三国山とは?気になる登山・ハイキングコース情報や登山口へのアクセスを解説!のイメージ

三国山とは?気になる登山・ハイキングコース情報や登山口へのアクセスを解説!

神奈川県、山梨県、静岡県の三県に跨る三国山。ハイキングコースは整備されて登り易く、コース上からの眺望は一件の価値があり、ハイカーを楽しませています。今回は、富士山の眺望が望める三国山のおすすめコースからハイキングのコツまでをご紹介します。

2018年05月15日更新

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目次

  1. 三国山とは
  2. 三国山への植生
  3. 三国山の天候
  4. 三国山を登る装備
  5. 三国山の登山計画
  6. ハイキングの適期
  7. あると便利な登山道具
  8. コーヒーは登山に最適
  9. 三国山へのアクセス
  10. おすすめのハイキングコース
  11. 最後に

三国山とは

登山口であるパノラマ台から富士山を望む

三国山は、山梨県山中湖村に位置し、神奈川県、山梨県、静岡県の三県の境付近に位置する山です。山頂は深く鮮やかな緑に囲まれ静かな山頂ですが、その豊富なハイキングコースとアクセスの良さから、数多くの登山者に親しまれています。

三国山の標高

標識には標高が記載されていることも多い

三国山の標高は1,343m。付近にある山中湖の湖面は980mと、見上げると連なる山々の一角に見えます。標高差は約360mと有名なところでは高尾山とほぼ同様となっています。アクセスからハイキングコースの難易度含め、初心者向けの山ではありますが、標高が高いため気温も低く、都心に比べると肌寒く天候も変わりやすいので、油断せず後述する準備をしっかりしてハイキングを楽しみましょう。

日本各地にある三国山

眺望が良いところでは県境となる景色が見える。道志方面を望む。

三国山は全国各地に存在し、その多くは山中湖村の三国山同様、三つの境界に位置する山頂である事が多いです。また三国山という名前以外にも、境界線に存在する山頂が存在し、有名なところでは山梨県、埼玉県、長野県の県境にある甲武信ヶ岳(甲州、武州、信州)があり、登山が全盛となる以前から、歴史の深い山頂である場合もあります。

三国山への植生

豊かな自然に囲まれた三国山周辺

三国山の木々はミズナラ、ブナの木を始めとした豊かな植生に囲まれています。足元を見ると、綺麗な花を咲かせるバイケイソウ、トリカブト(全て毒性が強いので注意)、里山でもよく見かけるイタドリなど、目を凝らすと豊富な植生が認められ、植物図鑑を持っていくと、一層ハイキングが楽しめます。また自然の中では固有の種類が群生しているポイントもあり、花咲の見頃を想定してくる登山者もいるので、何度か足を運んでお気に入りの季節を見つけるのもよいですね。

野草に注意

毒草であるトリカブトは、類似したニリンソウとの区別が花咲前では難しい。

豊富に生えている植物ですが、上述のように毒性の強い植物も生えているため、綺麗だからと不用意に触ることのないよう注意しましょう。なかには触れただけで手がかぶれる植物もあるため、大丈夫だと分かるもの以外は、綺麗な花を愛でながら眺める程度にしましょう。

三国山の天候

天候の急変には要注意。三国山に雲がかかる。

三国山の位置する山中湖村の天候は、高所に位置することから盛夏は涼しく、真冬は零下の厳しい環境に晒されます。厳冬期では一般の登山者を寄せ付けない自然環境となり、道迷いや低体温症、滑落など、無雪期にはない危険も増えていきます。三国山山頂付近は樹木に覆われていることから肌寒く感じることが多く、天候が崩れると視界不良で移動できなくなり、また山中湖村は雨天率も周囲に比べて高いため、レインウェアを始め、防寒対策は万全にしておきましょう。

標高と気温差

雲がかかると一気に体感温度は下がっていきます。木洩れ陽が消え雲が周囲を覆う。

標高が高いと気温は下がっていきます。標高差が100mあると、気温は0.6度下がります。麓から約1,000mの標高差がある山中湖村含む三国山では麓との気温差は6度以上になります。また気温が下がることの他、気圧も変化していきますので、よく富士山で沸点が低くなると聞いたことがあると思いますが、気圧差も生じていきますので、あまり高所に慣れていないと具合が悪くなることもあるので、無理をせず様子を見るか、標高を下げることでコンディションが回復することもあります。

三国山を登る装備

登山用のリュックは収納性、フィッティングが抜群です。

三国山はハイキング以上の装備が必要とされます。ハイキング以上の装備とは、雨風をしのげるレインウェア、夜間でも行動可能なヘッドライト、現在地を確認できる地図とコンパス、足を保護し快適に移動できる登山靴、行動食は必須となります。登山時間は短いルートで90分程度ですが、街とは違う自然環境に入るので、十分な準備をしてハイキングを楽しみましょう。

三国山の登山計画

道標には時間が表示されていることがあり、登山が順調かの参考になります。

登山計画は登山口までのアクセス時間、行動と休憩時間を始めとして、準備する道具、トラブルの際はどこから下山するか、考えられる要素を盛り込んでできる限り詳細な計画を立てていきましょう。必ずしも時間通りに山頂を踏まなければいけないわけでなく、雨が降ったら引き返したり、一緒に行く友人が疲れたりしたら、ゆっくり途中の休憩ポイントで過ごす余裕も必要となります。いずれにしろ、余裕を持った計画を立てていきましょう。

ハイキングの適期

麓より気温も低く空気が澄んだ山中湖村。富士山が良く見えます。

三国山は春から秋口にかけてのハイキングがおすすめです。夏は涼しい環境下で鮮やかな緑を楽しみ、秋は澄んだ空気を通して見る、輪郭のハッキリした富士山と麓の山中湖の景色は筆舌に尽くしがたい美しさがあります。冬となると登山口までのアクセスが凍結で困難になり、また雪の厳しい季節では通常の登山と比べて難易度は一気に上がるため、ハイキングを始めとした登山経験を積んでから楽しみましょう。

あると便利な登山道具

火が使えると登山が一層楽しくなります。プリムスのシングルバーナー。

登山は衣食住を持ち運び山頂を目指す特異なアクティビティで、その特性から、便利なアイテムが数多く存在します。なかでも携帯火器であるシングルバーナーは、いかなる場所でも火を扱うことができ、お湯を沸かしてインスタント食品を食べたり、慣れてくると自炊もできるようになります。火器があると万が一のトラブルにも対処でき、現在地で夜を明かすことになっても火があるだけで安心材料にもなります。予算や荷物に余裕があればぜひ持っていきましょう。

おすすめの料理

登山中の食事は普段の何倍も美味しく感じます。写真は鶏雑炊

標高の高い三国山では体も冷えやすく、登山道なのでもちろん水道もありません。疲れると体が固形物を受け付けないこともあるので、時間も短く簡単に作れる雑炊はおすすめです。コンビニのおにぎり、水と顆粒出汁などを使ったり、お茶漬けの素を使うのも短時間で水分とカロリーが摂取できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。また、摂取する栄養素に関わらず、好きなものを作って食べるのも楽しく、またハイキングを続けるモチベーションにもなります。

コーヒーは登山に最適

コーヒーは効率的で効果的な登山向きの飲み物です。

カフェインが含まれ、体のパフォーマンスを向上させてくれるコーヒーは、長時間移動を伴う登山、ハイキングにおいては非常に効率的、かつ効果的な飲み物です。なにより香りが良く、自然界にはない飲み物はとても美味しく、魅力です。登山者にはコーヒー愛好家も多く、宿泊する山小屋、キャンプ場にはオリジナルのコーヒーが販売されていることも珍しくありません。また、コーヒーは登山中でも良いですが、登山口やアクセス前に飲んでいくのがおすすめです。コーヒーには体温を下げる役割と、上述のパフォーマンス向上が含まれるためです。

三国山へのアクセス

山中湖交流プラザきららの駐車場

三国山へのアクセスは、ハイキングコース登山口の近くにある平野か、同じく登山口である篭坂峠へバスが通っています。どちらも富士急富士山駅からバスが出ていますが、篭坂峠へはJR御殿場線御殿場駅よりバスが出ています。篭坂峠へはバスの本数も多く、それに合わせて登山行程を組むことができます。
マイカーでは三国山ハイキングコース近くにある山中湖交流プラザきらら(有料300円)の駐車場を利用するか、同じく三国山ハイキングコース途中にあるパノラマ台に駐車できます。

マイカーと公共交通機関

ハイキングコース途中にあるパノラマ台駐車場

登山口へのアクセス方法は、大きくマイカーと公共交通機関の利用になりますが、どちらも利点があり、登山内容に応じて選択しましょう。マイカーは登山口までのアクセスが容易で、なによりバスや電車の時間に縛られることなく行動ができるので、比較的時間にゆとりを持った計画を立てることができます。公共交通機関は、登山口、下山口が同様となってしまうマイカーと異なり、縦走や変化に富んだコースを楽しみたい方に向いています。

おすすめのハイキングコース

パノラマ台コースは好展望のルート

今回は、登山時間も短く絶景が気軽に楽しめるパノラマ台駐車場をスタートするコースをご紹介します。初めてのハイキングで体力に自信のない方でも時間をかけてゆっくり登ることができます。登山中のハイライトは、鉄砲木ノ頭から眺める絶景と、三国山山頂の山深い景色で楽しむランチタイムです。

パノラマ台から鉄砲木ノ頭へ

鉄砲木ノ頭(明神山)山頂にある山中諏訪神社

パノラマ台から鉄砲木ノ頭までは、一直線に山頂を目指していきます。視界も広く道も迷うことはないため、コースをしっかり辿りながら登っていきましょう。勾配が急なので、小股で少しずつ登り、段差も一回で登らず、複数回に分けて乗り越えて行くと、体力を消耗せずに長時間歩くことができます。鉄砲木ノ頭は視界が開けている分いつでも見えていますが、見えている場所ほど辿り着くまで時間がかかるもの。焦らず景色を愛でながら登りましょう。鉄砲木ノ頭は富士山、山中湖が一望でき、山中湖、道志を始めとして周辺の地形が手に取るように分かるポイントなので、ぜひ地図で場所を確認して、山の地名やまだ見ぬ道に想いを馳せてみましょう。

鉄砲木ノ頭から三国峠へ

ハイキングコースを横切る公道と三国峠。

鉄砲木ノ頭を後にすると、三国峠までの急な坂を下っていきます。土質の特性上滑りやすいので、足元に注意して下っていきましょう。峠は山頂と山頂を繋ぐ道にある窪んだ場所であり、三国峠には公道が通り、山梨県と神奈川県の県境になっています。三国峠まで下ると、景色は光射す開けた場所から、映画の世界に入り込んだような森の中に入っていきます。

三国峠から三国山山頂へ

分かりづらい道には赤テープが付いています。

三国峠を越えると、三国山山頂までの最後の登りになります。周りは木々に囲まれて道が分からなくなるところもありますが、先人が付けた赤テープと方角を間違えず登っていけば、20分ほどで山頂に到達します。もしも道から外れたと思ったら、一度来た道を戻り、登山道であることを確認して周囲を見渡してみるか、どうしても自信がない時は引き返して登山を中止しましょう。山頂は三国山擁する丹沢山塊に続くコースと、篭坂峠へ下る道に分かれています。山頂は眺望がありませんが森林浴を十分に楽しんだら、来た道を戻るか、三国峠からの公道を山中湖方面に辿っていけば、パノラマ台駐車場に戻ることができます。疲労が溜まっている時は、往来する車に注意は必要ですが、勾配の緩やかな公道を利用して戻るのもひとつですので、状況に応じて使い分けましょう。

最後に

いかがでしたか。三国山は景色の変化に富んだコースと豊富な登山口とアクセス方法で、これから登山を始める方、これまで登山をしてきて余裕を持って楽しみながら登山をしたい方におすすめの山です。一人で息抜きで楽しんでも、仲間で感動を共有しながら楽しむも良し、自然のエネルギーを一身に浴びながら、三国山の魅力を存分に味わって下さいね。

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