テント ドッペルギャンガーアウトドア パップフーテント T2-540-TN タン
tent-Mark DESIGNS PEPO ペポ
テンマクデザイン 炎幕メッシュインナー
パップテント(軍用)とは
軍用(米軍など)に開発されたもので軍隊に1人1枚ずつ支給していたテントシートを表しています。2枚を1組で合わせてシェルターとして使用するため、シェルターハーフとも言われています。主はソロキャンプ用と考えたほうが良いと思います。軍隊により、サイズやカラーの違いがあるようです。
パップテントは
日本ではソロテントとしてのニーズが高く、パップテント=ソロテントとして利用しています。また、シェルターと言われていて、雨風をしのげる場所としても使われています。日本のシェルターは、雨をしのげる屋根付きテントとして使われていますが、海外では身を守る場所で日本とは少し違った表現で使われています。
パップテントとA型テントは
ファミリーや仲の良いグループでにぎわっているキャンプサイトではあまり拝見しませんが、軍用テント、軍用シェルターは最近人気を集めています。この両者が今や、日本のメーカーから、近々ニューモデルの発売を予定していて、更に人気が上がってくると予想されています。
A型テントとは
A型テントは、又は、ロッジ型テントと言われています。現在も山の学習の野外教育用テントとして、いろいろなところで利用されています。昔、山の学校でのキャンプ体験でテント設営を体験しました。
その時のテントが確かA型だったと記憶しています。三角柱を横にした形のテントで雨がしのげる屋根を持つシンプルなサイズのテントで、インナーもシンプルです。
パップテントとA型テントは
パップテントとA型テントは、ほぼ同じような感じがします。片側を上にあげてオープンスペースを広げているのがパップテントです。一方、A型は、アレンジがなしのそのままです。使い方が明らかに違いますので比較しないほうが良いみたいです。
パップテントの歴史
パップテントは、根本的にはタープで泊まるようなものと言われています。生地は火や風、雨で破損しないようにするため、比較的、厚い生地が使われています。また、軍用で荷物の軽量、コンパクトの視点からタープポールが増えることは考えていないため付属しておらず、現地にて調達することが基本で考えられています。
パップテントの5つの魅力①
軍用として開発されたパップテントです。設営が簡単かつスピーディにできて、コットン製の個性的で野性的なデザイン、片側の幕を跳ね上げてタープ風やシェルターにもできる多様性から、ソロキャンパーを中心に大人気です。今回はそのパップテントの魅力をご紹介します。
5つの魅力①:人気のスタイル
パップテントは、片側を広げて上げることでスペースを大きくとることができます。まるで、入り口はタープをしているみたいにかっこいいです。広げて上げた入り口のスペースに座り込んで、焚き火を楽しむスタイルになります。これがソロキャンプの人気のスタイルです。
パップテントは、真鍮製アイテムやヴィンテージランタン、ミリタリーギアなど、男らしく、美しいアウトドアギアとの相性が抜群です。コットン生地も、使えば使うほど雰囲気が出てきてかっこいいです。
パップテントの5つの魅力②
5つの魅力②: ミリタリー調
ミリタリー調のものは昔から人気が高いです。ミリタリーとは、軍幕のとか、軍用のと言った感じでしょうか。確かに、軍用払い下げ品で現在は生産されていないみたいです。
パップテントはアメリカ軍、ドイツ軍やフランス軍などがあるみたいです。軍幕系のキャンパーから驚異的に支持をされています。サイト自体もミリタリーぽくまとめているみたいです。
パップテントの5つの魅力③
5つの魅力③:生地が丈夫
軍用に開発されているものは使い勝手が抜群のはずです。作戦任務中にすぐに破損しては、役に立ちません。普通のレジャー用よりは、破れにくく、雨風、火の粉にも強い生地になっています。その分、生地の重さはありますので、それは軍用ですから仕方がないところです。
パップテントの5つの魅力④
5つの魅力④:パップテントのサイズ感
パップテントが大人気の理由はテントのサイズにあります。パップテントは奥の方にローコットをセットして、手前にあるタープ部分で、焚火などをするなど炊事のスペースにすることが通常の使い方になります。ソロキャンプの場合、このサイズ感が全て手の届く範囲で使いやすいのです。
パップテントの5つの魅力⑤
5つの魅力⑤:パップテントひとつで
他のものでは、煮炊きする場所は少なく、煮炊きできたとしても、山岳用テントのような感じで、ガスバーナーやホワイトガソリンバーナーが使えるくらいで、薪を燃やして火を起こすことなどできません。
その点、ソロキャンプにもかかわらず両方(テント&タープ)張る必要が出てくるので、両方の機能を持つパップテントの方が使い勝手が良いことが分かります。
パップテントのデメリット
ここで挙げているデメリットとは、どうにもならないことではなく、如いて言えばこんなこともありますといった感じのものです。デメリットをメリットに変えてしますそんな力がパップテントにはあるような気がします。
デメリット①:生地が重い
パップテントは軍用ですから、雨風、火の粉にも強い生地を使っていてレジャー用の普通のテントと比べると、生地自体はぶ厚いので重くなります。本来テントとタープを別々に立てるところ、パップテントは一つ立てることで済むことになります。2つの機能を持っているのですから当然かも知れません。
テントシートはコットン製で、雨が降った時の雨漏りが心配ですが、コットンは濡れると繊維が膨張して防水性が上がりますのでその点はまず大丈夫です。しかし、雨を吸収してテントシート自体が非常に重くなり、乾かないのでそちらの方が大変でしょう。
デメリット②:タープポールが現地で見つからない
タープポールは基本的には付属していないので、現地の木の枝などを利用することが本来の形みたいです。キャンプ場などで、見つからない時は、タープポールを準備して使いましょう。
デメリット③:基本的にはメッシュ部分や底面がない
通常、天井や壁だけで下に敷くものがなく、メッシュ部分もありません。下は地面のためコットなどで対応していきます。軍用の仕様のため、レジャー用としてかなり使いにくいですね。雨風、虫を避けたい場合は、前面を封鎖することになりますが。
パップテントの入手方法
最近人気急上昇中、軍用のパップテントの入手方法は生産が終了していますので、数が減っています。最近人気なのでオークションでもかなり高騰しています。
パップテントは希少
現在、生産はされていないみたいです。軍払い下げ品として出回っているだけで、希少な感じがします。ネットで調べてみると、意外に品数は出品していますね。しかし、良品は少ないみたいですが。必要なものは少ないですが探せばきっと見つかるはずです。
パップテントの入手は困難?
ミリタリーショップや楽天やアマゾンなどのショッピングサイトからも購入できます。しかし、高値を更新している状態で、なかなか手が出しにくい人も多いのが現状です。爆発的に人気が出ていて、なかなか購入しにくい状況が続いています。
パップテントの購入時の注意点
パップテントは古いものしかありませんので、結構独特な匂いがあるようです。出来るだけきれいな保存状態のものを選んだ方がベストです。もともと古いものなので、多少は目をつむってください。
パップテントの設営方法
設営方法は、いろいろとあるとは思いますが、ここでは基本的なものを解説していきます。おそらく、定番の設営方法です。
パップテントの設営方法①
まず、設営するために、パップテントには2枚の幕があります。重なる部分にボタンが付いていますので、これを留めて連結しながら広げていく感じです。
パップテントの設営方法②
次に、内側に2本のポールを入れて立ち上げていきます。各ポールの上部にガイロープを結び、その先端をペグダウンしていきます。パップテントにはコットンのガイロープとV字のスチールペグが付属しています。これを使ってテントを張って設営していきましょう。
パップテントの設営方法③
最後に、幕の裾についている輪にペグを通して打っていきます。やわらかい土であれば足を使ってペグダウンすることができます。ハンマーを持っていくことを忘れないように。これで設営完了です。
パップテントの収納
パップテントはデザイン性だけではなく、テントシートをコンパクトサイズに収納して持ち運ぶことができるため、バイクで一人旅をする人にはとてもおすすめのアイテムです。
パップテントの収納①:コンパクトサイズ
戦争映画などで見かけるかと思いますが、軍人が遠征するときなどにザックを背負って歩き回っています。軍人が使用するために設計されているのでコンパクトサイズに収納できようになっています。
パップテントの収納②:重さ
テントシートがぶ厚いこと(雨風、火の粉に対応)もあるのですが、約10㎏と、普通のテントと比べてもかなり重いです。大きさ、サイズ的にはコンパクトで収納できているのですが、この重さではザックではなくカートで無難に運びましょう。
パップテントの広さを検証
パップテントの広さ(サイズ)
パップテントの中は、ローコットを一台がちょうどのサイズです。大人1人が寝るのは問題ないスペースのサイズになっています。タープ側に煮炊きするスペースができますのでこんなスタイルになるでしょう。
パップテントのインナー
中は至ってシンプルなインナーです。パップテントのインナーはローコットを入れればこれがベストな感じです。寝るだけではなく、煮炊きする時の椅子として十分使うことができます。ローコットは各メーカーから出ていますのでインナーの大きさ、高さを自分に合うものをおすすめします。軽量かつ、コンパクトなサイズのものをおすすめします。
パップテントのインナーは独特の雰囲気があります。そのクラシック的なアイテムでパップテントのインナーを飾ってみてはどうでしょう。男らしいと言いますか、男くさい感じがプンプンしてきます。ミリタリーショップに出かけてインナーに合うものを探してみてはいかがでしょうか。
パップテントの評価
パップテントの評価
たき火の火の粉にも強いコットン(綿)素材を採用しています。コンパクトサイズで設営も簡単で丈夫なので、どこでも設営できて便利です。ソロキャンプでの使い勝手は申し分ありません。手の届く範囲に全てまとまっていて使いやすいところは評価するところです。
パップテントはこんな人におすすめ
キャンプ場以外で
キャンプ場以外でキャンプをする場合、木の枝はどこでも見つかりますので、タープポールがなくても心配ありません。キャンプ場以外でキャンプすることをすすめているわけではないのですが。こだわってキャンプをしたい人にはおすすめです。
ソロキャンプで
ソロキャンプをする場合、テントとタープを張るのは大変なことです。パップテントを使うと、テントとタープを別々に立てる必要はありません。さらにローコットに座って焚火をすることもできます。一人でのんびりキャンプがしたい人におすすめです。
パップテント風のおすすめテント
パップテント風のおすすめテント①:D.O.D(ドッペルギャンガーアウトドア) パップフーテント
テント ドッペルギャンガーアウトドア パップフーテント T2-540-TN タン
パップテントは軍用に作られていて、キャンプ用として開発されていないため、通常のテントと比べると快適性に欠けるところがありますが、パップフーテントはキャンプ用に開発されているため、いろんな特徴を盛り込んでいます。
従来のパップテントよりも広いタープスペースがあり、インナーでは寝室部分のドアが全面がメッシュになっていて、背面部分にも下部にメッシュが配置されているため、夏などの暑い季節にも寝室内は涼しく過ごすことができます。いろんなアレンジができるので現地に合せたサイトができる楽しみがあるテントです。
パップテント風のおすすめA型テント②:tent-Mark DESIGNS PEPO
tent-Mark DESIGNS PEPO ペポ
古き良きアメリカのキャンプシーンを連想させるレトロテントです。火の粉に強く、遮光性・通気性に優れた素材を採用しています。巻き上げが可能な出入り口はレトロ感が満載です。雨、風の日でも換気がしやすいひさし付きのメッシュパネルが標準装備されています。
見た目からはレトロ感、ビンテージ感のようなものが感じられますが、何となく懐かしい感じもするA型テントです。これも見た目ですが、インディアン風が感じられる面白くて、楽しそうなテントです。異国感が感じられる珍しいA型テントですね。
パップテント風のおすすめテント③:tent-Mark DESIGNS/炎幕・炎幕DX
テンマクデザイン 炎幕メッシュインナー
フロントパネルをタープのように張り出せば、開放感のある屋根つきスペースができあがります。就寝スペースには砂などが入らないように、雨天時でも安心なバスタブ型グランドシートがセットになっています。テント素材のコットンは、水を含むと繊維が膨張し目が詰まるため防水効果があります。完全防水ではありません。
炎幕・炎幕DXは形がパップテントやA型テントにかなりに似ているところと、価格的にもおすすめのタイプです。また、生地がコットン100%というところがおすすめのポイントのテントになります。
まとめ
パップテントのまとめ
次から次へと、モデルチェンジをするテントが登場する中で、生地の素材やインナーの素材などんどん進化していきます。しかし、いつまで経っても、変わらないクラシックな感じが漂うパップテント。
こんなクラシックなキャンプをしてみたい人には本当におすすめです。このパップテントは、いろんなアレンジができてキャンプに飽きることはありません。
今、ひそかにソロキャンパーの間で盛り上がりを見せている人気のパップテント。個性のあるキャンプをしてみたい人には、おすすめのテントです。なかなか手に入らないことがネックになっていますが、これもまた探し続ける楽しみもあるはずです。