あなたも知らないうちに食べてるかも?バサってどんな魚?
バサってどんな魚?
実は、最近スーパーに「バサ」という魚が並んでいるのを見たことありますか? バサはナマズ目パンガシウス科に属する淡水魚でナマズの仲間です。ベトナムなど東南アジア原産の魚で、成長すると、1.2mほどにもなる魚です。また、別名パンガシウスとも呼ばれています。
バサって何が良いの?栄養は?
バサはナマズの仲間ですが、一般的な日本のナマズに比べて、100グラムあたりのカロリーは低く、低カロリーな食材として注目されています。 実際に食べても。脂っこくなく、サラッとした食感です。また、タンパク質も豊富で色々な料理にすることができます。
バサはスーパーに売っている
バサはどんな風に売ってるの?
バサはフィーレ加工されることが多く、切り身や、白身魚のフライとして加工されていることが多いです。市販のお弁当の白身魚のフライ、実はバサを加工したものということもあります。 欧米では、安定した需要があり、お手頃で食べやすい白身魚として、食卓に並んで来ました。
バサの価格は?
バサは、輸入品で、比較的安値で販売されてることが多いです。スケトウダラなど従来の白身魚の価格の高騰を思うと、お財布に優しいです。しかし、まだ全てのスーパーで取り扱っているわけではないので、大手スーパーなどで購入しなければいけません。
バサはどんな味?
バサは、白身魚のフライとして加工されていることがあり、身は、柔らかく、パサパサ感は感じられません。ただ、白身魚の代表格のタラやホキに比べると、少しだけクセがあり、スーパーなどでは、香味焼きなど味付きとして加工されて販売されていたりします。
バサを使ったおすすめの食べ方は?
おすすめの食べ方①
バサのムニエル。白身系の魚なので、小麦粉を振って、香ばしくムニエルにするのが、おいしい食べ方です。さっぱりとして食べやすくやさしい味わいなので、どんな人にでも喜んでもらえる食べ方です。作り方もシンプルなので、時間がない時にピッタリです。
おすすめ食べ方②
バサのフライ。シンプルに白身魚のフライにしたり、衣に香辛料を混ぜて、スパイシーに揚げるのもおいしい食べ方です。フライにすることで、さっぱりとした白身魚がボリューム感がでて、ソースをかけたり、衣に味つけをすることで、いろいろな味を楽しむことが出来ます。
おすすめ食べ方③
バサのような白身の魚は、すりおろし、さつま揚げにすることで、小さい子からお年寄りまで、幅広く食べてもらえる食べ方です。バサがたくさん手に入ったときは、すりおろし、さつま揚げにしておくことで、保存食としても活用出来る食べ方です。
もしかして、うなぎの救世主?バサのかば焼き
テレビなどで、うなぎの値段高騰が注目されていますが、このバサが実はうなぎの代替品として注目されています。 白身魚なので、タレをつけて焼くとうなぎのかば焼きのような味がするとされています。 高価なうなぎの味をお手頃に味わいたい人にはピッタリです。
バサのおいしいレシピ
レシピ①バサのからあげ
料理の定番、からあげをバサで作れば、低コスト、低カロリーでおかずやおつまみにピッタリです。 バサの臭みなどが気になる時は、タルタルソースなどをかけたり、衣にカレー粉など香辛料を混ぜることで、解消出来ます。また、お弁当のおかずとしても喜ばれるレシピです。
材 料(4人分)
基本的な材料は鶏のから揚げなどと同じです。ゆで卵やラッキョウ漬けを添えて彩もプラスしてみましょう。
バサ切り身600g ☆から揚げ粉大さじ2 ☆コショウ少々 ☆薄力粉、片栗粉各大さじ4~5 薄力粉(仕上げ用)1つかみ位 揚げ油適宜 ◆茹で卵3個 ◆ラッキョウ漬け6~8個 ◆マヨネーズ大さじ5 ◆刻みパセリ大さじ2位
作り方
作り方も基本的には鶏のから揚げと同じ。からっと上がるようにしっかりと水気をふき取ってあげるのがポイントです。
1 白身魚「バサ」のしっかり水気を拭き取り調理開始。1枚を三等分くらいにカットし☆を塗します。 2 仕上げ用の薄力粉を全体にシッカリと塗し熱した揚げ油で揚げます。中までシッカリ火が通りカラッとするよう揚げます。二度揚げしても。 3 ◆でタルタルソースを作ります。ラッキョウ漬けは刻んで時間経過と共に辛味が和らぎます。魚を揚げる1時間くらい前に作っても。 4 ◆(茹で卵とラッキョウ漬けは刻む)を混ぜ合わせます。揚げた魚に添えます。 5 魚料理なので、パセリの代わりにフェンネルの葉、又はプラスしても。
レシピ②バサの切り身でムニエル風酸味果汁ソース
バサの切り身をムニエル風に焼いて、酸味が効いたソースをかけました。オリーブオイルでこんがり焼くことで、食欲をそそり、レモンの効いた酸味のあるソースで魚の臭みを消し、食べやすくしています。彩の良い野菜を添えることで、シンプルの中でも華やかな料理になります。
材料(1人分)
基本的には、普通のムニエルと同じ作り方です。ソースを変えることで、アレンジが広がります。
バサの切り身100g程度 パプリカ(赤、黄)1/2個ずつ バター8g程度 レモン1/2個 りんごジュース20cc程度 片栗粉 適量 オリーブオイル 少量
作り方
水気をしっかり取ることで、魚の臭みを抑えるのことがポイントです。
1 バサ(パンガシウス)の切り身を水で洗って、キッチンペーパーなどで水を取ります 2 切り身の両面に片栗粉をまぶし、フライパンにオリーブオイルをしいて焼きます 3 中火で蓋をして2分くらいでひっくり返し、また2分くらい蓋をして焼きます 4 火が通ったら、バターを入れて味付けします 5 焼き上がった切り身をフライパンから取り出します 6 フライパンに小さく角切りしたパプリカを入れ、レモン果汁とりんごジュースを加えて少し煮ます。水分が少なければ水を足します。 7 5に6をかけて酸っぱい味でいただきます
レシピ③バサ★うなぎ風ちらし
高くてなかなか手の届かないうなぎを使った料理も、バサを使えば、安く作ることが出来ます。お手軽にうなぎの味を楽しみたい人にぴったりのレシピです。市販のかば焼きのたれを使うので、味付けも簡単で、食欲をそそること間違いなしの食べ方です。
材料(2人分)
鰻のかば焼きのタレを使うことで、簡単にかば焼きの味が再現できます。
バサ半身1枚(200g) 日本酒大さじ1 片栗粉大さじ4 サラダ油小さじ2位 ☆鰻の蒲焼きのタレ大さじ3 ☆日本酒大さじ1 ☆出汁醬油又は醤油小さじ1~ ご飯大盛り茶碗2杯分 ◆鰻の蒲焼きのタレ大さじ1半位 ◆炒りゴマ小さじ2
作り方
日本酒に浸したバサを香ばしく焼き色がつくまで焼くのがポイントです。
1 クセノ無い白身魚バサ、400g、ちなみに冷凍品600gで400円くらいです。解凍し水分を拭き取り一口大にカットし日本酒を塗し30分くらいおきます。 2 バサの水分を拭き取り片栗粉を塗し、油を敷いたフライパンで焼きます。焼き色が付き中まで火が通るよう焼きます。 3 余分な油があれば拭き取り☆を加え絡めながら煮詰めます。 4 ご飯に◆を混ぜ大葉を散らし③を乗せます。
レシピ④バサとじゃがいものケチャ味噌マヨチーズ焼き
白身魚のバサもマヨネーズとチーズをかけて焼くことで、グラタンのような濃厚な味で、子供が大好きな味つけになります。 魚が苦手な方や、バサの臭みなどが気になる人でも、食べやすい料理です。野菜も入っているので野菜嫌いのお子さんにもピッタリです。
材料(1人分)
冷蔵庫にある野菜を使うことで、野菜もたくさん取れるレシピです。
バサ60g じゃがいも100g たまねぎ20g ピーマン20g マジックソルトひとつまみ ケチャップ小さじ1.5 味噌小さじ1/4 マヨネーズ大さじ1 チーズ10g パセリ少々
作り方
味噌やマヨネーズのソースをかけることで、食欲をそそる味つけになります。
1 バサにマジックソルトをふりかけ、耐熱皿に並べる。 2 じゃがいもをレンジで加熱し、柔らかくなったら粗くマッシュし、粗みじん切りにしたたまねぎ、ピーマンを混ぜ、1の上にのせる。 3 ケチャップ、味噌、マヨネーズを混ぜたものをかけ、チーズ、パセリをのせ、コンベンションオーブンで15分くらい焼く。
レシピ⑤バサと厚揚げと長芋とにんにくの芽のチリマヨ炒め
バサを中華風の味付けにすることで、いつもとは違う食べ方ができます。あっさりとしたバサの味もひと手間加えることで、本格的な料理に変わることが出来ます。カロ氏―が気になる中華料理もヘルシーなバサや厚揚げを加えているので、たくさん食べることが出来ます。
材料(1人分)
エビチリを作る時と同じ作り方です。
バサ40g 片栗粉小さじ1/2 厚揚げ100g 長芋60g 紹興酒大さじ1 チリソース小さじ1 オイスターソース小さじ1/2 マヨネーズ大さじ1 豆乳大さじ1 麻辣醤小さじ1/4 にんにくの芽15g
作り方
ひと手間かけることで、本格的な中華料理のような味わいになります。
作り方 1 片栗粉をまぶしたバサ、一口大に切った長芋をコンベンションオーブンで15分くらい焼く。 2 フライパンで一口大に切った厚揚げ、ざく切りにしたにんにくの芽を炒め、厚揚げに焼き目がついたら1の長芋、バサを加えて炒める。 3 紹興酒、チリソース、麻辣醤、オイスターソースを混ぜたものを加えて炒める。 4 豆乳、マヨネーズを加えてひと混ぜする。
バサの魅力
バサは、白身魚のような淡白な味わいなので、料理の仕方次第で、どんな味つけにも変身します。基本的に切り身やフィーレ加工で販売させてることが多いので、調理しやすいのも、魅力です。 さまざまなレシピを試して、あなたのお気に入りのバサレシピを見つけてください。
白身魚の旬はいつ?
白身魚の代表「タラ」の旬は?
白身魚の代表格のタラの旬はいったいいつなのでしょう。タラの旬は12月~1月。この時期は脂がよくのっていています。近年は、漁獲量が激減し、価格も高騰しています。 その代打として、近年は、旬にしばられない、バサのようにタラに似た白身魚の輸入品が増えてきています。
白身魚の救世主!バサの旬は?
バサの旬は、特にはありません。バサはベトナム原産の淡水魚で、インドネシアのメコン川やチャオプラヤ川流域が原産のナマズです。ベトナムでは、重要な食用魚として「チャー」という名前でも使われています。日本では、バサと呼ばれてる他に、パンガシウスとも呼ばれています。
白身魚を釣ってみよう。
白身魚の代表「タラ」の釣れる場所
日本近海には、マダラ、スケトウダラ、コマイの3属3種が分布しています。最大で全長120cm、体重20㎏以上に達するマダラは、日本に棲息するタラの中で最大種です。冷水性の魚なので、北海道付近に多く、分布の南限は、日本海側では、島根県、太平洋側では茨城県です。
タラの釣れる時期
日本海側では、夏にマダラが釣れます。夏のマダラは脂がのっていてとてもおいしいです。マダラは水深200mほどもある深海にいる魚です。その為、かなりの大物仕掛けになります。 マダラは鋭い歯を持っているので、釣れても口には絶対指を入れないようにしましょう。
タラの魚釣りのやり方
①仕掛けを底まで沈めます
釣りで、えさを沈める時、道糸が潮で流され、隣の人とまつる危険性があります。そのため、何度か途中で落下を止めて、なるべく真下に沈めるようにしましょう。えさを沈める時は、周りの人とほど良い距離を持ち、糸が絡まないように気をつけましょう。
②着底したら、巻き上げてもう一度そこまで沈める
着底したら、5~10mほど巻き上げ、もう一度そこまで沈める。こうすることで、糸ふけをとることができます。 ※糸ふけ…潮の流れや風などで糸が流されたり、オモリが海底について、竿の先端から浮きルアーの間の道糸やラインがたるんでいる状態のこと。
③当たりを待とう
1mほど底を切って、そのまま当たりを待ちます。流し釣りなので、常に底の状況が変わります。 その為、こまめに底を取り直す必要があります。気長にじっくり、当たりが来るのを待ちましょう。たまには、ゆっくり待つ時間を楽しむのも釣りのだいご味です。
④巻き上げよう
タラの釣りかたはどうでしたか。なかなか素人には難しい釣り方かもしれません。けれど、釣りたてのタラは格別です。釣りはちょっと無理かと思う人は、スーパーに売っている白身魚で十分です。そして、バサを見つけて調理して、タラとの違いを確かめてみるのもいいと思います。
肉料理から魚料理へ
人それぞれ、魚料理が好きな人、肉料理が好きな人がいます。 若い人は肉が好きで、年齢とともに、嗜好が魚へと変化するイメージがあります。それは、年齢とともに、コレステロールや中性脂肪を気にする人が増え、健康面を気遣い、魚派へと転向する人が目立つからです。
魚料理を食べる頻度は
では、魚料理と肉料理を一週間で食べる頻度はどちらが多いですか。 肉派の人は、もちろん肉料理を食べる頻度が高いですが、魚派の人は、週三回以上肉料理を食べるという人はそう多くはありません。すなわち、週三回以上は魚料理を食べているということです。
魚を食べよう
なぜ日本人は魚を食べなくなったのか
日本人の魚離れが注目される中、一般的に言われている理由には、次のようなことが上げられます。 ●食の欧米化や食文化の変化により、魚を食べなくなった ●肉に比べて、魚のほうが値段が高い ●魚を調理するのげ、めんどくさい、または調理できない ●肉に比べて食べにくい
魚を食べる理由
魚を食べると、病気の予防になったり、健康の維持に役立ちます。 国立がんセンタ―では、17年間に27万人を対象に世界最大規模の食生活と死因の調査を行いました。これによると毎日魚を食べる人は、魚を食べない人よりも平均5年長生きしていることが分かったそうです。
魚で綺麗になる
魚を食べすぎて、太った、病気になったという話はあまり聞いたことがありません。美容や長寿、ダイエットのためにも積極的に食べるべき食材なのです。いま、食べ物で中から綺麗になれる食材が注目されています、魚は、昔からごく普通に食べられ、そして今また注目されています。
綺麗になるには
いかにバランスよく食べるか?が重要なのです。その中で、肉から魚へと少しでも食べる回数を増やすことで、ダイエットや美容を考える上で非常に有効だということです。ランチメニューで、魚か肉か悩むことはありませんか?そんな時は、一度魚を選んでみるのもおすすめです。
魚をもっと身近に
魚の救世主 バサ
さまざまな魚には、旬があります。それにより、値段には変動があったり、入手困難だったりします。そんな中、いままでは、なかなか目にしなかったり、手に取ることがなかった魚が、注目されています。その中で今注目なのが、「バサ」です。
どんな風に売ってるの?
バサは、値段もリーズナブルで販売させていることが多いです。そして、調理しにくいと言われている魚ですが、すでに、切り身やフィレ加工されているので、面倒な下処理がないです。スーパーによっては、すでに、味つけがしてあり、調理しやすいです。
今日は魚にしよう
魚売り場にいったら
スーパーに出かけたら、ぜひ魚売り場も覗いてみよう。いつも同じ魚を購入していても、今日はちょっといつもとは違う魚に手を伸ばしてみよう。知らなかった魚も、食べてみたらとっても美味しくて、お買い得かも知れない。 魚売り場に行ったら、いろいろな魚を手に取ってみよう。
魚料理の日を作ろう
一週間のうち、一日でも魚料理の日を増やすことで、少し自分に良いことをしたような気持になるかもしれない。毎日食べる食事だから、少しでも健康で、ヘルシーで美味しいと思える物を食べたいですね。今まで魚を食べる回数が少ないと思う人は、少し回数を増やしてみよう。
新しい魚との出会い
いつものスーパーの魚売り場にない魚も少し遠いスーパーにあるかも知れない。そんな風に、新しい魚との出会いを少し楽しむことも食生活を豊かにする喜びなのかも知れない。いつもの料理から新しい料理に挑戦してみることも人生の楽しみになると思います。