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カメムシの発生時期や季節はいつからいつまで?その理由と駆除方法も解説!

カメムシの発生時期は、いったいいつまで続くのでしょうか?カメムシの発生理由と、時期をまとめました。カメムシが家屋の中に入ってこないように対策しておきましょう。そして、カメムシが発生してしまった場合の駆除方法など、詳しく紹介しています。
更新: 2023年9月29日
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カメムシの発生時期の対策

山間部に住んでいる人は良く見かけるカメムシ。そして、近年では都心部まで飛来してきて産卵・繁殖・大量発生のニュースが時折話題になるようになりました。カメムシは、その別名を「忍者虫」・「屁こき虫」などとも呼び、刺激を能和えた時に異臭を放つことで有名ですね。

繁殖してしまうと、いつまでもカメムシ駆除に悩まされてしまいます。そんな害虫であるカメムシの発生時期、駆除方法・大量発生の原因などを解説していきます。

カメムシの生息地とは

カメムシは、いったいどこから飛来してくるのでしょうか?カメムシの種類は様々ありますが、どのカメムシも山間部の林などの中が生息地です。畑や田んぼが近くにあるような住宅街では、よく見かけると思います。

カメムシの生息地が雪の降る環境だと、凍結を避けるために暖かい場所を求めて住宅街に飛来してくるといわれています。積雪の季節を咲け、秋ごろから住みやすい場所を探してどんどんといろんな種類のカメムシが飛来してきます。

そのため、「カメムシが秋に大量発生する年は、豪雪になる」とも言われています。暖かい場所を求めて生息地を変える、賢い虫ともいえますね。近年では、都心部でも積雪を記録しています。

この影響で、都会でもカメムシ駆除に悩まされることになってしまいました。さらに、暖かい場所で産卵する繁殖期にも飛来してきます。

臭い成分

カメムシの発生時期に一番困るのが、強烈なその臭いです。叩いたりつついたりしてしまうとたちまち部屋中に臭いをまき散らします。掃除機で刷ってしまうと、すぐに死なないため、いつまでも紙パックを交換することはできません。

そんな臭いは、カメムシが生存危機を乗り越えるための最終手段です。カメムシの後ろ足の付け根から、出されているようですよ。カメムシ酸と呼ばれている、「ヘキサナール」・「オクテナール」・「ディセナール」という成分でできています。

住宅街に飛来するカメムシ

カメムシにも、たくさんの種類があります。ひし形をしたカメムシや、亀の甲羅の形をしたカメムシや大きさも様々です。一般的に呼ばれているのは、緑色をしたカメムシではないでしょうか?これは、日本で一番生息している「クサギカメムシ」です。

マルカメムシは、丸い形をしている小さいカメムシで近くの林や森が生息地になっています。飛来しては産卵し、爆発的に大量発生します。

カメムシが大量発生する時期は、大地震が来るとも言い伝えられていて、近年でも問題になっていましたね。街頭にい向かってたくさんのカメムシ委が群がって飛んでいる映像には、そっくを受けた人が多いと思います。

カメムシ発生時期・飛来する季節


いつまでカメムシが住宅地で発生するのでしょうか?カメムシの発生時期は、地域によって異ります。カメムシの発生時期は年に二回、産卵の季節と雪の降る季節に発生するようですよ。ここではまず、冬の季節について説明してい行きます。

春は5月か7月、雪が降り始める季節では9月~11月に発生します。カメムシの体長は約5mm程度で、厚さも数ミリです。そのため、網戸の隙間や換気扇エアコンなどのわずかな隙間をかいくぐって住宅内に侵入します。

種類別の発生時期

「クサギカメムシ」は、日本でよくみられる緑色をしたカメムシです。このカメムシは、いつまでも住宅街の周りを飛んでいます。特に、毛利や林などの近くに住んでいる場合は、4月から7月と、9月から11月までの間カメムシ駆除や対策をする必要がありそうです。

「スコットカメムシ」は茶色をした大きいカメムシです。木の葉のような色をしているので庭などでは見つけにくいですが、家の中に入ってしまうとよくわかります。生息地は主に、寒い地域で北海道や東北などで繁殖します。主に活発なる季節は、9月10月です。

カメムシは、生存するために寒さをしのぐために、暖かい住宅街に飛来してくるんですね。また、九州などでは暑さをしのぐために飛来しているということもあります。

特に多いのが、生活するのに適したベランダ菜園の鉢の底だったり、植木鉢を室内に取り込んだときに、一緒に迎え入れてしまうケースです。おしゃれなバークチップのしたにも、カメムシが潜んでいる場合もあります。

カメムシ発生時期・産卵の季節

カメムシの産卵と繁殖の季節は、4月から7月です。カメムシの産卵・繁殖をさせないように、網戸や洗濯物の卵を見つけた場合は、すぐにこそぎ取っておきましょう。産卵して繁殖するために、適した場所を探して生息地を変えているんですね。

暖かく、雨風がしのげる住宅の近くは住みやすく安全なんです。屋内に入ってしまえば、温度調節のされた適地です。

この産卵での注意点は、「孵化するまでの期間が1週間~10日」という短さです。この短い期間で、小さなカメムシがどんどん増え、自宅の中でさらに繁殖していってしまいます。そのなるといつまでたっても、カメムシ駆除に追われてしまいますよね。

これも驚異的な生存本能ですが、やはりカメムシも餌がある場所を選んで産卵しています。ベランダ菜園や庭に果樹がある場合など、カメムシの好む環境がある場合は最も発生しやすいといえます。また、カメムシが一度に産卵する卵の数は多いと100個にもなります。

カメムシ発生時期は洗濯物に注意


カメムシの卵を自宅に取り込んでしまうケースとして、気を付けておきたいのが洗濯物です。産卵の季節、明るめの白物の洗濯物に時折散乱している場合があります。カメムシは、白色を好んで飛んできます。

さらに、洗濯物を干すような暖かく日の当たる場所は、カメムシの産卵にとっても好都合なんです。ゴマのような粒粒があったら、カメムシの卵かも知れません。知らずに取り込んでしまい、しばらくその洗濯物を着なくなる衣替えの時期には注意が必要です。

こそぎ取るのは気持ちが悪い人は、ガムテープを貼ってきれいにはがします。また、他の洗濯物にもついていないかチェックしておくようにしたいですね。一度カメムシが産卵した場所は、その場所がカメムシにとって生息しやすい場所ということでもあります。

そのため、今後もその場所にカメムシがあらわれると思います。カメムシ禁忌材を置いたり、都度洗濯物の産卵には気を付けるようにしましょう。

カメムシ発生時期の駆除方法

それでは、カメムシが大量発生してしまったらどのような対策をしたらよいのでしょうか?ペットがいる、女性ばかりなど家庭環境もあると思います。様々なカメムシ駆除方法をまとめてみました。

バルサン

ペットがいない家庭では、バルサンをたくのがおすすめです。ゴキブリやダニなどの害虫をまとめて殺虫してくれます。締め切った部屋でバルサンをたいて、終わった後はエアコンや換気扇をつけておきましょう。

厚さの薄さで、換気扇やエアコンの通気口から侵入してくるカメムシも、バルサンの臭いを回しておくことによって撃退することができます。

カメムシホイホイ

山間部のスズメバチやアシナガバチ対策として、よく使用されているものです。大きめの1.5リットルのペットボトル、砂糖水、カッターを準備します。ペットボトルの上から三分の一の場所で切りましょう。砂糖水を入れ、切った部分を反対向きにして入れ込みます。

これを置いておけば、餌と思って中に入って出てこれなくなります。ペットや小さなお子さんがいる家庭におすすめです。

掃除機はNG

掃除機で吸うのはやめておきましょう。掃除機で吸ってもすぐに死なないため、いつまでも臭いがこもってしまいます。そして、カメムシの細い体で掃除機の中からまた出てくることもあります。紙パックを交換するまでは排気口からいつまでも臭いが充満してきたりと、良いことはありません。

カメムシ発生時期の侵入遮断

カメムシの大量発生は、時に豪雪を知らせてくれたり、地震を予知するともいわれています。しかし住宅街ではそんな穏やかにみていることはできません。まずは、外からの侵入を防ぐことが重要です。

侵入してくるのは、窓やサッシの隙間です。厚さ2mm程度の隙間も入ってくるといわれていますよ。まずは、ゴムパッキンや隙間埋めテープをホームセンターなどで購入して張り付けておきましょう。

生ごみネットが便利


ホース・換気扇口・エアコンの室外機の場合、生ごみ用のネットをかぶせておくと侵入を防ぐことができます。今では害虫対策として、専用の張り付けるタイプも市販で販売されています。網戸や洗濯物の、産卵した場所はこそぎ取るようにします。

カメムシ発生時期の薬剤散布

カメムシの大量発生で困ってしまったときは、業者に頼んで薬剤散布することもできます。また、カメムシころりやカメムシ禁忌材などの薬剤も使ってみましょう。庭に花木や洗濯物がある場合は、事前に取り込んでおくとよいと思います。

薬剤は、口コミを見て参考にしてみましょう。「カメムシいやよ」などは、そのうえでカメムシが止まっているなども言われています。

カメムシエアゾールは、カメムシが臭いを放つ瞬間に殺虫してくれます。そのため、カメムシ駆除で一番困る臭いも困りません。カメムシはあまり飛ばない虫ですが、危機が迫ると高くまで飛びます。なるべくなら一度で殺虫したいですよね。遠くからでも十分に届くカメムシエアゾールが便利です。

カメムシ発生時期の対策方法

カメムシは、好む環境があるようです。マメ科の植物がある庭は、冬場を超すための餌もある絶好の生息地となってしまいます。コンパニオンプランツというのが流行りましたが、ハーブによってカメムシ除けになるものがあるようです。

「アップルミント」・「タンジー」・「カモミール」・「ゼラニウム」などです。室内にカメムシが入ってこなくても、自宅の庭の藁の下や枯葉の下に生息して越冬することもあります。

禁忌材も、庭の花壇の中に入れるわけにいかないですから、ハーブの香りによって自然とカメムシを遠ざけるのも良い案だと思いますよ。

カメムシ大量発生を防ごう

カメムシはその匂いで迷惑してしまう害虫だけではなく、住宅に飛来して家屋に浸入してきてしまう被害が一番困りますね。カメムシの侵入を防いで、産卵を家屋の中でさせないようにしたいところです。駆除方法も、自分の家庭環境に合ったものを試行錯誤して、組み合わせるなどの工夫も重要ですよ。