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天気を調べて鍋割山へ行こう
丹沢山地に聳える標高127.5mの鍋割山。 山頂は明るく開けていて、晴れた日には富士山や伊豆半島の雄大な眺めも望めます。東京都内からもアクセスしやすく喧騒を離れ、変化に富んだコースと自然を楽しめる鍋割山の登山の魅力と天気情報をまるごとご紹介します。
鍋割山の由来と天気
鍋割山の由来を知って登山道を通り山頂を目指すことも楽しむコツです。
鍋割山の由来はなべを半分に割った様な地形からという説もありあすが、鍋割山の北側にある玄倉川の鍋割沢からつけられた説が有効です。鍋割とは、岩の多い場所をナベといい、歩きにくい悪い沢という意味から鍋割山という名前がついたと考えられています。由来を頭に置きながら登山をすることも楽しみの一つです。登山道の景色を堪能しながら一歩一歩山頂を目指しましょう。
都心から鍋割山へのアクセス
都心から程よく離れていて都会の喧騒を忘れられるのが鍋割山の魅力の一つです。
電車・バスからのアクセス
新宿からのアクセス（新宿⇔渋沢駅⇔大倉） 【小田急線】 新宿駅⇔渋沢駅 ￥699 【神奈川中央交通バス】 渋02 大倉行 渋沢駅北口より1時間に2〜3本。片道15分、料金は210円。 大倉登山口は鍋割山へ登山する多くの人で週末は賑わいをみせています。
マイカーでの登山口へのアクセス
車の場合も大倉登山口の付近に秦野戸川公園駐車場の有料駐車場があるのでアクセスしやすくなっています。
山の天気情報の重要性
登山をする上で天気は重要なポイントの一つです。 天気が変われば簡単な山も一変して難易度を増し表情を変えます。特に冬山はそうですね。吹雪いてしまうと数メートル先が見えなくなります。 登山へ行く予定を立てたら必ずアクセスする前に天気予報をチェックをして、悪天候の場合は延期や中止にすることや、山頂を目指している途中に天気が変わってきたら、無理に山頂を目指さず安全な登山道から下山するなど臨機応変に安全を第一に考えることが登山を楽しむポイントになります。
登山道のコースは覚えておこう
登山道はいくつにも分かれている道があります。 日が暮れて暗くなると遭難する恐れがあるたま、下山する時はなるべく来た道を通ると迷う恐れも減ります。往路での分かれ道には目印をつけておくのも一つの手段です。
鍋割山の天気を調べよう
標高が高くなるにつれて登山道も険しくなり天気も変わりやすくなります。 天気予報次第でコースを変更することも大切です。
<てんきとくらす>のサイト内では登山指数と上空の気温・風や山頂付近の天気や近隣市町村の気象情報 (秦野市)など詳しく掲載されています。 こういったサイトで天気を調べて適切な登山道を事前に計画することが大切です。
天気予報を調べてコースを決めよう
事前に天気予報を調べて、天候に合わせてコースを決めておくと登山をスムーズにたのしめます。 とはいえ、山の天気は変化しやすいので臨機黄変に対応できるように準備をしっかりして登山をたのしみましょう。
鍋割山の年間天気
登山口の大倉の標高は都内とそれほど変わりありません。しかし、山頂の標高は1275mで気温も下がるので季節の変わり目の悪天候には注意が必要です。ハイキングと油断せず、基本的な登山装備を整えましょう。
基本的な登山服
登山口は気温が高かったとしても、標高がたかくなるにつれ気温の低下や強風が吹き悪天候も予想されます。 低体温症や怪我から守るためにも登山服を装備しましょう。
天気が悪くなったときの対策法
急な雨によって全身濡れてしまい更に強い風にさらされると体温が奪われ体力を消耗し、場合によっては低体温症になり命に係わる事故になりかねません。
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登山日に雨予報がないとしても雨具を持って行かないのは危険です。山の天気は変わりやすく、急な悪天候になることがあります。雨具はしっかり用意をしてザックの取り出しやすい場所に入れるなど工夫をして対策しましょう。
雨の日の登山道の危険性
雨などの悪天候時の危険性は非常に高いもので次のような危険が起こる可能性があります。 ①信じられないほど濃い霧が発生し、足元が見えなくなりパニックになってしまう。 ②パニック状態で歩き回って遭難してしまう。 ③歩き回り体力を消耗し、濡れた体から体温を奪い、低体温症になり、凍死してしまう。 これらの防止策は ①遭難したと自覚したら、パニックにならず一度冷静になる。 ②霧が晴れたら、冷静に自分の体の状態を確認し、登山口を目指す。 ③装備は下着を始や衣類を化繊系の速乾性のものに選んでおく。
予報は常にチェック
登山の一週間ほど前からこまめに天気予報をチェックすることが登山を安全で楽しく行える鍵になります。 悪天候はベテランの登山家でも常に危険と背中合せです。装備を万全にしたとしても悪天候などにより遭難の可能性は高まります。悪天候への対策はもちろん必要ですが、最初から悪天候がわかっている時の登山は回避することが賢明です。
鍋割山登山コース
大倉での登山準備
小田急線渋沢駅北口からバスで15分ほど揺られると大倉に到着します。大倉にはどんぐりハウスやトイレがあるので登山前に準備を行いましょう。
丹沢大山国定公園
コンクリートの道を歩いて登山道に入ると分岐があるので要注意が必要です。
二俣
大倉から1時間30分歩いて二俣に到着をするとここから本格的な登りが始まります。
後沢乗越
二俣45分から急登を上がりきると後沢乗越へ到着します。 本格的な登山道のため足元に注意しながら登りましょう。
鍋割山頂
後沢乗越から約80分で頂上へ登頂できます。 晴れていれば富士山も望め、登山の醍醐味を味わえます。
鍋割山登山ルート
大倉→（1時間25分）→二俣→（45分）→後沢乗越→（1時間20分）→鍋割山山頂→（50分）→後沢乗越→（30分）→二俣→（1時間25分）→ 大倉
標高が高い登山の注意点
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出典:Amazon標高が高ければ高い程、身体への負担が大きくなり高山病のリスクが高まり最悪の場合死に至る可能性があるため、体調は万全にしておくことが望ましいです。酸素缶を携帯したり、心拍計が付いている時計などで体調を管理することも大切です。
鍋割山の自然と天気の関係
鍋割山稜はブナがたくさん自生し、秋に美しい紅葉が楽しめます。山稜はとても静かで、小鳥たちのさえずりが響き空も青く空気が澄んでいます。鍋割山に向かって下り始めると、さらにすばらしい展望があります。檜洞丸から、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳まで、みわたせます。
明るい鍋割山！
鍋割山山頂は遮る樹林がなくて明るく、360度の展望を誇っています。 鍋割山はブナの大木やミズナラ、カエデ類の樹林に覆われており、春はブナの新緑や野草、秋はカエデ類やブナの黄葉が楽しめます。3000m級の山とは違い比較的四季や天気に恵まれており、自然豊かな原生林に囲まれています。
鍋割山山頂の名物！
鍋割山といえば！と言っても過言ではない言わずと知れた鍋割山荘名物鍋焼きうどんを山頂の絶景を観ながら食べることができるのも鍋割山を登る魅力の一つです。お昼時は混雑していますが、一人一人丁寧に振る舞ってもらえます。 山小屋のご主人が登山中に、ボリュームがあるものをと考案されたメニューだそうです。天ぷら、キノコ類、大きい油揚げ、ほうれん草、卵など、栄養豊富な具材が疲れた身体に浸みわたります。少し甘めのお出汁が、疲れた身体にしみわたります。心のこもったおもてなしが名物として愛されている秘訣です！
鍋割山山頂の天気
鍋割山山頂の天気は冬は雪が降るものの、標高1000m超の山としては年間通して比較的気温が高めです。 夏は最高気温が30度近くまで達することもありますが、空気が湿度が少なく快適に登山を楽しむことができます。
まとめ
鍋割山は比較的穏やかなやまではありますが、それでも山の天気は変化しやすいものです。 自然は人を癒しますが時に荒々しく人間を飲み込むことも理解しなければなりません。 鍋割山お魅力を120%楽しむために、天気予報をしっかり確認して事前準備万端で挑むことが大切です。 自然と人が共存できた時に地球も喜び人間も豊かになっていくことでしょう。 さて、準備をして鍋割山へいきましょう！
鍋割山の標高は1275mと標高が高く登山道のコースも豊富です。