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【簡単】トイレをタンクレス風にDIY!リメイクのやり方や骨組みの材料を大公開!

トイレをDIYでおしゃれにリメイクしても、タンクが見えていると野暮ったい印象を受けてしまいます。これはタンクを隠すことで解決が可能です。レバーも隠したタンクレス風なトイレDIYの簡単なやり方を、必要な材料から骨組み作り、事例をふまえてご紹介していきます。
更新: 2023年5月31日
gauyorim
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目次

おしゃれなトイレにしたい

おしゃれなお家に憧れて、お部屋のインテリアにこだわる人は多くいます。毎日暮らす場所ですから、心地よい空間にしたいですよね。好みの家具やインテリア小物をそろえたり、壁にポスターを貼ったりと、お部屋を何かしらリメイクしていることでしょう。

ですがトイレは意外と手付かずになりがちです。ちょっとしたおしゃれなトイレ作りなら、簡単にDIY可能です。こまめに掃除をおこない清潔さを保ちながら、寂しいと感じる部分へ小物を置いたり、壁面にはステッカーやリメイクシートなどを貼ってみてください。

たったこれだけのDIYでも、何も手を加えていない状態と比べて印象は大きく変わるはずです。今回はトイレの印象を一気に変えたい方に向けて、タンクレス風トイレへのDIY方法をご紹介します。

タンクレス風トイレについて

タンクを隠せばトイレがおしゃれに見える!?

上項で解説したように少しでもトイレのインテリアへ手を加えるだけで、十分おしゃれにできます。ですがそれだけだと生活感が出たままです。その原因はトイレのタンクにあります。

このトイレタンクを隠してしまえば、トイレ特有の生活感をなくすことが可能です。タンクを隠したトイレはタンクレストイレといい、おしゃれさが格段にアップします。

タンクレスなトイレにリメイクする方法

トイレの野暮ったいタンクを隠す方法はいくつかあります。まず多くの人が思い浮かべるのは、業者に依頼するリフォームでしょう。当然ながら確実きれいにタンクを隠すことは可能ですが、高い費用がかかります。

トイレをおしゃれにしたいからと、高額な出費は難しい場合が多いはずです。それならタンクを隠すことをあきらめてしまうかもしれません。でも費用をかけずタンクレスにできます。それはDIYでタンクを隠す方法です。

タンクレス風トイレにDIY

DIYと聞けば自分には無理と避けていませんでしょうか。DIYといっても幅が広く、上項で説明したような簡単なリメイクも立派なDIYです。その延長でタンクレス風トイレにするDIYがおこなえます。

とても簡単なやり方や、木材などの材料をそろえて骨組みを作ることから始める本格的なやり方があり、後項でそれぞれを詳しく解説しますので参考にしてください。自分でトイレのタンクを隠して、素敵なタンクレス風トイレにしましょう。

レバーや配管も隠せるとさらに◎

トイレのタンクだけを隠しても素敵なタンクレス風トイレになりますが、レバーや配管類も隠すと完璧です。レバーなどが見えると、どうしても生活感が残ってしまいます。

ただしレバーを隠すことで直接レバーを引けなくなってしまうことに注意が必要です。レバーを隠したために使い勝手が悪くなってはいけません。不便なくレバーを引ける工夫を織り込んだ上で、タンク全体を隠すDIYをおこなっていきましょう。

タンクレス風トイレをDIY【簡単な方法】

タンクレス風トイレにするDIYのやり方は、大きく分けて2種類あります。すぐできる簡易的な方法と、よりおしゃれに仕上げる本格的な方法です。トイレタンクをただ見えなくすればよいという場合には、簡易的なタンクレス風で十分でしょう。

完全にトイレタンクを隠してしまいタンクレスにしたいなら、本格的な方法でおこなう必要があります。目的をはっきりさせた上で、どちらの方法にするべきか検討してみてください。

DIY初心者の方にもおすすめの方法


本格的なタンクレス風トイレにするDIYのやり方は、後項で解説していきます。まずは簡易的な方法の説明です。これはいくつかの材料がそろえばすぐに完成します。骨組みを作ったりレバーまわりの細工は必要ありません。

タンクを隠したらどういう雰囲気のトイレになるのか、とりあえず一度確認してみたいという場合にもおすすめの方法です。タンク隠しが気に入れば、本格的なタンクレス風トイレにリメイクしていくのもよいでしょう。

必要な材料

簡易的タンクレス風トイレに必要な材料は、すべて100均ショップでそろえられます。どれも100円(2018/5/15時点の価格)なので、費用の負担もわずかです。購入する材料は、突っ張り棒2本、ジョイントマット、シャワーカーテンか布地、リメイクシートになります。

ジョイントマットは、トイレ上部の天板になります。そこへ何も乗せないのであれば、カラーパネルなど軽い板状アイテムでも大丈夫です。材料はこれだけですみます。

簡易的タンクレス風トイレの作り方

トイレタンクの上部付近へ、突っ張り棒を前後に同じ高さで張ります。前面の突っ張り棒は、トイレタンクの厚みよりも少し広くなるよう手前側にしてください。

突っ張り棒の長さにあう分のジョイントマットをつなげ、天板に見えるリメイクシートを貼り、突っ張り棒の上に乗せます。前面の突っ張り棒にシャワーカーテンを取り付け、トイレタンクを隠して完成です。シャワーカーテンは突っ張り棒から地面の長さにカットしておきます。

カーテンを付け替えるだけで手軽に印象チェンジ

簡易的タンクレス風トイレはシャワーカーテン部分を変えることで、簡単に着せ替えができます。シンプルにスッキリしたトイレを思い描いている場合は、無地の明るい色をしたシャワーカーテンが最適です。

狭いトイレスペースを広く見せる効果もあります。シャワーカーテンまたは布地のデザインしだいで、トイレインテリアの雰囲気を大きく変えることが可能です。おしゃれデザインの布地は多くあるので、いろいろ試してみてください。

タンクレス風トイレをDIY【本格的な方法】

①必要な材料・下準備

上項で解説した簡易的タンクレス風トイレは、100均ショップでいくつかの材料を購入し、少しの工程で完成させられる簡単なDIYでした。本格的なやり方の場合は、100均ショップではなくホームセンターで材料を調達します。

骨組みやトイレタンクを隠すカバーなど、材料はすべて木材です。始めて木材を購入する人でも簡単におこなえます。このDIYを一通り終えた頃には、木材でいろいろなアイテムを自作できるようになっているはずです。

設計図を作る

無計画のままホームセンターへ行っても、どういった木材を購入すればよいのか分かりません。作り上げたいタンクレス風トイレのイメージができたら、最初に設計図を作りましょう。重要なのは正確なサイズです。

サイズが分かれば必要な木材がはっきりとします。それにサイズが間違っていると、木材が大きくてはまらなかったり小さくて隙間が空いたりしてしまうので、計測には注意が必要です。サイズを設計図に書き込んでください。

設計図をもとに木材を調達する

設計図が完成してやっとホームセンターへ木材を調達しに行きます。もちろん設計図は忘れずに持って行ってください。骨組みに必要な木材は角材になります。トイレタンク隠しのカバーは板材です。

設計図を見れば、用意するべき角材と板材の数、サイズが分かります。その通りにそろえましょう。店員さんへサイズを伝えると木材をカットしてくれるお店もあります。木材のカットは手間なので、有料でも依頼するのがおすすめです。

ドリルドライバーがあると便利

木材とネジが基本的な材料になります。他には道具が必要です。木材を扱うDIYをするなら、持っておくと便利な道具がドリルドライバーになります。電動ドライバーの一種で、下穴を開けたりネジをとめたりする作業が簡単におこなえる道具です。

キリと手でまわす普通のドライバーでも作業はできますが、本格的タンクレス風トイレDIYの場合、途中で疲れてしまうことでしょう。他のDIYにも活用できるので、購入を検討してみてください。

②骨組み作り

角材で骨組みを作る


ホームセンターで購入してきた角材を使って骨組みを作ります。自分でカットする場合は、正確なサイズになるよう気をつけてください。角材はネジで接合していきますが、ネジを打ち込む前に下穴を開けないといけません。

下穴を開けることでネジどめしやすくなり、その際に木材へヒビが入りづらくなります。下穴を開けることとネジを打ち込む作業は、上項で解説した通りドリルドライバーを使えば簡単にすませることが可能です。

骨組みへ天板を取り付ける

角材で作った骨組みがタンク隠しのベースになります。骨組みを完成させた次は天板を取り付けましょう。トイレの上部に手洗い器がある場合は、その部分を切り抜かないといけません。

木板を切り抜くことが難しいなら、プラスチックダンボールを天板にしても大丈夫です。ただし1枚だと薄くて耐久性が心もとないので2重にしてください。また、水が出るたびに天板の裏側へ水がはねるため、PPシートなどを貼っておくのがよいです。

トイレタンク隠しの木板を作る

骨組みの前面へトイレタンク隠しの木板を取り付けますが、その前に加工が必要です。レバーまで隠してしまうと水が流せないので、その部分を切り抜きます。

レバーも隠す場合には木板を切り抜かずに穴を開けて、そこへヒモを通しヒモでレバーを引けるように細工してください。

それと便座まわりも切り取らなければ、その部分が当たってしまいトイレタンク隠しを設置できません。プラスチックダンボールでも代用することが可能です。

トイレにタンク隠しを設置する

骨組みに天板とカバーを取り付けたらトイレタンク隠しの完成です。あとはトイレタンクの場所に設置するだけで、タンクレス風トイレに仕上がります。サイズを正確に測り、設計図通りに正しくDIYしたのであれば、トイレにぴったりとハマるはずです。

材料を木材だけでDIYした場合、木の風合いが素敵なことでしょう。でもリメイクをほどこして、もっとおしゃれに加工するのがおすすめです。次項より詳しく解説していきます。

おしゃれなアレンジ方法

DIYしたトイレタンク隠しにアレンジを加えることで、おしゃれなタンクレス風トイレが完成します。木材やその他の材料が素のままの状態だと、どこか手作り感のある野暮ったい印象になってしまうのです。

おしゃれアレンジは簡単におこなえますので、DIYの仕上げとして考えてください。100均のアイテムでも手軽にアレンジが可能です。

簡単にアレンジできるリメイクシート

100均のリメイクシートだけでも、おしゃれなタンクレス風トイレに仕上げられます。リメイクシートは木板、レンガ、タイルといったように、いろいろな柄の種類がたくさんあって、理想のトイレインテリアにマッチするデザインがきっと見つかるはずです。

ナチュラルな雰囲気や、男前系にブルックリンスタイルなど、流行りのテイストのデザインがそろっています。天板やカバーに貼って簡単にアレンジしてみましょう。

アンティーク調の本格塗装で高級感を演出

アンティーク調で高級感のあるトイレだと、毎日リッチな気分ですごせることでしょう。アンティーク調にアレンジするには塗装がおすすめです。トイレタンク隠しの材料は、すべて木材を使っていることが前提になります。

使用する塗料は木材用のワックスやオイルです。まず木材の表面を研磨(けんま)してから塗装をほどこします。より美しい風合いを表現するために、二度塗りがおすすめです。十分に乾かすことがポイントになります。

参考にしたいDIYアイデア5選

①デザインをまわりの壁面と統一する

タンクレスカバーのデザインをまわりの腰壁と同じにして、全体を統一させた事例です。タンクレスが壁面に溶け込んでいて、まとまった印象を与えてくれます。

②トイレの内装も家全体のインテリアとあわせる


家の各場所にほどこしている内装を、すべて統一している事例です。濃い色の木板柄をしたリメイクシートを貼って、男前インテリアに仕上げています。トイレを含めてどの場所も同様の内装だから、トイレの扉を開けたままにしていても違和感がありません。

③トイレ全体の雰囲気を統一する

トイレ全体の雰囲気が統一されるように、タンクレスカバーだけでなく、トイレットペーパーホルダーやタオル掛けといったアイテム、それに壁紙にも気を配っています。

④タンクレスカバーにあわせた小物をDIYする

タンクレスカバーを設置しただけだと寂しい場合、小物などを飾りたくなります。その飾りはタンクレスカバーのデザインにあわせて、自作してみてはいかがでしょうか。

⑤リメイクシートを貼り替えて印象チェンジ

リメイクシートによるアレンジなら簡単におこなえます。時々違うデザインのリメイクシートに貼り替えて、気分転換するのもおすすめです。

まとめ

トイレをタンクレス風にリメイクするDIYのやり方を解説してきました。トイレタンクを隠さなくてもおしゃれな空間にできますが、タンクレスはより高いグレードの印象を与えることが可能です。

トイレインテリアにこだわるなら、タンクレス風トイレのDIYにチャレンジしてみましょう。おしゃれな事例を参考にすると、イメージが固まりやすくなります。そこへ自分なりのアレンジを加えて、素敵なトイレ作りをしてみてください。

トイレのリメイクDIYが気になる方はこちらもチェック!

今回はタンクレス風トイレDIYのやり方について解説しましたが、トイレをおしゃれにリメイクする方法についてもっと詳しく知りたい、そのDIYに役立つ100均アイテムが気になるという方は、下記のリンク記事を読んでみてください。