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スズキ「ジムニー」をキャンプ仕様にする8つの道具とアレンジ方法を解説!

小さいのにどんな悪路も踏破する実力を兼ね備えるのが、ジムニーの魅力です。ジムニーなら、普段は行けないようなフィールドまで出かけて行き、キャンプをすることも可能です。そんな最強オフローダーのジムニーをキャンプ仕様に仕上げる便利な道具や、アレンジ方法をご紹介します。
更新: 2022年11月17日
ironman17
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ジムニーをキャンプ仕様に

軽自動車でありながら抜群の走破性を誇り、長年にわたって根強い人気を誇るオフローダーがスズキジムニーです。普通の車では走れないような山奥や荒地でも、ジムニーがあればどんどん入っていくことができます。

そんなジムニーでキャンプに出かけてみませんか?スズキのジムニーを軽最強のキャンプ仕様にする道具や、便利でおしゃれなアレンジの方法についてご紹介します。

ジムニーをキャンプ仕様にする便利道具①:ルーフラック

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ルーフラックをおすすめする理由

軽自動車規格ゆえに、荷物の積載スペースに限りがあるのが、スズキジムニーの弱点です。アウトドアではキャンプ用品以外にも多くの荷物があり、4人でのキャンプはもちろんですが、ソロキャンプでも積載しきれないこともあります。

そんなとき、広い面積を持つジムニーの屋根を利用しない手はありません。特にジムニーの場合、アウトドアテイスト溢れるルーフラックに、キャンプ用品や荷物を満載した姿もサマになっておしゃれです。

ルーフラック選びのポイント

JB64WJB74Wルーフラゲッジラック2

出典:Amazon

ルーフラックは、基本的にルーフに取り付けたシステムキャリアに装着します。そのため、システムキャリアとの適合性が重要になります。同じメーカーのものであれば問題はありませんが、違うメーカーの場合は取り付け可能かをよく確認しましょう。

ジムニーをキャンプ仕様にする便利道具②:ルーフボックス

ルーフボックスをおすすめする理由

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ルーフラックは気軽になんでも載せられるのが魅力ですが、悪天候のときは濡らしたくないキャンプ用品などは積載できません。また車を離れるときなど、荷物の盗難の危険もあります。そんな不安をなくしてくれる道具がルーフボックスです。

ルーフボックスなら、かなり強い雨風でも中の荷物が濡れる心配や、飛ばされる心配もありません。鍵をかけておけば、大事なキャンプ用品など荷物の盗難の不安もありませんし、見た目もスタイリッシュでおしゃれなものが多くあります。

ルーフボックスの選び方

キャリアとの適合性はルーフラックの場合と同様です。また車高の高いスズキのジムニーは、ルーフボックスの開け方や開く方向も重要です。取り出しやすさを考えて選びましょう。またミニバンほど車体が大きくありませんので、サイズもジムニーに合ったものを選ぶ必要があります。

ジムニーをキャンプ仕様にする便利道具③:ヒッチキャリア

ヒッチキャリアをおすすめする理由

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車高のあるスズキジムニーの屋根にキャンプ用品を積載する場合、積み下ろしがやや重労働であることは否定できません。特にソロキャンプ では、下に受け取ってくれる人がいないのでなおさらです。

そんなときには、車の後ろにキャンプ用品や重たい荷物を積載できるヒッチキャリアがおすすめです。またキャンプ仕様のジムニーの場合には、このキャリアが調理台やテーブルとしても利用可能なので、さらに便利です。普及率がまだ低いので、おしゃれでアウトドアでも目立つのも魅力です。

ヒッチキャリアの選び方

汎用ヒッチキャリアの多くは、主に大型車を対象に作られています。これでは軽規格のジムニーでは車体幅からはみ出してしまいます。軽自動車用など車体の幅に合ったものを選びましょう。またヒッチメンバーの差し込み口のサイズにはいくつか種類がありますので、適合するものを選ぶ必要があります。

ジムニーをキャンプ仕様にする便利道具④:アウトドアマット

アウトドアマットをおすすめする理由

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新型のJB23であれば、座席をフルフラットにすることが可能です。ソロキャンプ ならこのままの状態で眠ることはできますが、この状態ではシートの凹凸があり、熟睡するのはちょっと辛いものがあります。

また完全にフラットになるベッドであっても、快適な睡眠のためにはアウトドアマットは必須アイテムと言えます。定員いっぱいの4人でのキャンプでテント泊を選択する場合であっても、アウトドアマットは必要になります。

アウトドアマットの選び方

コスパ重視であれば発泡ウレタンマットがおすすめですが、コンパクトさではやや劣ります。快適な寝心地を追求するのであれば厚手のエアマットということになりますが、エアポンプは必須です。両者のいいとこ取りをするのであれば、インフレータブルタイプのマットが最適と言えます。

ジムニーをキャンプ仕様にする便利道具⑤:カーテン

カーテンをおすすめする理由

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ワイルドなイメージのスズキジムニーは、ユーザーもワイルドな人が多い傾向があります。ソロキャンプで他人の視線など気にしないツワモノもいるでしょうが、それでもプライバシー確保の観点からもカーテンは欲しいところです。4人キャンプでテントで泊まる場合であっても、防犯上の理由からカーテンは閉めたほうが無難です。

カーテンの選び方

かつては車用のカーテンといえば、単なる布のようなものが多かったのですが、近頃ではおしゃれなカーテンが数多くあります。選ぶときはデザインがおしゃれなもので、なおかつジムニー専用など、車の窓のサイズに合ったものを選びましょう。

ジムニーをキャンプ仕様にする便利道具⑥:インバーター

インバーターをおすすめする理由

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最近ではアウトドアといえども、電気を必要とするシチュエーションが多くあります。スマホやタブレットなどのモバイル機器の充電はもちろんのこと、キャンプの思い出を記録するデジカメにも充電が必要です。

また寒い季節のキャンプであれば、電気毛布などがあると便利です。家庭用のAC電源のコンセントを車内のバッテリーにつないで使用する場合、インバーターが必須となります。

インバーターの選び方

選び方は使用する機器によって異なります。モバイル機器などの充電程度であれば、シガーソケットに接続して使うマルチインバーターで十分です。冷蔵庫やテレビなどの大型の電化製品を使用する場合は、予備バッテリーやポータブル電源と正弦波タイプのインバーターを選ぶ必要があります。

ジムニーをキャンプ仕様にする便利道具⑦:LEDランタン

LEDランタンをおすすめする理由

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キャンプ仕様のジムニーの照明にはLEDランタンがかかせません。ルームランプで車内の照明をまかなうには光量がたりませんし、エンジンをかけない状態で点灯しつづけるとバッテリー上がりの原因にもなります。LEDランタンであれば車両火災の心配もありませんし、電池の持ちもよいので安心です。

LEDランタンの選び方

コールマン マルチパネルランタン

出典:楽天

光量の大きなものと小さなものの2つを用意するのが理想です。明るいタイプのものは車外で食事をするときにも使えます。光量の小さなタイプのものは、車内の照明やリラックスタイムでのおしゃれな間接照明などに使用します。

ジムニーをキャンプ仕様にする便利道具⑧:タープ

タープをおすすめする理由


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キャンプ仕様といえども、軽自動車規格のスズキジムニーの車内で食事をするのは困難です。ソロキャンプ で簡易的な食事ならいざ知らず、4人でキャンプするならタープは必須です。

逆に言えばジムニーのキャンプ仕様は、車内はキャンプ用品の積載スペースと割り切り、食事はタープを使ってアウトドアで行うものと割り切ったほうがよいと言えます。

タープの選び方

積載スペースに限りのあるジムニーの場合、収納がコンパクトなウィングタープやヘキサタープがおすすめです。これらのタープは張り方のアレンジも効きやすく、ジムニーと接続してサイドオーニング風に使うのもおしゃれです。

キャンプ仕様ジムニーのアレンジ法①:自作ベッド

ジムニーにベッドを設置するには?

4人乗りのスズキジムニーですが、このままの状態ではベッドを設置するのは困難です。特に旧型のJA系の場合は、リヤシートを取り外す必要がありますし、新型のJB系でもリヤシートをフラットにする必要があります。そのためベッドを設置すると完全にソロキャンプ 仕様となることを覚悟することが必要です。

簡単にベッドを自作する方法

ジムニーをキャンプ仕様にするためのベッド自作の方法は、数々のブログに詳しく書かれています。中でももっともよく見られるのが、イレクターパイプを使う方法です。

イレクターパイプとは、スチールパイプにプラスチックを被覆したパイプで、ジョイントパーツなどが充実しておりベッドのフレーム作りに最適です。

このイレクターでジムニーの室内サイズに合わせて骨組みを作り、上にコンパネをかぶせるだけでフラットなスペースが出現します。

後は、見栄えをよくするパンチングマットなどを敷けば、下にキャンプ用品など荷物の収納スペースを持つベッドが完成します。

キット式のベッドも便利

ジムニーのカスタムパーツとして、ソロキャンプ 用のベッドキットも数多く販売されています。シートを取り外さなくてもよい物も多く、純正パーツと言っても遜色ないようなおしゃれなベッドもたくさんあります。

キャンプ仕様ジムニーのアレンジ法②:暑さ寒さ対策

暑さ対策

真夏のジムニーでの車中泊には、網戸が必須アイテムです。この網戸を自作してみませんか。材料にはベニヤやアルミ板などいろいろなものがありますが、加工が容易でコストも安いプラダンがおすすめです。

プラダンとはプラスチックでできたダンボールで、ホームセンターで安価に入手可能です。ジムニーのウィンドウ枠に合わせてプラダンを2枚切り抜き、間に防虫ネットをサンドイッチして接合すれば、簡単におしゃれな網戸が作れます。

寒さ対策

冬のキャンプでは、いくら車内といえども氷点下にまで気温が下がることもあります。高性能のダウンシュラフでの防寒対策はもちろんのこと、車の防寒対策もしっかり行いたいものです。

冬の寒さは窓から侵入してきます。逆に言えば、窓の断熱をしっかり行えば、ある程度の寒さは防げます。ジムニーの窓の防寒対策におすすめなアイテムがエアパッキンです。

いわゆる荷物の梱包に用いる「プチプチ」です。これをウィンドウサイズに切り抜き、窓に貼り付けることで、かなりの断熱効果を得ることができます。

このエアパッキンは体に巻きつけても断熱効果を発揮します。ぜひ冬のキャンプ用品として、荷物に加えることをおすすめします。

新型と旧型で違いは?

ジムニーの旧型・新型とは

発売以来40年の歴史を誇るスズキジムニーは、これまで何度かのモデルチェンジを受けてきました。現在、主に街中を走っているのは、旧型と呼ばれるJA系と、JB23型に代表される新型とに分けられます。スズキジムニーをキャンプ仕様にする上で覚えておきたい、この旧・新型の違いについて解説します。

旧型:JA系


1981年から発売されていたモデルで、ジムニーとしては2代目モデルに当たります。角ばったイメージのボディやリーフサスの足回りが無骨な印象で、いまだに根強い人気があります。

新型と異なり後席はフルフラットにはならないので、車中泊仕様にするには専用のベッドを工夫する必要があり、どうしてもソロキャンプ が限界と言えます。旧型をキャンプ仕様にして、4人で宿泊する場合はテント泊をベースにして、車はキャンプ用品や荷物の積載用と割り切った方が無難と言えます。

新型:JB系

1998年から販売されている新型のJB系は、丸みを持たせたおしゃれなボディが特徴です。室内も4人がゆったりと乗車でき、4人乗車での荷物の積載も問題なくできます。

座席もフルフラットになるので、ソロキャンプ や2人であれば車中泊仕様も可能です。現行モデルとあって、キャンプ仕様にするためのカスタムパーツや道具も数多く販売されています。

さらなる新型登場の噂も

現行モデルである新型ジムニー もすでに発売から20年近くが経過し、さらなる最新型の登場の噂が取りざたされています。最新モデルもジムニーのコンセプト自体が変わることはなく、現行モデルと同様にキャンプなどのアウトドアが楽しめるモデルとなることが期待されます。

車中泊かテント泊か?

どこにでも入っていけるのがスズキジムニーの利点ですが、弱点もあります。それは軽自動車規格ゆえの車内スペースです。ソロキャンプ や2人程度なら車の中で寝泊まりする車中泊という選択肢もあります。

でも乗車定員いっぱいの4人でキャンプに行くとなると、車は人とキャンプ用品のトランスポーターとして利用し、眠る場所はテントなどを利用せざるを得ません。ジムニーのキャンプ仕様は、キャンプに出かける人数によって割り切って考える必要があります。

ジムニーをキャンプ仕様にする上での注意点

積載量

バン登録の旧型ジムニーには最大積載量の記載があり、その重さは200kgとなっています。ソロキャンプ ではそんなに大量のキャンプ用品を積載することは稀ですが、4人でキャンプに行くとなると荷物の量も増える傾向にあります。

キャンプ仕様でルーフラックなどのキャリアを取り付けた場合も、この重さを超えない範囲で荷物を積載する必要があります。

最大積載量の記載がないステーションワゴン登録のJB系であっても、操縦安定性などの安全性の観点から、極端に重い荷物を積むことは避けましょう。

ジムニーの8ナンバー登録

車をキャンプ仕様にする場合、ナンバーをキャンピングカー登録の8ナンバーにするという方法があります。大きな車がベースのキャンピングカーの場合、税制面での優遇などから8ナンバー登録のメリットは数多くあります。

ところが乗車定員が4人で、ソロキャンプ が基本のジムニーでは、税制面でのメリットはほとんどなく、逆に任意保険に入りづらくなったり、4人乗車での登録ができなくなり、完全なソロキャンプ 仕様となってしまうことを理解しておく必要があります。

小さいけれど頼りになるジムニーキャンパーでアウトドアへ!

ジムニーのキャンプ仕様についてご紹介してきました。軽自動車規格の小さなボディながら、抜群の走破性で人気のスズキジムニーは、キャンプ仕様のベース車としてもおすすめです。

ソロキャンプ はもちろん、工夫次第で乗車定員いっぱいの4人でのキャンプも可能です。小さな巨人のキャンプ仕様ジムニーで、おしゃれで楽しいアウトドアライフを満喫してみませんか。