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スノーピーク「ランドロック」が大人気の理由とは?特徴と魅力を解説!

スノーピークのランドロックはファミリー層を中心にアウトドアファンから高い評価を集めています。初心者には敬遠されがちな大きめのテントですがなぜこれほど人気があるのでしょうか?スノーピークランドロックが愛される理由について調査してみました!
2020年8月27日
kenchan
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スノーピーク「ランドロック」は高いのになぜ売れる?

人気の理由はどこに?

ファミリーサイズのテントとして販売されているランドロックですが、価格帯150,000円~170,000円くらいになります。一般家庭には決して安い買い物とは言えません。それなのになぜこんなにも人気なのでしょうか?ランドロックの特徴や購入者の口コミを調べてみました。

スノーピーク「ランドロック」と他の2ルームテントの違い

2ルームテントの立て方には2通り有り、一般的な2ルームテントはまず自立式のテントを組み立ててそこにリビングとなる部分を作ります。ランドロックはまずリビングとなる大きな空間を基礎として組み立てます。寝室となるインナーテントは吊り下げ式で後から取り付けられます。インナーテントを張らなければドーム型の広々とした空間ができるので使う人の個性に合ったキャンプを演出することができます。

スノーピーク「ランドロック」の吊り下げ式テントは取り付け簡単!

自立式の寝室テント型2ルームテントはリビングとなるスクリーンタープと接続したりただでさえ大きな寝室テントに外幕を被せたりと結構手間がかかります。ランドロックも大きいのですが一度外幕を立ててしまうだけなので設営の手間も少なくなります。インナーテントは外幕の内側にある各フックに取り付けて張るだけなのでとても簡単です。寝室部の取り外しが楽というのもランドロックがファミリーキャンプで評価されている特徴の一つです。

スノーピーク「ランドロック」はファミリーキャンプやグループキャンプで高評価!

ランドロックの一番の特徴は大きなサイズです。ドーム型の空間は天井も高く大人でもかがまずに歩くことができます。道具が多くなるリビングや寝室の天井が低いと屈んで移動しなければならないので首や腰が疲れてしまします。天井が高く広い空間は人や物が移動するのにも便利です。広いドーム型の空間は閉鎖的でありながら開放感もあります。ファミリーやグループのような複数の人達が過ごすのに快適な空間を作ることができます。

ファミリーキャンプ利用者の口コミです。評価の参考にしてみてください。

わんこもリビング内にサークルを組み立てて、家にいるのと同じように過ごせてよかったです。 お値段が少々張るので、かなり悩みましたが、本当にランドロックにしてよかったです!

子供が小さいと、こういったテントは安心して過ごすことができますから大変おすすめですが、サイトが狭い場合はちょっときついと思います。また雨の中の設営撤収では、寝具や道具を濡らさずにすんで便利です。

スノーピークブランドの安心感

人気の理由にはやはりスノーピークというブランドへの信頼があります。スノーピークの商品には保証書がありません。スノーピークは商品の性能や不良による破損については無料で修理をしてくれるサービスがあります。また商品の修理やメンテナンス等のサポートサービスもあり、購入後のケアが手厚いという特徴があります。そのほかにも徹底してキャンプをする人の目線で商品を開発する姿勢など、ブランドとしてのイメージや信頼も高い評価を集めています。

スノーピーク「ランドロック」の設営方法

本体を立てる

ランドロックは大きいサイズのテントですが設営方法は自立式テントとそれほど変わりません。まずは背骨となるポールを縦長中心に差し込んでから前後2本ずつアーチ状のポールで本体を立てます。本体がたったら横長中心にもう1本アーチ状のポールを入れてとりあえずテントの形が完成します。自立式テントはこのあと更にアウターと呼ばれる外膜を被せますがランドロックはこれが外幕になるのでその手間がありません。

本体を固定する


本体が自立したら今度は各部所を固定していきます。ポールとテントを外幕についているフックで固定し、前後のクロスしているポールも専用のバンドで固定します。ポールと外幕の固定ができたら地面との固定をします。外幕についている取り付け箇所にペグを打ち込み、付属のロープをしっかり張って固定したら完成です。

インナーテントを取り付ける

インナーテントは吊り下げ式なので短時間で設営が可能です。外幕内側に専用のフックがありますのでインナーテントと外幕をフックで繋いで張りを持たせます。フックがけが終わったらインナーテントをペグで地面と固定して設営終了となります。

設営の手間の評価

これだけ大きなテントなので精密で複雑な設営を想像してしまいますが意外と単純です。他のテントなどと比較した評価をするとやはり大きいので女性や背の低い人には少し立てにくいところもあるかもしれません。また各ポールも長いので一人で設営すると少しやりにくさを感じるかもしれません。メーカーも推奨していますがポールをはね上げて思わぬ怪我をすることもあるので基本的には2人以上での設営をおすすめします。

使用者の実際の口コミです。設営に関する評価の参考にしてみてください。

結構な大きさですが、建てるのも全然難しくなく、初めてでも30分かかりませんでした。

最初は張るのに2時間ぐらいかかりましたが、次の設営時(ひなもりオートキャンプ場)には1時間ぐらいに。一人ではやはり時間がかかるので、手伝ってもらいましょう。

他の2ルームテントと比較した口コミです。参考にしてみてください。

テントの組み立ては、ランドロックのほうが簡単! ワイドスクリーン2ルームハウス は、クロスポールを合計4本立ち上げたあと(結構体力要ります。)、リッジポールを接続 したりと面倒な場面がありますが、ランドロックは、センターポールにAフレームを接続す ると自立するので、そのあとCフレームとセンターフレームを接続する形となっており、容姿 より簡単に組み立てができます。(感じかたは人によって違うかもしれませんが。。。。。。)

スノーピーク「ランドロック」設営時の注意点

設営の注意点1:設営場所の確認

ランドロック設営の注意点はそのサイズにあります。キャンプ場ではサイトの広さや段差などがないかを確認しましょう。せっかく途中まで組み立てても段差があって隙間や歪みが出てしまったりします。ランドロックのサイズを考慮せずに設営してしまうとサイトをはみ出してしまうこともあります。設営のサイズには出入り口やロープを張る幅も想定しておきましょう。

設営の注意点2:設営は2人以上で

ランドロックの説明書にも書かれていますが、設営は2人以上で行いましょう。ランドロックのような大きいサイズの店とはポールも長くなります。外幕も大きいので外幕の重さ以上に負荷がかかります。強引に行うとポールを曲げてしまったり外幕を破いてしまったりする原因になります。そしてなりよりポールをアーチ型に通すときポールが跳ねてしまって思わぬ事故になることもありますので気をつけましょう。

ランドロックの注意点に関する口コミです。評価の参考にしてみてください。

あえて、弱点を言うならば・・・・・ 収納バッグが2つになることと、とにかく重たい!! コールマン コクーン2に比べると軽いようだけれど・・・・・ 設営は、1人でもできるらしいけれど・・・・・ 2人必要だと思います。

スノーピーク「ランドロック」のサイズについて

本体のサイズ


縦635cm×横405cm×高さ205cmという大きさになります。タープ内でテントを張らなければテーブルを縦に2台おいて大人8人で集まってもゆとりがあるくらいの広さがあります。ドーム型として嬉しいのは高さがあることです。男性や背の大きい人は首をかがめながら歩くというのは結構苦痛があるものです。あまりギリギリでも圧迫感を感じてしまうので205cmはほどよくゆとりのある大きさです。

リビングの広さに関する口コミです。評価の参考にしてみてください。

さすがに最新テントだけあって、今までの不満を見事に解消してあり、結露もなく、5泊の長期キャンプも快適に過ごすことができました。わんこもリビング内にサークルを組み立てて、家にいるのと同じように過ごせてよかったです。 お値段が少々張るので、かなり悩みましたが、本当にランドロックにしてよかったです!

インナーテントのサイズ

インナーテントは対応人数6人となっていますが、大人6人だとゴロゴロ寝るのには少し狭く感じると思います。大人と子供の6人であればゆとりを持って使うことができます。ファミリーキャンプやグループキャンプのとき、急な天候の変化や夜などに子供たちが集まってカードゲームや映画鑑賞をするなど遊びの空間としても活躍できます。

インナーテントのサイズに関する口コミです。評価の参考にしてみてください。

夫婦+小学校4年男児+小学校2年男児+3歳男児ですが、ちょっと広め(まだ余裕がある)大きさでした。

インナールームの中は天井も高く快適、前室もとても広くコットとロングワンアクションテーブルにチェア、さらにキッチンテーブルまで入れても余裕があり、初心者から見てもとても快適で広々した良く考えつくされているテントだと思います。

スノーピーク「ランドロック」の耐水圧

耐水圧とは

耐水圧と聞いてもピンと来ない人もいるかと思います。耐水圧は生地がどのくらいの水圧に耐えられるかということです。撥水とは水をはじく加工ですが耐水圧は水を通さない力です。例えば霧雨の緩やかに降る雨と台風の大きくて勢いのある雨では水圧が変わってきます。そういった面で耐水圧の数値は雨に対する強さの基準になってきます。

ランドロックの耐水圧

ランドロックの耐水圧はルーフ部(天井)とウォール部(側面)で違いがあります。ルーフ部は3,000mm、ウォール部は1,800mmです。傘の耐水圧は500mmくらいです。数千円のテントだと600mm程度で、ある程度しっかりしたテントだと1,000~2,000mmほどです。さらに撥水加工もしてあるので急な雨でも安心して使用できる防水機能があります。 ランドロックの広さがあるとグループキャンプの時などに急な雨が降ってきても、みんなの避難場所として集まるとができます。

防水に関する口コミです。評価の参考にしてみてください。

お友達もうちのテントに集まって来て、最大時大人8人+幼児2人でリビングで大雨の中過ごしましたが、十分な広さでした。さすがの猛烈な雷雨の時には、テント内にミストが舞っているような感じになりましたが、気になるほどではなく、あれだけの雨を凌げたのには本当にビックリしました。

スノーピーク「ランドロック」がモデルチェンジで更に快適に!

2017モデルチェンジで変わったこと

ランドロックはスノーピークの人気商品ですが少しずつモデルチェンジをしています。2017年にもモデルチェンジがありそれ以前といくつか変更店があります。モデルチェンジの内容はインナーテントの入口の形状の変更・ベンチレーションを内側から開閉可能にする変更・インナーテントに電源コードを引き入れる入口が追加・全面パネルの調節紐をゴムに変更・セーフティベルトが無くなる等があります。

インナーマットはオプションです。

モデルチェンジの評価


モデルチェンジに関して購入者からは賛否両論あるようですが、さすがに買い換える人はほぼいないでしょう。スノーピークも使用者からの意見を参考にランドロックのスペックを少しずつ改善していっているようです。小さな変更ですが、大きな変更点がないのはそれだけランドロックが完成された商品であるとも言えます。

スノーピーク「ランドロック」の設営アイデア

ヘキサタープとの組み合わせ!

ヘキサタープと組み合わせ型です。オーソドックスな張り方ですが、こうすることでリビングをさらに広く使うことができます。前室の跳ね上げでも多少広くなりますがヘキサタープの方がサイドを利用して日差しや雨が降った時に調整できます。

横出入り型ランドロック

横出入り型レイアウトです。ランドロックには正面の他、側面にも2箇所出入り口がつくれます。正面出入りに比べてリビングの真ん中を通らずに寝室に移動できます。

付属テントじゃなくても使える!ランドロック寝室の自由度

違うテントを使う型レイアウトです。ランドロックのタープ部はテントがなくても自立できるので必ず付属の吊り下げ式テントを使う必要はありません。少人数であれば小さいテントでリビングを広く使うということもできます。テントを2つ並べて子供たちだけのテントを作ってあげることもできます。

スノーピーク「ランドロック」の個性的な使い方

ランドロックが住宅街に出現!

自宅の庭がアウトドア空間に変身しています。ある程度広さのあるお庭が必要ですが、自宅や広場でBBQの日よけタープとして活躍できます。休日に家族や友人とBBQなんて使い方もできます。くれぐれも煙がご近所の迷惑にならないようにしましょう。

アウトドアでインドア!?

アウトドアにゲームセンターが出現!野外に来てまでゲームなんてという人も多いかと思いますがこれはこれで外でしかできない不思議な体験です。他にも夜は映画や懐かしいホームビデオを見たり、アウトドアなのに自宅のリビングにいるような体験ができます。こんなことができるのもランドロックの広い空間があってこそです。

まとめ

スノーピークランドロックはサイズが大きく、インナーテントは設置も取り外しも簡単でリビングの空間の使い方も自由度が高いと言えます。口コミから見てもファミリー層の高い評価を得ています。大型の割に設営は簡単にできるように工夫されているのも魅力的です。数年ごとに少しずつモデルチェンジしていますが旧モデルにはプレミアが付いているほど人気があります。アウトドアという特別な空間にまるで家のような安心感を与えてくれるランドロックは長年に渡って愛されているようです。