドラの水やりについて紹介します。

水やり

ダイカンドラは、乾燥地帯でも湿地帯でもよく育つ健常な植物です。そのため、梅雨の時期も夏の暑さにも耐えられます。このダイカンドラは、種によっても水やりンおタイミングを変えていくとよいようです。レペンス種は、たくさん水やりをすると大きく茂ります。セルケア種のダイカンドラは、乾いてからたっぷりと与えるようにしましょう。

ダイカンドラの育て方④肥料

ダイカンドラのグランドカバーは、早く大きく茂らせたいですよね。緑がいつまでも続く、大株にするための肥料についてまとめました。

肥料の時期

種まきをしてから、発芽して約1か月ほどでみるみる大きく茂ってくるデイカンドラですが、成長に合わせて肥料を与えるようにしましょう。植えつけ時に元肥料として与えていた、緩効性肥料の他に、成長期と冬場に肥料を追肥します。

肥料の与え方

追肥には、土の栄養が少なくならないように薄めの有効材を与えるとよいでしょう。夏の暑さには、耐暑性があるとはいえ体力を使います。そのため、即効性のある液体肥料を、水やりの代わりにまくようにします。月に一度こまめに与えると鮮やかな緑をキープすることができますよ。

ダイカンドラの育て方⑤増やし方

デイカンドラは、比較的生育が旺盛でどんどん茂らせてくれる植物です。大きくなったら、ぜひ簡単な増やし方を試して見ましょう。踏む力にも大勢がありますが、引きずってしまったり植えいてしまっている場所に補填することも可能なので、ぜひ積極的に増やし方にチャレンジしてみてくださいね。

増やし方の時期

デイカンドラの増やし方の時期は、3月から4月、9月から11月です。

増やし方の方法


ダイカンドラには、3つの増やし方があります。種まき・さし芽、株分けです。さっそく見ていきましょう。
 

増やし方・種まき

ダイカンドラの種まきは、このまとめの前半でもお伝えしてきました。水やりと種まき時期に気を付けて、新たに採取した種を撒けば新たに発芽します。今あるダイカンドラから種を取る場合は、最低でも2年ほど育てた大株からにします。

増やし方・さし芽

茎をきって、おく根伏せによって株を増やすこともできます。ダイカンドラの茎がすっと長くなったら、折るようにして土の中に先を指しておきましょう。そこから発根して次々とおたらしい株が生まれます。簡単で最も一般的な増やし方ですね。この増やし方なら、あと一歩で届きそうな場所にもすぐに到達してくれるので助かります。

増やし方・株分け

ダイカンドラの株同士が密になりすぎている場所を、剪定のつもりで掘り起こしましょう。その根を自然と別れる場所で割いて、3つにします。その苗を新たに植え付ければ、しっかりと茎がたち、新しい苗になりますよ。ダイカンドラの株分けは、休眠中の3月から4月中旬に行いましょう。

ダイカンドラの育て方⑥冬場のお手入れ

冬のダイカンドラのグランドカバーは、緑が少し茶色や黄色に変色した姿になります。休眠期を迎える冬場にしておきたいお手入れ方法をまとめました。

冬のお手入れ

黄色くなったり枯れてきたダイカンドラは、気になる部分を取り除ききれいにしておきましょう。枯れた葉をそのままくっつけた状態でいると、草が光合成できなくなり腐敗してさらに枯れていくことになります。

特に、積雪のある地域では地上部がなくなってくることもあるので、冬場のうちに秋の株分けしたダイカンドラを大きく育てておきましょう。冬の休眠中の水やりは必要ありません。

ダイカンドラの育て方⑦成長に合わせた手入れ

グランドカバーは、ローメンテナンスなうれしい植物です。しかし、そんな美しいダイカンドラのグランドカバーも、少し成長に合わせたお手入れがいつようですよ。難しい作業ではないので、ぜひ行って見てくださいね。

剪定

お手入れ内容は、剪定です。ディコンドラは生育旺盛でよく茂る植物です。そのため、夏の暑さにも負けずどんどん茎をのばしていきます。そうなると困るのが、草姿が乱れる場合ですね。そんな時はダイカンドラ自体も蒸れてしまう原因にもなるので、剪定の必要があります。

ダイカンドラの剪定は、草丈が伸びすぎている場合・浸食されたくない場所に侵入してきたときに行いましょう。どんな場所を切っても問題ないので、草同士が密になりすぎないように適時剪定してあげましょう。

グランドカバーに出来るダイカンドラ

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いかがでしたか?種まきから成長させても簡単で、比較的簡単に育てることができる植物です。芝よりもメンテナンスが簡単で、費用も少なくて済みます。

グランドカバーは、踏む力にも少しは耐えられる力があるので、愛犬や子供にも喜んでもらえる庭作りができると思います。可愛いデイカンドラは、手入れも簡単です。さっそく種まきをしてみてくださいね。