アイリスプラザ ベッド すのこ 棚付き ダブル
ベッドのサイズ、ご存じですか?
アイリスプラザ ベッド すのこ 棚付き ダブル
今や日本の世帯におけるベッドの保有率は7割と、多くのおうちでベッドが使われています。私たちの暮らしに馴染み深いベッドという存在ですが、実はサイズや寸法にいくつかのバリエーションがあります。
ベッドにはサイズのバリエーションがある
一般的に知られているベッドのサイズは主に5種類、「シングルベッドサイズ」、「セミダブルサイズ」、「ダブルサイズ」、「クイーンサイズ」、「キングサイズ」です。
他にも「SSサイズベッド」や「ワイドシングルベッド」など細かくサイズ分けされたものがありますが、この記事ではよく知られている5種類のサイズについてご紹介します。
ベッドサイズのあんな事情、こんな事情
普段何気なく使っているベッドですが、サイズにまつわる様々な統計やアンケート結果があります。また、知っているようで知らなかった!というような、ベッドのサイズについての豆知識もご紹介します。
最も普及しているのはシングルベッド
こちらは某引っ越し比較・予約サイトが数年前に実施したアンケートですが、ベッドのサイズ別保有率をランキングで一覧にしたものです。これを見ると、圧倒的にシングルベッドの保有率が高いことが分かります。
続いてセミダブル、ダブルとなっており、単身世帯が増加傾向にある現状で、シングルベッドやセミダブルベッドを選ぶ人が多いということが伺えます。
「ダブルサイズ=シングルベッド×2」ではない!?
「シングル」、「ダブル」という単語から、シングルベッド2つ分でダブルサイズになるのでは?と思っているもいるのではないでしょうか。実はシングルベッド2つ分の幅とダブルベッドの幅は違うのです。
シングルベッドの幅は97㎝、ダブルでは幅140㎝なので、その幅は実質43㎝しか差がありません。
ホテルのベッドで広さを感じるのはなぜ?
ホテルのベッドはゆったりとして、普段使っているベッドよりも大きさや広さが格別に思えますね。「ダブルサイズなのに、どうしてこんなに広さが違うんだろう?」と感じたことはありませんか?
実はホテルの「ダブル」タイプの部屋で使われているベッドサイズは、いわゆるクイーンサイズやキングサイズだったりします。そもそもの大きさが違うのですから、広さの感じ方も違うわけですね。
ベッドサイズはどれがいい?選び方のポイント
ベッドのサイズを選ぶとき、何を基準にしたらいいのか、どんな選び方があるのか、悩むことはありませんか?選び方で最も重要なのは、自分が気持ちよく眠れるかどうかです。それを基本に、ベッドサイズの選び方のヒントをいくつかご紹介します。
選び方①同じベッドで寝る人数は?
ベッドの選び方として、まず「そのベッドで何人寝るか」がポイントになります。1人であればシングルベッドかセミダブルベッド、2人であればダブルかクイーンサイズ、子供と一緒に家族で寝るならキングサイズかシングルベッド2つを並べる、という選び方をするのが一般的だそうです。
選び方②ベッドを使う人の体格は?
同じサイズのベッドでも、使う人の体格によって大きさや広さの感じ方は異なります。心地よい眠りを得るためには、体格に合わせて広さを確保できるサイズのベッドを選ぶのが良いでしょう。
また、身長が高くて普通のサイズでは寸法が合わない…という方のために、少し寸法が長めのロングサイズという大きさもあります。
選び方③ベッドを置く部屋の広さは?
ベッドを選ぶにあたって部屋の広さを考慮に入れなければなりません。部屋に占めるベッドの大きさの割合が大き過ぎると、生活しづらくなるのはもちろん、部屋が窮屈な印象になってしまいます。
ベッドを選ぶ際には、①人が歩くスペースをベッド周囲に60㎝程確保する、②壁際にベッドを置く場合、布団や毛布の厚み分として10㎝程の隙間を確保する、③ベッドを2台並べて置く場合、ベッドメイキングのためのスペース幅を50㎝程確保する、ということを意識すると、ストレスのない空間が作れます。
シングルベッドのサイズ、寸法
最も使用率の高いシングルベッドですが、具体的なサイズや寸法、大きさはどのようになっているのでしょうか?図と一緒に説明します。
シングルベッドの幅、寸法
シングルベッドの寸法は、縦195㎝×幅97㎝です。日本人男性の平均身長は約172㎝、女性では約158㎝なので、縦幅は頭と足元に若干の余裕があるくらいの寸法になります。
シングルベッドの大きさ
一般的に1人で寝るならシングルベッド、という考えが多いようです。シングルベッドは1人暮らしなどの単身世帯の方用としてや、自分の部屋に置く用のベッドとして定番のサイズ、という印象ですね。
日本の住宅において一般的な広さである6畳間に置くと、お部屋の4分の1ないし3分の1を占める大きさとなります。
シングルベッドの広さ
確かに1人で使う分にはシングルベッドで十分ですが、うっかり寝返りをうったときに落ちてしまうなんていうこともあります。両サイドの幅の余裕を考慮すると、人によってはシングルベッドでは広さが足りないと感じるかもしれません。
セミダブルベッドのサイズ、寸法
シングルベッドに続いて使用率の高いセミダブルベッドのサイズや寸法について、シングルベッドとの比較を交えながら説明します。
セミダブルベッドの幅、寸法
セミダブルベッドの寸法は、縦195㎝×幅120㎝です。縦幅はシングルベッド同様で、横幅は23㎝増となります。
セミダブルベッドの大きさ、広さ
1人用ベッドとしてシングルベッドに次いで使われているセミダブルベッドですが、6畳間に置くと部屋の半分ないし3分の1を占める大きさとなります。
セミダブルベッドはシングルベッドと比較して幅にゆとりがある分、広さが確保できてゆったりとした印象となります。のびのびと広いスペースで寝たい、寝相が悪くてベッドからの転落の心配がある、という方におすすめのサイズがセミダブルベッドです。
シングルベッドとセミダブルベッドの比較
同じ1人用ベッドですが、シングルベッドとセミダブルベッドでは横幅のゆとりに違いが出ます。たった23㎝の差でも広さの感じ方が違うので、ゆったりとしたスペースが欲しい方にはセミダブルサイズが良いでしょう。
ダブルベッドのサイズ、寸法
続いてはダブルベッドについての説明です。夫婦やカップルでの使用の定番サイズという印象のダブルベッドですが、その寸法や広さはいかほどのものなのでしょうか。
ダブルベッドの幅、寸法
ダブルベッドの寸法は、縦195㎝×幅140㎝です。140㎝の幅というと大分広く感じますが、大人2人で一緒に寝るとなると、図のように横の余裕があまり感じられません。
ダブルベッドの大きさ、広さ
ダブルベッドはシングルベッドと比較すると幅が43㎝増しとなる分、部屋に占める範囲も大きくなってきます。6畳間に置くと部屋の半分くらいがベッドで埋まるような印象となります。
2人用ベッドとしてよく選ばれるダブルサイズですが、実際に寝てみると前述のとおり横幅の余裕があまりないことが分かります。使う人の体格にもよりますが、横になったときに十分ゆったりとできる広さを求めるのであれば、もう一つ上のクイーンサイズを使うことがおすすめです。
シングルベッドとダブルベッドの比較
シングルベッドより横幅が大きく、2人用サイズであるダブルベッドですが、大人2人で寝るには幅にあまり余裕がありません。
シングルベッドと比較して一人当たりの横幅の割合が狭くなり、寝返りをうつスペースが確保できず、逆に狭さを感じることもあります。一緒に寝ている方の動きが気になる場合は、もうひとつ上のクイーンサイズがおすすめです。
クイーンサイズの寸法
続いてはクイーンサイズの寸法や大きさについての説明をします。そのネーミングからして広々としたベッドが想像できますが、実際の寸法なのはどのようなものなのでしょうか。
クイーンサイズの幅、寸法
クイーンサイズベッドの寸法は、縦195㎝×幅160㎝で、2人用のゆったりサイズベッドとして選ばれるのがクイーンサイズです。
クイーンサイズの大きさ、広さ
クイーンサイズの横幅といえば160㎝、日本人女性の平均身長とほぼ同じです。それを念頭に置くと、ベッド自体の大きさがどれほどのものかイメージしやすいのではないでしょうか。
6畳間に設置すると部屋の半分を占めますので、部屋の広さによってベッドや家具の配置場所を考える必要が出てきますね。
2人用のおすすめサイズともあって広さは上々、ゆったりと寝ることができます。そのためクイーンサイズでは小さなお子さんも一緒に家族で寝るのに使うという方もいますね。
キングサイズの寸法
定番の5つのサイズの中で最も大きいキングサイズのご紹介です。ホテルに置いてある広々としたベッドはキングサイズが使われていることが多く、そのため贅沢なイメージのあるキングサイズですが、寸法や広さはいかほどでしょうか。
キングサイズの幅、寸法
キングサイズベッドの寸法は、縦195㎝×幅180㎝で、クイーンサイズ同様2人用のゆったりサイズベッドとして選ばれる大きさです。
キングサイズの大きさ、広さ
キングサイズはホテルのスイートルームなどで使用されるサイズであり、大きさもこれまでとは格段に違いますね。搬入時の利便性などから、幅90㎝のベッド2つを連結して設置する、というタイプが主流のようです。
2人用のおすすめサイズですが、その横幅はクイーンサイズと比較して20㎝増しとなり、更に上をいくゆとりが得られます。キングサイズもお子さん含めて家族で使用するのに選ばれるサイズです。
ホテルのベッドのサイズ、寸法
ビジネスホテルなどで使われている客室のタイプとして主流な、「シングル」、「ツイン」、「ダブル」ではどのようなサイズのベッドが使用されているのでしょうか。それぞれの部屋のタイプごとに簡単にまとめてみました。
ホテルサイズ①「シングル」のベッド
「シングル」タイプのお部屋は、100㎝前後の横幅のシングルベッドが設置された1人用の部屋です。こちらは一般的なシングルベッドのサイズと同様の大きさのベッドとなります。
ホテルサイズ②「ダブル」のベッド
「ダブル」のお部屋では、前述のダブルサイズのベッド(横幅140㎝)が置かれています。スイートルームではクイーンサイズやキングサイズが置かれている場合もあります。基本的には2人用の部屋となりますが、1人でゆったり贅沢気分を味わいたいという時に選ぶのもおすすめです。
ホテルサイズ③「ツイン」のベッド
「ツイン」のお部屋はシングルベッド2台が置かれている部屋のことを指します。ベッド2台が離れて設置されている場合もあれば、連結して広々としたベッドになっていることもあります。シングルベッド2つ分の横幅となると、194㎝にもなるので大分寝るスペースが広く、贅沢な印象がありますね。
まとめ
今回は日本の世帯で最も選ばれているベッド、シングルベッドを始め、それぞれのベッドのサイズや大きさ、広さについてご紹介しました。 ベッドのサイズを選ぶとき、大切なのは自分に合った大きさか、快適な睡眠を得られる広さであるかです。
ベッドを購入するときはぜひ試しに横になってみて、そのサイズ感を確かめてみてください。この記事が少しでもベッド選びのお手伝いになれば幸いです。