第一精工 サンドポール2号
ダイワ 817110
スーパーパイプ受太郎
ダイワ 867412
タカミヤ アルミ三脚 3段
CPキーパーマルチ
プロックス EVAタックルバッカン
ダイワ ロッドスタンド 300
第一精工 ロッドピンチ
竿立てとは
釣り環境を向上させる道具
竿立てとは、簡単に言えば海や川の釣り場で釣り竿を手から離し、地面や船べりなどに掛け置くための道具です。釣りの最中に両手が空くと、何かと便利なことも多いはず。必ず一つは持っておきたいアイテムです。
今では多様な釣り場に応じ、幾つもの種類の竿立てが登場していますが、皆さんは何種類の竿立てをご存知でしょうか。
竿立ての名称
竿立ては、実にいろいろな名称で呼ばれています。日本風に言えば、竿受けという呼び方を耳にしたこともあるのではないでしょうか。他にも竿置き、竿掛けなど、さまざまな呼び表し方があります。
英名でロッドホルダー(Rod holder)と呼ばれていることも有名ですね。日本人の多くの釣り好きの間では、きっとどの呼び方でも通用することでしょう。
竿立てを自作する人も多い
竿立ては欲しいけど、お金を掛けたくなかったり、または自分が一番使いやすい竿立てが欲しいと思っている方も少なくないでしょう。そのような場合には、竿立ての自作を検討してみてください。
実際、使いやすいオリジナルの竿立てを作って、釣り場で活用している人も多いですし、作り方も案外簡単だったりします。自分で作ったからこそ、愛着ある一つが完成するはずです。
竿立てを使うべき理由
どこで、どんなジャンルの釣りをする時も、竿立てがあるのとないのでは、快適性が大違いです。今まで使ったことがない人も、一度使い出せば病みつきになることでしょう。実際に釣りをしている瞬間だけでなく、移動時の持ち運びの利便性の向上にも繋がります。
ここでは、竿立てを使うべき理由を5つに分けてご紹介します。竿立てがどれだけ重要なものなのかを、ここで押さえておきましょう。
手元が自由になる
釣り竿を手にしていると、竿をずっと手にした状態が続いてしまうこともしばしばです。竿立てを使わない人ほど、手の自由が効かないのはもちろんのことですよね。
逆に使用していれば、釣り竿から手を離してスマホをいじったり、片手で飲食したりする自由が生まれます。獲物がかかるのを待っている間も、行動の自由度が格段にアップするのは嬉しいです。
疲労を軽減できる
腕っぷし自慢や持久力自慢の人でも、釣りで竿を持ち続けていると次第に腕が疲れてきてしまいます。しかし、そこで竿立てを使うことによって、竿自体から手を離せるようになるので、疲労感を軽減する効果は絶大です。
釣りをしている間、最初から最後まで体力をすり減らすことがなく、竿受けによって疲労から来るミスも回避できるようになります。
竿を大切にする
釣り竿は、ものによっては何万円もする高級品。だからこそ、傷をつけずに大切に使いたいものです。そのように竿が命派な人であれば、なおさら竿受けを使うことによるメリットは大きくなります。
釣り竿を地面に置く必要がなくなり、傷が付きにくくなるので非常に便利です。竿立て自体も、釣り竿に当たって傷がつかない材質で作られているので、安心して使えます。
魚がヒットした時に見分けやすくなる
竿立てを使うと、手を離している時に釣り竿が常に一定の角度で置かれます。そのため手を離していても魚がヒットした時、竿先の微妙な動きが捉えやすくなるのです。獲物を逃してしまうリスクが、これでかなり軽減されることでしょう。
せっかくヒットした機会を逃さないよう、この点においても竿立てを役立ててみてください。
持ち運びの時にも
竿立ては、意外にも釣り場だけで活躍する道具ではありません。車やバイクに取り付けることで、釣り竿の持ち運びのしやすさを向上させている人もいるんです。釣りマニアの間では常に身近で、おなじみのアイテムとなっています。
そのように釣り場以外での使用を考えている場合には、購入時には車の大きさなども考慮して、最適な製品を選ぶようにしてください。
竿立ての種類1・挿しタイプ
竿立てには柔らかい地面、硬い地面などに挿すタイプなどがあり、用途に応じて選び分ける必要があります。幾つかのタイプがあるので、場所によって使い分けるとよいでしょう。
ここでは、挿しタイプ、置きタイプ、固定タイプ別にさまざまな種類の竿立てをご紹介します。使用するシーンをイメージしながら、最適なタイプを見極めてください。
地面に挿せる竿立て
海でも川でも、もし足元が土の地面であれば、固定するのに役立つのが地面に挿すタイプの竿立てです。これは大きさ的にも簡易なもので、置きタイプに比べると安定感に優れています。
万が一蹴飛ばしてしまっても、地面にささっているから抜けにくいことは大きなメリットです。多少風に煽られても倒れないので、安心できます。
岩の隙間に挿せる竿立て
岩場や防波堤、堤防などでちょっとした隙間にさしこみ、固定するタイプの竿立てです。挿す部分は「ピトン」と呼ばれます。ハンマーを使って挿すので、土の地面に挿せるタイプよりも、さらにしっかりした安定感があります。
このタイプは、普段から磯や防波堤や堤防での釣りを好んでいる人に特におすすめです。該当シーンで竿立てを使用予定の方は、是非検討してみてください。
船べりの穴に挿す竿立て
船釣りを好んでいる人なら必見の竿置きです。海釣りの船のへりには、釣り竿を入れる小さな穴が空いていることが多いですが、その穴は竿立てを設置できる場所でもあるのです。
船べり専用の竿立てを持っていれば、船釣りがより一層快適になることでしょう。大物を狙っている時にも釣りに集中させてくれる、非常に便利なタイプです。
竿立ての種類2・置きタイプ
どんな種類の釣り場に行っても、無難に釣り竿を置くことができるロッドホルダーもあります。
サーフ三脚
「サーフ三脚」と呼ばれる、置き型のロッドホルダーがあります。これは、脚の長さを調節できる三脚に、サーフ(波型)の形状の金属棒が取り付けられているものです。
普段はサーフ部も含めて折りたたんでコンパクトになるので、堤防、防波堤、磯など使う場所を選びません。持ち運びも非常に便利で、携帯性に優れたアイテムといえます。
ペットボトル装着タイプ
これは非常に簡易的なタイプの竿置きで、ペットボトルのキャップ部分に取り付けて使用するものです。竿受けにする時は、ペットボトルには海水や真水を入れて置き、動かないようにします。
それによって安定感が生まれますが、固定されていない軽量なペットボトルだけに掛ける竿は軽量なものに限られます。その点は注意して選ぶようにしてください。
竿立ての種類3・固定タイプ
釣り竿はできればガッチリと固定し、安心感を得たいと考えている方には、固定タイプがおすすめです。竿の小さな動きも分かりやすいので、獲物がかかった瞬間を見落とすリスクが減少し、確実に釣り上げられる確率がアップするはずです。
そんな固定タイプの竿立てをさらにタイプ別に分け、それぞれの特徴や魅力をご紹介します。
万力型竿立て
漁港の波止場には縁石が並んでいることもありますが、そこに取り付けることが可能な万力タイプの竿立てがあります。フェンスや釣り船の船べりに掛けることも可能なので、ガッチリとキープされる釣りを希望する人なら必ず一つ持っていたいタイプです。
マジックテープの竿立て
釣り場の堤防などに、フェンスやパイプが設置されているなら、マジックテープで固定するタイプの竿立ても使えます。取り付けは極めて単純・簡単で、お金をかけなくてよいのが人気の秘密です。
クーラーボックス取り付けの竿立て
お手元のクーラーボックスに取り付けるタイプの竿立てがあります。クーラーボックスさえあれば、どこでも使えるし、他の場所に傷を付けないで使えるメリットがあります。
ボックス一体型の竿立て
クーラーボックスや釣り道具を収納するケースと、竿立てが一体化したタイプが販売されています。しっかりと一体化しているので、竿立が外れる心配もありません。これなら釣り場に竿立てを忘れることもなくなります。
おすすめ竿立て①
ダイワ チョイ置きホルダー
ダイワ 817110
サイズ | 19.7 x 16.2 x 6.1 cm |
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重量 | 180g |
カニのハサミみたいな形状をした、ダイワの船用ロッドホルダーです。船釣り用に作られており、船の竿立て用の穴に差し込んで竿を斜め掛けすることができるようになっています。
約47~55ミリの穴に対応。非常にサイズが小さく、持ち運びの苦労は皆無と言っても過言ではないでしょう。船釣りでは邪魔にならず、重宝します。
かっこかわいいデザイン
色はピンク、オレンジ、グリーンと明るく、遊び心あるカラーが全3色ラインナップされています。竿立てといえば、無骨なデザインが多い印象を抱きがちですよね。
しかし、Y字型のダイワのチョイ置きホルダーは性別を問わず選びたくなるような、かっこかわいいデザインが魅力の製品です。船釣りを好む女性には非常におすすめです。
おすすめ竿立て②
第一精工 スーパーパイプ受太郎
スーパーパイプ受太郎
サイズ | 18.6 x 15 x 6.6 cm |
---|---|
重量 | 480.81g |
アマゾンでレビューの評価の高い、第一精工の竿立て。万力のようにしていろんな場所に固定する、角度調整可能なタイプです。幅が40ミリから~100ミリまでの幅の場所なら、港や川の堤防のパイプ、縁石などどこにでも取り付けて、竿を受けることができます。
設置方法が難しく、鮒釣りには不向きとされています。また、細すぎるパイプなどには取り付けられない可能性があるので、サイズをしっかりチェックしておくようにしてください。
安全装置がついて竿が落ちにくい
釣り好きの間で注目される製品ですが、人気の理由はそれに留まりません。取り付けやすい上に竿の脱落を防止できるレバーが付いており、陸地の釣りや船釣りで釣り竿を落下させる心配が不要です。
がっしり安定感あるホールドも魅力の一つで、安心して釣りを楽しめます。疲労感も減るので、長丁場になるような大物を狙っている際にも活用したいですね。
おすすめ竿立て③
ダイワ ロッドクリップ
ダイワ 867412
サイズ | 18.2 x 12.3 x 5.5 cm |
---|---|
重量 | 84g |
海の堤防やフェンスやポールに取り付ける、ダイワのロッドホルダーです。保管時にも取り付けたときにも、コンパクトなので場所を取りません。取り付け方式はマジックテープによるもので非常に簡単。
価格が安く、手に取りやすいこともアマゾンで人気を博している理由の一つです。リピート購入している釣り好きも続出しています。
簡易ながら倒れにくい設計
マジックテープで固定するタイプは取り付けが楽チンですが、逆に心配なのは竿を受けている状態がズレたり、外れたりしないかという点です。
しかし、このダイワのロッドクリップならば、いったん取り付けるとズレたり外れたりする恐れがほとんどありません。手間なく、安定感抜群。メリットだらけの優秀な製品と言えるでしょう。
おすすめ竿立て④
タカミヤ アルミ三脚 3段
タカミヤ アルミ三脚 3段
サイズ | 59.8 x 9 x 7.2 cm |
---|---|
重量 | 750g |
アマゾンでベストセラーになっている、TAKAMIYA・サーフ三脚の代表格を担う製品です。3段仕様で大きく感じますが、しまうときには超コンパクトに三脚もサーフも折り畳むことができます。
ワンタッチのスライドレバーを採用しているので、高さの調節も簡単です。ワンタッチで設置できるのも非常に便利で、かなり高い位置にも調整できるので、さまざまな釣りのスタイルに対応できるでしょう。
最大で竿を8本掛け
サーフ型竿掛け部分には凹みがあり、最大で8本まで掛けられます。釣りをしていない時にもサーフ三脚を竿立てとして使うことができる、一石二鳥の製品です。中央にはフックがついており、荷物を吊るすことによって全体に安定感が出る仕組みになっています。
3段にもなる高さで、長さのある釣り竿を置く場合に大変便利です。価格も手頃に設定されているので、釣り初心者の方が最初に買うべき竿立てとしてもおすすめです。
おすすめ竿立て⑤
ダイワ CPキーパー
CPキーパーマルチ
サイズ | 26.1 x 14.9 x 5.7 cm |
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重量 | 90.72g |
プラスチックなどの材質のクーラーボックスにネジで簡単に取り付けられる、ダイワの人気竿立てです。この製品は小型かつスリムで、クーラーボックスにつけても堤防などで竿受けの場所を取りません。
リールをつけたままでも立てられるので、ロッド交換の手間も不要で非常に便利。移動時に楽チンな固定式を採用しているのも嬉しいです。
クーラーボックスだからこその安定感
釣りに持っていく自宅の愛用クーラーボックスは、比較的大きさがあれば5キロ以上にもなります。クーラーボックスに竿立てを取り付けることにより、安定した状態で、竿を立てることができるはずです。
コンパクトとはいえ、つけたまま持ち運ぶとなると邪魔になりやすいので、クーラーボックスの開閉部分などは避けて取り付けるように注意してください。
おすすめ竿立て⑥
第一精工 サンドポール2号
第一精工 サンドポール2号
サイズ | 81 x 7 x 2.2 cm |
---|---|
重量 | 258.55g |
これは砂浜でのキスやヒラメ釣りにも使いやすい、砂場に挿すタイプです。一見すると、魔法使いの杖みたいな形をしているのが特徴。第一精工の製品の中でも、注目され続ける人気製品です。
先端がY字型になっているスリムな設計に反し、頑丈であることを売りにしています。実際の安さを感じさせない、しっかりした作りであることが魅力です。
伸縮して長さ調節
サンドポール2号は、収納時に81センチと非常にコンパクトにたためる製品です。竿を受ける時には割と長めに設定でき、最大で130センチまで伸ばすことが可能。使いやすい高さに調節できるのが非常に便利で、調節方法も非常に簡単です。
釣り竿以外に飲み物などの引っ掛けて使え、浜辺での投げ釣りに重宝する竿立てです。
おすすめ竿立て⑦
第一精工 ロッドピンチ
第一精工 ロッドピンチ
サイズ | 26 x 9.2 x 5 cm |
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重量 | 30g |
釣りに出かけた時、堤防などでペットボトルや空き缶が手元にあれば、瞬時に竿立てに早変わりさせることができる第一精工の竿立てです。砂浜など、周りに固定場所が何もない環境であっても、簡単に取り付けられるのは便利ですね。
値段的な面でも、竿立てにしては非常に安い価格で購入可能です。お試し感覚で手軽に手にとってもらえます。
キャップ部分にねじこむだけ
使い方は簡単で、ペットボトルのキャップの代わりに取り付けるだけです。使用時には2Lのペットボトルなど、大きめなものを選んで中に水を満たすことが竿受けを倒さないために重要です。それによって、安定感が高くなります。
パーツを変えれば。空き缶の取り付けも可能です。もちろん、一般的な竿受けと同じくパイプなどに取り付けることもできます。
小型の竿に限る
ただ使用している土台がペットボトルなだけに、安定感はまずまずといったところです。砂地であればペットボトルを砂に埋めてみたり、小型の釣り竿を使う時だけに使用するなど、工夫して使うことをおすすめします。
製品自体はゴム製で釣り竿を傷つけない、優しい仕様です。使うシーンを選んで活用すれば、釣りの快適性向上に効果を発揮してもらえるでしょう。
おすすめ竿立て⑧
プロックス EVAタックルバッカン
プロックス EVAタックルバッカン
サイズ | 36cm、40cm |
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釣り用具を収納することができるセミハードなボディに、竿立てが付いているフィッシング用ショルダーケースです。又の名を「バッカン」とも呼ばれています。衝撃に強く、耐水性にも優れているので、どこの釣り場にも持って行きたくなる製品です。
サイズは2種類展開されており、釣りの用途別で必要な容量によって選び分けできます。
かっこよく見せるミリタリーデザイン
外見についていうと、ブラックのミリタリー風を基調としたデザインにゴールドのファスナーが、アクセントになっています。何気ない釣りの姿を、より一層スタイリッシュに見せてくれそうなかっこいい雰囲気のある製品です。
ハンドルが持つ時に合体する仕組みになっているほか、がっしりした見た目の割には軽量なので、持ち運びや移動時の快適性も抜群です。
おすすめ竿立て⑨
ダイワ ロッドスタンド 300
ダイワ ロッドスタンド 300
サイズ | 本体サイズ:収納時:約28cm、最大伸長時:約44cm |
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5000円台で購入できる竿立てをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめ。リーズナブルな価格で販売されているほか、実績のあるダイワから販売されているのが特徴的です。
すぐに設置できるハンドルを搭載しているほか、高さの調節が可能な三脚も。三脚の先端には保護キャップがつき、傷つきを防止してくれます。
増設が可能
こちらの竿立てのおすすめポイントは、2色のカラーから選択できるという点です。ほかにも収納に便利な専用バッグがついているため、持ち運びやすくなっています。
また、こちらの竿立ては増設キットを使用することで、最大で5本のロッドを一度に立てることが可能に。釣りスタイルに合わせてそちらも購入してみてはどうでしょうか。
いろんな竿立てを使ってみよう
竿立てには色んな種類、タイプが存在します。場所によって使い分けたり、または気分で使い分けたりすることで、より使い心地や釣りの快適性をアップさせることができるので、気になった方は是非釣りのお供に連れ出してみてください。
今回ご紹介したお手頃価格揃いの人気製品のラインナップなども参考に、自分にとって理想的な竿立てを選ぶようにしましょう。