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重曹で靴の臭い取り!消臭・脱臭に効果のある洗い方や臭いの消し方を解説!

靴の嫌な臭いに悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。この靴の嫌な臭いは重曹を使うことで簡単に対処可能です。重曹を使ったお手軽な靴の臭い対策を、なぜ靴が匂うのか、重曹を使ってなぜ臭いが取れるのかとあわせて紹介します。
更新: 2021年12月5日
すがや
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靴の臭いでもう悩まない

靴の臭いの悩み

スニーカーやブーツなどの靴の嫌な臭いに悩みを持っているという人も多いのではないでしょうか。靴は毎日履くものなので、臭いがあるとどうしても気になってしまいます。また、靴から足へ臭いも移ってしまうため、靴を脱いだときの足の臭いまで心配になってしまいます。

今日から始められる臭い対策

そんなスニーカーやブーツなどの嫌な靴の臭いですが、重曹を使うことで簡単に消臭、脱臭することが可能です。重曹はスーパーなどで簡単に手に入りやすく、また値段も安価です。今日からすぐに重曹を使った靴の臭い対策をはじめることが可能です。

重曹で靴の臭い消し

重曹を使った靴の臭い対策の方法を紹介します。また、そもそもなぜ靴が匂うのか、重曹を使うとなぜ靴が匂わなくなるのかも説明します。重曹を使って、靴の臭いの悩みから解放されましょう。

靴の臭いの原因

汗だけでは臭わない

そもそもなぜスニーカーやブーツは臭くなるのか、靴の臭いの理由についてはじめに説明します。靴の臭いの原因としてはじめに考えられるのが汗です。足は汗の量が多い場所でもあり、1日にコップ一杯分の汗をかくとも言われています。しかし、汗だけでは靴は臭くなりません。

臭いの原因は雑菌

足から出る汗はエクリン腺と呼ばれるもので、臭いのないものです。では何が臭いの原因かというと、靴の臭いの原因は雑菌の繁殖によります。靴は雑菌が繁殖しやすい環境が整っており、このことが靴の臭いの原因となっています。

雑菌が活発に繁殖

臭い原因である雑菌にとって靴は非常に環境のいい場所です。汗や角質やアカといった栄養が靴には豊富で、また靴を履いた状態だと湿度、温度とも高い状態が維持されます。このような雑菌に好都合な環境のため、雑菌は活発に繁殖します。

重曹で靴の臭い消し

靴を履き続けていれば、雑菌の繁殖を避けることは非常に困難です。臭いの発生を抑えるためには対策が必要で、その有効的な手段として重曹の使用があります。重曹を使うことで靴の嫌な臭いを消すことが可能です。

重曹とは

重曹の正体

そもそも重曹とはどういったものなのか詳しく知らないという人もいるのではないでしょうか。重曹は科学名を炭酸水素ナトリウムという白い粉になります。科学名を出すと何だか難しいもののように思えますが、料理ではふくらし粉としてなどで活用されます。

環境にも優しい重曹

ちなみに重曹という名前の由来は、重曹の構成要素である炭酸水素を重炭酸、ナトリウムを曹達と言い、これらの頭文字をとったことによると言われています。重曹は地球上のあらゆる水の中に含まれているもので、自然由来のものなので環境にも優しいです。


生活お役立ちアイテムの筆頭

そしてこの重曹は、料理に使えるだけでなく生活の中でのお役立ちアイテムの筆頭として知られています。重曹にはどういった働きがあるのか、靴の臭いとりの方法を紹介しながら、重曹の様々な性質についても説明します。

重曹で臭いを取れる理由

臭いの消える理由

なぜ重曹に臭いを消す効果があるかというと、中和作用が働くことによります。靴の臭いの原因は雑菌が出す老廃物で、この老廃物は酸性のものになります。一方の重曹はアルカリ性の性質を持ち、この2つが合わさることによって中和作用が働きます。

重曹のアルカリ性の性質を利用

重曹による靴の臭い取りは重曹のアルカリ性の性質を利用したものになります。また、この他にも重曹の持つ様々な性質は靴の臭いをとるために効果的なものが多いです。重曹の持つ靴の臭いとりに効果的な点をいくつか紹介します。

重曹の持つ効果的な性質

重曹のキレート効果

重曹の靴の臭い消しでは、重曹のアルカリ性という性質以外でも有効な点があります。その一つにキレート効果と呼ばれるものがあります。キレート効果とは水を軟水に変える働きのことをいいます。重曹にはお水を柔らかくする効果があります。

つけおきで効果を発揮

重曹の持つキレート効果は、靴をつけおきで洗う際に効果を発揮します。重曹を混ぜた水では、汚れも落ちやすくなります。つけおきでも、その後にブラシなどを使って頑固な汚れを落とすときにも、重曹を混ぜた水であれば効果が格段にあがります。

重曹のその他の効果

アルカリ性の性質による中和作用、キレート効果による汚れの落としやすさが重曹を使って靴の臭いをとるときには役立ちます。また、この他にも重曹には物を傷つけずに磨くことのできる研磨効果、酸と反応することによって発泡・膨張効果などもあります。

重曹の選び方

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重曹の種類

靴の臭いをとる方法の前に知っておきたいのが重曹の選び方です。重曹にはいくつか種類があり、薬品用、食品用、工場用の3つに大別されます。薬品用が最も高価で、工場用が最も安価です。私たちに最もなじみがあるであろう重曹は食品用で、値段的には薬品用と工場用の中間くらいに位置します。

どのタイプの重曹でもOK

靴の臭いを取るための重曹はこの3つのどれを使っても問題ありません。食品用の重曹を食用以外に使ってもよいだろうかと思う人がいるかもしれませんが、最も手に入りやすい食品用でも効果を発揮します。また値段を見て工場用を使用するという手もあります。

重曹で靴の臭い取り1

日常的な脱臭、消臭に

ここから実際に重曹を使った靴の臭い取りの方法を紹介します。重曹を使った靴の臭い取りにはいくつかの方法があります。はじめに紹介する方法は重曹を使って日常的にスニーカーやブーツの脱臭、消臭をする方法です。

袋に重曹を入れる


はじめに重要を入れておくための通気性のよい袋を用意します。通気性のよい袋だったらなんでもよいのですが、靴下やストッキングが使われることが多いようです。袋を用意したらその中に重曹を入れます。入れる量はおおよそ100グラムほどが目安になります。

靴の中に入れて脱臭、消臭

重曹を入れた袋を普段はいているスニーカーやブーツの中に入れておきます。たったこれだけで重曹の中和作用が働き、スニーカーやブーツの嫌な臭いを消すことができます。非常に簡単な方法なのでおすすめです。

重曹の効果は2ヶ月から3ヶ月

ちなみに重曹を入れた袋は2ヶ月から3ヶ月ほど効果が継続します。効果が切れたら中身を入れ替えて、新しい重曹を使うことで袋は再利用できます。また効果の切れた重曹も衛生面などが気にならなければ洗濯などでも使用できます。

重曹で靴の臭い取り2

靴だけじゃない重曹の使い方

重曹を入れた袋の使い方として、スニーカーやブーツなどの靴の中にいれる以外の方法もあります。靴の臭いは靴だけでなく、その周りにも影響を及ぼします。下駄箱や玄関全体で嫌な臭いがしているという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

下駄箱や玄関の消臭、脱臭方法

重曹を入れた袋は玄関や下駄箱などの広い範囲の臭いを消す効果も発揮します。下駄箱であれば靴の中にいれておいたものだけで全体の消臭、脱臭ができるかもしれません。それだけでは下駄箱の臭いがとれない場合や、玄関などの広い場合は靴の中に入れるものとは別に重曹を入れた袋を設置します。

便利な重曹をいれた袋

家に入ってすぐの玄関や、下駄箱をあけたたときに嫌な臭いが充満しているというのは決して気持ちのよいことではありません。お手軽に全体の臭いも改善できるので、重曹をいれた袋を使用する方法はおすすめです。

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重曹でつけおき洗い

靴の臭いを消す方法として、靴をつけおきにして洗うという方法もあります。重曹を使った靴のつけおきの洗い方の方法を紹介します。用意するものは靴をつけおきするためのバケツなどの容器と重曹が最低限のものになります。

重曹は水に溶けにくい

つけおきの方法としてはまず、用意した容器に重曹を溶かします。重曹は1リットルあたり大さじ2杯程度が目安です。この時のコツとしては水ではなくぬるま湯を使用することです。重曹は水に溶けにくいという性質を持っています。40度から45度程度のぬるま湯を利用しましょう。

つけおきの目安は30分から1時間

重曹をとかしたら、靴をつけおきします。つけおきする時間は30分から1時間程度が目安です。臭いが強いようでしたら、より長い時間をつけておきましょう。つけおきが終了したら、よく水で洗いだ後に、靴を乾かします。

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つけおきと一緒に洗う

つけおきと同時にブラシなどを使った洗い方で臭いを消すだけでなく、靴の汚れも取ることが可能です。基本的な方法は途中まではつけおきと同様です。一定時間つけおきしたスニーカーなどをブラシで洗いだけなので一手間増えるだけで簡単です。つけおきと合わせた靴の洗い方を紹介します。


つけおきの水を使って洗う

ブラシでの洗い方は、つけおきに使った重曹が加わった水をそのまま使う方法が簡単です。つけおきに使った水に石鹸をつけて、ブラシを使って洗います。また石鹸でなくても、洗剤を重曹の水で溶かしながら洗うという方法もあります。細かな汚れまでとることができます。

靴の素材に注意

またつけおき洗いとつけおき洗いをするときの注意点として、靴の種類があります。スニーカーなどで布製のものであれば問題ありませんが、革製品の靴などはこの方法で洗うと靴を傷つけてします可能性もあります。靴の素材が何なのかも注意するようにしましょう。

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重曹スプレーの作り方

この他にも重曹でスプレーを作って、スニーカーやブーツの臭いを消す方法もあります。重曹スプレーは、スプレー用のボトルと重曹と水があれば簡単に作ることができます。スプレー容器に水を入れて重曹を溶かして完成です。重曹の量は水200ミリリットルで小さじ2杯が目安です。

重曹スプレーの注意点

重曹スプレーを使う際に気をつけることとして、重曹スプレー自体の臭いを消す効果は強くはありません。そのため、臭いの強い靴などの場合は思ったような脱臭、消臭効果が得られないということも考えられます。臭いが強くないものであれば重曹スプレーも効果的です。

あれば便利な重曹スプレー

また、重曹スプレーは靴の臭いを消す以外の場所でも活躍するので作っておくと便利です。具体的な使用方法としては、重曹スプレーは拭き掃除などで効果を発揮します。汚れが気になる場所に重曹スプレーをかけてからタオルなどで拭くと効果てきめんです。

重曹の靴の臭いとりまとめ

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家庭で今日から臭い対策

重曹を使った靴の臭いとり、洗い方の方法を紹介しました。身近にある重曹で、簡単に靴の消臭、脱臭ができるのでおすすめです。靴の臭いが気になる方は、ぜひ家庭で試してみてください。

革靴の臭いとりの情報はこちら

この他、こちらの記事では手入れや洗い方の難しいイメージのある革靴の臭い取りの方法を紹介しています。革靴も臭いの気になる靴のひとつです。こちらの記事もチェックして、革靴の臭い対策も進めましょう。