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キク科の花の種類や特徴まとめ!その花言葉とかかりやすい病気などもご紹介!

植物を科名で分類してみると「キク科」の植物はガーベラやカモミール、ひまわりなど魅力的なものがたくさん。キク科の植物は丈夫で育てやすいものが多くガーデニングにぴったりです。キク科の特徴やガーデンイングにおすすめのキク科の植物7種類の花言葉などをご紹介いたします。
2020年8月27日
Yukari.S

キク科の植物の特徴

植物は、「科名」と「属名」により分類されます。この科名や属名を使った植物の分類方法が現在のように確立されたのは、20世紀にはいって以降のことです。それまでの時代にも、一部の植物学者のあいだで、科名や属名が使われていましたが、まだ現在のような科名や属名の世界的なルールは存在していませんでした。

キク科の植物は世界に950属2万種もある


科名をキク科とする植物は、世界中で950属2万種あると言われています。そのうち日本には、約70属360種の科名をキク科とする植物が存在しています。科名をキク科とする植物のほとんどは、世界中で生育可能なもので、そのため大変多くの園芸品種や帰化植物が生まれました。科名をキク科とする植物の特徴としては、タンポポをはじめとして小さな花びらがたくさん集まってひとつの花を形づくっていることが挙げられます。

キク科の植物には美味しい野菜も

キク科に属する植物のなかには現在ポピュラーに食べられている野菜もあります。キク科と聞くと菊の風味がするのかとイメージしがちですが、そうでもありません。たとえばごぼうやレタスなどは食卓にかかせないキク科の野菜です。また菊芋やヤーコンといった知る人ぞ知る薬効に優れたキク科の野菜もあります。

キク科の野菜1・菊芋


キク科には菊芋という少し珍しい野菜もあります。菊芋にはイヌリンが豊富に含まれていて生活習慣病の予防にもよいのだそう。シャキシャキとした歯ごたえと独特の風味が食欲をそそります。

キク科の野菜2・ヤーコン

ヤーコンもキク科の野菜の代表です。ヤーコンには天然のフラクトオリゴ糖がたっぷり含まれています。整腸作用に優れていて便秘に悩む方にひっぱりだこの食材です。シャキシャキとくせのない味できんぴらやサラダにすると美味です。


キク科の野菜3・ごぼう

キク科というイメージがないかも知れませんがごぼうもキク科です。ごぼうを一番好んで食べるのは日本人なのだそうです。ごぼうには食物繊維が含まれていて健康野菜です。乾燥させてごぼう茶にする方もいらっしゃいます。きんぴらや煮物など多彩に使えるキク科の野菜です。

ガーデニングにおすすめのキク科の種類1「ガーベラ」

キク科の花のなかでも、とても華やかな花姿が人気のガーベラ。意外と育てやすく花の時期が長いので初心者にもおすすめです。ガーデンで育てたガーベラを一輪、花瓶にいけるだけでお部屋がぱっと明るくなるでしょう。

キク科の植物1「ガーベラ」特徴

ガーベラは、アフリカを原産とするキク科に属する多年草です。ガーベラは春と秋の年に2回花を咲かせます。ガーベラの花色は、赤や白、黄色、ピンク、オレンジなどさまざまです。大きく華やかな花模様なので、ガーデンのアクセントにしたり、またフラワーアレンジメントの材料としてもとても人気があります。

キク科の植物1「ガーベラ」花言葉

ガーベラの花言葉は「希望」「常に前進」です。どちらも大変ポジティブな言葉になっています。ガーベラの明るく華やかな花模様からイメージされたものです。

キク科の植物1「ガーベラ」花名の由来

ガーベラは、19世紀末に発見された比較的新しいお花です。ドイツ人の植物学者ゲルバーにより南アフリカで発見されました。ガーベラと言う花名はゲルバーの名前に由来しています。

キク科の植物1「ガーベラ」育て方のコツとかかりやすい病気

ガーベラは、日当たりのよい水はけのよい場所を好みます。10〜25度の気温下で育てるのがベスト。気温が5度以下になると地上部が枯れ休眠状態になります。水やりは土の表面が乾いたらしっかりあげます。ガーベラの肥料は植えつける際の元肥と、そのあと花の開花時期には2週間に1度の割合で液体肥料を施しましょう。ガーベラは、うどん粉病にかかることがあります。うどん粉病は梅雨などのじめじめした時期に発生しやすい病気で、葉や茎に白い粉のような病斑部ができます。そのままにしておくとガーベラが枯れてしまうので、病斑部をすみやかに切り取り駆除しましょう。

ガーデニングにおすすめのキク科の種類2「ひまわり」

青い空に黄色いひまわりの風景は、夏の定番と言えるほどお馴染みのものです。ひまわりもキク科です。ひまわりは種まきで簡単に育つので、子供のころ栽培実習をした経験を懐かしく思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。

キク科の植物2「ひまわり」特徴

ひまわりは、北アメリカ原産のキク科に属する一年草です。ひまわりの開花時期は7~9月。まさに夏のお花と言えるでしょう。ひまわりには60種ほどの原種があり、そこから多くの園芸品種が開発されています。大きいというイメージのあるひまわりですが、最近では鉢植えや切り花にお手軽な、ミニサイズの品種も出回っています。また八重咲の品種や、オレンジや茶色の花色のものなど多彩です。

キク科の植物2「ひまわり」花言葉

ひまわりの花言葉は「憧れ」と「あなただけを見つめる」です。ひまわりは、お日様の方向に合わせて首を傾ける性質を持っています。そんな花姿から生まれた花言葉です。

キク科の植物2「ひまわり」花名の由来

「ひまわり」は、お日様に合わせて首をまわすことからつけられた名前です。かつては「日廻り」と記載されていましたが、現在は「向日葵」となっています。なお「葵」には「太陽に向かって成長する植物」という意味があります。またひまわりの学名「Helianthus」は「太陽の花」という意味を持っています。

キク科の植物2「ひまわり」育て方のコツとかかりやすい病気

ひまわりは種から育てるのが一般的です。種まきは4~6月におこないます。10日ほどで芽が出てくるので、日当たりと風通しのよい場所で管理しましょう。ひまわりは夏の植物で暑さには強いですが、水やりは必須です。とくに暑い時期には朝と夕方の1日2回水やりをしてあげるとよいでしょう。ひまわりには月に1度の割合で液体肥料を水やりとともに与えるとよいでしょう。ただしあまり肥料成分が多いと葉ばかりが茂り、花が咲かないことがあります。ひまわりにはほんの少し肥料を施すくらいがちょうどよいです。

ガーデニングにおすすめのキク科の種類3「カモミール」

カモミールには多くの効能があり、「マザーズハーブ(母の薬草)」「植物のお医者さん」という別名もあるほどです。とても人気のあるキク科の植物です。たくさん栽培して自家製のカモミールティーや入浴剤を作って楽しみましょう。

キク科の植物3「カモミール」特徴

カモミールはヨーロッパ原産のキク科に属するハーブです。耐寒性があり丈夫なので、お庭に植えておくとよいでしょう。カモミールは大きく「ジャーマン種」「ローマン種」の2種類に分類されます。ジャーマン種は1年草で、ローマン種は多年草です。

キク科の植物3「カモミール」花言葉

カモミールの花言葉は「逆境に耐える」「苦難の中の力」です。カモミールには薬効成分が含まれていて、古くよりハーブティーなどにして重宝されてきました。。またカモミールは、踏まれても枯れないほどの強い生命力の持ち主で「グラウンドカバー」として用いられることも。そんなカモミールの特徴からつけられた花言葉です。

キク科の植物3「カモミール」花名の由来

カモミール(Chamomile)は、ギリシア語の「chamaimelon」がなまったものです。「chamaimelo」は「大地のリンゴ」という意味を持ち、カモミールの香りがリンゴの香りに似ていることに由来しています。

キク科の植物3「カモミール」育て方のコツとかかりやすい病気

カモミールは日当たりのよい乾燥気味の環境を好む植物です。1年草であるジャーマンカモミールは種から、多年草であるローマンカモミールは苗から育てるのが一般的。ジャーマンカモミールの種まきは3~4月もしくは9~10月におこないます。カモミールはややアルカリ性の土壌を好むので植える土には苦土石灰を混ぜておきましょう。カモミールの水やりは土が乾いて2~3日経ってからやるくらい少し控えめにしましょう。カモミールには肥料はあまり必要ありません。カモミールにはアブラムシがつくことがあるので見つけ次第駆除しましょう。

ガーデニングにおすすめのキク科の種類4「マリーゴールド」

マリーゴールドには虫除け効果があります。そのため「コンパニオンプランツ」としてガーデンだけでなく野菜を育てる畑でもよく植えられるキク科の植物です。マリーゴールドを植えておくと害虫が発生しにくいので、農薬をあまり使わずに野菜を育てることができます。

キク科の植物4「マリーゴールド」特徴

マリーゴールドは、メキシコを原産とするキク科に属する1年草です。マリーゴールドは「メキシカンマリーゴールド」「アフリカンマリーゴールド」「フレンチマリーゴールド」の3種類に大別されます。マリーゴールドの花の開花時期は、種類にもよりますが4~11月ととても長いもの。鮮やかなオレンジや黄の花色とともにガーデナーに重宝されています。

キク科の植物4「マリーゴールド」花言葉

マリーゴールドには「健康」「生命の輝き」というポジティブな花言葉と、逆に「絶望」「悲しみ」というネガティブな花言葉があります。ポジティブなものはマリーゴールドの鮮やかな黄色からイメージされたものです。ネガティブなものは、キリスト教のルールに由来するもの。キリスト教では黄色は裏切りを意味するカラーなのです。

キク科の植物4「マリーゴールド」花名の由来

マリーゴールドは、1年に10日しかない聖母マリアの祭日に美しい花を咲かせていたことからつけられた名前です。

キク科の植物4「マリーゴールド」育て方のコツとかかりやすい病気

マリーゴールドは日当たりのよい乾燥気味の環境を好む植物です。苗の植えつけの適期は4~6月です。マリーゴールドは加湿の環境を苦手とするので、水やりは土の表面が乾いて2~3日経ってからするくらいがよいでしょう。マリーゴールドは花の咲く時期が長いので、その期間2週間に1度くらいの割合で液体肥料をほどこしましょう。マリーゴールドは灰色かび病にかかることがあります。灰色かび病は梅雨などじめじめした時期に発生しやすい病気で、灰色の病斑部からやがて枯れていきます。病斑部を見つけたらすみやかに駆除しましょう。

ガーデニングにおすすめのキク科の種類5「矢車菊」

矢車菊は、もともと麦畑に生えていた雑草から品種改良によって現在の園芸種が生まれました。長く伸びた茎の先にブルーの可愛い花を咲かせる矢車菊。切り花としても人気があるキク科の植物です。また乾燥しても色があせないのでドライフラワーに用いられることも多いです。

キク科の植物5「矢車菊」特徴

矢車菊はヨーロッパを原産とするキク科に属する多年草です。草丈は1メートルくらいに成長します。矢車菊の花の開花時期は4~5月。矢車菊の澄んだブルーはほかの植物にあまりない美しさでガーデンを彩ります。

キク科の植物5「矢車菊」花言葉

矢車菊の花言葉は「繊細」と「優美」です。矢車菊の花びらひとつひとつはとても細いことから繊細という花言葉が生まれました。そしてその細い花びらが集まりひとつの美しい花を形づくるところから「優美」という花言葉がつけられました。

キク科の植物5「矢車菊」花名の由来

「矢車菊」は、葉の形が鯉のぼりの一番上にある矢車に似ていることからつけられた名前です。また矢車菊の英名である「コーンフラワー」はかつて矢車菊の原種が麦畑に自生していたところからつけられました。

キク科の植物5「矢車菊」育て方のコツとかかりやすい病気

矢車菊は、日当たりのよい環境を好みます。矢車菊の植えつけの適期は春と秋。矢車菊の根は少し弱く、植えつけは苗の根っこの土を落とさないように、すみやかにおこないましょう。矢車菊は多湿の環境を苦手とするので、水やりは控えめにするのがポイント。地植えの場合は水やりは必要ありません。また矢車菊にはあまり肥料が必要ありません。植えつけるはじめに暖効性の肥料を元肥として施しましょう。矢車菊はうどん粉病にかかることがあります。白い粉のようなものが葉などにつき、放置しておくと枯れてしまうことも。見つけ次第切り取り駆除しましょう。

ガーデニングにおすすめのキク科の種類6「ダリア」

ダリアの歴史は古く15世紀のアステカ帝国(メキシコ)で神聖な花として用いられていました。日本には1842年にはいってきたそうです。華やかな印象の花なので花束やアレンジメントにも人気のキク科の植物です。

キク科の植物6「ダリア」特徴

ダリアはメキシコを原産とするキク科に属する多年草でメキシコの国花となっています。草丈は1~5メートル。ダリアの花は7~10月に開花します。ダリアの花色は、白、赤、ピンク、黄色、オレンジなど実にさまざまで、花の大きさや花びらの雰囲気もさまざまなものがあります。

キク科の植物6「ダリア」花言葉

ダリアの花言葉は「華麗」「優美」「気品」です。どれもダリアの華やかな花模様からイメージされたものです。

キク科の植物6「ダリア」花名の由来

ダリアという名前は、かつてダリアを栽培していたスウェーデンの植物園の園長ダール氏の名前に由来しています。

キク科の植物6「ダリア」育て方のコツとかかりやすい病気

ダリアは球根植物。3~5月に求婚を植えつけます。ダリアは根を横に広げながら生長するので一鉢に1つの球根、地植えの場合は株間を十分とります。ダリアは日当たりと風通しのよい場所を好みます。土の表面が乾いたらしっかり水やりしましょう。ダリアには植えつけの際の元肥と開花前の追肥として暖効性の肥料をほどこしましょう。ダリアは灰色かび病にかかりやすい植物です。灰色かび病は多湿の環境に発生しやすいのでなるべく株を風通しよく保ちましょう。灰色かび病の病斑部を見つけたら速やかに駆除しましょう。

ガーデニングにおすすめのキク科の種類6「カレンデュラ」

カレンデュラは別名「きんせんか」「ポットマリーゴールド」とも呼ばれます。薬効に優れていてハーブティーやハンドクリーム、コスメなどの材料に用いられることも多いキク科の植物です。

キク科の植物7「カレンデュラ」特徴

カレンデュラは地中海沿岸を原産とする植物です。種類により一年草のものと多年草のものがあります。カレンデュラの花の咲く時期は12~5月です。カレンデュラの花にはオレンジや黄色のものがあります。最近では品種改良が重ねられ、淡いニュアンスカラーや褐色のものなど個性的な品種もあります。

キク科の植物7「カレンデュラ」花言葉

カレンデュラの花言葉は「別れの悲しみ」「失望」で、ギリシア神話にある水の精クリティと太陽神アポロンの悲しい恋の物語に由来しています。

キク科の植物7「カレンデュラ」花名の由来

カレンデュラという名前は、カレンダーに由来する言葉です。カレンデュラの花の時期は長くどの月にも花を咲かせるということにちなんでいます。

キク科の植物7「カレンデュラ」育て方のコツとかかりやすい病気

カレンデュラの植えつけの適期は1~3月です。カレンデュラは日当たりのよい風通しのよい環境を好みます。カレンデュラには土の表面が乾いたらしっかり水をあたえましょう。また月に1度の割合で液体肥料を水やりと一緒にほどこすとよいでしょう。カレンデュラはうどん粉病にかかることがあります。うどん粉病は高温多湿の環境下に発生しやすい病気で、葉っぱなどが白い粉状のかびで覆われてしまいます。放置していると枯れてしまうので、病斑部を見つけたら速やかに駆除しましょう。

キク科のには魅力的な植物がいっぱい

ガーベラ、ひまわり、カモミール、マリーゴールド、矢車菊、ダリア、カレンデュラ(きんせんか)。どれもガーデナーに愛されている魅力的なお花です。これらはすべてキク科の植物です。キク科の植物は、おおよそ栽培しやすいものが多いのでガーデン初心者にもおすすめです。キク科の植物でガーデンをいろどってみませんか。