オクラの育て方!家庭菜園で種まきから収穫まで失敗しないコツをご紹介!

オクラの育て方!家庭菜園で種まきから収穫まで失敗しないコツをご紹介!

夏野菜に欠かせないオクラですが、オクラという名前は日本名では無く、英語のokraから来ており、語源はガーナで話されるトウィ語です。オクラは、ビタミンなどの栄養価も高く、オクラの育て方も容易です。そんなオクラの育て方や植え方、コツをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.オクラとは?
  2. 2.オクラの育て方《オクラの種類》
  3. 3.オクラの育て方《家庭菜園で収穫する》
  4. 4.オクラの育て方《植え方》
  5. 5.オクラの育て方《水やり》
  6. 6.オクラの育て方《肥料》《追肥》
  7. 7.オクラの育て方《支柱》
  8. 8.オクラの育て方《連作障害を防ぐ》
  9. 9.オクラの育て方《病害虫》
  10. 10.オクラの育て方《剪定》
  11. 11.オクラの育て方《収穫》
  12. 12.オクラの栄養素と効能
  13. 13.オクラの保存方法
  14. 14.オクラの調理法
  15. 15.オクラの花を食べる
  16. 16.まとめ

オクラとは?

オクラはアメリカ原産で暑さに強く、乾燥や多湿にも強い丈夫で初心者には育てやすい野菜です。オクラは別名、《陸蓮根(オカレンコン)》や《アメリカネリ》とも呼ばれています。オクラは食物繊維が豊富に含まれいますが、刻むとねばねばが出る素も食物繊維です。鞘の形がほとんどは5角形ですが。丸いのや8角などもあります。オクラは緑黄色野菜で、《ビタミンB1》・《ビタミンB2》・《ビタミンC》や《カロティン》・《カルシウム》・《リン》・《鉄》・《カリウム》などの栄養素を多く含みます。5角形では無く、丸いオクラの代表は沖縄県で栽培されている島オクラなどです。オクラの色は緑だけでなく、赤い色の品種もあります。

オクラの育て方《オクラの種類》

一般的なオクラ《アーリ-ファイブ》や《グリーンスター》は、5角形が主流で、長さ5㎝~10㎝の大きさで、オクラは初心者の家庭菜園には育てやすい野菜です。大きくなりすぎると硬くなりますので、小さめの収穫がおすすめです。

島オクラ

沖縄や八丈島のような南の島で栽培されている物で、長さが20㎝以上のものもあります。丸さやで、長く成長したオクラでも柔らかい品種です。

ダビデの星

一般的なオクラに比べて、太くずんぐりとしていて、断面が5角形ではなく、星型なのでこのダビデの星という名前が付いたようです。かなり太くて肉厚ですが食べると硬く、独特の香りがします。しかし、収穫が遅れるととても硬くなりますので気をつけて下さい。

紅オクラ

大きさは普通のオクラと同じ位ですが、色が赤紫色で全体が産毛で覆われています。この綺麗な紅色は残念なことに、加熱調理であまり綺麗では無い緑色に変わってしまいます。もし料理に色を生かしたい場合は、生のまま使うことをおすすめしますが、産毛が多く硬さもやや硬いので、表面の産毛をこすり落とし薄くスライスするかまたは、刻んで食べると良いでしょう。

ミニオクラ

オクラを通常よりさらに未熟な状態で収穫した物で、長さ3㎝程で柔らかく生食に向いています。一般にはあまり出回っていませんが飲食店などで使われています。

花オクラ

花オクラはトロロアオイとも呼ばれ、花が美味しくなるように改良して栽培された品種です。この花にはオクラの香りと粘りがあります。濃密な甘さもあります。

オクラの育て方《家庭菜園で収穫する》

オクラを家庭菜園で栽培するには、苗から育てる育て方と、種を植えて育てる育て方があります。初心者の方が家庭菜園で栽培するには、苗で育てる植え方が簡単でおすすめです。

家庭菜園《オクラの種まき》

種まきには、ポリポットに種まきをし植え付ける植え方と、直まきで植え付ける植え方があります。オクラを種まきする時期は、4月以降が良いです。直接畑に植え付ける時期は、5月上旬~6月末が植え付け時期になります。オクラは寒さに弱いので10℃以下の時期に畑に植え付けると低温障害を起こす場合がありますので、早い時期に撒くのは避けて下さい。種まきはポリポットや直まきいずれも4~5㎝幅で、深さ1㎝くらいの穴を掘り4,5粒まき、土を1㎝位かけて軽く押さえ水を与えます。ポリポットに種まきをした場合は、温度を25度から30℃に保温することが必要です。オクラの種は少し硬いので、種まきをする前の日に、一日水に漬けておいてから種まきをすると、発芽率が上がります。

家庭菜園《オクラの苗から育てる植え方》

オクラを苗で植え付ける場合の、植え付け時期は5月以降です。オクラの理想の生育温度は20℃~30℃ですので、10℃くらいに低いと、生育に問題が出てくる場合がありますので、植え付ける時期の温度に注意が必要です。

オクラの育て方《丈夫な苗の選び方》

オクラは直根性ですので、植え付けの植え方が難しく大きく育ち過ぎている物よりも。本葉が3,4枚出たくらいで葉につやがあり、濃いグリーンの幼苗がおすすめです。

オクラの苗の植え付け方

オクラの苗の根は、まっ直ぐ下に太い根が伸びますので、植え方を誤ると植え痛みを起こしやすくなりますので、植え付けるために、苗をポットから取り出す場合に、根鉢を崩さないように気をつけて植えて下さい。まず水を含ませておいて、ポットの底の穴を押してそっと出すようにすると、根鉢を壊すこと無く定植する事が出来ます。

オクラの育て方《プランター選び》

オクラをプランターに栽培する場合の植え方は、プランターは深型のものを選び、株間が必要なので、幅が60センチ以上のものをを選んで下さい。深型が必要なのは、オクラが根を深く張るので浅すぎると、草丈が高くなりひっくり返る可能性があるからです。 水はけが良い状態を好みますので、底がメッシュになっているプランターを選ぶか、もしくは、発砲スチロールを細かくし網などに入れてプランターの底一面に敷きます。土は8分目まで入れて下さい。

株間の重要性

野菜を栽培する時の株間とは、野菜の中心から隣の野菜の中心までの距離のことで、株間は野菜によって変わります。オクラの株間は少なくとも25㎝以上あけて下さい。十分な株間を開けずに苗を定植すると、生育不良などを起こし、苗の成長が遅くなります。オクラは葉が大きく成長しますのでプランターなどで育てる場合でも株間を開けて植えて下さい。沢山の収穫をしようと、狭いスペースに株間を開けないで沢山の苗を植える植え方をしてしまうと、隣接した苗同士が株間が無いことによって、養分や水分を取りあい、お互いの成長が阻害され、結局収穫量を減らすことになります。特にオクラは大きさが2mぐらいにもなりますので、株間を開けておかないと日当たりを阻害したり、虫が付くことにもなりますので、出来るだけ株間を開けて下さい。理想は40~50㎝株間を開けるのがベストです。

オクラの育て方《用土》

オクラを家庭菜園で栽培する場合の用土は、市販の培養度を使うと簡単ですが、ご自分で作りたい方は、赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1にプラス用土10ℓに対して10gぐらいの石灰と、化学肥料を10ℓに10g~30g混ぜた物を用意して下さい。

オクラの育て方《植え方》

オクラは連作障害の被害を受けやすいので、同じ場所での栽培は避けて下さい。少なくても1年以上は空けて下さい。

植え付ける畑の準備をする

定植する2週間くらい前の時期までに苦土石灰(1㎡当たり約150g)を散布して耕しておきます。1週間前には堆肥(約3㎏)と元肥として化学肥料を(N窒素:Pリン酸:Kカリウム=8:8:8)を100g入れてよく耕し、畝を作ります。保温と雑草防止を兼ねて、黒のポリシートでマルチをして下さい。畝の幅は70㎝、高さは15㎝~20㎝にし、株間は25㎝は開けて下さい。定植は十分暖かくなってから行って下さい。

ポイント

オクラを露地栽培で育てる場合、株間を40㎝以上離すとお互いの葉がぶつかりあわないですし、日当たりが良くなるので、沢山の収穫が望めます。

オクラの苗を植えるための注意点

ホームセンターなどで買った苗を植える場合、育ちの良い苗だけを選んで後は間引いて下さい。お互いの養分や水分を取りあって育ちが悪くなります。間引くときは、引き抜くと根が傷ついたりするので、苗の根元から切り取って下さい。

オクラの育て方《水やり》

オクラは種まきした種が乾燥したら枯れてしまい発芽しない場合があります。オクラの種まきは、気温が高くなってから種まきをしますので用土が乾燥しないようにたっぷりと水を与えて下さい。オクラは水不足になると極端に生育が悪くなりますので、水切れには十分な注意が必要です。オクラは定植して根付いてからは土が乾いたらたっぷりと水を与えて下さい。回数では無く1回にたっぷりと与えるようにして下さい。

オクラの育て方《肥料》《追肥》

オクラは肥料切れしないように追肥が必要です。オクラは生育期間が長いので肥料切れをしないように追肥は欠かせません。オクラの本葉が5,6枚になって来るくらいの時期に1回目の追肥をして下さい。追肥はオクラを長く収穫することが出来るように、2週間に1回くらいの割合で追肥をして下さい。追肥には1回あたり、化成肥料の場合には10gくらい、追肥に、ぼかし肥や鶏糞などの肥料を追肥に使う場合はひと掴み、株元から離れたところに全体的に蒔いて追肥して下さい。 固形肥料の代わりに液体肥料を週に1回くらい追肥として与えても大丈夫です。オクラは草丈が2mを超えるぐらいに成長しますので、追肥を与える時に一緒に、水やりで減ってしまった土を株元に、まし土して下さい。

オクラの育て方《支柱》

苗の大きさが30㎝位になると倒れやすくなりますので、倒れないように支柱を立てて、ささえてあげて下さい。オクラの茎の節と支柱を紐などで少し緩めに結んで(きつく縛ると成長が妨げられる場合があります)下さい。オクラは大きさが1,2mにもなりますので、支柱を選ぶ場合は、長い物を選んで下さい。プランターに植えている場合は底が浅いので、隣の支柱と繋げておくと風などで倒れる心配が無いです。

オクラの育て方《連作障害を防ぐ》

連作障害はなぜ起こるのか、それは同じ野菜を栽培し続けることによって、土の中に病原菌が増えてしまったり、土の中の成分バランスが変わってしまって連作障害を起こすことが原因とされています。オクラもこの連作障害を起こす植物ですので植え方に注意が必要です。

連作障害を避ける

連作障害を起こさないために少なくても1年以上、土を休めて下さい。もし連作障害になると、うどんこ病や苗立枯れ病などの障害が起きます。また害虫なども連作障害を引き起こします。連作障害が起きないようにするためには、土壌の改良が必要になりますが、家庭菜園では土壌の改良を行うのは難しいと思います。ですので、やはり、家庭菜園でオクラを植える場合、連作障害を起こさせないためにも同じ場所での栽培は避けて、最低でも1年、出来れば3,4年休ませておき、オクラは別の場所で栽培すると、連作障害を防ぐことが出来ます。

オクラの育て方《病害虫》

オクラには連作障害の影響を受けやすい特徴があります。1年以上空けずに同じ畑に植え付けをすると連作障害を起こしますので避けて下さい。連作をするとネコブセンチュウが発生する場合がありますので気をつけて下さい。

オクラの育て方《病気》

オクラの病気として、《うどんこ病》・《苗立枯れ病》・《輪紋病》・《ウイルス病》・《葉すす病》などがあげられますが、これらの病気を防ぐための植え方は、水はけを良くし、日当たりの良い所で育て、もし病気を見つけた場合は早急に対策をして下さい。そのためにも日々のチェックが必要です。 苗立枯病は早撒きすると発生しやすいので早撒きしないようにして下さい。

苗立枯れ病

5~6月くらいの時期に土壌中のカビが原因で発生しやすく、オクラの苗が立ったまま枯れる病気です。

オクラに付く害虫

オクラに付く害虫には、《ハスモンヨトウムシ》・《フタトガリコガヤ》・《ミナミアオコガネムシ》などがあります。《カメムシ》は、薬剤の効かないウイルス性の病気を感染させるので、特に注意が必要です。防除対策のひとつとして、殺虫剤を定植または、直まき時に植える穴に入れておくことをおすすめします。

フタトガリコガヤ

フタトガリコガヤはオクラの葉を丸めて巣を作りますので、大量に発生すると葉を食い荒らされますので、見つけ次第補殺して下さい。

オクラの育て方《剪定》

収穫後の植え方として、下葉を摘心せずにそのままにしておくと、養分や水分が葉の方に行き、それからの実のなり方が悪くなります。果実の下の葉を取り除いておくと、風通しも良くなります。

オクラの育て方《収穫》

収穫時期は品種によっても多少異なりますが、定植後2ヶ月くらいで収穫適期になります。開花後4,5日くらいで5㎝~8㎝くらいになりますので、若い鞘を収穫して下さい。収穫が遅れると固くなり味も落ちてしまいますので、鞘が柔らかいうちに収穫して下さい。オクラは果柄が硬いので、果実の根元を。ハサミで切り取って収穫して下さい。

オクラの栄養素と効能

★オクラにふくまれている成分は粘膜を保護し強化する働きがありますので、胃粘膜の強化や、胃壁の保護、傷ついた胃粘膜の修復に役立ちます。胃腸の不調や夏バテも軽減します。 
★オクラのねばねば成分には、免疫力向上効果があり疲労回復にも効果があります。
★オクラにふくまれているペクチン(水溶性食物繊維)が、便秘改善やダイエットサポートに効果があり、老化や生活習慣病にも効果があります。
★オクラには葉酸(100g中110㎍)が多く含まれ、普段の食事に取り入れることによって、貧血予防や回線に役立ちます。

オクラの保存方法

オクラは、全体が濃い緑色で、細かい産毛が均等に一面生えていて、ヘタが変色していないものが良いです。、あまり大きなものは硬くなり食感も悪くなりますので、小振りなものを選んで下さい。
オクラを保存する場合の方方法は、直射日光を避けて涼しい所での保管が望ましいですが、冷蔵庫での保存は、冷温障害を起こす場合がありますので、もし冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙で包みポリ袋に入れ、野菜室に入れて下さい。あまり長くは保存できませんのでなるべく早い時期に食べるのが望ましいですが、もし数日で食べきれない場合には、茹でて冷凍保存して下さい。

オクラの調理法

オクラは、産毛と汚れを落とすために、まな板の上に置き塩を振り板摺りをします。切り口とヘタの部分を薄くむきます。板摺りの塩を残したまま、水1ℓに対して塩大さじ1くらいを入れたお湯を沸騰させ、火を止めてからオクラを入れ、40秒くらいそのまま置きます。ザルにあけて粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして、そのままや半切り、輪切りにしてお好きな味で召しあがって下さい。色々なお料理にアレンジが出来ます。鰹節と醤油を少しかけてけて食べてもとても美味しいです。ザルにあけて直ぐに色止めのために水で急激に冷やすのは、オクラが収縮してしまいますので控えて下さい。

オクラの花を食べる

オクラの蕾を天麩羅などにしても美味しく食べられます。

花オクラを食べる

花びらを刻んだり花びらを生でサラダにして食べると、癖も無く食感を楽しめますし、エディブルフラワー(食用花)として彩りも楽しめます。また茹でるとオクラのようにトロッとして、甘酢との相性も良く美味しいです。

花オクラの処理法

花びらのみを食べますが、花びらは傷みやすいので、食べる直前に処理をして下さい。ガクの部分には細かい棘がありますので、手を傷つけないように十分に注意して、花びらのみを切り取ります。稀に小さな虫が付いている場合がありますので、軽く振り、水洗いをしてから、水気を拭き取り色々な料理に使って下さい。

花オクラ料理

生でサラダやサット湯通しして酢の物、天麩羅にしても美味しく頂けます。

まとめ

オクラは家庭菜園に良く似合います。採れたてのオクラは歯ごたえも香りも良く、新鮮でおいしいです。是非ご自分の家庭菜園で育ててみて下さい。

yyjjkmd
ライター

yyjjkmd


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