avedio links HDMI 切替器 分配器
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DLC-HEU30A
HDMI 1.3a規格
Amazonベーシック HDMI2.0規格
BSHD2N30BK
プレミアムハイスピード HDMIケーブル
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HDMIとは?その種類と用途をご紹介
上の画像のようなロゴマークを見かけたことはありませんか?これはHDMIライセンスが公式でHDMIケーブルなどに使用許可しているロゴマークです。「このロゴマークがついている商品はHDMIである」ということになります。
と、いわれても具体的にどんな用途に使われるものなのかサッパリわかりませんね。今日は詳しくHDMIについて見ていきましょう。
HDMIとは
HDMIの用途
HDMIは、一番簡単に説明すると「音声と映像のデータをいっぺんにひとつの線で転送できるケーブル」のことです。それまで、例えばテレビからビデオデッキに接続するケーブルは色分けされた何本かのケーブルが束になったものを使っていました。
音声の出力から映像の入力へ端子を繋げてしまって音が出ない!という経験をした人もいたでしょう。その煩わしさが1本のケーブルを接続するだけのHDMIケーブルで解消されました。
HDMIは何の略語か
HDMIを略さずに書くと「High‐Definition Multimedia Interface」となります。直訳すると高定義のマルチメディアインターフェイスということになります。
噛み砕いていうなら「今までよりすごいマルチメディアのインターフェイスの規格ですよ」となるでしょう。ちなみにインターフェイスとはAとBという二つの間の橋渡しをするものという意味のパソコン用語です。
HDMIの端子の種類と用途
ものすごくボンヤリとしたイメージでも、HDMIが新しい規格のケーブルなんだなということはわかってきたのではないでしょうか。実はこのHDMI、最近では色んなものに使われています。ここでHDMIの端子(プラグ)の種類とその用途についてあげていきます。
種類①HDMI端子
まずは、テレビやビデオデッキ、ゲーム機、パソコンやモニターなど多くの場面でデータ転送に使われるHDMIの形状です。一般的にHDMIとだけいわれたら、これらの用途に使うケーブルであると思ってよいでしょう。
種類②ミニHDMI端子
一般的なHDMI端子よりももう少し小型の形状のものをミニHDMI端子といいます。このミニHDMI端子はビデオカメラなどとの接続に使われています。
種類③マイクロHDMI端子
ミニよりもさらに小さくなった形状のHDMIの端子をマイクロHDMI端子といいます。この形状のHDMI端子で接続するのは、デジタルカメラやスマートフォンなどの小さな電気機器です。
種類④その他のHDMI端子の種類
HDMI端子の形状はだいたいここまでの3種類なのですが、この他車載用のHDMIも少し違った端子の形状をしています。
HDMIケーブルのタイプ・種類
差し込むプラグの形(端子)の名前でケーブルが呼ばれることもありますが、ケーブルによってはタイプ〇という表記のものもあります。タイプ〇というケーブルの名前と、端子の種類を紐づけていきましょう。
種類①タイプAケーブルとは
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タイプAケーブルとは、一般的なHDMI端子がついているケーブルのことです。このタイプAケーブルにももっと細かい転送速度の違う種類やバージョンなどの違いがあるので、それは後ほどまたご説明します。
種類②タイプBケーブルとは
タイプBケーブルと表示されているケーブルは端子の形や大きさでいうと、一般的なHDMI端子よりも少し幅の広いタイプのHDMIになります。これは、デュアルリンクという規格に対応した端子の形状なのですが、現在では使われていません。
イコール、タイプBと書いてあるケーブルは現在使えないので間違えても買わないようにしましょう。
種類③タイプCケーブルとは
タイプCという表示がついているケーブルはノートパソコンなどの接続に使われるケーブルです。ミニHDMIと呼ばれる端子がこのタイプCのケーブルとなります。
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種類④タイプDケーブルとは
タイプCがミニであるなら、タイプDはマイクロ?と予想できた人も多いでしょう。その通り、タイプDはマイクロHDMI端子がついたケーブルの種類となります。
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種類⑤タイプEケーブルとは
残るタイプEケーブルは、車載用のHDMI端子がついたケーブルということになります。使われないタイプBを除いて、アルファベットが進むごとにHDMI端子の形状が小さくなり、Eは車載用と覚えるとわかりやすいですね。
HDMIのバージョンとは
HDMIのバージョンは2017年に廃止になりました。しかし、古いものだとバージョンが表記されているものもあるでしょう。そんな商品は2017年以前に作られたケーブルだなということがわかります。
今後使われないバージョン表記ですが、バージョンによってどのようなものに使われていたのかHDMIの歴史を見るような気持ちで簡単にご説明します。
HDMI1.3の用途
現在ではもう使われない表記ですが、バージョンの違いによるHDMIケーブルの性能についても触れておきます。バージョンは1.0から0.1刻みで1.4まであり、その次が2.0となっていました。
1.3はHDMIが導入されて一番多く普及しているケーブルでしょう。地デジ対応のテレビやデッキ、ブルーレイプレイヤーの初期型やゲーム機ではPS3がこのバージョン1.3ケーブルに対応していました。
HDMI 1.3a規格
HDMI2.0の用途
Amazonベーシック HDMI2.0規格
最近のテレビは4Kですね。この4Kの解像度に対応しているといわれていたのがバージョン2.0のHDMIケーブルです。ゲーム機ですとPS4Proがこのバージョン2.0のHDMIケーブル使用となっています。
ちなみにその前のProでないPS4に対応していたHDMIケーブルのバージョンは1.4となっています。
HDMIのバージョン表示の廃止
HDMIのバージョン表示はHDMIライセンスが2017年に示した指針により使うことができなくなりました。
元々バージョンの違いによってできることの違いが決められていたのですが、このできることが曖昧になってきてしまったのでバージョン表記をこのまま使い続けると使う側も作る側も混乱するということから廃止になったようです。
HDMIのスピードとケーブルの種類
HDMIケーブルの種類はここまで端子の大きさの違い、それによる用途の違いがあった(バージョンについてはもう過去のお話)ということがおわかりいただけたでしょう。しかし、HDMIケーブルの種類はそれだけではありません。
転送速度別の種類①スタンダードケーブルとは
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今までは主に端子の種類によって性能や用途が変わってきていたのに対して、ケーブル自体の種類も実はHDMIライセンスによると6種類あります。そのケーブルの種類の違いは、映像や音声データ転送速度の違いとなっています。
スタンダードケーブルの映像や音声データ転送速度は4.95Gbps。もし、HDMIのバージョンで表記されていたら1.0から1.2までのものならこのスタンダードタイプのデータ転送速度でまかなえます。
スタンダードケーブルの対応解像度
スタンダードケーブルの対応する解像度は720pと1080iです。YouTubeのHDとしてあげられている動画を見るくらいはスタンダードケーブルでも十分ということになりますね。
しかし、これからHDMIケーブルを買うなら今後の使用も考えハイスピードケーブルを買っておいた方がおすすめです。最近はほとんどがハイスピードケーブルになっているので、表示をよく見て買えば間違いないでしょう。
転送速度別の種類②ハイスピードケーブルとは
スタンダードの上にはハイスピードというケーブルの規格があります。ハイスピードケーブルの映像や音声データ転送速度は10.2Gbps。これはHDMIのバージョンでいうと1.3から1.4。
つまり3Dテレビには対応しているけど4Kテレビには難しいかな?というケーブルの転送スピードになります。
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ハイスピードケーブルの対応解像度
ハイスピードケーブルは、スタンダードケーブルよりも高い解像度に対応しています。どの程度までかというと1080p以上となっています。この「以上」という表現あたりもHDMIケーブルのバージョンのような曖昧さがあります。
とにかく、1080pのHD映像には対応しているケーブルであるということには間違いはありません。
転送速度別の種類③プレミアムハイスピードケーブルとは
現在最高の映像や音声データの転送スピードを持つケーブルがこのプレミアムハイスピードケーブルです。PS4と4Kテレビを接続してカクつきなく見るにはこのケーブルが必要ということになります。
プレミアムハイスピード HDMIケーブル
プレミアムハイスピードケーブルの対応解像度
プレミアムハイスピードケーブルは4Kテレビに対応しています。4Kテレビの解像度は2160Pとなっていますので、2016Pまでの解像度に対応しているということになります。
HDMIケーブルの選び方~端子の種類~
最近はHDMIの差込口がついているものも多いですが、例えばパソコンからモニタに映像データを送る場合差込口がHDMIではない!という場合も多々あります。そんな場合に片側がHDMIでもう片側が違う種類の端子である必要がでてきます。
HDMIからDVIへ
パソコンからちょっと古めのモニターに映像を出力する場合、端子はDVIである場合が多いでしょう。この場合は片側がHDMI端子、もう片側がDVI端子のケーブルを用意します。正確に言うとHDMIオス端子とDVIオス端子のケーブルです。
これはパソコンショップや通販でも売られています。もし、手持ちのケーブルが両方HDMIオス端子なら新しくケーブルを買わずにHDMIからDVIへの変換コネクタを片側にかませることで対応できます。
HDMIからHDMIへ
HDMIの端子はミニだとかマイクロだとか形状が小さなものもあるとご紹介しました。例えばスマホの画面をパソコンやテレビに映したいというときは、HDMIとマイクロHDMIの両方オス端子のケーブルを使うことになります。
前でご紹介した種類と用途の部分を参考に、何と何を繋げたいのか考えてそれに対応したHDMI端子のケーブルを用意しましょう。
HDMIケーブルの選び方~接続機器の種類~
種類と用途のところを見ただけではどんなケーブルを用意したらいいのかわからないという人のために、もう少し細かくケーブルの選び方をご紹介しましょう。接続機器別のケーブルの種類になります。
用途①テレビとレコーダー等
両方HDMIケーブルの場合です。端子の大きさは両方同じケーブルになります。テレビとビデオデッキ、ブルーレイレコーダー、ゲーム機などが主な接続機器になります。ゲーム画面を録画したい人はパソコンとゲーム機という繋げ方もあるでしょう。
テレビやパソコンのモニターが4Kに対応しており、ゲーム機がPS4Proだなどという場合はそれに対応したHDMIケーブルを用意します。具体的にはプレミアムハイスピードになります。
用途②テレビとビデオカメラ
テレビやパソコン、それにビデオカメラをつなげる場合のケーブルはHDMIとミニHDMIがついたケーブルを用意することになります。
ケーブルには長さもありますので、ビデオカメラを置く位置とテレビ、パソコン側の差込口までの距離で適切な長さのケーブルを選びましょう。長過ぎるケーブルはノイズの元です。
用途③テレビとスマホ
先ほどもHDMI同士のケーブルの例でご紹介しましたが、スマホとテレビを接続する場合はHDMIとマイクロHDMIの端子がついたケーブルを用意します。
HDMIのポートが足りなくなったら
HDMIポートとは
ポートとは、端子の差込口のことです。テレビやパソコン本体、またはモニタにもHDMIの端子と同じ形の差込み口があるでしょう。それがHDMIのポートとなります。
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ポートの切り替え機を使おう
HDMIのポートの増設は、まだそれほど必要だという人はいないかもしれません。しかし、すでにテレビのHDMIポートが足りずに、ゲーム機ごとに差し替えている人も多いのではないでしょうか。
そんな時はポートの切り替え機を付けると差し替えの手間がはぶけます。ポートの切り替えの仕方は簡単です。ポート切り替え機を間にはさむだけで、ひとつのテレビの入力ポートにたくさんのゲーム機をつなげて切り替えて使うことが可能になります。
まとめ
HDMIについてその種類や用途、タイプやバージョンなど色々な面からご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。少し難しいお話もありましたが、少しでもお役にたてることがあったら幸いです。
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HDMI以外でも、パソコンについての色々な記事があります。もっとパソコン周りのことを知りたいという人はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
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