グランピングにはベルテントがおすすめ?
最近キャンパーで注目されているグランピングとは、グラマラスとキャンピングと合わせた言葉で、魅力的でゴージャスなキャンプを指します。広々としたベルテント内に、お気に入りのキャンプギアを色々持ち込んで、アウトドアを楽しむスタイルです。そのグランピングでよく使用されるテントが、ベルテントになります。
グランピングは、アウトドアにおいておしゃれでゴージャスで快適なキャンプが、多くのキャンパーから注目と人気を集めています。
グランピングに人気のベルテントって?
ベルテントとは、ワンポールテントの壁の部分が垂直に立ち上がっている八角錐のベル状の形のテントです。モンゴルの移動式住居「ゲル」やネイティブアメリカンのティピー型テントがイメージしやすいと思います。
ワンポールテントと比較すると、ベルテントはワンポールテントのサイド部分のデッドスペースがなく、機能的で居住性に優れています。友人同士や家族でのグループキャンプにおすすめのデザイン性にも居住性にも優れた魅力的なテントです。
ベルテントのメリットは?
ベルテントのメリットは、グランピングに適した開放感のある居住性と設営しやすい点です。内部の広さや高さは、他のタイプのテントと比較しても、広々として家具やベッドも置ける開放的な空間が魅力です。
ベルテントは、シートを広げてからワンポールを支柱にして立ち上げる、シンプルな設営方法で、他のテントと比較して、簡単にできます。また、ベンチレーション機能も多数設置され、通気性にも優れたメリットがあります。
ベルテントは夏も冬も快適に過ごせる?
コットン製のベルテントは、四季を通じて快適に過ごせて、耐久性の高いのが特徴です。開放感のあるテント内部には、多くのベンチレーションがあり、中にはサイド部分がロールアップできて風通しに優れたモデルもあります。
冬には、ベンチレーション部分に煙突用の穴を通せば、テント内で薪ストーブも設置できます。他のテントと比較しても、優れた居住性が特徴に挙げられます。テントの出入り口もワイドで、大人数のグランピングにもおすすめです。
ベルテントのデメリットは?
ベルテントのデメリットは、他のテントと比較して、設営面積が必要なことです。区画サイトで設営する場合は、あらかじめ設営できるサイズかどうかの確認が必要になります。また、グランピングに適したサイズと素材のため、他のテントと比較すると重量感があります。
ベルテントは設営が大変?
しかしワンポールで設営できるベルテントは、設営は難しいものではありません。安全にキャンプを楽しむためにも構造上、ペグダウンする本数が多くなります。しかしデメリットは、メリットでもある快適性や居住性に優れている側面でもあります。
ベルテントは結露しやすい?
ベルテントの構造は、シングルウォールですが、結露対策が施されています。テント上部やサイド部分に、ベンチレーション機能が搭載されて、通気性に優れた仕様になっており、雨の日のキャンプでもテント内で快適に過ごせるのもグランピングに人気の理由です。
ベルテントの素材は、ポリコットンやキャンバス生地のコットン製です。どちらも防水性が高くいものですが、使用後はしっかり乾燥させてから収納することで、次回のグランピングが快適に過ごせます。
ベルテントの選び方は?
ベルテントの選び方は、区画サイトで使うのであれば、区画サイトに収まるサイズのベルテントを選びましょう。フリーサイトであれば、ベルテントを使用する人数やキャンプギアの量などを考慮して選んでください。
ベルテントは、ゴージャスなグランピングで注目され、4シーズン使える、リビングやベッドルームの役割にもなります。快適に過ごすためには、あなたのアウトドアスタイルを明確にすることが大切です。
収容人数で選ぶ
あなたが何人でグランピングをするか、あらかじめ想定してください。キャンプをする人数からベルテントを選ぶときは、記載されている収容人数より余裕を持って少なめの人数が快適なグランピングが楽しめます。例えば。5人用の記載であれば、3-4人くらいの人数で使用すると、ゆったりと快適に過ごせます。
サイズでベルテントを選ぶ
フリーサイトであれば、サイズを気にせずベルテントを選べますが、区画が制限されている場合は、設営サイズを想定して選んでください。
また、アウトドアギアはテントだけはありません。あなたのグランピングスタイルによってキャンプギアの量も異なります。また、タープも連結するとさらに広々とした空間が広がります。
ソファやテーブルなどのギアのレイアウトも考慮した上で、ベルテントのサイズを選ぶことをおすすめします。
グランピングにおすすめのベルテント9選
ベルテントは、グループや家族のキャンプを魅力的に快適に演出する重要なグランピングアイテムです。グランピングにおすすめのベルテントを8選紹介します。薪ストーブをインストールするなど、あなたのキャンプに合ったグランピングテント選びの参考にしてください。
グランピングにおすすめのベルテント1
ベルテント コットン
イギリスのアウトドアブランドのD&Rベルテントは、国内外のグランピングに人気があります。一般的な区画サイトにインできるサイズで、比較的一人でも設営しやすいサイズでもあります。
また、フリーサイトで連泊するのにもおすすめのグランピングテントです。サイド部分と入り口にはネットもついて居住性だけでなく、通気性も優れています。3m、4m、5mのサイズがあり、4m以上のサイド部分には薪ストーブ用の煙突穴もついて、冬も快適に過ごせます。
口コミは?
D&Rブランドのベルテントは、高価格帯のタイプ他のベルテントと比較して、リーズナブルな価格と耐久性の高いコットン製でできています。薪ストーブもインストールでき、長期キャンプやグランピングキャンプに最適とキャンパーから高評価の口コミがあります。
床面のシートは厚目でしっかり出来ており、本体から切り離して地面を使い方にはこの切り離しが出来るのも得点が高いかと思います。ポールもしっかりした物です。
グランピングにおすすめのベルテント2
チャムス ワンポールテント ブービーハウス
ポップなカラーリングが魅力的なチャムス(CHUMS)のブービーハウスです。サイドが立ち上がったベル型のこのテントの組み立ては、中央のポールをメインに立てて張るだけ。大型テントなのにとても簡単です。
エントランスは広く、出入りしやすい構造で、メッシュパネルの出入り口は巻き上げが可能です。また、テント天井部と下部側面にはベンチレーションが設けてあり、温度・湿度の調整をすることができます。
口コミは?
ワンポールで簡単設営なのに中は広々、ファミリーなど大人数にもお薦めのベルテントです。ポップなカラーが揃っているので、キャンプ場で設営した時に他と差がついて分かりやすく、注目を集めそうですね。
LOVE&Peaceにしましたが、ホワイトベースなので室内も明るくて良かったです!
夫婦+中学生、小学生、保育園児の息子三人の五人家族ですが広さも申し分ないです。
グランピングにおすすめのベルテント3
ノルディスク テント アスガルド
シロクママークが印象的な北欧の伝統アウトドアブランド、ノルディスクのベルテントです。ベルテントのサイズの中では比較的にコンパクトな設営サイズのため、区画サイトでもグランピングキャンプができます。素材に乾きやすいポリコットンを使用し、扱いやすいベルテントです。
口コミは?
ベルテントの設営は、設営の簡単なワンポールタイプのため、設営は難しいものではありません。他のテントと比較して、ペグダウン数が多いのは、安全に快適に過ごすためにも必要な作業です。また、素材のポリコットン生地は、防水性にも優れています。
思ったより設営も楽で中も広く快適に過ごせた。明け方かなり強い雨に降られたけどまったく雨の侵入はなかった!
グランピングにおすすめのベルテント4
D&R インディアナテント
ベルテント
グランピングに必須とも言われるベルテントの人気ブランド、ダンシェルのファミリーサイズのキャンプにおすすめのベルテントです。ベンチレーションが多数設置され、結露対策や通気性に優れた機能が搭載されています。
防水性にも優れたスペックは、天候を気にすることなくアウトドアキャンプを楽しむことができます。友人同士や家族でのキャンプにおすすめのベルテントです。
口コミは?
ベルテントはグランドシートを広げてから、中央部のポールを立ててサイドをペグダウンして設営します。ワンポールで設営できるベルテントの設営は決して難しいものではありません。
初めてベルテントを購入する場合は試し張りをおすすめします。アウトドアに溶け込むアースカラーのコスパに優れたベルテントです。
ためし張りもしてみましたが、40代おばさん一人でも15分くらいで上手に設営できました。
グランピングにおすすめのベルテント5
NEUTRAL OUTDOOR ワンポールテント NT-TE02 GE
ニュートラルアウトドア NT-TE02
NEUTRAL OUTDOORブランドのグランピングキャンプにおすすめのベルテントです。ベルテントの種類の中でも比較的に重量が軽く、設営しやすいタイプになります。
2-3人の少人数やソロキャンプにもおすすめします。耐風性や耐水圧も高く、乾きも早いポリコットン製は、扱いやすいおすすめのグランピングテントです。
口コミは?
グランピングに人気のベルテントは、防水性の高い生地が使われており、3000mmの高耐水圧は、雨の日でも快適なグランピングキャンプが楽しめます。設営も一人で簡単にできるため、初心者にもおすすめのグランピングベルテントです。
雨の日用のテントとして購入しました。設営・撤収は非常に簡単で、1人でやって15分程度です。
グランピングにおすすめのベルテント6
NEUTRAL OUTDOOR ワンポールテント NT-TE03 GE
ニュートラルアウトドア NT-TE03
上記で紹介したアウトドアブランド、NEUTRAL OUTDOORのベルテントの1サイズ大きいタイプになります。家族や友人同士でゆったりと過ごせる空間のおすすめのサイズです。
グランドシートを半分めくって、半土間のように使うのもおすすめの楽しみ方です。素材にポリエステル生地を使用し、雨に濡れても乾きやすい仕様になっています。
口コミは?
比較的新しいブランドですが、購入しやすい価格帯のコスパに優れたブランドです。コットン素材の重量感をポリエステル生地にすることで、重量が軽く、メンテナンスも楽というユーザーの声もあります。
ソロキャンプで春夏秋冬12回位使用しましたが、いいテントだと思います。1人でも設営がとても簡単で慣れれば15分ぐらいで建てられますね。大雨も3回有りましたが、まったく問題ないです。
グランピングにおすすめのベルテント7
KingCamp コットンベルテント
KingCamp コットンベルテント
人気のアウトドアブランド、KingCampが販売するベルテントです。テント内部は直径5m、高さ3mもあり、8~10人で広々使えます。ファミリーや友人同士での賑やかなキャンプにぴったりです。
テント生地には贅沢なT/Cコットン340(gsm) を採用。防水塗装が施してあります。また、グランドシートの素材はPVC510(gsm)、耐水圧20000mmとなっており、防水性・安全性に優れた仕様です。
口コミは?
設営はワンポールで立ち上げるタイプ。大型テントですが、思いの他簡単に設営できると口コミで評判です。
上部に通気口、サイドは開放することができ通気性も抜群。防火素材で作られた煙突穴が備わっていて、テント内で薪ストーブを楽しむこともできます。夏だけでなく、冬のキャンプでも活躍しそうですね。
テント自体は重いですが、設営も思ったより簡単だったし、生地が厚いので、テントの中に入るとテント感より家にいるでした笑
生地がしっかりしてるので冬のキャンプも楽しみです。
グランピングにおすすめのベルテント8
TOMOUNT ベルテント
TOMOUNT ベルテント
夏は涼しく、冬は暖かい、ポリコットンでできた快適なベルテントです。テント生地は200GSMコットン35%、ポリエステル65%のポリコットンを採用。耐久性に優れ、火の粉などの熱や水に強い素材となっています。
ワンポールを立ち上げて設営すると、トップの高さは約2m、サイドウォールの高さは0.6m。ベル型なので隅々まで広く使えて、3-4人でのキャンプに最適です。
口コミは?
価格が控えめなのに、生地も造りもしっかりしていると評判です。防水PVCグラウンドシートは耐水圧3000mm+となっていて、防水性もばっちり。雨が降ってきても安心ですね。
エントランス全面に採用されたメッシュパネル や、4つの窓・通気口があり通気性は抜群。屋根の上部に13cmのストーブジャックが設置されているので、内部にストーブを設置することも可能です。
シートが思ったより厚くしっかりしています。テントデビューが大雨でしたが、浸水することもなく漏れもありませんでした。縫製もしっかりしていてなかなかいいですね。
グランピングにおすすめのベルテント9
ogawaテントグロッケ8
ogawa テント グロッケ8
グロッケ8はテント製造の老舗、ogawa(オガワ)が販売するモノポール型テントです。このテントはコンパクトで扱いやすく、設営・撤収も楽々。72cmあるサイドの立ち上がりのおかげで、室内空間が広々と使えます。
下部の大型ベンチレーターはメッシュにもなり、通気性も抜群。上部にベンチレーターも備わっています。出入口のひさし部分は必要に応じてロールアップできるので、出入りが楽です。
口コミは?
あまり他の人のテントと被らない色合いと形状で、とてもおしゃれなテントだと評判です。テントの造りがしっかりしており、雨に降られた際も濡れることなく防水性が高かった、予想以上に中の空間が広く使える、といった好評価の口コミが多く見られます。
早速キャンプで使用して雨に降られましたが、しっかりした生地でまったく雨漏りもなく、安心して寝れました。グランドシートがお椀状になってるのでフライが多少結露しても荷物が湿らず、フライの結露も日中すぐ乾きます。立ち上がりが高いので驚くほど広く感じ、大人2人+犬には広々、あと大人1人はいけます。
ベルテントの設営方法やグランピングでのおすすめの楽しみ方は?
アウトドアグランピングの家となるのがベルテントです。さまざまなキャンプギアやソファなどアウトドアで思い思いにくつろげるアイテムを持ち寄って楽しむスタイルが、キャンパーから多くの人気を集めています。
友人同士や家族などで楽しめる、居住性に特化されたベルテントの設営は、難しいものではありません。ベルテントの設営のコツや楽しみ方、オプションなどを紹介します。
ベルテントの設営方法は?
ベルテントは広さや高さがあるため、グランピングに人気のテントです。ワンポールタイプのシンプルな設営方法です。タープも一緒に設営する場合は、タープを先に設営すると雨が降っても濡れずに設営ができます。
グランドシートを広げる
まず、グランドシートを広げます。グランドシートなしで、土間のように使うことも可能です。グランドシートを使うことで、地面からの湿気や凹凸などを気にせずテント内で快適に過ごすことができます。
次に、テントシートを広げていきます。この時に、グランドシートを内側に折り込むことでテント内への水の侵入を防ぎます。一人でも設営できますが、二人で設営すると設営がより早く簡単にできます。
ペグダウンする
ボトム部分にペグ打ちをします。テンションをしっかりかけることで、ベルテントの立ち上がりが綺麗にできます。全方向のペグダウンができたら、中央部にポールを立てます。入り口にポールが必要な場合は、この時にポールを立ててください。
止水キャップがある場合もこの時に忘れずに取り付けてください。サイド部分の立ち上がりのペグダウンをして、テンションの調節をしてグランピングテントの完成です。
ベルテントに必要なオプションは?
ベルテントを購入するときは、オプションの購入も必要です。スペアとしてハンマーやペグ、グランドシートの購入も一緒に購入することをおすすめします。その他にも、あなたがグランピングで楽しみたいアイテムの購入もあるでしょう。
冬には薪ストーブのインストールするのもおすすめのグランピングです。また、ベッドやソファなどをテント内に入れることもできます。その際には、テント内に収まるサイズか事前にチェックすることをおすすめします。
D&R ベルテントグランドシート
D&R ベルテント グランドシート
D&Rのベルテントの購入を考えている方は、一緒にグランドシートの購入をおすすめします。グランドシートは、地面からの湿気や凹凸などからテントの底部を保護します。薄手ではありますが、お気に入りのラグマットを敷いたり、コットやベッド、ソファーなどをベルテントにインしたりする時にも便利です。
ベルテントにタープを連結できる?
ベルテントはワイドなワンルームのグランピングにおすすめのテントです。さらに。タープと連結してタープ部分をリビングとしても使うのもおすすめのグランピングキャンプの楽しみ方です。
風向きを考慮して、タープを先に設営してからベルテントを設営すると、急な雨でもずぶ濡れにならずにベルテントを設営できます。
NORDISK(ノルディスク) タープ カリ
ノルディス タープ カリ ダイヤモンド
老舗ノルディスクブランドのベルテントと合わせてタープも一緒に購入するのも、おすすめのグランピングの楽しみ方です。スタイリッシュでオシャレなグランピングが、さらに快適になります。雨の日のキャンプも快適なスペースがさらに広がり、アウトドアをさらに満喫できます。
口コミは?
人気アウトドアブランドのノルディスクのベルテントと同じ素材で作られたタープです。ベルテントを寝室に、タープスペースをリビング兼ダイニングとして使ったり、車と連結して使ったりして、グランピングの楽しみがさらに広がります。
初張りで雨にあたりました・・・今のところ防水性は問題は無かったです。
貼る前は小さいのではと思いましたが、2人では問題なく使用出来ました。
ベルテントを手に入れてグランピングデビューしよう
ベルテントは、八角形の円錐状の居住性に優れたワンポールテントです。ワイドなサイズながら設営が簡単で、グランピングにもおすすめのデザイン性にもスペック面でも優れています。
冬は薪ストーブをインストールしたり、夏は、メッシュつきのベンチレーションを全開にして涼しく過ごしたりすることもできます。お気に入りのベルテントをゲットして、グランピングを満喫してください。